限界バイアスが厄介なのが、知らない間に限界をつくっちゃってるということかと思います。まさにわかっちゃいるけどやめられない状態。特に会社の中だとリスクも考えなきゃいけないから、より強まるなあと。
そんな時、おやつカンパニー 社長の横山正志さんに感銘を受けました
「よくあるんですけど、限界値を割とこう決めるってのがあってですね。これぐらいしか売れないだろう、決めすぎなんですよ。」
(テレビ東京「カンブリア宮殿」2026年2月19日放送よ)
番組内で紹介されていたエピソードですが
あるプロジェクトで、ゲームセンターのクレーンゲームに入れるベビースターラーメンを、採算度外視で話題になるような、これまでにないベビースターラーメンを作ってほしいと言う依頼に、松坂牛をふんだんに練り込んだベビースターラーメンを作ったら、長蛇の列になったという経験から、こう思ったそうです。
ここから私は3つのことを思いました
1、バニスター効果
2、技術習得のパラドックス
3、作業興奮
1、バニスター効果
有名な事例ですが、1マイル(約1.6km)走で人類初の4分切りを達成したロジャー・バニスター(イギリス)の話で
当時、1マイルを4分以内で走ることは「人間の身体構造上、不可能」とまで信じられていたにも関わらず、彼が破った途端、他のランナーたちも「自分にもできる」と確信し記録達成者が続出したということです
会社の中では、身体的な限界を論ずられることはないですが、リスクやこれまでの成功体験から、全く同じような構造が実は蔓延ってると思います
そこに、横山さんのような幹部がおられたら本当に素敵ですが、そうではない場合、自分でそれを言挙げすることができるか
正面突破ではなくとも、あの手この手でそれを突破していく、推進していく力が求められると思いました
2、技術習得のパラドックス
伊藤亜沙さんが言われている、技能習得のパラドックスのお話がここで思い浮かぶのですが、
逆上がりなどは、理論的に自分自身では完全には納得できない、そんな中、何度も何度も繰り返すうちに、いつのまにか、体ができてしまう。
つまり、人間は頭ですべてわかるわけでも、全てをコントロールできるわけでもない。動いてみて、できることがたくんある、ということかと解釈してます
会社の中でもイノベーションでも、そんなことできわけないと言われていくことに対して、とにかくいろいろ動いてみる、そのうちに、信じられないような突破口が見つかることがある
無知の知、ではないですが、頭で全部わかるなど考えること自体がおこがましい、そんなことが、わかっているのに、会社ではまかり通る、組織の中では、ついそうなりがちだなあと感じました
まずは行動してみることが、限界を超える糸口になる。そんなことも思いました
3、作業興奮
また、クレペリンの研究から知られる現象ですが、人は「やる気があるから始める」のではなく、“始めるから、やる気が出てくる”という話も思い出しました
自分になんてできっこない、もうこれが限界なんだ、だから、やりたくない、みたいなことの時に
とにかく動けることから動いてみよう、小さくやれることからやってみよう、と動いてみると、知らない間に自分の限界を超えている、ということがあると思います
このYoutubeも、毎日続けてますが、もう今日は辛いなあという時も何回もあります
とにかく今日は1分でいいから、これについて話そう、そんな気持ちで始めてみたら、30分オーバー話しちゃったみたいなことも、私にもよくあります
ほんの少しだけでも、初めてみる。1分でも、一歩でも、始めてみる。それが実は自分の限界を超えるヒントになるかも。そんな風にも思ました
ということで
一言で言えば
限界を超えるノベーション
自分自身で、知らないうちに限界を作ってないか、
それを、
乗り越える考え方
行動してみること
小さな一歩から始めること
そんなことを思いました
参考 テレビ東京 カンブリア宮殿 ベビースターラーメンが進化 大人を取り込むチャレンジ戦略 おやつカンパニー 社長 横山 正志 2026年2月19日
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