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みんなに好かれようとしてはいけないノベーション(1732回)
2026-01-18 16:47

みんなに好かれようとしてはいけないノベーション(1732回)

「ぴったしカンカン」「ザ・ベストテン」「ニュースステーション」等、テレビ界きってのイノベーターの久米宏さんの言葉に感動しました


曰く

"僕がアナウンサー教育に違和感を覚えたのは、いわばそれが誰からも好感をもたれるような人間になるための練習だったからだ。


その人が持っていた話し方の欠点を指摘し、正しい標準語を話せるよう矯正する。特徴をなくすことは個性を消すことに等しい。それは自分が自分でなくなることのように思えた。 "


"日本人は周りに嫌われることを極度に恐れる。みんなに好かれるのは不可能なことを理解し、みんなに好かれなければという強迫観念を捨て去ることができれば、日本はもっと生きやすい社会になると思う。  


そんなことを考えたのは、自分の番組をすべての人に見てもらうことは不可能だということに気づいたからだ。100人のうち15人が見れば視聴率は15%になる。85人には嫌われてもいい。しかし15人に好きになってもらうには、みんなに好かれようとしてはいけない。 


しかし実際は、85人にそっぽを向かれるのは恐ろしい。思わずたじろいでしまう。だからこそ嫌われることに耐える勇気と覚悟が必要だった。"


ここから私は思いました

1、自分らしくあること

2、嫌われることを恐れない勇気と覚悟

3、真の仲間が見つかる


「ぴったしカンカン」「ザ・ベストテン」「ニュースステーション」は、自分の青春真っ只中に放映されていた、どれも大好きな番組だったのですが、改めて今振り返ると、めちゃくちゃイノベーティブだったんだなあということが、久米宏さんのお話で改めて感動させて頂きました


1、自分らしくあること

その原動力は、久米さんの自らのパッションに忠実に生きようとされる、その姿勢にあったのだなあと、このお話を聞いて思いました


パッションの源である、大好き、利他、個性派、成長、の中でも、他とは自分はちがう存在であるということを強烈に爆発させる、個性派パッションが、非常に強い方だったのだなあと思いました


欽ちゃん、二郎さんのコント55号のアドリブが飛び交うクイズ番組の司会である「ぴったしカンカン」、黒柳徹子さんとの高速回転のアドリブと正確なランキングにこだわり抜いた「ザ・ベストテン」、そして自らがプロデュースしたニュースとエンタメの融合である「ニュースステーション」


どれも当時の常識から、相当逸脱した、イノベーションの塊なような番組の作りだったなあと今振り返って改めて思います。


唯一無二の価値を作り出した久米さんの根底には、自らのパッションに従って、他には迎合しない、自分の目指す価値を作るという、イノベータースピリッツが溢れていたんだなあと思いました


2、嫌われることを恐れない勇気と覚悟

毎回、久米さんが出てくると、画面が明るくなるような、そんなワクワク感があったことを思い出します。実は、そこには相当な批判も反対もたくさんあったとのことにも、改めて気付かされました


これは、イノベーターが、新たな仕組みづくりを展開していこうとするときに起きる、抵抗や軋轢と同じようなことなのかもしれないと思いました


イノベーションの世界では、最初に食いつくイノベーターとアーリーアダプターを合わせて、約16なので、視聴率の15%をとりにいくというのと、とても似てるなあと思いました


破壊的なイノベーションであればあるほど、既存の勢力から、批判や邪魔を入れられるというのが、イノベーションの定説でもありますが


それを乗り越えるだけの勇気と覚悟がなければ、新しい挑戦なんて、できるものではないと思います。嫌われることを恐れずに、乗り越えるだけの勇気と覚悟が必要なのは、イノベーションでも全く同じだなあと思いました 


3、真の仲間が見つかる

イノベーターリップルモデルでは、自らのパッションだけではできないことを、仲間と共に、みんなが喜ぶ大義にしていくことが、イノベーターの歩む道なのですが


久米さんも、同調圧力から逸脱して、嫌われてでも新たな挑戦をされるためには、一緒に戦ってくれるスタッフや、共にイノベーションを作り上げる黒柳徹子さんや、そして何よりも、そんなイノベーションに熱狂する、私のようなファンの人たちが


熱狂をつくりだして、真の仲間が集い、応援してくれる、そんな構図が出来上がったのかなあと思いました。


それはある意味、今、ファンではない人たち、つまり嫌われる人たちが大多数でてくることや、叩かれることを覚悟して、それを乗り越えたからこそ


新たなイノベーションが巻き起こった。そんなことなのかもしれないなあと思いました


自分らしくあろうとすること、嫌われることを恐れない勇気と覚悟を持つこと、その先にファンを含めたち真の仲間が見つかる、そんなイノベーションの構図があったのかと教えて頂きました


これは、久米さんの巻き起こしたイノベーションに限らず、自分たちが何らかの新しい価値を提供したいとなったときには共通のお話かと思いました


ということで一言でいうと


みんなに好かれようとしてはいけないノベーション


そんな話をしています^ ^


参考:本 久米宏です。 ニュースステーションはザ・ベストテンだった  発行日 2023年10月25日  著者 久米宏  発行所 朝日新聞出版

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