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こんにちは。こんにちは。今回も早速ですね、資料を送ってくださった方の知的狂気心を満たすでく、がっつり深掘りしていきたいと思うんですが。はい、よろしくお願いします。今回のテーマはコミュニティFMですよね。そうなんですよ。コミュニティFMの急激な現象と、その裏に潜む大逆転のチャンスということで、これメディア環境の激変と生き残り戦略を徹底解剖するというミッションなんですけど。
いやー最初に提示されているデータかなり衝撃的でしたね。ですよね。一昨年は開局と閉局が5局ずつでトントンだったのに、昨年度は開局が1に対して閉局がなんと8局。えー一気に7局減という、まさにジェットコースター並みの急降下ですよね。私最初はなんかたまたま不景気だったのかなと思ったんですけど。
あーそう見えがちですよね。でも資料を読むとこれは単なる不運ではなくて、もう必然の流れだと分析されています。必然の流れ。はい。リスナーの高齢化はもちろんですが、やっぱり決定的なのはテクノロジーによる時間の解放なんですよ。時間の解放ですか。
はい。ラジコとかポッドキャスト、あとはYouTubeやサブスクが普及して、誰もがいつでも好きな時にコンテンツを楽しめるようになりましたからね。あーなるほど。つまりこの時間に生放送を聞いてねっていうコミュニティFMのスタイルって今の時代の。そう。自分の都合に合わせて楽しむ現代人のライフスタイルに真っ向から逆行しちゃってるんです。
確かに。周りではみんなUber Eatsで好きな時に頼んでるのに、うちの食堂は夕方5時しか注文受け付けませんって言ってるようなものですよね。まさにその例えの通りです。今この瞬間に聞かないと消えちゃうっていう前提自体がもう現代にあっていないんですよね。じゃあ生放送の強みが失われつつある中でどう生き残るかって話になるんですが、ここでメディア研究者の村上恵子さんが災害情報のプロフェッショナルになれと提言していますよね。
はい。地域密着の強気を利かすなら、防災拠点になるのは当然の三つ筋に思えますよね。やっぱりそこですよね。ただ、著者はここにも冷静な指摘をしていて、本当に災害が起きた時って人々はまずNHKを見るかスマホの通知を見るじゃないですか。
ああ、言われてみれば私も地震が来たら真っ先にスマホ見ますね。
ですよね。だからコミュニティFMが唯一の情報源になる場面って実はかなり限定的なんですよ。
ラジオを探してる余裕なんてないかもしれませんし。
ええ。だからこそ、単に災害時に役立ちますとアピールするだけじゃなくて、日常的な地域連携、例えば役場とか消防団と普段から深くつながっていないといけないんです。
なるほど。日常の延長に防災があるわけですね。で、その上で、著者が提案している2つの生存戦略がすごく面白くて。
はい。古いPCを使った録音の普及と、トーク部分のポッドキャスト化ですね。
そうです。でも1つ目の、わざわざ古いPCを使う意味って何なんでしょうか。
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ここが実務的ですごく面白いんですけど、高いサーバーを買えなくても、使わなくなったPCを24時間つなぎった足にして録音すればいいんですよ。
ああ、なるほど。お金をかけずに。
そうなんです。そうすれば、空中に消えていた生放送が、検索可能な地域の音声資産として半永久的に残りますから。
予算がないならあるもので工夫しろっていうことですね。でも2つ目の、音楽を削ったトーク部分のポッドキャスト化って。
はい。ここが議論の分かれるところですね。
いやーだって、FM局って高いお金払って音楽流してるじゃないですか。新しい音楽との出会いこそが目的なのに、音楽を抜いたら意味がないのではって思っちゃうんですけど。
多くの関係者もそう信じてきたんですが、今はもう音楽はアルゴリズムが自動で選んでくれる時代なんですよ。
ああ、サブスクで無限に聞けますもんね。
そうなんです。だからコミュニティFMが戦うべき武器は音楽ではなくて人。つまりトークで勝負する時代だと。
でも、地元のおじちゃんが喋ってるようなトークってそんなに強い武器になりますか?
それがなるんですよ。地元の変な風習とか、マニアックな観光地とか、ローカルすぎる話題ってポッドキャストに載せた途端に。
載せた途端に。
全国のリスナーにとって逆に新鮮で面白いエンタメに化けるんです。
えー、そうなんですか。地域の弱みが独自のトークという最強の武器に反転するんですね。
そういうことです。視点を変えればコミュニティFMほどユニークなコンテンツの方向って他にないんですよ。
まさに大逆転のチャンスですね。いやー、これは面白いです。
ということで、今回資料を送ってくださった方へ最後に一つの思考の種をお渡ししたいと思います。
はい。
ローカルすぎてうちにしか面白くないって思っていたものが、発想を変えれば全国向けの武器になる。
この逆転の発想ってご自身の身の回りにある他のビジネスとか地域課題にもきっと応用できるのではないでしょうか。
ええ、当たり前の日常が最大の資産に変わるかもしれませんからね。
ぜひ隠れた武器を探してみていただきたいですね。
それでは次回の配信もお楽しみに。さよならー。