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こんにちは。こんにちは。今回の深掘りなんですが、送ってくださった方が提供してくださった資料をもとに進めていきますね。はい。福島県須賀川市で開催されたM78西雲 光の国と須賀原市の姉妹都市スタンプラリーの体験記についてです。
ただのスタンプ集めかと思いきや、これがですね、なんか未知の街の発見とか、自己認識の旅みたいなものに変わったという。
そうなんですよ。その壮大な旅のメカニズムを解き明かすのが、今回のミッションになります。楽しみですね。でも正直最初この資料を読んだ時、私すごく混乱したんですよ。
ああ、あの縛りプレイのところですか?そうなんです。だって、円谷プロ公認の本格的なラリーですよ。特撮ファンにとって聖地ともいえる特撮アーカイブセンターみたいな定番スポットを送ってくださった方は、あえて封印してるんですよね。
うん。自ら難易度を上げてますよね。なんかRPGでわざと険しい裏道を選ぶみたいな。大人ってなんでこう自分から苦労を背負い込むんでしょうか。
まあ一見すると非合理的な自己犠牲に見えますよね。でも心理学的に見るとこれすごく理にかなった脳のハッキングなんですよ。脳のハッキングですか?
私たちって普段効率とか予測可能性っていうオートパイロットモードで生きてるじゃないですか。
あー確かに。いつも同じ道を通ったり効率よく買い物をしたりとか。
そうなんです。だからあえて経験済みの場所を意図的に排除することでその脳の自動操縦が強制的に解除されるんですよ。
なるほど。それで予定調和じゃない本当の探索モードに切り替わると。
そこからが面白いんです。
だからこそ予想外のドラマが起きるんですね。例えばあのスイーツショップのキャメリーナ。
あー名前は怪獣みたいですけどね。
そうそう。でも実は結婚式場に併設されてるっていう幸せオーラ全開の場所にスタンプ台紙握りしめて突入する場違い感たるや。
なんか想像するだけで笑っちゃいますよね。
えー本当に。さらに興味深いのが菅川えのぼりの吉野家さんでのエピソードですね。
あ、間違えて一般の民家の方に突撃しちゃったっていうハプニングですね。
そうなんですよ。でもそこでの何気ない会話からなんと福島テレビのキャラクターの副短のデザイナーさんがその店主のメゴさんだっていう驚きのファミリーヒストリーが判明したんですよね。
あれは素晴らしい偶然でしたよね。でもここで私が一番えって思ったポイントがあるんですよ。
何でしょう。
これだけ街歩きを満喫してるのに参加店でもらえるはずの特典のアイスあれをすっかりもらえ忘れてるじゃないですか。
あー完全にスタンプを押すことだけに夢中になってましたね。
そう完全にオーインマシンとかしててこれってちょっと本末転倒というかゲーム化が本来の目的を飲み込んじゃった典型例ですよね。
まさにその通りです。これはゲーミフィケーションによる視野狭足症トンネルビジョンと呼ばれる現象ですね。
トンネルビジョンですか。
脳の報酬系がスタンプを押すっていう短期的なドーパミンに支配されてしまってアイスみたいな別の刺激を無意識にシャットアウトしちゃうんです。
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目的と手段が完全に逆転しちゃったわけですね。スタンプっていうゲーム上の目的が本来の街を楽しむっていう目的を飲み込んでしまうと。
そうなんです。でもそんな風に視野が狭くなるポンコツ状態に陥りながらも結果的に人情とかさっきの民家での予想外の発見に救われてるんです。
これこそがスマホの地図あとりには導けないアナログな探索の真の醍醐味なんですよね。
確かにそうですね。で最終的に送ってくださった方は見事10個のスタンプを達成してなんと記念品獲得第1号としてウルトラの父デザインのラベルをゲットされたんですよね。
素晴らしい怪拙ですよね。しかもあちこち探し求めていた月刊スカット5月号っていう冊子もテッテっていう施設の中にある身近なローソンであっさり発見してまさに東大下浦市で完全勝利という。
はい。資料にあったスタンプラリーとは知らない街と私のポンコツさを再確認するイベントであるという言葉非常に深い洞察ですよね。
本当に完璧にコントロールできないからこそそこに発見の余地が生まれるんですね。
スマホですぐに最短ルートの正解がわかる現代だからこそあえて迷ったりちょっと恥をかいたりするような経験が貴重なんだなって思いました。
そうですね。
では最後に送ってくださった方に一つ問いを残したいと思います。もし明日いつもの通勤や通学のルートで縛りプレイをして絶対にいつもの道を通らないと決めたら住み慣れたはずの街の裏側でどんな隠れた怪獣や予想外のつながりに出会うでしょうか。
次回の配信もお楽しみに。さよなら。