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#480 マイス第2話の感想と、TTFCのスピンオフは本編にあんまり関係しないで!という話
2026-09-14 06:55

#480 マイス第2話の感想と、TTFCのスピンオフは本編にあんまり関係しないで!という話

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ピョン吉の航星日誌「#1660 マイス第2話!オープニング映像で早くもいろいろ考察しちゃうオヤジの話」をGoogle notebookでポッドキャスト化したものです。

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こんにちは。買ったばかりの新しいスマホの…。
重なっちゃいましたね。こんにちは。新しいスマホを買ったのに、まだ使い方もよくわかってない段階で、次の新機種が出ちゃって焦る、みたいなことないですか?
あー、ありますね。ちょっと置いてきぼりにされる感覚というか。
そうそう。実は今回の深掘りなんですけど、送ってくださった方からの資料を、仮面ライダーマイスの第2話とスピンオフの考察メモから、まさにそういう衝撃を抽出して深掘りしていくミッションなんですよ。
はい、資料拝見しました。現代の特撮作品の構造的な面白さとか、メディア展開の課題がすごく鋭く指摘されていて、私も非常に読み応えがありましたね。
いやー、本当に熱量高いですよね。私が一番共感したのが、そのなんというか、ハイペースすぎる展開への戸惑いで。
ええ、わかります。
第2話にして、もう亀形態のタートルフォームが出たと思ったら、今度はうさつきのライダーのダットまで登場するじゃないですか。ネズミ形態をもっとじっくり味わいたかったっていう送ってくださった方のご意見にすごくうなぞいちゃいまして。
そうですよね。ただ、このウサギと亀を第2話で同時に出したことには、明確な物語上の意図があるんですよ。
意図ですか。
はい。過去の龍鬼とかガムみたいなライダー同士の血みどろのサバイバルじゃなくて、今回は競争というすごくポジティブな関係性が提示されているんですよね。
なるほど。ただの殴り合いじゃなくて、切磋琢磨するスポーツ的な競争みたいな。
ええ、それが今作の根幹のルールになっているんです。
そうか。でもそれなら一つ疑問があって、オープニング映像のラストで主人公とお嬢様のユナが二人乗りしていて、ユナがふっと消えちゃう不穏な演出があるじゃないですか。
はいはい、ありましたね。
ポジティブな競争なのに、早々に悲劇的な別れが来る暗示なのかなってちょっと心配で。
ああ、それについては平成以降のライダー作品において、オープニング映像は先の展開の予想には役立たないっていうファンの通説を思い出す必要がありますね。
え、役立たないんですか。
ええ、資料でも前作のゼッツの例が挙げられていましたけど。
はいはい。
初期から全員でダルマさんが転んだ押していて、すぐ仲良くなりそうな映像だったのに、実際に本編で打ち解けたのは終盤だったっていう。
うわあ、待ってください。それって物語の伏線として機能してないなら、単なる悪いストーリーテリングじゃないですか。
なんでわざわざ視聴者をミスリードするような映像を作るんでしょう。
鋭いですね。製作者の意図としては、具体的なプロットの予告ではなくて、作品全体のテーマとか感情的なトーンを伝えるためなんですよ。
なるほど、感情的なトーンですか。
ゼッツなら最終的に目指すべき団結の形を提示していたわけですし、今回のユナが消える演出も具体的な別れではなくて、彼女の存在自体が持つ危ういさとか神秘性を視聴者の無意識に張り込むための装置として機能しているんだと考えられますね。
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ああ、無意識への張り込み。その得体の知れなさでいうと、敵の不可思議の正体とか目的が全く語られなくて、ただ倒されるだけのゲームのコマみたいになっているのも含みですよね。
そうなんですよ。で、その本編での空白を埋める役割を果たしているのが、スピノフの十二支と色なんですね。
ああ、なるほど。
これ、特撮会初の女性監督で、福島県いわき市出身の荒川文江氏が手掛けていて、わちゃわちゃした演出で世界観を捕捉する素晴らしいコンテンツなんです。
監督がいわき市出身なんですね。なんだか親近感湧きます。ただ、このスピノフって、第2話以降は有料枠になっちゃうんですよね。
そう、そこなんです。
なんかこれ例えるなら、ジグソーパズルを買ってきたのに、一番重要な四隅のピースはプレミアム会員限定の別売りですって言われてるみたいな気分になりません?
まさにその通りです。それが現代のメディアミックス戦略が抱える最大のジレンマなんですよ。
ジレンマですか?
制作側の理屈としては、コアなファンから確実に襲撃を上げて作品のクオリティを維持したいわけです。
でも一方で、情報を分散させすぎるとライトな視聴者は物語の輪郭がぼやけて離脱してしまう。
送ってくださった方もこのリスクを強く懸念されていましたね。
情報が課金の壁とか別媒体に分散していく現代の特撮において、送ってくださった方は今後ご自身の中でどうやって情報を整理して物語を楽しんでいかれるのか、ぜひいつかお聞きしてみたいですね。
私もとても興味深いです。さて、スピンオフで保管される設定もあれば、本編の映像に隠された謎もありますよね。
資料の中で、同じくいわき氏出身の俳優さん、神を優さん演じるワイルドなオヤスさん、いつか変身するんじゃないかっていう熱い期待がありました。
すごく魅力的なキャラクターですから期待は膨らみますよね。
でも変身というシステムそのものに関して、資料にはさらに恐ろしい論理的考察が含まれていましたよ。
えっと、恐ろしい考察?
はい。マイスには変身の制御装置がなくて、ユナがエッグを割ることで変身が成立する。つまり、二人で一人の仮面ライダーの構図ですよね。
へえ。
でも、なぜ彼女にしかそれができないのか。ここから導き出されるのは、ユナ自身が人間ではなくて変身システムそのもの、あるいは制御装置の本体なのではないか、という仮説です。
うわ、それは全然見落としてました。ただのサポート役のヒロインじゃなくて、彼女自身が物理的なシステムの一部だとしたらってことですよね。
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そうです。
ここでちょっと想像しちゃうんですけど、もしその事実に敵の不可思議が気づいちゃったらどうなるんでしょう。
まさにそこが最も重要なポイントです。
今はライダー同士のポジティブな競争っていうルールで動いてますけど、もし敵が変身のようであるユナを物理的に直接狙い始めたら。
ええ。
その瞬間、このスポーツ的な競争っていう平和な前提は根底から崩壊して、彼女を守り抜くっていう血みどろの防衛戦に変わっちゃいませんか。
そうですね。オープニングで彼女が消える、あの不穏な演出は決して単なる罠やムード作りじゃなくて、そのルール崩壊の瞬間を暗示しているのかもしれませんよ。
うわあ、これは今後の見方が全く変わってきちゃいましたね。
送ってくださった方も、ぜひこのシステムとしてのユナという視点も含まれて、次回の展開を一緒に見守っていきましょう。
ええ。
次回の配信もお楽しみに。さようなら。
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