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#473 マイス第1話、魅力はある。でも不安もある
2026-09-07 05:03

#473 マイス第1話、魅力はある。でも不安もある

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ピョン吉の航星日誌「#1653 仮面ライダーマイス第1話の感想は「様子を見ましょう」という話」をGoogle notebookでポッドキャスト化したものです。

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こんにちは。今回はですね、送ってくださった方の資料をもとに、特撮シリーズの55周年記念作、仮面ライダーマイスの第1話を徹底的に深掘りしていきます。
こんにちは。よろしくお願いします。
いやー、この資料を読んでてすごく気になったのがですね、あの、たった一人のビープを守るためなら、ま、世界がどうなっても構わないっていうヒーロー像なんですよ。
私としてはこれを応援できるのかなってちょっと不安になりましたね。
そうですよね。あの、今回送ってくださった方の資料にも、斬新な設定とかアクションをすごく褒めつつも、なぜか手放しでは喜べないっていうか、ま、少し様子を見ようっていう慎重な見方が書かれてるんですよね。
なので今日のミッションは、その危うさというか、違和感の正体を解き明かしていくことになります。
はい。そこでまず私が一番、なんていうかゾッとしたのが、主人公のソラとお嬢様であるユナの関係性なんですよ。
ええ、得意ですよね。
そうなんです。あの、ユナのご命令がないと返信すらできないっていうのはすごく斬新で、ま、バイクアクションも本当にかっこいいんですけど。
ええ。
ただあの、敵の不可思議を倒して手に入れるエグズっていうアイテムの扱いがちょっと不気味じゃないですか。
あのー、倒した怪人の残骸みたいなものですよね。
そう。それをユナを生かすために、なんと内緒で食事に混ぜて食べさせてるっていう。
あれは衝撃的でしたね。従来のヒーローの正当なパワーアップってよりは、なんか規制というか強依存みたいな歪な構造になってますからね。
いや本当にそうなんですよ。だから戦う姿を見ても世界を救う正義の味方っていうよりは、もう主人のためなら手段を選ばない究極なボディガードみたいに見えちゃって。
私これ1年間続くシリーズでずっと彼に共感し続けられるのかなって思いました。
まあそこが最初の大きなハードルになるでしょうね。これまでの特撮ヒーローが持っていた人類を守るっていう普遍的な正義から明確に外れちゃってるので。
ええ。
どうしても視聴者が感情移入して応援するのが難しくなるんですよ。
なるほどなあ。で、その主人公の視野がすごく狭いっていうのが、実は作品全開の世界観にも連鎖しているのが面白いなって思ったんですよ。
と言いますと。
主人公の目的がユーナ一人を守ることだけになってるせいで、ライバル組織の十二支連合との対立も、なんか地球の危機をかけた壮大な戦いじゃなくて、ただの局地的な縄張り争いみたいに見えちゃうんですよね。
ああ、確かに目的がミクロすぎるから、世界観のスケールまで小さく感じてしまうんですよね。それに加えて、物語を難しくしているのが敵である不可思議の性質なんですよ。
あ、あの天才みたいな設定のことですよね。
そうです。彼らには明確な悪意があるわけじゃなくて、ただ誤った進化をしただけっていうふうに描かれてるじゃないですか。
いや、ちょっと待ってください。敵に悪意がなくて、しかもライバル組織も天才を縮めるっていう同じ目的で動いてるなら、これって正義と悪の戦いじゃなくて、単なる巨大なミスコミュニケーションなんじゃないですかね。なんでお互い殴り合ってるのか、私にはさっぱりわかりません。
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いや、まさにそこなんですよ。なんでお互い戦っているのかわからないっていう、その戦う理由のわかりにくさこそが、資料で指摘されている最大の懸念点なんです。
わあ、なるほど。
明確な悪の帝国みたいなものがないと、最後にラスボスを倒して平和になりましたっていうシンプルな終わり方ができないんですよね。
ってことは倒すべき絶対的な敵がいないから、世界観の謎解きとか複雑な人間関係で物語を引っ張っていくしかなくなるわけですか。
そういうことです。で、設定とか謎が膨らみしれるとどうなるかっていうと、前作のゼッツみたいにテレビ本編だけじゃ謎が回収しきれなくなって。
ああ、映画とか舞台も見ないと全貌がわからないっていう、あのメディアミックスの罠ですね。
ええ、それに陥りやすくなるんです。だからこそ、第1話の段階ではむやみに先を読もうとせずに、警戒して様子を見るべきだっていう結論になるわけです。
いやー、完全に腑に落ちました。様子を見ましょうの意味はそういうことだったんですね。
そうなんです。
でも第2話からは、いわき市出身の俳優さん、神代裕司がオヤスさん的なポジションで登場するらしいんですよ。
過去作でも物語をピリッと引き締めてくれた方ですよね。
そうなんです。だから私としては、彼が加わることで最初の危うい懸念が全部間違っていたって見事にひっくり返る展開を期待しちゃいますね。
そういう立ち上がりの違和感が物語が進むにつれてどう変化していくかを見守るのが、1年続く長期シリーズの醍醐味ですからね。
はい。今回資料を送ってくださった方も、ぜひその変化を一緒に楽しんでいければと思います。
最後に一つ考えてみたいんですが、もしたった一人を守り抜く絶対的な忠誠心が、結果として他の人々を危険にさらすとしたら、現代における本当のヒーローとは一体何なのでしょうか。
この問いを胸に、今後の展開に注目していきましょう。
次回の配信もお楽しみに。さよなら。
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