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- こんにちは。
- こんにちは。
- えーと、完璧にレイアウトされた美しい写真を見て、
なんかこう、結局何が言いたいのって、心の中でツッコミを入れたことありませんか?
- あー、ありますね。すごくよくわかります。
- ですよね。今回は、送ってくださった方から共有された、ある個人的な愚痴の資料を深掘りしていきたいと思うんですが、
- はい。
- テーマは、なぜXに比べて、インスタグラムにはどうしてもモヤモヤしてしまうのか、というところなんですよね。
- えー。
- この資料を元に、情報収集ツールとしてのSNSの在り方を紐解いていきます。
- 送ってくださった方のフラストレーション、すごくリアルでしたね。
あの、私は超能力者じゃないから、写真から勝手に読み取れないっていう。
- そうそうそう。そこを私も読んでいて思わず笑ってしまいました。
- あの、ユーモアたっぷりの言葉に、まさにインスタグラムの本質的な課題が詰まっているんですよね。
- 本当にそうですね。なんていうか、インスタグラムって美術館の展示みたいじゃないですか。
- 美術館、なるほど。
- 綺麗に仕上がった作品を、静かに鑑賞する場所というか。
一方でXは、誰かの裏日記をこっそり覗き見しているような感覚があって。
- あー、その違いはやっぱり、発信する時のハードルの高さから来ているんだと思いますよ。
- ハードルの高さですか。
- そうです。
写真を選んで、フィルターをかけて世界観を統一する。
この、綺麗なパッケージを作る作業自体が、どうやら目的になっちゃうみたいなんです。
- なるほどな。発信のハードルが高いからこそ、本音の感情よりも綺麗なパッケージが優先されちゃうんですね。
- ええ。だから本来伝えたかったはずの、今これに感動したんだっていうナナの声が、資格情報の裏に隠れてしまうわけです。
- つまり、パッケージ作りが優先されるから、肝の言葉が削り落とされるんですね。
- まさにそういうことです。
- そして、送ってくださった方が最も嘆いていたのが、情報収集ツールとしての使い方です。
- ああ、あれですね。
- 例えば、インスタグラムで以前見たおすすめのレストランを探そうとしても、画像の中の文字って検索できないじゃないですか。
- ええ、できませんね。
- あれ本当に不便ですよね。
巨大なスクラップブックから、昔貼った1枚の付箋を缶だけで探すような感覚というか。
- まさに自分の記憶力との戦いですよね。
システム上、画像内のテキストはインデックス化されないので、いわば死んだデータとして扱われますからね。
テキストベースでデータベース化されたツールとは根底から設計が違うんです。
- 死んだデータ、なるほど。
さらに本文にURLを貼ってもクリックできない仕組みもありますよね。
- ありますね。
あれもユーザーを他のサイトへ逃がさず、アプリ内に留めておくための意図的な構造なんです。
- 意図的だったんですね。
それに今を知るリアルタイム性も弱いですし。
- ええ。
- しとも他社を応援したり拡散する文化、Xのリポストみたいなものも弱いですよね。
でもちょっと待ってください。
- はい。
- この拡散しにくさって逆に言うとノイズを減らして平和な空間を保つ理由でもあるんじゃないですか。
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- ああ、そこは鋭い視点ですね。
おっしゃる通りです。
- やっぱり。
- 情報が広がりづらいということは、見知らぬ人からの攻撃的な批判とかが入るリスクを物理的に抑え込んでいるとも言えますからね。
- 拡散しにくいからこそ、心理的に安全で平和な空間が保たれているわけですね。
- その通りです。
ただ、送ってくださった方が抱える最大の葛藤はそこではなくて。
- はい。
- そういう情報の探しにくさとか広がりにくさがあるにもかかわらず、
お店やクリエイターがインスタグラムにしか情報を出さないという現状にあるんです。
- そこなんですよ。
見た目が綺麗なことと必要な情報が届くことって全く別の話じゃないですか。
- ええ、完全に別物です。
これはプラットフォームの選択自体が発信者と受信者のミスマッチを生んでいる構造なんです。
- ミスマッチですか?
- 発信者側はブランドの美しい世界観を見せたいと思っています。
でも受信者側は営業時間とかメニューみたいな具体的な情報が欲しいわけです。
この目的のずれが構造的なモヤモヤを生み出しています。
- ああ、なるほど。
知りたい情報があるのに、綺麗なイメージ画像しか出てこないっていう。
見せたい側と知りたい側のすれ違いですね。
すごく腑に落ちました。
- ええ、そこで最後に送ってくださった方に向けて資料の最後にあったすごく面白い考察を共有したいんですが。
- あ、あの自虐的なユーモアの部分ですね。
- そうです。
こういう面倒くさい構造は面倒くさい人間を排除するためにあるのかもしれないという。
- あれはクスッとしつつも鋭い視点でしたよね。
- UX、つまりユーザー体験における不便さって実は強力なフィルターとして機能することがあるんです。
- フィルターですか?
- 検索しにくくてリンクも飛ばないデザインは植物的な情報を求める層を遠ざける。
そしてビジュラルコミュニケーションを楽しむ層だけを残すための意図的なゲートキーパーなのかもしれません。
- なるほど。不便さこそが誰を歓迎するかっていうメッセージになってるんですね。
- そういうことです。
- そう考えると、私たちが普段使いにくいと感じるデザインも特定の層を遠ざけるフィルターなのかもしれない。
- ええ。送ってくださった方が日々感じているモヤモヤも
自分はこのアプリのターゲット層からあえて外されているんだなと考えると少し違った景色に見えてくるかもしれませんね。
- 新たな視点ですよね。
- はい。次回の配信もお楽しみに。さよなら。