嫌な出来事の共有
みみとも
こんにちは
今日は、家であった出来事を話そうかなと思うけど
うちのBoyさんが、この前ね、帰ってきて
ぽつっとね、ご飯作ってる時に
今日いやなことがあったんだ、っていう話を
しに来たね
その話をちょっとなんかしたいなぁと思ったんだよね
そうね、なんかトコトコトコって歩いてきて
今日やなことがあったんだ
ぽそっと
なんかこう、どんなことがあったの?なんていう話が始まるわけだけど
なんかね、お友達なのかな
ちょっとこう、年上のことの関わりの中で
喧嘩というかね
なんかちょっとこう、キックとかパンチとかみたいな話とか
そんな話があって、それがいやだったんだ、みたいな
そんな話だったんだよね
感情の理解と表現
まあまあよく起こるやつなのかなという風に思うけど
なんかさ、その話をさ、初めに聞いた時に
どう思った?
「いやなことがあったんだ」の時は
そうだね
何が起きていたのか
その嫌なことって何かが起きたから
多分嫌な気持ちが生まれてるから
何が起きたんだろうっていうことを知りたいっていう気持ちと
あとは、嫌なことがあったっていう
「コト」の話もしてるんだけど
嫌な気持ちを表現しに来てくれたなっていう感じがあって
だからこの嫌な気持ちを理解してあげたいな、みたいな感じかな
そういう2つのことを思ったかもしれないな
なんか、けいちゃんの問いかけがすごくいいなと思った場面があって
Boyと話してる中でね
こんなことがあったんだって話してくれるじゃない?
話してくれた時に
なんていうのかな、直感的にはさ
誰とそうなったの?とか
誰にそういう風にされちゃったの?みたいな話を聞きに行きたくなるかなって思ったりするんだけど
そこにはいかなかったじゃない?
なんていうのかな
どんな時にそうなったの?とか
どういう風にそうなっちゃったんだろうね?とか
いう感じで、対象っていうかな
人にフォーカスせずにさ
丁寧に聞いていたなっていうのを思っていて
それがすごいいいなと思ったんだよね
そうだね
嫌な気持ちになったと言われた時に
「誰に何をされたの?」っていうふうに問いは浮かんではいる
自分の中には
浮かんでるんだけど
別にその誰かを責めたいわけでもないし
一旦じゃあその嫌な気持ちっていうのが
どんな状況とか
何によって生まれたのか?みたいなことを
まずは知りたいなみたいな感じだったのかもしれない
なんかそれってなかなかできないかなっていうか
いう気もするんだけど
今の一種の理想の答えだなと思うんだけど
成熟している関わりだなっていう気がしたけど
もうちょっと聞いてみたいなって思った
なぜその問いかけをしなかったかってこと?
そうだね
さっきさ
状況を知りたいっていう話と
その気持ち嫌だっていう気持ちを出してくれたから
そっち側を理解したいっていう話と
2つ思ってたっていう話をしたと思うんだけど
ちょっと前にさ
気持ちを味わう話とかしてたじゃん
このみみともの中でも
なんかどっちかっていうと後者の方に
その意識は向かっていたのかもしれないね
気持ちのところね
そうそう、嫌だっていうそこを十分に
もっとより出させてあげるというか
それを一緒に味わうとか理解するみたいな風に
この時間を使えたらいいのかな?
みたいなことを思ってたのかもしれない
何が起きてたかっていうそこの出来事よりも
そうかもね
なんかそことつなげていくとさ
今その場面を思い出しているんだけど
気持ちのところにフォーカスしながらね
なんかこういろんな話を聞いていったら
初めはさ
自分が嫌な思いをしたことについて
ずっと話してたと思うんだけど
でもぽろっとさ
自分も嫌なことをしちゃったんだ
っていう話を始めたじゃない?
まぁね
喧嘩だからお互い様なんだけど
気持ちをちゃんと聞いた結果
自分もこういうことをしちゃって
それも嫌だったっていうのかな?
そこも自分の気持ちに影響してるっていうのかな?
そういうのを話してくれたなって思ったんだよね
でも先にそれってさ
自分の気持ちが出せたからかもしれないね
そう思った
思ってて
ちょっと話が飛ぶんだけど
翌日にね
翌朝もちょっとその続きの話をしてて
実は翌朝になっても
その嫌な気持ちがまだ残ってる
っていう声が朝起きた時に出てきて
その時もその気持ちの話をね
ずっと最初してたんだけど
一通りその気持ちの話が終わった時に
そうすると今度ちょっと違う話がやっぱりできて
今回相手がいたんだけど
相手の子が取った行動にも
やっぱりそれなりの意味があるっていう話が
そこでできたっていう感じがあって
でもそれってやっぱり気持ちがある程度昇華できたから
あ、そうか
相手にもそれをやってしまう理由がそこにあったんだ
みたいなことを本人が理解できて
でもそれって自分の気持ちが昇華されないと
なかなか冷静にそれを受け止められない気がするから
やっぱりまずその気持ちが十分に出せる
気持ちの昇華と結末
出し切るっていう感じなのかな
なんかそういうのがあってこそな気がするかな
そうね
そうなんだろうね
なんかね、それでやっぱりこう始めて
違う方に行けるっていうかね
でもやっぱりその始めの言葉とか気持ちが出せる
っていうのがやっぱりすごく大事だし
そういう働きかけというか
そういう関わりみたいのは
Boyとの間で大事なんだろうなって思ったな
やっぱりさ、難しいところもあるっていうか
初めね、初日の夜の時にさ
なんか一通り話した時にさ
なんかこう話してみてどう?とかさ
心の中今どんな感じ?とか
軽かったり重かったりする?みたいな話をした時にさ
すごい手でさ、ほんのちょっとだけ軽くなった
みたいなことを教えてくれてさ
まだ残ってんだなってすごくわかったわけだけど
なんていうのかな
そこからの関わりに迷うっていうか
例えばこう、ほら
生きてきた時間が長い分どうしていけばいいだろうねとか
こういうことをしたら良くなるかもね
みたいなアドバイスみたいなことも浮かんでるし
本人も気持ちは出したけど
自分がやっちゃったことも出したけど
その後具体としてどうしたらいいのかなみたいな
そういうところも多分きっと軽くなりきらないところには
入ってそうな気がしていて
なんかそこへの介入っていうのかな
その時にどういうこう
どれくらいのことをするのかってやっぱり迷うなって思ったんだよな
迷うね
その時の判断としてはこう
待つっていう判断をした結果
その次の日のね、そこに繋がっていったかなと思うけど
そうだね
なんか味わう話に戻るんだけどさまた
その日は多分スッキリできなくて
ちょっとだけ軽くなった程度でその日は終わったと思うんだけど
で翌日に持ち越しになったんだけど
でも結局そこまで自分の感情が残ったまま味わったまま
次の日に改めて話した時に
少しずつ昇華していったっていう感じに見えたから
いろんな判断があると思うんだけど
今回はなんかその待ってみてよかったなっていう気はしてるけどね
そうかもね
次の日も結局その気持ちをいろいろ聞いたりね
したんだけど
言葉で説明するのって子どもも難しいしね
だから色とかさ形とかさ
さっきゆうくんが言ってた重さみたいなのとかさ
なんかそういうので表現してもらってたんだけど
なんか最初はねなんか図形の話
三角とか四角とか丸とかね
なんか茶色とか黒とか
なんかそんなものでその嫌な気持ちっていうのを表現してくれてたんだけど
最後はなんかそれそのいろんな形が統合されてくっついて
人になったの
でなんか顔ができて体もできて
しかもなんかピンクの髪の毛とか体が黄色とか
ちょっとなんか色味も明るくなって
人になって
でなんかピーちゃんっていうかわいい名前までついて
でもなんかそんな風に自分の気持ちをね
表現してその表現もこうどんどん変色とかね変化してって
でなんかそのピーちゃんになった時にさ
なんかもう自分の体の外に出てる感じだったの
この嫌な気持ち中にあったのが
その人になって人の形になって外に出て
私に預ける
もう可愛い存在になって
これを母に預けるから守っといてみたいな感じになって
でなんか手放して
いつも通り登園していった
そういう結末だったんだけど
なんか子どものイメージというかね
なんかそういうのにも今驚かされたし
だからでも聞くとすごく
その夜も朝のね
両方とも大事な時間だったんだなっていう気がしたな
そうね
なんかね朝の時点ではね
僕はちょっと仕事で東京行っちゃったけど
なんか初めて
行きたくないみたいな話が出たんでしょう
今日は行きたくない
そこからのね
この展開みたいな話も含めて
でもなんか必要な時間だったんだな
そうだね
でもその行きたくないっていうメッセージを
やっぱり出してくれたから
昨日のあの気持ちがまだ
残ってるなって分かって
で
でもそのなんで行きたくないのっていうのを聞いた時に
本人が
昨日話したんだけど
あの嫌な気持ちがまだ自分の中に残ってるっていうのも
ちゃんと言語化して言ってくれたから
またその会話をスタートできたかなって思うけど
やっぱでも声が出せるってすごく大事だね
さっきもね
そうだね
今なんかこの場でも何回か話してるけど
やっぱりその気持ち
なんとなく負担して
今日もいつも通り行くかっていうことよりも
まあ多分こう
あの一泊二日でさ
なんか持ち越したから
ちょっとその嫌でもやもやする時間長かったと思うんだけど
本人的には
だけど
やっぱりじっくりそこを味わって消化して
次に進むっていうのって
大事だなって思ったな
そうだね
日々
ここで介入するべきか
どう関わるべきかって葛藤だらけだけどね
なんかでもいい話ができたかなって感じがしました
そうだね
そんな感じですかね
はいということで今日は終わりたいと思います