1. PTRPG部
  2. 部活動145『IMITATION1陣!』-2
2023-11-21 1:29:27

部活動145『IMITATION1陣!』-2

Podcastで繋がった仲間たちとエモクロアTPRGを遊んでみました! シナリオ:IMITATION シナリオ製作者: ぱぱびっぷ様 シナリオ公開先↓ https://dicetous.fanbox.cc/posts/6212104 ■■■注意■■■ ・上記のシナリオのネタバレを含みますので、プレイ予定の方などはご視聴をお控えください。 ・感想等をSNSに投稿する際は、ふせったーなどを使用してネタバレ防止対策をしていただくようお願いいたします。 ※本チャンネルは収益化を行っていないため、金銭は発生しません。 ディーラー↓ こまる(https://twitter.com/komaru_5maru) プレイヤー↓ たぬー、(https://twitter.com/ausdertiefen) キャラクター:和泉 千春 (https://emoklore.charasheet.jp/edit/394767) 黒柳林檎(https://twitter.com/Izenseno) キャラクター:斗真 紗亜弥(https://emoklore.charasheet.jp/view/395203) 朔夜(https://twitter.com/sakuya_naniwadu) キャラクター:若菜 雪(https://emoklore.charasheet.jp/view/258593) (敬称略) ソースブック:メロディック・ディスコード ダイスタス・チーム シナリオ:IMITATION ぱぱびっぷ イラストAC PhotoAC シルエットAC rawpixel.com/出典:Freepik starline/出典:Freepik vector_corp/出典:Freepik rawpixel.com/出典:Freepik みんちりえ つな「🌼メルヘンランド🌼」/出典:picrew iwose「五百式立ち絵メーカー」/出典:picrew よもや「よも屋メーカー」/出典:picrew フリー音楽素材 H/MIX GALLERY DOVA-SYNDROME OtoLogic PTRPG部では、主にクトゥルフ神話TRPGで遊んでいます。 やったことないけど、気になる方もお気軽にご連絡ください! メールアドレス podcast.trpg@gmail.com Twitter: https://twitter.com/PodcastTrpg​

00:15
画面を戻して、ここから大学駅ビルアパートの3カ所行けるんですけど、どこから行ってもいいんですけど、どこから先に行きたいとかありますか?
どこ行きます?
別に順番前後しても特に意味はないので、好きなように。
そうだな。時系列順に行くのがいいかなと、おじさんは思うんだけど、君たちはどうだい?
そうですな。
じゃあ、ちはるちゃんに任せるよ。
じゃあ、ここは僕のわがままを聞いてもらう感じにしようかな。
はい、ではあなたたちは、事件1でニュースになっていた大学へと向かって行きます。
大学では、事件の通報者であり、燃えてしまった男の友人と話すことができるだろう。
あ、僕いたい。本文じゃん。やば。は?何しに来たの?
学生はSNSの現状を知っているようです。話を聞くには、何らかの交渉技能に成功する必要があります。
交渉技能の例をココホリアの場面の上の方に書いてあるので、そちらから触れそうな技能を振ってください。
交渉・射光術・リベート・魅了・心理などを振ることができます。
死んだ目なので交渉ができない。
射し使えなければ、まず心理を振って、相手の心理状態を掴んでから、それを元に交渉を有利に運びたいのだけど、そういうことはできるのだ。
はい、心理振るまでもなく、あなたたちを小バカにしている感じはしますね。
一番やりやすい相手だね。
さすが千春先輩。
さすがだな。
03:02
具体的なルールプレイを何も考えていないけど。
成功すれば共通の情報が出ます。失敗したら出ません。失敗の情報は出ます。
じゃあ、心理は心理で振っていい感じなのかな?
それとも直接交渉を振ってくださいというアドバイスなのかな?
心理の方が高ければ、心理を振って成功したら、もうその時点で情報を出しちゃいます。
じゃあ、心理を振らせていただくのだ。
はい。
行き過ぎちゃった。
ナイスー!
じゃあ、軽くルールプレイしていきましょうか。話しかけてみてください。
顔を覚えてもらって光栄です。
特異体の泉と申します。
あなたが、あの事件の第一発見者ですね?
名前が分かっていれば、名前を呼びたいのだけど。
特に名前ついていないので、名前なしです。
じゃあ、適当に。
あなたが第一発見者の田中さんですね?
そうですよ。通報したのはオレです。
その際は迅速なご対応をいただき、本当にありがとうございました。
いやー、凄かったですね、あれ。
実際現場を見ていたわけではないんですが、噂には聞いてます。凄かったらしいですね。
いやー、びっくりしましたよ。だって急に燃え出すからね。
急に?
そうっすよ、そうっす。いや、オレたちベンチで飯食ってたんですよ。あんたら特異体の話しながら。
炎上事件だったっけ?不審日?今SNSで話題になってるやつ。
えー。
でさ、そいつさ、あの動画の日、あそこにいたらしくて、あんたらにクソキレてたっすよ。
いや、申し訳ない限りです。
あいつSNSにすげー悪口返したし、いや、オレは止めたっすよ。
でもなんかすっげーキレてて、したらいきなりゴーって燃え出して、びっくりして、それで119に連絡したっす。
でも全然燃えてなくって、普通人が跡形もなく消えるほど燃えるって、そりゃ相当熱いっしょ?
06:01
でも不思議なことに、ベンチが燃えてないんすよ。
燃えてない?
そう、燃えたのそいつだけなんすよ。
そうだったんですか。
彼から聞ける情報はこのぐらいですね。
はい、えー、するとですね、昨日から連絡が来ます。
イズミのスマホが鳴ってますね。
取りますか?
はい。
取るのだ。
はい、こちら、得意隊イズミ。
ちょっとちょっと、イズミさん何しに行ったか忘れてるんじゃないですか。
センサーのデータ送られてきてないですよ。
あれ、送れてます、送ってなかったでしたっけ?
いやー申し訳ない。
もう忘れないでくださいよ。
センサーでの情報収集するように言われてなかったですか?班長言ってなかったですか?
あはは、ごめんごめん、今すぐ送りますね。
センサーはラボの岩見さんの禁制ですからね。
痕跡からでも得意を解析できるんですよ。
頼りになりますよ。
同じ得意の情報を集めれば集めるほど解析が進むんです。
得意の解析をするのが僕の仕事ですからね。
ちゃんとデータ送ってくださいね。
はい、すぐに送ります。
何か聞けたことあります?
そうですね。
これタヌが続けて喋っちゃって大丈夫?
他の木とか喋っても大丈夫ですよ。
はーい。
とりあえず第一発見者からの話は聞きました。
やはり炎が他に炎症する様子はなかったということと、
それから消失した方がどうやらあの最初の事件現場にいたこと、
そして事件が起こった詳細な場所そのあたりは把握できたんですが。
で、ちょっと躊躇って間を開けて。
少し気になることを言っていたんですよね。
気になることですか?
ひどく怒っていたと。
怒る?
はぁ。
非常に攻撃的な言動をしていて、
09:00
周りが止めたけれども、それでも収まる様子がなく、
その状態から急に燃え出したと。
いやいや、僕の燃え過ごしかもしれません。
あ、データでしたね。すみませんすみません。
じゃあ現場に行って急いで集めて送りますのでよろしくお願いします。
きのえはーん。
きのえはーん。
あ、若菜さん?
あの、怒ったら飽きまへんや。
何ですか?
うーん。
商店街に行って救急車で運ばれた子いてありましたやん。
ああ、あの親子ですかね。
あの子、怒ったらダメって言ってたんです。
子供がそんなことを?
ええ。
ずいぶん変わった子ですね。
今回は怒るとか怒りとか、ちょっとキーのような気がしまして。
ほうほうほう。
何か怒りの感情に関係すると、そういう風に捉えてるということですか?
そうです。
なるほど。分かりました。それも参考になるかもしれません。
データと合わせて解析に使わせていただきます。
あともう一つお願いがあるんですけど。
はい、何ですか?
その親子の様子も調べてもらえますか?
ああ、分かりました。じゃあそちらも情報が分かり次第連携するようにしますよ。
お願いします。
はい、ここでできることはこのくらいですかね。
じゃあ次の現場行きましょうか。
データは?
データも送ったってことですね。
送られたってことですね。
はい、ピーって送られました。
おたげのごとく振っていきます。
では続いて駅ビルへと向かうでしょう。
はい、事件2の現場駅ビルのカフェへとあなたたちは来ます。
駅ビルではカフェの店員と話すことができるでしょう。
あ、いらっしゃいませ。どうやら店員はSNSの炎上を知っているようだ。
話を聞くには先ほどと同じように何らかの交渉技能に成功する必要があるようですと。
12:02
えー、無駄な交渉術を振ってみてもいいですか?
はい、積極的に振ってください。
ですよね。緑茶一つ。
はい、他のお二人は何になさいますか?
コーヒーで。
コーヒー、はい。
じゃあ僕はこの季節のおすすめ、クリームフランペチーノを一つ。
はい、おすすめですね。
じゃあ準備して持ってきてくれます。
はい、こちらどうぞ。
お渡ししてくれますね。
お気に入り。
いやー、かわいいなー。
ってテンション上げるのだ。
さや先輩。
え?
テンション上がってるちはるさんがかわいいと思いません?
え?
そうかなー。
あれ、こっちだけですの?
あー、かわいい、かわいいね。
お読み。
みんな交渉振って、情報が出ないよ。
情報を聞き出す、交渉。
交渉を振っていいんですか?
交渉、社交術、リベート、魅了、真理。
持ってないね、交渉しかない。
交渉しかないですよね。
交渉はできないですもんね、あたし。
あたしでもダメだよね。
それないでおく?
観察してもダメか。
いや、でも観察して、相手に取り入りやすいきっかけとか、入り口とか、そういうのをつかんでみるとか。
そういうの当たるのはアリだなと思うのだ。
観察でも3ですよ、観察。
そっかー。
えーと、あとは何があるかな。
しまったな、直感?
直感?
直感を使っても。
直感がいいかもしれない。
直感。
じゃあ直感を振ってみます。
直感振って何を感じてみたいですか?
そっかー。
15:01
会話の糸口を。
そうですね。
例えば、店員さんの中で、あんまりタロが言っちゃったらあれか。
いいですよ、協力していきましょう。
協力して大丈夫?
直感で、この人はあんまりヘイトを貯めてないとか、話しかけても付き合ってくれそうとか。
です。
直感になるかな?
直感。
様子がおかしい人がいるかもしれないですからね。
様子がおかしい人がカフェの店内にいたら多分騒ぎになってると思います。
キセキと話とか。
そういう意味では、あなたたち3人が遠まきに、なんだあいつらみたいな感じになってるかもしれない。
逆に。
怪しい考えが入ってきたぞ。
今ちょうどSNSで拡散されて炎上してるから、結構気づいてる人がいると思うから、逆に話題の中心に話しかけてうずうずしたいっていう人もいてもいいと思うのだ。
人数もいると思うし。
そういう人を直感で感じ取る。ひらめきで当たりをつけるっていうことだから、それはいけるんじゃないかな。
ここで情報が出るのはこの店員さんだけですね。
だけか。
この店員さんと交渉してください。
交渉。
これは直感は振らなくてってことですか?
そうです。
直感振っていただければボーナスあげますよ、成功したら。
直感を振って。
はい。
じゃあ直感を振ります。
ナイス!
勝った。
この人がみずみさんのかわいいっていう反応に対してほっこりと笑顔を見せてることに気づくので、かわいいものをこの人も好きなんじゃないかなっていうのをあなたは感じ取るかもしれません。
これを気にして話題を触ればうまく会話が聞き出せるかもしれないですね。
皆さん、ボーナス対数1つ差し上げます。
わーい。
和香菜さんも振り直しを許可します。
ありがとうございます。
でも3だからな。
和香菜さん振りますか、交渉で。
はい。
ダイスを2で振っていいですよ。
18:03
4!
うそ!
和香菜さん成功。
奇跡的成功!
なんで今くるのだ!
いや違う、ここじゃない。
なんか助かった感じが。
確かにここで出すのはもったいなかったかも。
はい、じゃあこの人はあなたになんでも話してくれます。
わーい。
よかった。
おいしいお茶ですな。
これ私が入れてきたんです。ありがとうございます。
お茶入れるの上手な人はいいですな。
いやー嬉しいな。
お姉さんたち特異体さんですよね。
ご存知ですの?
今話題になってますからね。
悪い方でな。
何か事件の調査ですか?
この辺りで先日事件が起きたと聞いているんですけれど、お姉さんご存知ですか?
あの事件の話ですね。
ごめんなさい、ちょっと他のお客様もいらっしゃいますので事務所の方に移動してもらってもいいですか?
お手数お掛けします。
はい、じゃあ事務所へと移動して話をしてくれます。
40代くらいの女性の方が窓際の席にお座りになられてて、スマホをご覧になっていました。
お一人でご利用のお客様は大概そうなんですけど、そういえば他のお客様とちょっと荷物がぶつかったとかで、
大きな声を出されてまして、周りのお客様にもご迷惑になるので少し静かにお話いただけるようにお願いしたんですね。
そしたら大変に憤慨なされていまして、
なんだか嫌な事件ばかり起こるとか、警察が猫を殺したりとかブツブツ起こってらして。
はぁ…やっぱり怒ってはりましたの?
そうですね。かなり大きな声を出されてましたので。
で、その方が見えなくなったと。
あー、そうですね。
はい、そしたら急にですね、その人から青い炎が上がって。
青い?
21:03
えー、消火器を使ったんですけれど、火の勢いが全然止まらなくて、そのまま10分ほど燃え続けて自然に沈下したような感じですね。
そしたらいつの間にかその女性の姿が見えなくなっていて。
あー、そうでしたか。その火がどこかに飛び散ったりとかはなかったですか?
あー、それはなかったですね。
あー、ありがとうございます。
いえいえ。何かお役に立てましたか?
えー、とっても。
ここのお茶も美味しいし、千春さんのあのフラペチーダも可愛いし、ぜひこれからも好意にさせておくれやす。
ぜひよろしくお願いします。
はい、では昨日からあなたに電話が囲んだかかってきますね。
はーい、出まーす。
はーい、おれおれさんです。
若菜さん何してるんですか。データ来てないじゃないですか、データ。
はーい、忘れてました、ぶんぶーん。
もう何しに行ったか忘れちゃ困りますよ。
え、で、お電話はそれですの?
あー、実はですね、SNSの炎上の話あったじゃないですか。
えー。
それでSNSのアカウントをちょっと調べてみようかなと思って。
はい。
その、情報収集に行った先で、その事件があって燃えてしまった方なんですけど、その人のSNSのアカウントの情報とかって聞き込みで分かったりします?
あー。え?って千春さん見ます。
そうすると千春は思い出すんですけど、大学に行った時に動画があった日にいたという、燃えてしまった大学の友人ですね。
その人はSNSに悪口を書いていたっていうことをあなたは思い出しますね。
あ、ちょっといいかな。
あ、お願いします。
えーと、泉です。
あの、1件目の被害者の大学生君なんだけどね。
えー。
第一発見者の話によると、僕らの事件のことに関して悪口を書き込んでいたという証言があって、
24:02
おそらくだけど、僕たちの撮影した動画の中に、動画のスレッドの中に書き込みがあったんじゃないかなと思うんだ。
おー、なるほどなるほど。
じゃあ、あなたはその時にアカウントの情報を聞いていたということにしておきます。
あ、聞いてたんだ。
で、アカウントは?
で、口頭で伝えて、一応後でメール文字でも送っておくのだ。
うんうんうん。
あー、なるほどなるほど。アカウントはダヌーって言うんですね。
わかりました。調べておきますね。
はい、よろしくお願いします。
はい。で、第二の事件。こっちのアカウントは何か情報ありますか?
こちら?いえ、こっ…ん?
直前まで触っていたスマホというのはどこかに残っていないのかな?
はー。店員さーん。
はい。
あ、そのこの間の燃えた女の人のスマホって、どこを買いに行きました?
あー、そうですね。私は知らないですけど、警察の方が押収されてるんじゃないですかね。
あー。ですって、木の違反。
うーん、そうですか。じゃあ、その件については僕の方で調べておきますね。
はーい。お頼もうしまーす。
まあ、普通の人は個人情報のガードが緩いんで、割と簡単にわかると思いますよ。
それじゃあ、ついて電話を切ります。
はーい。
はい。では、第三の事件の現場へと行きます。
こちらがアパートですね。
じゃあ、次は沢谷先輩の番ですな。
事件現場のアパートで隣人と話すことができるだろう。
はーい。あれ?どうなった?
アパートの隣人はSNSのことは知らないらしく、説明を聞くと部屋に通してくれます。
警察の人ですか?どうぞ入ってください。
お邪魔しまーす。
えー、汚いとこですけど、すいませんね。
お邪魔します。ありがとう。ご協力いただきありがとうございます。
あの通報の話ですっけ?
いやー、驚きましたよーってことで、この人は交渉技能なくても話してくれます。
27:03
あー、はっはっは。
はい。
カバさんを前に押し出します。
ぐいぐい。
えーっと、あのー。
神美神が好きなのだ。
え?え?な、な、え?あー。
手で、手で。
がんばれ、がんばれ。
あー、えーっと、あの事件のことを知ってるんですね?
あの通報のことですよね。いやー、驚きましたよー。だってそうでしょ。
アパートの前に消防車が来て、ドアはバンバン叩かれるし、何事かと思いましたよ。
ひどいいたずらっすよね。
いたずら。
こういうのってあれですか?業務妨害罪とかの調査ってことですか?
あー、いえいえ。そういうんじゃないんですけど。
いやね、ドアがバンバン叩かれてさ、それはいたずらでしょ。そんなバンバンバンバン。
うーん、その時あなた何してたんですか?
え?お姉さん知りたいですか?
うーん、いいから言えよ。
すいません。あのー、テレビで警報見てました。ただそれだけです。すいません。
その炎の周りには誰もいなかったんですか?
あー、俺は直接見てないんで、詳しい話、詳しいことまで分かんないですけど、
あのー、うちは全然燃えてなかったですよ。
うーん。
隣の人はどこ行っちゃったか分からないけど、王爺の話だと隣の部屋だって焦げ一つなくて綺麗なもんだって話ですよ。
そこの住人さんはどこに行ったんですか?
いや、そんなこと聞かれたって分かんないですよ。
どっか消えちゃったらしいですよ。
話していると現場の、今あなたたちがいる部屋ですね。
その部屋の、事件があった部屋とは反対側の部屋の壁がですね、ドンと叩かれ、怒鳴り声が聞こえてきます。
うっせーぞ。女房が寝てんだ。静かにしろ。
そうするとですね、今あなたたちが聞き込みしている住人がドンと壁を蹴り返して怒鳴り返しますね。
客が来てんだよ。うっせーな、お前だ。静かにしろ。
ってな具合で、こんな風に壁が薄いんですよ。
隣の家の様子なんか、何から何まで鳴り聞こえなもんですよ。
隣でもし本当に火事なんか起きてたら、アパートごと全焼間違いなしだし。
30:02
だからこんな、うちのドアドンドン叩くなんて、悪戯でしょ。こんなの。
聞こえたのはドアを叩く音だけでしたか?
例えば誰かが怒鳴っていたとか。
あー、ありましたよ。聞いてくださいよ。
えーと、その事件の人は関係ないんですけど、いつだったかな。
こないだの、そうだ、日曜だ。
隣の家の野郎が女連れ込みましてね。
飛んで喧嘩してる声が聞こえてきたんですよ。
なんかすごい怒ってて、大きな声で怒鳴ってたもんだから。
なんかね、商店街に買い物に行ったら火の玉に襲われたとか何とか言って、
お前が行こうって、買い物に行こうって言ったせいだって言うんですよ。
そんなの、頭おかしいでしょ。どう考えたって。
俺も流石に気の毒になっちゃったけどさ。
こっちは立ち引きしてる身だからね。
誰にもそんなこと言えなくてね。
そうですよね。
隣の奴さ、すごいヒゲ面でクマみたいな野郎なんですよ。
女も女で、あんな奴のどこがいいのか気が知らないってもんですよ。
そうでしょ?
いや、ヒゲ面でモテるようになるなら、僕もヒゲ面にしちゃおうかな。
お姉さん方はどんな男が好みなのか?
こういうペンライトが似合う人がいいですなってセンサーぶりぶり振ります。
腕組みして黙ってます。
そっちのお姉さんはオタクが好きってことですか?
オタクの方もいいですな。
一番可愛いのは僕のめっ子なんですけどね。
めっ子さんはいくつなんですか?
今年でいくつになるんだったかな?
指を折る仕草をして。
そうそう、今年でもう23ですよ。
もう23か。いい年頃じゃないですか。
可愛いんですか?写真とかないんですか?見ててくださいよ。
いやいやいやいや、見てほでられちゃったらね、
おじさんがそりゃ黙ってられなくなっちゃうからね。
でも本当に可愛くてね。
もうそこらのアイドルより可愛いんじゃないかっていうくらい可愛くてね。
そんなのまさか気になっちゃうじゃないですか。
ねえ、チラッとでいいから見ててくださいよ。
ダメですか?
どうしようかな。
おじさんのセコハラ話はええんでも、事件の話ええんですの?
33:05
いや、怒られちゃった。
今度トマさんに電話がかかってきます。
昨日からですね。
はい。
もしもーし。
トマさんですか?
はいはい。
リーダーからデータ送ってくださいって毎回言ってるじゃないですか。
あー、忘れてたー。
それ振りましたよ。
うんうん。
あ、今来ました来ました。
あ、そういうことですか。すいません。
リーダーがそれを読み取ることができなくて本当に申し訳ありません。
私の方からリーダーにクレーム言っときますんで勘弁してください。
いえいえ、たぶん知恵が起きてたんやで。
はい、じゃあ情報を出していきますよ。情報交換していきましょう。
はーい。
だいぶデータが集まってきて少しずつ情報が分かってきましたよ。
これはちょっと大変な事態かもしれません。
説明したいんで一回書に戻ってきてもらえますか。
はーい。
じゃ、戻りましょう。
はーい。
じゃ、あなたたちは書へと戻ります。
はい。
本部では会議室でキノエとイガラシ班長が待っていました。
共鳴者たちが着席するとキノエが話し出します。
みなさん、今回の調査で判明したことが二つあります。
一つ目は不審理の原因となった特異についてです。
結論から言うと不審理はやはり先日の有名商店街の火柱と同一の特異である可能性が非常に高いですね。
センサーは商店街の現場には反応しません。
これは普段我々が使っている特異と異なる、イレギュラーな存在だからだと考えます。
しかし、不審理の現場に残された特異の残存データは、有名商店街で捕獲された猫の特異に残されたものと多くの点で一致しています。
この残存データの共鳴感情を特定しました。
それがなんとなんと我々特異体に対する怒りです。
これを見てください。
そして木上が机に置いたのはSNSでの特異体の話題についてのスクリーンショットでした。
36:01
これは大学校内で炎上した学生の使用していたSNSアカウントです。
彼は先日の商店街での特異体の対応の混ざったについてSNSに投稿を続けていました。
こっちはカフェで炎上した女性のアカウント。
彼女もSNSに特異体を批判する投稿を長文で綴っています。
こっちはアパートで炎上した男のアカウント。
やはり特異体に対する非難の投稿をしています。
3人ともあの日商店街の現場にいたんです。
そして現場の混乱を彼らは目撃していた。
資料に目を落としていた井原市班長が顔を上げて問いかけてきます。
どういうことなんだ?と言って、あなたたちの中でもし何らかの推理を立てている人がいたら話してみてください。
PL会議でも大丈夫ですよ。
はい。
何するのだ?わくわく。わくわく。
えー、やっぱり怒りですよね。
うん、怒りだと思うのだ。
で、特異体への怒りって言ってたよね。
ね。
わざとあの事件を起こさせて、私たちがまずい対応をするのを招いて、その上で、
どれもスマホを使ってSNSに悪口を投稿しているから、スマホも何か関係するのかなとか。
ちなみに、2人目の女の人は、これはディーラーさんへの質問になるのだけど、もしわかるなら、2人目の女の人が商店街の現場にいたかどうかっていうのはもうわかってるのだ。
3人ともいましたね。
いたということで、わかったのだ。
はい。現場を目撃していました。
現場を目撃してる。
そうする。
事件が起こった時に、商店街で土豪が起きてたと思うんですけど、この土豪の群衆の中に彼らもいたというふうに思ってください。
はーい。
で、青い炎を浴びてると思っていいですかね。
39:00
えーと、そこまではわかんないかもしれないですね。たくさん人がいたので。
結構な範囲で青い火を浴びている人がいて。
何人も、当たってる人は見てはいるでしょうけど、その3人がそこに含まれていたかどうかまではわからないですね。
われわれもやられているので。
そう考えると、身のこなしが軽いあなたが避けきれないぐらい飛んでたので、あそこの現場にいた全員に当たってても不思議ではないなというふうにあなたは思うかもしれないですね。
はい。
なのでとりあえず、仮定としてあの青い炎に当たってるとするのだ。
で、その人たちが怒りに燃えると自然発火しちゃう。
だから。
あ、ちなみにこれがあの特異体の範囲として知ってる情報なんですけど、あなたたちは共鳴っていう言葉についてその存在を知ってます。
うんうん。
共鳴するっていうことがどういうことなのかっていうことを知ってます。
だから怒りで共鳴してしまうから。
で、おそらくその怒りの共鳴レベルが一定を超えると発火して、人間であると消失してしまう。
共鳴ロストになってしまう。
あーなるほどなるほど。
で、そのトリガーになってるのは今回のSNS。
皆さんからの報告によると、青い火柱や火の玉に触れても共鳴が起きなかった。確かはそうでしたよね。
えー、うちらは平気でしたよ。
それが群衆の怒りに触れた途端、共鳴が発生し特異探知機が反応した。
それは特異の共鳴感情ではなく、群衆の共鳴感情を複製したのではないでしょうか。
それがSNSの炎上を通じて拡散している。僕はそう考えています。
まずそのアカウント閉鎖しなきゃいけないな。
まあ燃料に油を注いでる状態だからね。
イカラシが口を挟んできますね。
では、人体発火現象はどう説明する?
僕が気になっているのは、カイであるネコマタは燃えて消えなかった。
42:09
カイとは何だ?
あ、失礼。特異でしたね。
そうだ、特異だ。
特異は、特異存在は消失しなかったんですよね。
うち、あの子が気になりますけど、木乃恵さん、調べはつきました?
ああ、あの親子のことですか?
はい。
そうですね。ちょっと確認しますので、推理続けててください。
はーい。
なんで特異体がターゲットなんだろう。タナはそこがちょっとよくわからない。
秘密秘密って言われてるのにテレビで取り上げられてて最初から。
うんうん。
で、今回炎上事件に使われて、なんか恨みでもあるのかな。
うん。
あの親子が運ばれた病院について、今確認をしてるんですけれども、
まだ確認が取れてないので、もうちょっと時間がかかりそうということです。
はい。そうですか。
桃香藩、最初からあの猫をだいぶ話しかけてましたよね。
話しかけてましたね。
おまけに怒ったらダメとか、怒るだけバカな子とか。
なぜみんな怒るのかといったようなことも、確か言ってたような気がするんですけどね。
あの子、何か知ってるんじゃないんですかね。
トマさんは何か気になってることとかはありませんか。
うーん、あのー、ひりんちゃんって、今まで捕まえた、そのー、なんだ、飼い?
特異。
特異?
を、買ってるんだよね。あれ違ったっけ。
気のいいに聞いてます?
いや、えっと、こっちでこそこそ話してます。
3人で、はい、こそっと話してます。
45:00
言って張りましたな。
一応は、研究資料として確保してる、保護してるという建前になってるね。
仮に、そのー、SNSを作ったのがしんちゃんだとしたら、とか考えちゃったんだけど。
ちょっとちょっと、何やってるんですかトマさん。僕はそんなことしませんって。
あー、聞こえてた。
えー、じゃあ、啓蒙から小刀抜いてピタピタします。
え、気のいいにですか。
はい、ちょっとこう、回し切りの準備をします。
じゃあ、顔からどんどん血の気が薄れていきます。
違うか。
悪さしてまへんよねー。
そんなことしませんって。僕は、特異の研究ができればそれで幸せなんですから。
そんなことしたら、ここにいられなくなっちゃうでしょ。
特異の研究したいからって、事件起こしてません?
そんなことしませんって。
ほんと?ピタピタ。
なんて、あちこちで起きてるでしょ、事件。
そうでしょ、いずみさん。
じはるさんは、後ろを向いて口元を押さえて、明らかに肩が笑ってる感じの震え方をしてるのだ。
ちょっと、だって、とまさんとか若花さんも、何か特性があってここに来たんでしょ?
みんな、わけありで来てるのを知ってるんですからね。
調査班なんて、みんなそういう人たちの集まりなんですから。
いやー、班長の前でそれを言っちゃう君は勇者だなぁ。
で、ニコニコします。
僕は調査班じゃなくて、解析班ですからね。
じゃあ、ちょっと遠い目をしながら小塚を話します。
調査班の特異体は、警察内部で言われるんですよ。
ごめんごめん、悪ふざけは過ぎたよ。
君たちが真面目に仕事をしてくれてるおかげで、僕たちはすごく助かってるのだから、これからもよろしくね。
それで人体発火現象、あれはどうなんだ?
何が起きてるか、お前ら予測はついているのか?
正確には発火ではないのではないかと思ってます。
48:00
発火ではない。
じゃあ、何だというんだ?
まぁ、あくまで僕の感覚ですけど、神隠しに近いのではないでしょうか。
そもそも燃えていませんからね。
見た目が炎であっても、実、燃えた形跡はないわけですから、正確には。
発火しているのではなく、消えている。
なるほど。燃えるではなく、消えるか。
ええ。話を聞いた限りでは、そもそも熱端式系の設備が、基本的にカフェや大学や店やそういったところには備え付けてあるでしょう。
そういったものが作動したという話はなかったんです。
確かにそういう報告は来ていないな。
実際僕たちが商店街の現場で出会った時も、周りのものに炎症するという行動はしていませんでしたし、燃えた形跡もありませんでしたし、僕たちの体は実際通過していった。
何かその時に通るような感覚があったとかはどうだったかな。
と二人を見るのだ。
その感覚はなんとなく感じてはいますね。
少なかったしね。
なんかふんわりと。
そういえばさっき、どなたか逸脱側投稿を話していませんでしたっけ?
得意と共鳴しすぎると得意になるって逸脱してしまうでしょう?
ええ、そうですね。
その人たちも逸脱したと言えるのではないでしょうか。
あの日現場で青い炎に触れていたものが共鳴感情の増幅により、怒りを募らせていって、それが臨界点を越えて燃え出して逸脱したと、そういうことですかね。
そんな気はしますな。
そもそもあの商店街で僕たちが猫とやり合ったというのは見ている人たちがいて、確かに残虐な行為であったことは否定はできないけれども、
51:22
少なくともあれだけ巨大化した猫を対処していたということに対しての反応としては、少々偏っていたように僕は感じたんだよね。
あの時点ですでに怒りを掻き立てられてたんじゃないかなって気がするんだけどね。
つまり、カイにすでに共鳴しやすい状態にあったんじゃないかってことなんだけど。
得意ですね。
ごめんごめん、得意だね。今言ったのは班長には内緒だよ。
何が共鳴しやすい状態になってたんですか?
あの時、みんなが逃げようとしてわちゃわちゃーっとしてましたやろ?
うん。
結構あちこちで土合も飛んでましたし、あの状態がもうみんなが怒りに触れている状態ではあったような気がします。
おまけに、あの大きな猫を見て、そのことには何も触れず、我々が可哀想な猫を殺したようになってますやん。
そうでしたね。
あの状況を見て、可哀想な猫を殺したっておかしないですか?
現場にいた人たちが何をどう見ていたのかまではわかりませんけど、確かに泉さんがおっしゃるようにちょっと極端な感じはしますよね。
少なくとも君に見せてもらった例のバズ動画って今時は言うんだったかな。
あれには猫が異様な形に変わっているのが見えている。ちゃんと映っている。僕たちもね。
それを見た上で可哀想な猫だというコメントが続くというのはちょっとやっぱり不思議な感じはするよね。
最近の動画にはですね、猫が化け物化しているところは映ってないみたいですね。
映ってないのか。
54:01
あなたたちがランチャーを撃っているところとかは都合よく映っているんですけど。
それは編集されているということなんだ?
編集した、偶然撮れてなかった感じですかね。そこの部分は。
はい、撮られてなかった。
あなたが路地裏に入ってたので、角度的に危険を避けながら撮影してたので、そこが見えてなかったのかもしれないですね。猫側の方がたまたま。
猫が死んでるのもわからないよね。映ってない。
事件が襲わった後に、また続きを撮影したみたいな感じですかね。一旦録画を切ってるのかもしれないです。途中で。
その人締め上げたいですなぁ。
シナリオ上、極端な聞き方をしちゃうと、シナリオ上、別に特に何か意図があって加工された動画ではないっていう判断でいいってことですかね。
そう思ってくださって大丈夫です。
あ、わかったのだ。めちゃくちゃ不自然だけど突っ込まないようだ。
猫が私たちにだけ巨大化して見えたってことはないのかな。
そういうことではないですね。
ないですか。
青い炎が猫に当たって、それがその後猫が巨大化したって感じですね。
その状況は周りの人も見てるってことですよね。
見ている人はいるでしょうね。動画には映せないですけど。
明らかにそこに何人か人はいたので。
ということは、あの場にいて青い炎を浴びたかもしれないけれど、猫が巨大化をしているところは見ていない人が動画だけを見て判断した。
そういう人もいるでしょうね。
だからこの人体発火現象でいなくなってしまった人たちはそういう人たちってことですか。
その人たちは現場にいたのは間違いないので、どっちかというと見てる可能性の方が高いかもしれないです。
でもあの化け猫を見た上で、かわいそうな猫っていう表現をしてるわけですよね。
57:01
なのでそこに含めて怒りにばかり感情が偏っているのに違和感を覚えるかもしれないですね。
昨今のクマ狩り事件と似てますな。
結局どうすればいいんでしょうか。
あの青い炎の特異か、どのような目的であのようなことを行っているのか、それはまだ特定はできませんが、
もう少し調べる必要はありそうですね。
情報がまだ足りません。
イカラ氏が話しかけてきます。
お前らもう一度商店街の現場を調査してきてくれ。
もしかしたら人体発火の影響が何か現場に出ているかもしれない。
昨日は特異の解析とSNSの監視を続けて何かわかったらすぐに知らせろ。
これ以上犠牲者を増やすわけにはいかない。
俺は内務に話がある。しばらく席には戻らないからな。
何かあれば個人携帯に連絡をしてくれ。
パラノーマルエクスプローラーとパラノーマルツナクランチャーも忘れずに持っていけよ。
市民とお前ら自身の安全を大事にしろ。いいな。
はい。
あ、えっと、きのえさん。
はい、何ですか。
申し訳ないんだけど、もう一つ僕からも頼み事をしてもいいですかね。
ええ。
特にヘイトの高い書き込みを頻繁にしているアカウントを一応、いくつかリストアップしておいてください。
ええ、もうすぐに始めていますよ。整備できたら連携しますよ。
いやー、さすがですね。頼もしい。よろしくお願いします。
では、現場調査の方お願いします。
と言って、あなたたちは商店街の方へと向かうことになります。
はい。
はーい。
はい。
共鳴者たちは商店街に再度訪れます。先日の事件の後、マンションの工事は中断されているようである。工事現場に入ることができます。
1:00:00
工事現場へのシーンへと移ります。
ここではマンションの基礎工事が行われていたようだ。
この辺りは地盤が弱く、固い岩盤層に向けて穴を開け、杭を立てる基礎工事が一般的である。
木柱が上がった位置を確認すると、地下に向かって穴が開けられていた。
地下を確認すると、細くかなり深い縦穴が掘られている。
穴は暗く、地上から詳細を確認することは難しい。地下に直接降りてみるほかに探る方法はないだろう。
いやー、深いねー。
ライトで照らしても全然見えない感じですか?
うん。降りないと分かんないですね。
あなたたちがライトで照らしたり、下を覗いたりしていると、工事現場を確認していると、何人かの若者がそこに近づいてきます。
手に手にスマホを持って、カメラを鏡面者たちに向けています。
あれれ?工事現場を撮りに来たら、まさかの大発見!
今やSNSでバズりまくりの特異体!
これ撮影しておけば、俺らも満罰間違いなしじゃね?
えー、今俺らは運営商店街の日柱の現場に来てます。
なんとなんと、ここで今話題の特異体を発見!
えー、特異体の皆さん、何しに来たんすかー?
もしかしてあんたらの動画さらしたヒーローを逆恨みで逮捕しに来たんすか?
それともまた猫でも殺しに来たんすかー?
やー、こんにちは。こんなところで動画の撮影かい?
そうそう。ここ来たらさ、なんかまた面白い動画撮れんじゃないかなと思って。
えー、なんかまた?
あんたらは何しに来たの?
トバの手を握って抑えます。
もうお前たちそれやめとけよ。
抑えられない。
消え、消えるぞ。
消えるって何が消えるんすか?
それは、しまったな。
とにかくやめろ。
こんな面白いことを簡単にやめられるわけないっしょ。
まあまあ、とりあえず君たちここへ立ち入る許可は取ったのかい?
そうですね。彼らと交渉をするつもりであれば、えー、何らかの交渉技能にトリプル以上の成功が必要となります。
1:03:06
トリプルー!
彼らは機関棒の子たちなんで。
そもそも規制性張ってないんですか?ここ。
乗り越えてきちゃったってことじゃないかな。
不法侵入罪で。
不法侵入罪で現行犯逮捕なんですけど。
思いっきり仕打ちだかね。だから一応行ったんだけど。
はい、ちょっと勘弁してください。
交渉が無理だからな。
おい、なんとか言えよ、ババア。
班長に電話していいですか?
いいですよ。
じゃあ、個人電話に電話をします。
あー、残念ながら出ないですね。
木上さんに電話します。
木上も出ないです。
その手は効かぬ。
君たちここに入っちゃ危ないよ。
交渉はする気はないけど、まず建前を行っておきたいのだ。
まあ、木組も持たないって感じですかね。
そしたらスマホを取り出して、まず一時通すのだ。
で、ゼロのところに指を合わせる。
もう一度言うけど、君たちここに入ってきた時に許可は取ってるのかな?
あー、取ってる取ってる。これでいいんでしょ?取ってるよ。
なるほど。じゃあその辺の事実をおじさんはちょっと確認させてもらおうと思うんだけど、ゼロを押してもいいかな?
じゃあゼロもすぐ20秒数えよう。
おいおいおい、今度は脅しか?
誰でも言う事聞くと思ってんじゃねえぞ、大胆な警察がよ。
いやいやいや。
ここで共鳴判定が発生します。
ひぃー。
えーと、はい。
共鳴判定、強度2、上昇1、共鳴感情、怒り、常念です。
ともさん、完全1で振ってください。
はい。
1:06:00
来ると思った。
頑張りなのだ。
はい、成功ですね。1上げてください。
成功した人は1上げてください。
はい。
成功したら1上げる。
これって誰の怒りなんだろう?
あ、私も上げんといかんのか。
まあ共鳴したって事は、どこ行くの?
特異な怒りなんでしょうけどね。
なんで怒ってんだろうな。
あれ?タヌーさんって4でいいんですか?
4です。さっき3だったので。
ああ、そうなんですね。はい、わかりました。
集団の中で一番声の大きな男が騒々んだ瞬間、男の体は青白く発光して炎上します。
と言って他の男たちは情けない声を上げると一目散に逃げ出してしまいます。
その燃えている男の様子を確認すると、炎上しているにも関わらず一切の熱を感じません。
熱くもなければ冷たくもない。
そして男の体は手足の先から燃え尽きるように消えていってしまいます。
センサーがこの前だった。
共鳴者たちが持っているセンサーが激しい反応を捉える。地下の方からである。
地下の縦穴にセンサーを向けると恐ろしく巨大な特異の反応があります。
洞察、直感、冷感など振ってみてください。
はい。はい。
はーい。
直感振りまーす。直感振りまーす。
洞察振るのだー。
うん。直感振って。うん。いいね。
熊さんは振りますか?振らなくてもいいかな?
はい。振るよ。
うん。
うん。みんな成功。
おー。
はい。では成功したあなたたちは悟ります。
地下で眠っていたこの特異はマンションの工事によって目覚め、腹を空かしている。
人間の感情を相互反応によって増幅し、餌として捕食しているのだ。
SNSという感情増幅器を通じて、かつてない危機が引き起こされている。
まさに今、この世界に新たな脅威が生まれているのだ。
このまま人々の怒りを取り込み続ければ、とてつもない規模のエネルギーを持った特異が出現することになるだろう。
今すぐに対策を始める必要があるとあなたたちは思います。
1:09:04
機内から着信が来ます。
イズミの携帯が鳴っています。
はい、イズミ。
ああ、皆さん、大変です。
センサーから送られてきたデータが事実なら、その特異は人々の怒りを吸い取っている。
青い炎を上げて炎上すると、そいつに吸収されるんです。
で、どんなにすればいいですの?
そうですね。解析班のデータに類似の特異は見つかってないです。
名称は不明、データ特性一致なし、発生地も一致なしです。
まずはもう少し現場調査を進めてもらえませんか?
それと、その特性があるとすると、今のSNSの状態は非常にまずいですよね?
そうですね。はい、そっちの方も手配かけるようにします。
よろしくお願いします。
では、現場の方をお任せしますよ。
じゃあ、もう一回穴を覗きに行きます。
はい、ではですね、穴を覗き込むと、かなり深い縦穴ですね。
ここを安全に降りるためには、運動やアクロバットなどに成功する必要があります。
失敗した場合、1D3のHPを失います。
はい、アクロバット振ります。
DLさん、ちょっと確認なのだ。
はい。
ここって工事現場なのだ。
そうですね。
で、途中で放棄されてるよね。
はい。
そうすると、道具とかはまだ置いてある可能性が高くないのだ?
ロープ類とかがありますね。
そうすると、その中に、例えばロープとかはないのかな?
ロープあります。
そちらを使う場合は、ダイスボーナスを判定に1つ加えることができます。
はーい、使いたいのだ。
はい、使う人はダイスボーナスを1つ付けて振ってください。
運動系の技能なので、扇とか使っても大丈夫ですよ。
運動系のものとかも。
はい、身体的な能力なんで。
とりあえず、先に降りたいんですけど。
うん、いいですよ。
ちはるさん、そのロープ、先に持っててもらえます?
ん?
すでに立っている鉄柱のところに、ロープが絶対解けない、いわゆる山結びの形で結びつけながら首をかじけるのだ。
1:12:09
じゃあ、それでいいです。
って言いながら、ロープの端っこを手にくるくるっと巻きつけて飛びます。
はい、じゃあ振ってください。
はい、2DMでいきます。
なんで。
心配。
ドカーン。1Dさんでしたっけ?
1Dさん、はい。
痛っ。
うん、ちょっとかすり傷ぐらいですかね。
毎回現場で転ぶのなんなんですの?
上で、いずみさんはまさか先に行かれると思ってなかったので、めっちゃアワハワしてます。
とまさんどうしますか?
じゃあ、行きます。
これ、武術でいいんですかね。
いいですよ。
じゃあ、あなたはなんなく降りることができます。
はい。
あかねさんが降りる様子を見てて、ちょっと引っかかりそうなところとか、事前に確認することができたんで、うまく降りれたのかもしれないですね。
じゃあ、いずみさんは、まだ中がどうなってるか分からないのに先に降りるなんてって言いかけてるのに、ササッと先にとまさんが行っちゃったので、眉間を押さえて深々とため息をつきます。
その間にライトで回るよ。
ちはるさん、あそこに行っててな。
行かないですか?
いや、どうしようこの場合。残って帯路をちゃんと確保してた方がいいのか、そこはシナリオがスムーズに進む方に任せるけど、どっちでもちはるさんの行動としてはアリなのだ。
どっちでも大丈夫ですよ。
どっちでも大丈夫?
そしたら、登る手段がなくなると困るかなと思って、しょんぼりしながらおじさんは体育座りで、穴の縁に座って、無茶はしないでねとか、危なくなったら帰ってくるんだよとか、そういう声かけをしょんぼりしながらするのだ。
かわよ。かわよ。
じゃあ、上の方からその声が響いてきますね。
1:15:05
はい、じゃあ、下に降りた2人は進んでいきましょう。
はい。
センサーの反応はどんどん強くなっていきます。
センサーの反応をたどると、得意の場所はすぐにわかる。そこには、壊れた石管と、ラグビーボール台で青白く発光する卵型の物体があった。
青白く光る物体は、この石管の中に入れられ、地下深くに封じられていたのだろう。石管の内側は、物体がぴったりはまるよう、卵型に削られているようです。
情報を出していきます。石管の蓋は壊れている。おそらく工事の機械によるものだろう。壊れた蓋には封印の護符が貼られている。護符には九字文と語房性が書かれている。石管の内部に文字が彫られていることがわかります。
業界とか事情通とか持ってる人いますか?九字文とか語房性について。
特異体に対する情報を、情報で触れそうな技能があれば。
何もない。
情報ないですね。
暗号、違うかな。
暗号は違うかな。
九字文とか語房性について、ニュースではやらない。
知識、中の人は九字文がすぐわかるけれど、私は全くわからないですね。
特異体に配属された時に調べたかもしれないので、知識を振ってみましょうか。
あなたは何も調べずに特異体に来てますね。
お兄さん見つけるだけだから。
これ、知識を振ってみます。
あなたたち2人は何の準備もせずに特異体に来てることでしょう。
1:18:00
リハルさんに動画で電話したいです。
はい、繋がりますね。
リハルさんも失敗したらめっちゃ恥ずかしいの。
何も知らない。
リハルさん、これわかる。
今、ピロリンって言うの?
動画通話、テレビ通話みたいな感じで。
映像が送ってますね。
ちなみに動作とか検索はちょっと違うのだ?
わかんないですね。
観察側も違う?
知ってるかどうかの判定なんで、じっくり見てわかるものではない。
もともとあなたがそれを知ってるかどうかなんで。
過去に見た何かと一致するかとか、そういう観察はなし。
クジモンを知ってるかどうかとか、そういう問題だと思う。
知識、知識、知識はどこだ?
プロの台。
ナイス!よかった!
長年警察官として勤めているあなたは、
井浦さん長とも付き合いも長いので知っていることでしょう。
クジモンとか誤謗性についてなんですけれども、
これは特異体の紋章のもとになったものだとあなたは知っています。
なるほど、なるほど。
コードマークそういうことだったんだ。
なるほど、箱だ。
つまりこの語風が特異体と関係があるものだということがわかりますね。
この辺のロールプレイはちょっとそういう感じでやっちゃって大丈夫?
クジモンとか誤謗性って言っちゃって大丈夫?
いいんですよ。
はい。
これはクジモンと誤謗性だね。
ほら、僕たちが今身につけているこの、
何て言うんだっけ、紋章?
バッチとか腕章をつけてますね。
バッチとかのこのデザインのもとになったものだと、
バッチとかのこのデザインのもとにもなっているやつだね。
これか。
2人はそこまで興味ないかもしれないですね。
これがついてた。
1:21:00
これがついてる。
結果の内部に文字が彫られています。
文字も写します。
はい、じゃあ情報出していきますね。
待ってよ、資料用意してなかった。
これをこうして、
情報を出します。
ハクハグと称せられる貝、石鹹に収めこれを封す。
かかる石鹹を産むことによりて、
以後この地を汚名と称し立ち入ることを禁す。
と書かれています。
ちはるはーん。漢字読まれへん。
何語だよ、これ。
これはコンパクのハクだね。
正確な読み方はちょっと自信がないけど、
魂ハギかな。
ハクハグかな。
石鹹に収めこれを封す。
ちょっと待って、ちょっと待って。
読んじゃったけど読めたことでいいの?
うん。
いいですよ、全然。
はーい。
かかる石鹹を産むことによりて、
以後この地を立ち入り禁止にして、
特異を封した土地として扱ったというような話だと思うけど、
ちょっとこれも解析班の方に送ってみようか。
もしかしたらクジモンとゴボウ星が書いてあったということは、
僕たちのいる特異体の古い史上に何か関係があるかもしれない。
なるほど。
解析班にデータを送ったことにしておきましょう。
はい、お願いするのだ。
はーい。
この水色の玉は動かせますか?
触りますか?
それが怖いんだよねー。
えー、センサー使ってみてください。
はい、じゃあセンサー使いまーす。
はい、あなたが見たことないくらいものすごく強く反応しています。
触るのは危険かもしれないと感じるでしょう。
しかしこの玉子が特異の本体であるということもわかるでしょう。
1:24:07
あー。
ちはるはーん、これ黒幕ですわ。
いやー、見つけちゃったねー黒幕。お手柄だよ。
で、気合せ流しながら苦笑いするのだ。
だけど、これは触ると危ないので一度そちらに戻りますな。
この周りをちょっと見てみたらダメですか?
えー、見てみても特にこの他ですね、怪しいものとかはなさそうですね。危険なものとかも。
はい。
あ、えーと、じゃあ戻ってくる前に通話で
その石管の破片も一応サンプルとして持ち帰ってもらえないかな?
って頼んでみるのだ。
石管の欠片は触れますか?
はい、そっちにはセンサーは反応しないようです。
はい。
じゃあ、それは持って帰ります。
うん、どうぞどうぞ。
で、通話、どうしようかな。
さあや先輩、これ写真撮っておいてもらえます?
あー、そうだね。写真を撮ります。
あ、できればあのー、若菜さんと2ショットで撮ってほしいのだ。
いえーい。
いえーい。
現代コラーシカはハートとか作ったりするのかな?
小指でハート。
あー。
ガッツポーズですね。
そっちの方がなんかちょっと若菜さんぽいかもしれない。
撮ってじゃあ、なんもないんですよね。
シャリと撮って、そうですね。
ここでの調査は他に分かることはなさそうです。
あなたたちは調査を終えて地上へと戻るでしょう。
はい。
泉と合流したところで、じゃあ若菜さんに木の餌か電話かかってきます。
はーい。
今度木の餌か電話かかってきます。
はーい。若菜でーす。
皆さん、調査いかがですか?
えーと、黒幕とご対面しました。
え、え、黒幕?
何か得意を見つけたということですか?
えー、そうです。
それはお手柄です。
えーと、僕の方ではまだ得意の対処法はつかめてないんです。すいません。
1:27:01
それは、見つけたのは、あ、これですかね。
えー、写真送っていただいてありがとうございます。
これは対処法のヒントになるかもしれません。
あー、これは石棺ですか?
あー、そうですね。石棺の中にこれがあったみたいです。
あー、ということは、これは、あー、封印の護符ってことですか。
となると、この石棺にその卵型の得意を封印して、つまり封印に成功した前例があるってことですね。すぐに調べます。
あー、あの石棺に、えーと、ごぼうチップスとくじ、くじもん?ポケモン?
あー、ごぼう、これごぼう製とくじもんですよね。
あー、いいですよ。無理しなくても。
えー、大丈夫ですよ。その辺は僕の方が得意ですからね。
はーい、お願いします。
それで、SNSの件ですね。あちらも炎上が続くと、人々の怒りが連鎖して、そいつはどんどん大きくなる。
だからまずは、炎上をなんとかできないかと考えまして、得意体についての非難をSNSに最初に投稿して、炎上の原因となったアカウントの持ち主を特定しました。
お。
え、流石だな。それで誰だったんです?
えー、白瀬明美さんという方です。SNSを見ると桜台病院にいるみたいです。
あー、しんちゃんじゃなかったんだ。
ということで、ここで休憩となります。
はーい。まだ疑われてた。かわいそう。
はい、じゃあですね、40分まで休憩をしましょう。皆さんそれ次第再開したいと思います。
はい。
はい、休憩を取ってください。私も外します。
はーい。よろしくお願いします。
頼む美味しい水道水を飲むのだ。
はぁ。
01:29:27

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