00:02
アクト5 明日を祈り続ける星とおばけ。ガイド座標は、冥王星のさらに外、オールトの雲と呼ばれる天体群の中にありました。
太陽光が届かない暗黒空間に浮かぶ惑星は、ごくごく小さな天体だったのですが、
広くで見た地球を機械で模倣したような、そして機械はまだ動いているのか、ほのかな光を放っていました。
惑星にはドッキングウェイもあり、入港できるようです。
こんなところがあったのか。
ここは地球じゃないんだよね。
真逆、真逆の位置ですよね。だって、惑星からっていうことは近づいていってたのに。
まあそうですね。
まあとりあえず入港、はい。
入港できました。
降りることもできるんですよね、惑星だったら。
はい、降りれますね。
行ってみようぜ。
誰かいるかな。
はい、ではベイから外に出ると。
やはりドームに覆われた居住区域があったのですが、天候管理システムが故障しているようで、内部では砂嵐が吹き荒れていました。
砂嵐。
いてててててててててて。
くぅ。
な、なに、なにこれなに、痛い。
ああ、口の中砂だらけになってる。
うーんと、じゃあここで皆さん目星など振ってみてください。
目星かな、うん。
うん。
あーよかった。
目に砂入った。
アメリとですね、グロックは、該当座標のところに、小さな研究所のような施設があるということに、この砂嵐の中でも気がつきます。
03:02
うん、なんか建物があるぞ。
へえ。
なんだろうあそこ。
とりあえず入ろう。
観測できそうなのがついてるよ。
なんだろう、行ってみよう行ってみよう。
ねえ、痛いし。
そうだな。
はーい、あなたたちは施設の中に入っていきます。
施設の中では様々な研究設備があるのですが、どれもすでに稼働が停止していました。
そしてその中に、我々の望みと刻まれたパネルを発見しました。
え?
ソレイユに書いてあるの?
これ?
ソレイユに書いてあったのと一緒だな。
うん。
おい、エテ。またなんかやってみてくれねえか?
うん、うん、うん、うん。
と言って、じゃあエテがそれに触れると、あなたたちの頭の中に鈴の音が響きます。
すると、パネルから長い白比を蓄えた老人ホログラムが現れました。
ここまでたどり着いたもののため、私自身のメモリーを残す。
私はショーンベルウッド。
君たちが連れているエーテロイトの開発者だ。
今から何年が経ったのだろうか。
ここに来た君たちが知っているかどうかはわからないが、まずは我々が地球を離れた理由を話そう。
エーテルセンチュリー元年のことだった。
何者かがエーテルを利用し、遥か古代に地球を支配していたという旧支配者たちを蘇らせた。
その数は4体とも5体とも言われている。
彼らによって文明は破壊し尽くされ、人類は地球を捨てざるを得なくなった。
その後人類は火星に移ったが、再び人類は対立。
それに加えて地球の旧支配者たちの追撃によって、新たな惑星を求めた。
あるものは土星へ、あるものは天皇星へ、そして私は水星と金星の資源を使い人工の地球を作ろうとした。
それがこの星だ。しかし私は金星の探索中、巨大なピラミッドを発見した。
06:06
そこに眠っていたのはエルダーサインの秘宝だった。
私は地球に人類が変えられる未来を夢見て、必死にその秘宝を解析した。
その内容はこうだ。聖なる水星が地球に最も接近するとき、
5つの星を5つの感情で結ぶ。 その感情はそれぞれの星で生まれたものでなければならない。
そして、地球の中心でその5つの感情を捧げ、呪文を唱える。
そうすればその感情は水星と結びついて炎となり、旧支配者たちを再び封じ込めるだろう。
エーテルセンチュリー74年。 私は聖なる水星の接近に備え、感情を学習し得るエーテロイドを開発した。
それが君たちの連れているエーテロイドだ。 人間が感情を捧げるということについて起こることは不明だ。
もちろんそれはエーテロイドにも言えることなのだが。 そのために、
感情を燃やすために彼女を作った。 しかし、
あと一歩のところで間に合わなかった。 翌年、旧支配者たちが水星、金星間に追撃を仕掛けてきた。
彼らはもう間もなくここにやってくるだろう。 その前に、彼女だけは救命ポッドによって脱出させた。
この人工地球はエルアーサインの儀式に必要な場所へ移動を始めた。 次の水星の接近はエーテルセンチュリー150年。
彼女に記憶させた各惑星の座標によって君たちはここにたどり着いたのだろう。 そうであれば、彼女はもう感情を獲得しきっている。
このメモリーを再生したとき、彼女の呪文に関するメモリーは自動的にアンロックするようになっている。 どうか地球の、そして人類の希望になってくれないか。
そのこと、心を知り、ここまでたどり着いた者たちよ。 願わくば、私もまた友人と共に宇宙を描けたかった。
トレイはまだ健在だろうか。 彼女を拾ったのはお前だといいんだがな。
フラッツ。 そこまでメモリーが再生されると。
ホログラムは消えていきました。 写真の人?
じっちゃんと一緒に写ってた人? そうみたいだね。
09:03
じっちゃんの名前言ってたからな。 うん。
それより、なんだよ人類を頼むって。どういうことだよ。 なんか難しくて分からなかった。
邪心が目覚めたとか言ってたけど、そのせいで、人が住めなくなっちまったってことか?
うん。
じゃあ、土星を出たときに見た、 あんな奴らがいっぱいいるってことか?
いやだな。 えー、こわーい。
次に彗星が来るって、今年じゃない?
うん。150年って言ったぞ。 うん。今年150年。
え。 よっか。
私の前のマスターって、 この人だったんだ。
私、そのために生まれてきたんだ。
えって何か思い出した?
これをやったら、みんなの生活がよくなるんだよね。
私は、みんなの幸せのために作られたエーテロイドだから、 みんなの幸せが、
私の幸せ。 それをやると、エーテはどうなっちまうんだよ。
うーん、分かんない。
でも、それが私の作られた意味だから。
お願い、みんな。 私を地球に連れてって。
そう言うと、エーテのデバイスがピンク色に発光しました。 5つ目か。
うん。ピンク。 地球に、地球の座標って出てこないの?
12:06
地球の座標、分かりますね。 どこに、どこなのか分かっているので、行くこともできます。
あのね、女性のグランさんが言ってたの。
エーテを早く地球に連れてかないと、寿命が来ちゃうって。
え?寿命? だからね。
そう。 エーテルって、地球から離れると、
どんどん、なんか減っちゃうのか、使えなくなるのか、分かんないんだけど。 だからね、早く地球に行かなきゃいけないの。
一番遠いじゃねえか。 うーん。
エーテは、今大丈夫なのか?
うん、大丈夫だよ。 また眠たくなったら、言ってね。
うん、うん、分かった。
黒子に、地球にひとっ飛びはできないの?
正直、みんなを危険にさらすっていうのは、
お兄ちゃん的には、 あんまりしたくないんだけど、
でも、これが俺たち家族じゃなきゃできないっていうことだったら、
お兄ちゃんはやるぞ。 アメリも頑張る。
エーテが頑張るって言ってんだからさ。 協力すんのが家族だろ?
そうだね。 それに、
エーテの親と、俺たちの育ての親が、
こうして縁があったのも、
何かしらの運命かもしれないしな。
じっちゃんもきっと応援してくれるよ。 そうだな。
俺たちは、5人、いや、
15:01
じっちゃんとエーテの親父さんが作ってくれた、それゆえも合わせて、
みんなで、人類を助ける。
なんて、
希望がでかすぎて考えらんねえけど、 やるかし。
よし、頑張ろう。
おう。
では、あなたたちは宇宙艇に乗り込んで、
宇宙に向かっていきます。 操縦振ります?
振っときますかね。
お願いします。
よかった。 やはり急いでいないと、ちゃんと運転できる。
うふふふ。
そしてですね、船に乗った時、ベルから最後の座標が提示されました。
そこは地球、その四五線。
かつて、グリニッチ天文台と呼ばれた場所でありました。
休憩入れるんだったらここなんですけど、ここで休憩しなかったらそのまま最後まで行っちゃいます。
私は大丈夫ですが、どっちでも大丈夫です。
同じく大丈夫です。
猫太さんも大丈夫ですか?
はい、大丈夫です。
OKです。じゃあ、最後まで行っちゃいましょう。
ラストアクト、もしも同じ明日が来なくても。
地球へ向かう船内で、エーテは呪文の内容を教えてくれます。
以下、呪文の取得を開示します。
旧支配者たちの退散、五つの星を五つの環状で結ぶ。そしてその環状をすべて捧げ、呪文を唱える。
一、喜びを捧げる。
二、憂くんだメモリアエスト。
三、フライテリトールムマロールム。
四、驚きを捧げる。
五、クレドウッドインテリガム。
六、怒りを捧げる。
七、エトアルマエトウェルバウェルネラント。
八、悲しみを捧げる。
18:01
九、ダムナントカデノンインテレグント。
十、愛を捧げる。
ウムクイクエフルクルムエスト。
これを唱えればいいみたい。
これどこの言葉だ?
うーん、分かんない。
そこの星に行かなきゃいけないのか?
ん?うーん、ううん。
たぶん、私たちが今、五個の星を行って、そこで感情を私が手に入れたから、それでオッケーってことだと思う。
そっか。うん。
じゃあ、地球でこの呪文を言えばいいの?
うん。たぶんそう。
分かった。覚えらんないけど。
ま、エーティが言うんだろうし。
そっか。覚えなくていいんだ。
たぶんな。じゃあ、グロック255だ。
おう。
では、地球へ向かって行きます。
えー、じゃあ、大気圏に突入していきますけど大丈夫ですか?
あ。
燃えない、燃えないですか?
えー、突如、けたたましいアラームが鳴り響く。
大気圏突入体制に移行します。
乗務員は全員、着席の上で安全ベルトを着用してください。
自動的に宇宙艇への窓すべて。
えー、内側から真っ暗な車高板。
外側には金属シャッターが降りてくる中。
船内の電子アナウンスが淡々と告げる。
えー、じゃあ皆さん、大丈夫ですか?シートベルトは閉めましたか?
ガチャ。
安全ベルトか、安全ベルトを閉めましたね。
えー、でも閉めたか?
あー、うん、わかった、閉めた、閉めたよ。
21:04
よし。
すごい、それ言ってこんな機能があった。
えー、大気圏突入まで、5、4、3、2、1、エントリー。
その瞬間、船体は激しく揺れ始めます。
パパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパ。
シャッターの隙間から白熱を通り越してピンク色の眩い光が溢れていました。
外角温度、摂氏1500℃。許容範囲内です。
減速、マヌーバーを点火します。
激しく揺れ続ける船内で、これが作られた人工の空気ではなく、自然に存在する大気というものの壁だとあなたたちは、
心の底から驚愕することでしょう。 ゆっくりと揺れは収まり、窓のチャコバーンとシャッターが自動的にせり上がります。
窓から見えるのは、生物の生まれた、 原初の海が、どこまでも続く、
ほうごうしい星でありました。 あなたたちはどこか、初めて来た惑星にもかかわらず、懐かしささえ覚えるだろう。 しかし、同時にあなたたちは気づいてしまう。
そこは紫色の空に覆われた、荒れ果てた大地であることに。
降下したのは、フリニチ天文台。 降下したフリニチ天文台の周辺は、
瓦礫に埋もれ、周囲は火災によって燃え尽き、 何か強力な力によって折り曲げられたような鉄塔もあります。
だから、これ、ここが地球なの? こんなにひどい状況だとは。
じゃあ、これ聞いてたのと違う。 そうだね。
これって外に出れるの? 出ることはできますね。
ちょっとそのままで出れるかどうかを。 目星、降りれそうかどうか、目星とか振ってもいいですか?
はい、大丈夫です。 まあ、降りるには問題がないだろうなと思いますね。
24:07
どうする?外出てみる?
うん、だって呪文を唱えるんだろう?
うん。 ここまで来たら、
行くしかないよな。 えーと、元気?
うん、大丈夫だよ、私は。 じゃあ、外に出よう。
出ようか。 えーと、どうしようかな。
タイミングがなかったんですよね。 あのポラロイドカメラで。
あー、写真? うん。
この先撮れるタイミングがあるかどうかわかんないから。
じゃあ、もしかしたら餃子パーティーの時は写真を撮ったかもしれない。
あとは、ソレイを背にして、おっちゃん2人組みたいな感じで撮ろうかなって思ったんですけど。
雰囲気がな。 雰囲気じゃないんだよな。
ここドヨーン、ドヨーンって。
でも、女性のおっちゃんに写真見せるって言ったじゃん。
うーん、まあそうだな。一応じゃあ、この現状を1枚撮っておきます。
はい。
そして、あなたたちが外に出ると、あなたたちは気づいてしまいます。
何よりも恐ろしいのは、遥か遠くに見える巨大な物体でありました。
それは最初、山にも見えたが、大きな振動を立てながら移動しています。
あなたたちは理解することでしょう。
この地球が自分たちの想像もつかないような上位存在によって、打ち滅ぼされ、支配された惑星だということを。
えー、産地チェックを行っていきます。
成功で1D6、失敗で1D20です。
うーわ、1D20、うーわー、こわ。
うわっ、うっそでしょー。
2D19だー。
雨。
ああー、うっそでしょー、水を振ったら。
はい、えーと、じゃあ、狂気に陥るんですが、
27:02
ここではですね、狂気の内容が固定されています。
もう外をさっさと駆け出していってしまうというのがありますね。
うーわー。
アメリ、どこ行くの?
えーと、アメリに対して組みつきします。
はい、どうぞ。
うわー、アメリ。
ああー、ああー、向こうに行かなきゃいけないって言われてるのを言っていたいの。
うーん、うっそー。
ほら、筋力対抗をロールしろー。
こっちはスペシャルだけどなー。
なんかあるかなー、追跡しかないもんな、追っかけるのあるんだけど。
アメリの方が。
まあ、STRの対抗とかですね、逃げ出したいのであれば。
これは別に振らなくても大丈夫です。
振れない、振れない。とりあえず捕まっておきます。
じゃあ、しばらくしたら収まったということにしてください。
はい。
大丈夫?
うーん、うーん、うーん、うーん、うん、大丈夫、大丈夫。
チョコ食べときなよ。
うん、そうだ、チョコがある。チョコ食べる。
えーと、ケチャップにそっと手を出しますけど、出すのは。
いらない。
出す空気じゃねえな。
まともだよな。
ごめん、なんかちょっとすごい向こうに行きたくなっちゃった。
っていうか、あれ動いてるよな。
げー。
あれ、戦うの?
無理だよ。
いや、呪文がある。
うん。
えー、そしてまあ、あなたたちがあたりを見回してみると、天文台とあとはですね。
一応天文台はですね、まあ建物のほとんどが風化しているのですが、なんとか形は保っているようでありました。
また近くに工場らしき施設を発見することができました。
建物に目星とかって触れますか?
えーと、どっち?
えーと、まずは天文台に。
あー、はい。大丈夫です。
成功です。
はい。
まあ、えーと、風化はしているんですけど、まあ中に入ってみることもできそうだなってわかりますね。
30:04
なあ、中に入れるぞ。
行ってみる?
工場も気になるなあ。
別に両方行くこともできますよ。
じゃあ、先に天文台の方から行きますかね。
はい。
はい。
はい、わかりました。
えー、天文台に入ってみると、まあ施設は、まあこんな場所にあるにしては、まあ意外と生きている部分はあるようなのですが、
エーテル供給管が破壊されており、動力が確保できなかったのか動かすことができません。
何かが動くんだったんだろうなあ。
ああ、ダメだ。エーテル機関がやられちまってる。
機械修理って触れますか?
うーんと、
触ってもいいですけど、
まあ、
まあ、この反応をしてしまったらお察しになっちゃったんですけど、
まあ相当難しい構造なので、
感じです。
これって、エーテル自体を生きているエーテルに取り替えれば動くとかっていう感じですか?
えーと、そもそも供給管が壊れちゃってるんで、
エーテルがどう、まあエーテルがないのはもちろんのことなんですけど、
でかい部分がちょっと行かれちゃってるって感じです。
なるほど。
エーテル自体もじゃないんですね。
そうですね。何か動力になるものが確保できるようになれば動かせるかもって感じですね。施設自体は。
動力なの?
ソレイユ使っちゃう?
ソレイユにはそんな機能はないけどね。
そうですか。
まあ、ソレイユにはそんな機能はないかな。
もう一個の工場の方に何かあるんじゃねえか?
そうだな、そっち行ってみるか。
はい、では工場に行きますと、工場はどうやらエーテロイドの量産施設のようでありました。
そうですね、目星ってもらえますかね、じゃあ。
33:08
はい。
では、スティックスとアメリですね。
ここのエーテロイドはすべて回収されているのですが、記憶デバイスを接続するための変換器が落ちていることに気がつきます。
え?
このデバイス、リアネインのメモリーが使える。
え?本当?
これ変換器とかいうやつじゃね?
これをエーテロイドに繋げば、そのメモリー。
そうだよ、全部記憶が上書きされちまうから、その感情のことだって、呪文のことだって、俺たちのことだって忘れちまうんじゃねえか?
うーん、そっか。
他のエーテロイドじゃダメなのか?
そこにいる、何体もいるんですかね?
いや、エーテロイドはいないです。
すべて回収されてるってことですよね。
うーん、そっか。
まあ、その変換器があれば、俺たちの星に戻ったときに、エーテロイドを他のに繋げて、デバイスは再生できるんじゃないか?
そうだね。
じゃあ、持って帰ろう。
うん。
エリアがしまいます。
はい、わかりました。
で、動力?
エーテも供給されてる?
エーテの、エーテも寿命が近いって言ってたのは、ここでは補給はできない。
うーん、どうなんだろう?
繋がないとダメなのかな?
何か繋げる、何かがあるか調べてもいいですか?
36:00
えっと、何を?
えっと、どうなんだろう?
何にですか?
ここにいれば、エーテの、地球に来れば、エーテは元気でいられるの?ずっと。
何かを補給しないといけない。エーテルを補給しないといけない。
あー、ま、彼、グランが言っていたことが正しければ、地球に来れば、充電できるらしいので、元気でいられるのではないかとは思いますね。
いるだけで大丈夫。特に、なんかその充電ステーションとかが必要なわけではなくですね。
はい。
この施設の動力を天文台に持っていくことは?
あー、動力はないですね、そこも。
ないのか。
うーん。
他に、外に出て、目星、ところとかは、ないですかね?
まあ、ないかな。入れそうな施設はないですね。
過労死で残ってたっていう感じです。まあ、入ったとしても、中には何もないというか。
ここはメモリーを見つけただけなのかな?
いやー。
メモリーの変換器。
寝たい考えはしたくない。
呪文、唱えないの?
ここで?ここで唱えるの?
急に来て唱えればいいはずだから。
いいのか。
うん。私、できるよ。
じゃあ、えって、お願い、呪文を唱えて。
じゃあ、やるよ。みんな、いい?
うん。
僕はいいよ。
わかりました。
えー、じゃあ、呪文を唱える前に、施設内で写真だけ撮っときます。
写真撮影。
あと1枚。撮れる枚数はあと1枚です。
はい。
はい。では、えっては、呪文を唱え始めます。
ゆくんだメモリアエストプラエテリトールムマロールム。
39:02
彼女のデバイスが黄色く光り消えていく。
クレドウッドインテリガム。
彼女のデバイスが青く光り消えていく。
エトアルマエトウェルバーウルネナント。
彼女のデバイスが赤く光り消えていく。
ラブナントカデノンインテレグント。
彼女のデバイスが灰色に光り消えていく。
ツームクイエプルクルムエスト。
彼女のデバイスがピンクに輝き、また消えていく。
ありがとう、みんな。
彼女は炎に包まれながら、にっこりと笑った。
え?
えって、なんで燃えてんの?
炎は青く光り、天まで昇っていく。
その時、空を翔ける彗星がはっきりと見えた。
それは人類がまだ無知であった頃、宇宙の均衡を崩すかのように現れ、神の使い、また神そのものであると信じられた破霊彗星であった。
炎は破霊彗星と結びつき、大きな光を放った。
そして、あなたたちが目を覚ました時、大地は青と緑に染まっていた。
荒れ果てていた大地は緑に覆われ、禍々しかったはずの空は作り物ではない。
本物の青空になっていた。空には太陽が見え、遠くに見えていた巨大生物の姿はもうどこにもない。
脅威はすべて去ったのだ。
そして、天文台の方を見ると、アンテナがチカチカと発光している。
どうやら緊急用の太陽発電が起動したようだ。施設を使えるかもしれない。
エーテは?エーテは?
あなたたちがエーテに駆け寄ると、起動シーケンスエラー。
記憶領域破損、修復を試みます。
エラー。 記憶領域を修復できません。
フォーマット完了。 移動シーケンス。
電子システムチェック終了。 移動します。
うーん。 よく寝た。
42:03
んーと、あなたが起こしてくれたの?
エーテ。 エーテ?
ん? 覚えてないの?
あなたが私のマスターってこと? よろしくね、マスター。
うん。また新しいエーテになってくれたらいいよ。
エーテってー。 あなたの名前エーテ。
私の名前、エーテって言うんだ。 あ、マスターはアメリって言うんだね。
よろしくね、アメリ。
うん。 エーテ、そのままにしちゃった。大丈夫?
いいんじゃない? 僕はスティックス。
よろしくね。 スティックス?
うん。よろしくね。 こっちがブロックニーで、こっちがリアネーだよ。
よろしくな、エーテ。
ブロックニー、よろしく。 泣いてるの?
どうしたの?大丈夫?
大丈夫だよ。
これが地球なんだね。
うん。リアネーもよろしくね。
よろしくね、エーテ。
これが本当の地球なんだな。
綺麗だねー。
エーテが頑張ってくれたからな。
私、何かやったの?
覚えてないんだよね。
すっげーことやったんだぞ。
そうなんだ。
ねえねえ、天文台に電気ついてるから行ってみようよ。
そうだな。 行ってみるか。
はい。
天文台の施設内を確認すると、太陽発電で稼働可能な食料や飲料水の合成装置があるようでありました。
45:00
また、宇宙の各惑星に更新を行えるようであります。
そうですね。通信装置の横には、おそらく
通信手の家族だったのであろう写真が貼られています。 そこには家族とエーテロイドが楽しそうに暮らしている様子が写されていました。
生きている設備の数から発信可能なのは短い文章の送信のみであります。
あなたたちはどんなメッセージを人類に発信していきますか?
帰っておいでよ、トカさん。
地球、元気になったよ。
文字だけなんだもんなぁ。 まぁ文字だけですね。
グロック兄が泣いてるよって。
写真ってもうないの?この綺麗な地球をみんなに教えたいね。
あと一枚だけ。 俺らが一番のりんなぁ。
本当だ。
いいね。 ブレンさんにも報告いかなきゃ。
うん。
送るメッセージは結局。
何する? 決まらずに次に行こうとしているか、せっかくなら送ってくれ。
帰っておいでよいいんじゃないですかね。 地球、地球に帰っておいでよ。
なるほど。
みなさんは 国にち天文台から
全惑星に向けて 地球に帰っておいでよと送りました。
母なる大地、あ、 写真撮ります?
はい、撮ります。 撮る撮る。
このポラロイドカメラって 誰かが撮らなきゃダメなの?
タイマー付いてないんだっけ? ポラロイドカメラってどうなんでしょうね。
48:03
自撮り、自撮りだな。
写真撮るなら私できるよ。 みんなに撮ってあげようか?
ダメ。 えー、でも一緒に入らないと意味がないよ。
私も写真に入るの?
つめろ、つめろ。
なんだ。
どれだけ写ってるかわからないから 一発撮りだぞ。
上手に撮ってね。手ぶれダメだよ。
どうしよっかな。何で振ればいいかな。
いやー、もうそれ失敗したらもう お兄ちゃん最悪よ。そうなってくると。
えー、幸運?
幸運?
65かー。絶妙な値だな。
えいっ
あ、でも上方に振っちゃった。
あー、びっくりした。びっくりしたよ。
はい、いや、大丈夫でした。 じゃあ、全員の顔が入った。
きれいな青空と、
そうですね、きれいな青空と、緑の大地と、
それからあなたたち全員の顔が写った。
こんな写真が撮れました。
すごいな。
これ持って店に行かないといけない人が いっぱいいるよ。
母なる大地に雨が降る。
気候管理によるものではない。
本物の恵みの雨。
母なる大地に風が吹く。
それはどこか暖かで、心地の良いものであった。
母なる大地に日が昇る。
あんなに遠かった太陽が、今はこんなにも近い。
それは人間が、どこに行っても、またここで待っていてくれるような優しさであった。
ということで、
フツルフ神話TRPG、僕らのシャングリラ、あの子の放棄星、終了でございます。お疲れ様でした。
お疲れ様でした。
はい。
眠りにもなかった。
変換期。
変換期は手に入れたので、あとはエーテロイドがいれば、中身を見ることができると思いますよ。
なるほど。
51:00
よし、なんとか赤い産地が戻ったのままですけど。
終わったので、
かわいい。
一歩二歩や。
いえい。
いやでも、20引いたときはちょっと。
ちょっとどうしようかと思って。
よかった。
うってなりましたね。
フロック2に引き止めてもらって、20がうまく引けなかったって、数字がわからなくなったぐらいで。
まあまあでも、よかったです。
じゃあ、皆さんから感想を一言ずついただいて、配信を終わっていきますか。
はい。
じゃあ、さくやさんお願いします。
はい。
結構好きほど大暴れして、初めて狂気を引きましたので、ケチャップまずかったです。
ケチャップ好きな人に謝ってくれ。
それに関しては。
取り上げる。
はい。
では、楽しかったです。
はい、よかったです。
じゃあ、次、まことさんお願いします。
はい、このTRPG2回目でですね、なかなか上手にできなかったところもあったんですけど、
皆さんにうまいこと回していただいて、餃子のくだりが楽しかったです。
ありがとうございました。
大活躍でしたね。
うん。
いやー、おもろかったな、あれ。
あれ一緒にやってたいもんね。
はい、ありがとうございます。
正義ですよ。
はい、じゃあ、まあやさんお願いします。
はい、なんか一番年下なんですけど、うん、楽しかったです。
翻弄しました、皆さんを。
下島餃子のシーンは超楽しかったです。ありがとうございました。
はい、ありがとうございました。
じゃあ、最後、めがねさんお願いします。
はい、いやー、ちょっと最年長だったんで、お兄ちゃんできるかなって思ったんですけど、
割とうまいことやれたんじゃないかなって。
うんうん。
やっぱり餃子の茶番会はやってよかったなって。
あと、最後のA展のあれは泣いちゃいました。
ね。
お兄ちゃん泣いてんじゃんって。
でも、ロールとかの、ロールっていうかダイスの出目の具合を見ると、
54:09
ちっちゃい組と大きい組で分かれてて、そこも面白かったなっていうので。
あとやっぱり、みんなが一つの一つの困難に、みんなで立ち向かっていく様がすごいいっぱいあったんで。
いやー、でも良かったなーって思いました。
いやー、良かったですね。
家族でしたね。
はい。
グロック兄がしっかりしてるから暴れられるんだよ。
ただ、兄も慌てると操縦やばいからな。
グロに撃たれてると、やっぱりびっくりするよ。
はい。そういった感じで、今回の配信は終わっていきたいと思います。ありがとうございました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。楽しかったです。