00:05
とどまることを知らない
時の中でいくつもの移りゆく街並みを
眺めていた 幼すぎて消えた
帰らぬ夢の面影をすれ違う少年に
重ねたりして 無邪気に人を裏切れるほど
何もかもを欲しがっていた 分かり合えた友の
愛した人でさえも
償うことさえできずに 今日も痛みを抱き
夢中で駆け抜けるけれども また明日は見えず
勝利も敗北もないまま 孤独なレースは続いてく