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スピーカー 2
私は母と二人やったね。
で、父が店を閉めて小学校3年生ぐらいのときに自分の家に帰ってくんねんけど、
寿司屋やからさ、
もちろん朝早かったら遅かったりとかはあるけど、朝早くやったら始発とかで出るから。
そうなんやね。
夜の10時、11時ぐらいに帰ってくるよ。
母は朝の7時に家を出て、夕方4時、5時ぐらいに帰ってきて晩御飯を作って、
1時間後に次の仕事に行っとって。
スピーカー 1
働き者。
働き者。
スピーカー 2
夜の11時半とか12時に帰ってきて、朝の5時ぐらいから新聞と牛乳配りをしてた。
だから私が起きてる時間では誰もいない。
スピーカー 1
お母さんすごいね。
スピーカー 2
ずっと働いとったな。
スピーカー 1
そういうお母さんを見て育つから、
スピーカー 2
色濃くついでしまったよね。
スピーカー 1
可能時間長く頑張れるんよね。
スピーカー 2
一番ハードやった時なんかは朝8時から働いて、12時まで一つ目の職場におって、
介護してた時、母介護してた時は12時から1時までの休憩の間にコンビニで朝8時から12時まで働いて、
そこで買ったお昼ご飯で移動しながら食べて、
1時から山田電機に行って7時まで働いて、
7時半に退職したら一旦家帰ってきて服着替えて、
そこから今度8時出勤で夜の12時半か1時まで飲み屋で働くみたいな。
スピーカー 1
労働基準とか完全無視やね。
スピーカー 2
職場が変わってるから関係なくなる。
カバンボソって落として、そのままの服でベッドにバフって倒れて寝とってる。
スピーカー 2
力尽きて。
スピーカー 1
大変。
スピーカー 2
気がついたら誰かが電気を消してて、
膝から下ぐらいがベッドから飛び出してるような状態で寝てるから。
それを布団かけてくれるの。
ありがとうって何気に言いながらゴソゴソって布団に入って、
電気消すよっていう声を聞いて、ありがとうねって寝て。
朝起きて大慌てで風呂入って用意して、行ってきますみたいな。
スピーカー 1
そういう時もあったっていうね。
やっぱりすっごい頑張ったことがある人だから、頑張り方を工夫できるようになると思ってて。
スピーカー 2
それはあるかもね。
めっちゃ道に詳しくなったしね。
どのルートなら2分短く済むかとか。
スピーカー 1
普通の人はさ、2分ぐらいならクネクネクネクネ、アクセルブレーキアクセルブレーキしながら2分縮めるより、
この道でぼーっと2分って思う人もいっぱいいると思うよ。
スピーカー 2
だからローソンから山手電機に行く道を、どのルートやったら最短なのかみたいな。
これを研究してた。
一瞬でも休憩したいからさ。
10分でもいいからちょっと寝たいから。
スピーカー 1
そうね。
スピーカー 2
とりあえずもう1本目行こうか。
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
休日ピンクレディー、この番組は、
クイーンCCLを主催する宇宙人みたいな2人が休日気分でお届けする楽しい雑談番組です。
ディバインの皆さんご機嫌よう。
塾長、美菜田千奈美です。
スピーカー 1
坊木村聡子です。
これ毎回読んでるよね。覚えてないやろ、まだ。
スピーカー 2
覚えてないな。
スピーカー 1
読んでるよね、毎回ね。
スピーカー 2
読んでる。なんか、タイトルコードか。
スピーカー 1
毎回カンペを見ながら言ってますよね。
スピーカー 2
言ってますね。
見えへんかっても喋れるんかもしれんけど、
まだ自信ないな。
スピーカー 1
全然。
スピーカー 2
何本も、例えば1日に何回も何回も言ってたりとか、
この収録してる頻度がさ、2日に1編とかやったら絶対溺れる。
ちょっと前相手とかやったら。
そうね。
悩んだっけな。
スピーカー 1
全然大丈夫です。
宇宙人みたいな2人が毎回読み上げてもらってますけど、
私が周りの人に言われる言葉なんよね。
宇宙人みたいって。
地球上の常識はこの人には通用しませんっていう意味なんやけど、
私の母って人はすごいボケキャラで、
木村家の中4人、父と妹と私と女3人男1人の中で言うと母はどう見てもボケキャラで、
でもさ、今思うと母は死ぬ前ちょっとアルツハイマーですって言われてたから、
ボケキャラだったのか本当に忘れていたのか今となっては分からんのやけど、
ある日さ、カレー今日はカレーですって帰ってくるアパートの前、
外から匂いで分かるぐらい今日はカレーやなって入ってきたらさ、
おかえりーって今日はカレーだよって言われてやったーみたいに言って、
席に座ったら、お母さんがカレースプーンでご飯つぎおうことがあってさ、
熱って言って途中から布巾でカレースプーンを持って、
スピーカー 1
それでご飯つぎ出すんよ。
それさ、熱くなるやろ?4人分カレーご飯つぎおったら。
スピーカー 2
しゃもじには変わらへんねんな。
スピーカー 1
いやいやいや、それでさ、どう見てもおかしいやん。
カレースプーンで4人分ご飯つぎおったら、熱が伝わってきて持ち手が熱くなって、
今度は布巾越しにカレースプーン持ってさらにご飯つぐんやけ。
で、お母さんしゃもじは?って聞いたら、どこかにしゃもじは旅立ちましたって言うわけ。
ないんやなって思って、パッと見てないんやなって思ったけど、
我が家だと普通で捨ててはないからどっかにあると思うって母が言うわけ。
しゃもじ捨てんやん。一個しかないし、我が家。しゃもじ一個しかないけどね。絶対捨ててない。
で、しゃもじはどこかに旅立ちましたって。とりあえず今日はカレーやし、今もう食べるしね。
まあいいかって。そっから次しゃもじが出てくるまでどれぐらいの歳月がかかったと思う?
スピーカー 2
そんなにかかんの?
スピーカー 1
そうなんよ。3ヶ月半かかるよ。
スピーカー 2
マジで?どっから出てきたの?
スピーカー 1
もうさ、どこから出てきたかなんかお母さんも言わんわけよ。
でもずっとしゃもじがないのは全員が分かっとうと、お母さんがずっとカレースプーンでご飯つくよ。
もうお金にゆとりがないし、絶対捨ててないものを絶対捨ててないから買わないっていうお母さんの根性でカレースプーンでご飯つくっていうのが3ヶ月続くけんね。
スピーカー 1
夏になってきて水だしコーヒーを作るんですよ。アイスコーヒーにね。
ただちょっと水だしコーヒーに良さそうな粉を買ってきて、実際そのアイスコーヒー用の粉って売ってるけど、
それっぽい粉を買ってきて、筒に粉を入れてポットにガチャンって入れてね。
色と味が出たら粉のとこだけ抜いてっていうようなやつなんだけど、
この間出したいよ。もう暑くなってきて。
そしたら蓋がないんよね。
麦茶ポットみたいなやつよ。
中に粉を入れるメッシュになってるとこもあります。
外の瓶もあります。でも上の蓋だけありませんって。
ないなーと思って。
でもさ、もう作ろうと思って出してるから、まあまあいいかって。探す時間はないしさ。
捨ててはないからどっかにあるけど、どこかなってとりあえずパッと見えるとこにないなと思って。
ラップして輪ゴムはめとったんよ。
とりあえず冷蔵庫入れといたらアイスコーヒーが飲めるようになるやん。
それで1週間ぐらい過ぎたんよ。
そしたら昨日見たらね、蓋がしてあった。
あ、すごい!どこにあった?って聞いたら、自分が探しきらんかっただけやろって言われて、
あ、すいませんって。
で、その1週間の間でアイスコーヒーは1回の輪ゴムだけかっていうと、2人で飲むと2日ぐらいでなくなっちゃうから、
私はすでにこの1週間で3回か4回アイスコーヒーを作ってから寝てるわけよ。
ずっと新しいラップをして輪ゴムを留めて。
でね、私飲むときにその輪ゴムをそーっと外してラップを開けるができなくて、
ラップを外したらね、輪ゴムがぴょーんってどっかに飛んでいくんよ。
見えるとこにあったらすぐ拾うけど、分からんとこ飛んでったなーって。
なんてさ、この1週間私のせいで輪ゴムがあっちこっちあっちこっちに飛んどったみたいで。
で、息子が拾ったり夫が拾ったりしていたけど、また輪ゴム落ちとうやんって言って下打ちした夫が蓋をちゃんと探してはめてくれていた。
絶対捨ててはないと思ってたんよね、私もって言ったけど。
きっとトリッキーな場所に私が片付けたんだろうなって思ってたよね、私は。
だったら同じとこにあったよって言われた。
ああそうですかって。
ああそうですかすいませんって。
まあでもそういう意味では私もちょっと母に似てるところがあるかもしれない。
サランラップして輪ゴム。
で、学習能力がちょっと低いから、飲もうとするときにいつもサランラップの方をピッてやっちゃって、
で、また飲み終わったらさ、まだ残ってるの結構縦長いんだよ。
縦長いって残ってるから、また新しいラップをまたして、新しい輪ゴム取ってはめるやん。
で、冷蔵庫入れるやん。
で、すぐ輪ゴムが見つかったときは輪ゴム置きのとこに置くけど、パッと見てなかったらどこ行ったかなと思い、そのまま仕事したり出かけたりするやん。
で、次アイスコーヒー飲むときにまたラップの方を開けちゃってピョーンって飛んでたみたいな。
それを繰り返すんよ。
それを見るに見かねた夫がどっからか蓋を探してそっと蓋を戻して、で、それをいちいち言わんわけよ。
で、冷蔵庫次開けたら蓋がしてあった。
見つかったよとかそういう会話は何もなくてそっと蓋がしてあるわけ。
家のこと喋りすぎやな、これ本当にまさ夢になるかもしれないな。
ラジオで俺のこと言わんでくれんって言われそう。
スピーカー 1
なんかね、しゃもじはなくしたことないけど、家のお皿が1枚なくなったことがあって、
その時も家にケーキがあったんよ。
ほうほうほう。
私がいる時、目の前で食べてる量からすると、次ケーキを見たらちょっと減りが早く感じたんよ。
ほう。
で、お皿が1枚ありません。ケーキが私の想像よりも減ってます。
はいはいはい。
誰か家に来てケーキあげたって。
スピーカー 1
はいはいはい。
夫に聞いたことがあるんよ。
ものすごいいやそうな顔をして、誰も来てないよって言われた。
ほうほうほう。
スピーカー 1
でももうそうしか思えなくて、別に誰か来たなら誰か来たって言えばいいのになって思うよ私。
なんとも思わんけど、別に自分がいない時に人が来たとか別にそれの性別とかどうもないけど、
誰か来たなら誰か来てケーキちょっとおすそ分けしたならそれでよかったんよね。
うんうんうん。
でも絶対に認めないよ。
ほうほうほう。
でも皿はないよ。
で、何回も聞いたら悪いなと思ったけど、夜ご飯終わって寝る前にもう一回聞いたよね。
うん。
ケーキどうしたって。
うんうん。
え、食べたけ減ったんやないとって。
うん。
お皿もないけどって知らんって。
あ、そうみたいな。
私の中ではもうその仮説がどんどんどんどん濃厚になっていってさ、もう決定できない私の中ではね。
うんうんうん。
そしたら翌日の朝、夜洗い物して洗い桶に出てたお皿を最後食器棚に直そうと思ってちょっとしゃがんだらさ、
あれ、いつも誰ここにこのお皿入れた人って言ってそのお皿が出てくるんよ。
私は絶対このお皿をそこの棚には入れんわけ。
ああ。
だって同じ大きさのお皿があと3枚こっちにあるんやろ。
スピーカー 2
はいはいはいはい。
スピーカー 1
この1枚だけ全然違うところに誰かが直してるわけよ。
はいはいはい。
それで攻め立てたつもりはないけど、
誰にケーキをお裾分けしたんですかって言って3回夫に聞いたね。
スピーカー 2
ほうほうほうほう。
スピーカー 1
そりゃ嫌な顔するよね。皿あるんやけ、家に。
でも私の推理小説大好きな私の推理能力で言うと、
誰かが家に来てうちのケーキを持って帰ったって思い込んで、
もう証拠は揃ってるから別に認めたらいいのになって思いながら12時間ぐらい過ごすんやけど、
完全な妄想やったね。
で、ケーキは夫が食べていた。
甘党やからね。1人で。
まさかの仕事から帰ってきて、ご飯の前の時間に食べていた。
今までで言うと夜ご飯が終わって、ケーキタイムがあって、
お風呂入って歯磨いて寝るっていうサイクルの人だったのに、
私がいない日に限って、仕事から帰ってきて夜ご飯までの間ケーキを食べていたから、
私の把握しているよりもケーキの減りが早かった。
スピーカー 2
あーなるほどね。
スピーカー 1
でもものすごい刑事みたいに何度も追及。FBIのように追及してしまう。
いいんよって。本当にいいって。
誰にやったかとかどうでもいいけど、
お皿とケーキでラップを包んで人に渡したって何回も聞いた。
もう絵が浮かんでいるかのように何回も言って、
あ、すいませんお皿ありましたって無言よね。そこから。
もうその日一日確か喋ってないと思うけど。
完全に無言やった。
だからそんなのするから宇宙人って言われるよね。
証拠は揃ってますよみたいなさ。
全てまるっとお見通しだっていう感じで言ってしまうんだよね。
でも全然的外れ。
仕事に関してはそんなことはないと思うけど、
仕事じゃないものに関してはそういうことがよくあって、
かなり的外れの推理だったね。お皿が無くなった時。
スピーカー 2
推理はしたことないかな。推理書はない。
推理書はないけど他はまあ。
スピーカー 1
本当?
スピーカー 2
ようけあるな。
スピーカー 1
私はよく推理するんよね。
スピーカー 2
推理書はないな。推理はないけど自分の言ってるものと喋ってることが違いすぎて、
思ってることと喋ってるのが違いすぎて、
母と口論したことがあって。