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2025-05-10 08:25

【NotebookLM】情報エコロジー崩壊時代の生き方

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Summary

情報エコロジー崩壊論に基づいて、現代の人々の集中力が脅かされる原因を探ります。アテンションエコノミーやアルゴリズムの影響によって、深く思考する力を失いつつあり、これは個人だけでなく、社会全体に深刻な影響を与えています。

情報エコロジーとは
こんにちは、今日の探究、始めていきましょう。
はい、よろしくお願いします。
今日のテーマはですね、多くの人が日常で感じている、なんだか集中できないとか、すぐ気が散っちゃう、みたいな、そういう感覚についてです。
ああ、それはもう現代病とも言えるかもしれませんね。
ですよね。手元に情報エコロジー崩壊論という、あなたが共有してくれたテキストがあるんですが、これを手がかりに、なぜ私たちの集中力はこんなにも脅かされているのか。
その背景にある情報エコロジーってまず何なのか。そしてそれが崩壊しつつあるってどういうことなのか。ここを深く掘り下げていきたいなと。
はい。まず情報エコロジーですが、これは私たちの周りの情報環境ありますよね。
ええ、ありますね。
それを生物の生態系、エコシステムに例える考え方なんです。
生態系ですか?
はい。つまりあなた、つまりユーザーがいて、情報、コンテンツがあって、それらをつなぐ美術、テクノロジーがある。
さらにそれを取り巻く状況、コンテクスト。これらが互いに影響し合っている、そういうシステムとして捉えるんですね。ナルディー&オデイなんかが提唱しています。
へえ、なるほど。情報の世界も生き物みたいにバランスで成り立っているって感じですかね。
そうですね。そのバランスが重要なんです。
それでその生態系が崩壊しつつあるかもしれないと、これは特に私たちの集中力に関してということですか?
おっしゃる通りです。システム全体が完全に止まっちゃうとかそういうことではなくてですね、このシステム全体で人間が本来持っているはずの深く集中する力、これが一律しく損なわれつつあるんじゃないかと、そういう危機的な状況を崩壊っていうメタファーで表現しているわけです。
なるほど、崩壊。決して大げさな話じゃなくて、私たちの思考の質そのものに関わる問題だと?
ええ、そう捉えられていますね。
思考の質ですか?じゃあ具体的に一体何がそんなにも私たちの集中力を奪っているんでしょう?テキストにもいくつか要因が挙げられていましたけど。
ええ、これはもう複合的な要因が絡み合っていますね。まずやっぱり大きいのがアテンションエコノミー。
注意の危機
アテンションエコノミー。
はい、あなたの注意そのものが企業にとっては利益を生む資源になっている。
注意が資源。
特に広告収入モデルなんかだと、いかにあなたの注意を引き付けてできるだけ長くそのサービスに留まらせるか、それが勝負になるわけです。
うわあ、私たちの注意がいわば昇進になっているみたいな、それはちょっと怖い考え方ですね。
そうですね、そしてそれを強力に後押ししているのがアルゴリズムです。
アルゴリズム、出ましたね。
ええ、プラットフォーム側はあなたが何に反応して何に時間を使うか、それをずっと学習しているわけです。
はい、はい。
さらにあなたを引き付けるコンテンツを次から次へと出してくる。時には私たちの脳の報酬系を刺激したりとか。
ああ、ドーパミンが出るような。
そうです。あるいはネガティブな情報ってつい見ちゃいませんか。
見ちゃいますね。
そういう人間の心理的な偏り、ネガティビティバイアスみたいなものも利用されがちなんです。
ああ、だからついスマホを見続けちゃうんですね。
ええ。
通知もかなり厄介ですよね。ピコンってなるとつい見ちゃうし。
まさにそれが割り込み型テクノロジーの問題です。
割り込み型。
スマートフォンの通知とかポップアップとか、ああいうのが私たちの集中を頻繁に中断させる。
うーん。
で、一度中断されちゃうと元の集中状態に戻るのに、これ謙虚があるんですが、平均で20分以上かかるなんていう話もあるんです。グローリア・マークの謙虚ですね。
20分以上。それは大きいですね。
ええ。これが1日に何度も繰り返されたら、深い集中なんてもうかなり難しくなりますよね。
確かに。
これに加えて単純な情報型、処理しきれないほどの情報量ですよね。
ああ、もう情報が多すぎて。
ええ。それが脳に負荷をかける。あとは常につながってないと不安っていう感覚、フォーモって言われますけど。
ああ、取り残される恐怖みたいな。
そうです。そういうのもあって、なかなかデジタル機器から離れられない。こういうのが全部合わさって、集中するのがすごく難しい環境ができちゃってるんです。
なるほど。まとめると、集中は商品化されてて、アルゴリズムに誘導されて、通知でしょっちゅう縦断されて、情報量にも圧倒される。これはまさに集中力の危機的状況ですね。
ええ。
この崩壊っていうのは具体的に、私たちにどんな影響をもたらしてるんでしょうか。
影響はかなり深刻ですね。まずやっぱりじっくり考える深い思考、これが難しくなって、表面的な情報処理、ニコラスカーが言うところの浅い思考が広がりやすくなります。
浅い思考。
これは当然、記憶とか学習とか、仕事の生産性にも悪影響が出ます。
でしょうね。
それから、精神的な健康への影響も無視できません。
冴え間ない情報とか、SNSでの他人との比較とか、そういうのが不安とか気分の落ち込み、打つ自尊心の低下にもつながりかねない。
メンタルにもきますか。
ええ。さらに言えば、社会全体の問題としても、例えば、誤情報とかヘイトスピーチみたいなものがアルゴリズムによって拡散されやすくなったり。
ああ、そういう問題も。
それが、社会の分断を深めたり、健全な議論を阻害したりする。そういう恐れも指摘されていますね。
個人の集中力の問題だけじゃなくて、社会全体の健全性にも関わってくる。
解決策を考える
そうなんです。カーだけじゃなく、カル・ニューポートとか、ヨハン・ハリとか、シェリー・タークル、ショシャ・ナズボフといった多くの専門家が同じような危機感を表明していますね。
うーん、これは深ぷい問題ですね。
この状況に対して、私たちはどう向き合えばいいんでしょうか?何かできることってありますか?
もちろん、諦める必要は全くないです。個人レベルでできることもたくさんありますよ。
例えば?
まずはやっぱり、テクノロジーとの付き合い方をもっと意識的に見直すことですね。
意識的に?
ええ。例えば、もう不要な通知は思い切ってオフにする。
ああ、通知オフ。大事ですね。
それから、スマホを使う時間とか場所をちゃんと区切る。寝室には持ち込まないとか。
境界線を引くみたいな。
そうです。あとはデジタルデトックスを試してみるとか、デジタルミニマリズムっていう考え方もありますけど、自分にとって本当に必要なツールだけを使うとか。
なるほど。
そういう具体的な行動ですね。あとは、マインドフルネスなんかも自分の注意をコントロールする訓練になります。
個人でできる工夫はいろいろありそうですね。
ええ。ただ、個人の努力だけでは限界もあるので、社会全体としても考えていく必要があります。
社会全体というと?
例えば、もっと人間中心の倫理的なテクノロジー設計。ユーザーの注意を必要に奪わないようなデザインですね。
ああ、デザインの段階から。
あとは場場によっては法的な規制とか、新しい時代にあった情報リテラシー教育。そういうもっと大きな枠組みでの変革も必要になってくるでしょうね。
個人でできることと社会全体で考えていくこと、両方が必要なんですね。
そう思います。
この情報生態系の崩壊ともいえるかなり厳しい現実の中で、もしリスナーのあなたが少しでも意図的に、主体的に自分の集中力を取り戻すことができたら、
あなたの学びとか仕事、あるいは日々の幸福感にどんな良い変化が訪れると思いますか?
それはきっと大きな変化ですよね。集中はいわば自分の思考とか時間をコントロールする力ですから。
そうですよね。まずは今日、何か一つでも試せそうな小さな工夫ありそうですか?
ええ。例えば通知を一つ減らしだけでも違うかもしれません。
そうですね。さて、もし今日の話を聞いて、このデジタル時代の注意三万差とか、なんだか落ち着かない多動的な心の状態にもっと具体的に向き合いたいと感じた方がいたらですね、
多動を迷子コーチングメルマガというのをチェックしてみてはどうでしょうか?
ああ、それはいいかもしれないですね。
集中力を取り戻すための具体的なヒントとか、あるいは同じような課題を持つ仲間とのつながり、そういうサポートが見つかるかもしれません。
概要欄にリンクを貼っておきますので、ぜひ。
はい。
今日の探求はここまでとしましょう。ありがとうございました。
ありがとうございました。
08:25

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