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「先回り育児」と「予告・伴走」の決定的な違い #36
2026-09-02 10:49

「先回り育児」と「予告・伴走」の決定的な違い #36

ティーチャーティーチャーで親御さん向けのペアレンツプログラムの講師をしているkumiが日々の気づきをシェアしていく番組。


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保護者サポート歴7年 / スクールソーシャルワーカー / 社会福祉士 / 福岡在住3児のママ


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サマリー

本エピソードでは、子育てにおける「先回り育児」と「予告・伴走」の決定的な違いについて解説します。筆者の3歳児の経験を通して、子供が失敗しないように先回りするのではなく、事前に見通しを示し、できている瞬間に適切なサポートと声かけを行う「予告・伴走」がいかに子供の成功体験と自信につながるかを具体的に説明しています。環境設定の重要性を強調し、子供が安心して力を発揮できるような関わり方を提案しています。

はじめに:先回り育児への疑問
この番組は、ティーチャーティーチャーで、親御さん向けのペアレンツプログラムの講師をしているKUMIが、日々の気づきをシェアしていく番組です。
みなさんこんにちは、ペアレントークパーソナリティーのKUMIです。 新学期が始まりましたね。
もう令和8年度も後半に入っていくことになりますが、引き続き一緒に子育て頑張っていきましょう。
そんな中で今日は、私自身がハッとした先回り口と予告の明確な違いについてお話ししたいなと思っております。
子育てをしていると、子供が失敗しないようにとか、周りに迷惑はかけないようにって、親がつい先回りをしてレールを敷きたくなることってありますよね。
私もそういう時がもちろんあって、この番組の中でも先回り口良くないよねっていうお話をたくさんしてきました。
で、実は先日我が家の3歳児のポンちゃんと家族みんなでホテルのバイキングに行ったんですけど、その時に
あれ、私がやってたことって先回りやったかなぁって一瞬不安になったことがあったんですね。
でもその一連の出来事をよくよく振り返ってみたら、
あ、先回りと予告とか伴奏っていうのは全く別物だよねっていうふうに改めて気づいて深く理解ができた出来事がありました。
今回はその時に気づいたことをちょっと整理して皆さんにお伝えしたいなと思っていて、
今回のお話は3歳以上のお子さんをお持ちの方はもちろんですし、
発達の特性がちょっと気になるなぁとか、新しい場所とか初めての経験に不安を感じやすいよといったようなお子さんをお持ちの方にはぜひ聞いていただきたい内容となっております。
もちろんグレーゾーンとかそういったことに関わらずに、全ての子育て中の皆さんにとってすごく大事な視点になるんじゃないかなと思うので、
ぜひ最後までお付き合いいただけると嬉しいです。
親族での食事での苦い経験
まず何があったかっていうお話からさせてもらいますね。
実はそのホテルのバイキングに行く少し前に親族で集まって食事をする機会があったんですね。
その時のお店が堀ごたつの座敷席みたいなところだったんですよね。
で3歳のポンちゃんにとっては座敷でじーっと座っておくなんて、まあ至難の技なんですよ。
前回の配信でお話しした通りに、ポンちゃんは今最後まで座ってご飯を食べるっていうチャレンジの真っ最中で、まさに成長の途中、発展途上中なんですよね。
私はそれをわかっていて連れて行ったんですけど、周りの大人から見たらちゃんと座らせなきゃダメでしょって思っちゃう部分もありますよね。
ずーっと喋っていたりとか立ち上がっちゃったりとか、声のボリュームの調整もあんまり上手じゃないので、何気ない会話がすごい大きな声が出ちゃったりするんですよ。
悪気がないのは私はよくわかってるんだけれども、周りにはなかなかそれが伝わらないっていう状況だったんですね。
もちろんお店の方だったりとか周りの方にご迷惑になるのであれば、その場から話したりする必要ももちろんある場合もあると思うんですけど、
大人からね、その親族の中の大人からやっぱり静かにしなさいとか、周りの目があるでしょっていう風に強く叱られてしまっちゃったんですよね。
ぽんちゃんは元気そうに見えて、実はすごく打たれ弱いタイプなので、しくしく泣き出しちゃったりとかして。
で、夫もね、その夫の親族だったので、そんな言い方しなくてもいいじゃんっていう風に間には入ってくれたんですけど、
ぽんちゃんの傷ついている様子を見て、私もすごい胸が苦しいなっていう風な状態になりました。
で、隣に私がいたんですけど、私がちゃんと座らせてご飯を食べさせられないみたいな、そんな風に見られてるとかね、甘やかしてるんじゃないのみたいな、そんな目線を感じながら。
さらにですね、3人兄弟なんですけど、長男がね、比較的大人しいタイプで、外食ですごい騒ぐみたいなことが全くなかったもんだから、お兄ちゃんはちゃんとできてたのにね、みたいな、そんなプレッシャーもね、感じながら、私にとってもぽんちゃんにとっても苦しい時間だったんですね。
ホテルのバイキングでの実践:予告と伴走
そんなちょっと悲しくて不安な出来事があった翌週ぐらいに、たまたま今度は家族5人だけでホテルのバイキングに行くことになったんですね。
やっぱバイキングってね、子供にとってはマジでテーマパークじゃないですか。
絶対走るだろうし、大騒ぎするだろうなっていう風に、頭の中では思っていたんですよね。
でも、前回のこともあったし不安だからって言って、連れて行かないのも、せっかく家族で楽しい時間になるのになっていう風に思っちゃうじゃないですか。
本人にとってもね、体験の機会を奪うことになるなっていう風に思って、連れて行こうっていう風に決めたんですけど、
その時に、事前の予告と出来ている時の関わりをとにかく徹底してやろうっていう風に決めたんですね。
で、まずは車の中でポンちゃんに具体的に予告をしました。
今からご飯食べに行くよ。お部屋の中は危ないから歩こうねって。
で、この時も走っちゃダメよじゃなくて、何をしたらいいか、どんな行動がオッケーなのかっていうことをお話ししました。
なので、歩こうねっていう風に目指すべき行動を具体的に伝えたんですね。
そして、お店に着いた瞬間にですね、奇跡的に私の友人に会うことができて、
そしたらですね、ポンちゃんがこんにちはってご挨拶したんですよ。
そしたらその相手の方からも、ご挨拶できて偉いねっていう風に褒めてもらえて、
もうその時点でポンちゃんはご機嫌なスタートを受けることができて、めっちゃラッキーだったなっていう風に思ったんですけど、
やっぱり家族以外の大人から褒められるのって、すごいモチベーションが上がりますよね。
すごい嬉しいですよね。
そこからバイキング会長に入っても、ポンちゃんを一人だけにせずに、ずっと隣に私がついて伴奏していたんですけど、
この伴奏っていうのは、何だろうな、親が何でもかんでもやってあげるみたいなレールを敷く関わりではないよなっていう風に後から考えたらわかったんですけど、
彼にとってできる範囲でのできることはやらせよう。
お皿も割れるお皿だったら持たせられないけど、子供用のお皿があったらそれは自分で持たせてみるとか、
こぼれても大して迷惑にならないものであればお皿に入れて運ぶみたいなこともさせてみたりとか、
あとはもうずっと座りっぱなしとかじゃなくてね、ちゃんと自分の足で歩かせて、鳥に行かせるみたいなことをしてみたりとかですね、やってみて。
ただそれをただやりっぱなしにするんじゃなくて、ゆっくり歩けてるねとか、自分で運べたねとか、自分で選べたね、お皿持てたねっていう風に、
その場で望ましい行動とかできたらいい行動っていうのをできてる瞬間にどんどんどんどん褒めていったんですね。
ひたすら声をかけて注目し続けたっていうことでやっていったんですよ。
そういう風にやってみたらどうなったかというと、結局ポンちゃんは会場内を一切走ることがなくって、ずっと楽しそうにルールを守って過ごせたんですよ。
最後は自分が食べたお皿を自分で下げに行って、そうするとホテルのスタッフさんもね、えらいねっていう風に褒めてくれたんですね。
私たちもその食事の間、家族みんなで楽しく過ごすことができたんですよね。
「先回り育児」と「予告・伴走」の違いの明確化
その日の夜寝る前に、今日楽しかったね、走らないで歩けてたよね、お片付けもできてたしねっていう風に振り返ると、
ポンちゃんの方からお皿を片付けしたもんねっていう風に誇らしそうに言ってくれました。
すっごく嬉しそうにスヤスヤと眠りについてくれて、
この一連の出来事で私は改めて大きな気づきを得たなと思っていて、
どうせ失敗するから連れて行かないとか、騒がないで座っていなさいとか、
あなたはここにずっといなさいみたいな感じで、行動を制限してしまう。
そして全部親がお膳立てして機械を奪っていくっていうのが、先回り口なのかなっていう風に思ってて、
でも今回やったのは、子供がパニックにならずに自分の力を発揮できるように、
事前にこうするといいかもねっていう見通しの地図を渡して、
実際に現場でできている瞬間を見逃さずに適切にサポートすることだったのかなと思いました。
専門的に言えば、行く前の見通し、先行刺激と現場での適切なサポート、プロンプトですね。
そしてできている時の褒め、強化というセットですね。
親が失敗を恐れてコントロールするんじゃなくて、子供が成功体験を積むための準備をしてあげる。
そうすれば子供は、僕できるんだって自分の中に自信のコップを満たしていくことができるんですね。
環境設定の重要性と子育てへの応用
親族の食事と今回のバイキングっていうのは、環境や関わり方一つでこんなにも結果が違って、
家族みんながハッピーになれるんだなっていう風に実感しました。
やっぱりこれを考えるとポンちゃんそのものに原因があるんじゃなくて、
環境をどうするかによってその子がどう生き生きと成功体験ができるかみたいなことが大事になってくるんだなっていう風に改めて思いました。
新学期が始まってですね、習い事とか学校とか新しい環境に行く場面も増えると思うんですけど、
ぜひ皆さんも失敗させないための先回りじゃなくて、この子がうまくいくためにはどんな準備ができるかな、
どんな環境を整えるといいかなっていう視点でサポートしてあげるといいのではないかなと思いますので、
参考にしていただけると嬉しいなと思っております。
皆さんも事前にお話ししたらこんな風にうまくいきましたっていうエピソードなどあれば、
ぜひ概要欄のお便りフォームから教えていただけたら嬉しいです。
それでは本日も最後までお聞きいただきありがとうございました。また次回の配信でお会いしましょう。
10:49

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