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新学期のイライラを「仕組み」で解決!〜100点を目指さないステップアップ術〜
2026-05-11 08:44

新学期のイライラを「仕組み」で解決!〜100点を目指さないステップアップ術〜

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サマリー

新学期が始まり、子供の自立を願う親の期待と現実のギャップに悩む声が多く聞かれます。本エピソードでは、応用行動分析学の「課題分析」「トークンシステム」「シェイピング」といった手法を用いて、子供のできないを自分でやってみるに変え、親がイライラせずに見守るための具体的なステップアップ術を紹介します。100点を目指さず、小さな成功体験を積み重ねることで、子供の成長を促し、親子のコミュニケーションを豊かにする方法を提案します。

新学期の親の期待と現実
この番組は、ティーチャーティーチャーで親御さん向けのペアレンツプログラムの講師をしているKUMIが、日々の気づきをシェアしていく番組です。
みなさん、こんにちは。パーソナリティのKUMIです。
新学期が始まって、慌ただしかった4月がようやく終わりましたね。
連休は連休で、休む間もなく過ごしてきたかと思います。
私も一緒です。
本当にみなさんお疲れ様です。
さて、そんな4月に入って新級したお子さんを見て、頑張ってるな〜って思う反面、
新級したんだから朝の準備ぐらい全部やってほしいな〜とか、
宿題も言われなくてもやってほしいっていうような期待もしてしまいますよね。
実際は期待通りにはいかなくって、
私の身の回りでも朝からお母さんやって〜の連発でイライラするとか、
行ってもやらないから結局母がやってしまって後悔しちゃうとか、
そういう理想と現実の間で格闘している親御さんの切実な声がたくさん届いています。
今回はそんなみなさんと一緒に、子供のできないをどうやって自分でやってみるに変えていくか、
そして親がイライラせずに見守るための具体的な方法を学問的な視点も交えてお話ししていきたいと思っております。
今回の内容はお子さんの自立を願っている人はもちろん、
ついついなんでできないのって強く当たってしまって後悔している方にぜひ聞いていただきたい内容です。
ポイントはですね、一気に100点を目指すんじゃなくってスモールステップで進んでいく仕組みを作ること。
この仕組みを知るだけで子育ての決心がちょっと変わってくるんじゃないかなって思います。
子供のできないを「できる」に変える仕組み
ではでは、まず最初に子供のできることを増やしていくための具体的な戦略をお話ししますね。
キーワードは課題分析、文化強化、そしてシェイピングです。
ちょっと難しそうに聞こえてますけど、中身はすごいシンプルです。
簡単に言うと、つまづいているところを見つけて一つ一つできるようにしていって、
最終的に全部できるようになるシステムのことです。
まず私たちが朝の準備を自分でしなさいっていう時って、実はめちゃくちゃ高度なタスクなんですよね。
だからまずその行動をバラバラに分解してみる。着替える。顔を洗う。
カバンに手拭きタオルを入れるとかね。
こうやって細かく分けることを専門用語で課題分析っていうふうに言います。
応用行動分析学校を活用したそういったスキルの習得には、
さらにこれらの行動一つ一つを分解していくこともあります。
シャツを頭から被る。袖に手を通すっていうふうにもっと細かく分解するんですよね。
そうすることで、ここでつまづいてたんだなっていうふうにはっきり見えてくるんです。
トークンシステムと成功体験の積み重ね
そして最初から全部できなくてもいいっていうふうに割り切ります。
例えば最終目標が朝の用意を自分一人でやるだとしたら、
まずは着替えただけで特大のスタンプをポンと押してあげるような関わりをしていきます。
やり方はいろいろあるんですけど、ここでトークンシステムを使うのもいいと思います。
実は今我が家の3歳児のポンちゃんもトークンシステムを使ってスキルを身につけている最中なんですね。
ポンちゃんの今のターゲットは帰る時に保育園の先生にさようならと挨拶をするということ。
ポンちゃんですね、非常にすばしっこくてお迎えに行くと挨拶もせずに教室を飛び出して行っちゃうんですよ。
そこで挨拶をするっていうスキルと落ち着いて行動するためのスキルを身につけるために今取り組んでいる真っ最中なんです。
先生にご挨拶ができたら大好きな働く車のシールを貼れる。
そして10個貯まったら嬉しいご褒美があるよっていうふうなトークンシステムを使っています。
ここで大事なのがこのちょっと頑張ったらできるっていうレベルをターゲットにしてあげて
できたよ、うまくいったよっていうこの成功体験を積ませてあげることなんですよね。
正直親としては荷物も自分でちゃんと持ってほしいし朝の準備もちゃんとやってほしいし
させたいことは山ほどあるんですよね。
でもそれを一度に全部させようとすると大抵うまくいかないと思ってて
そういうふうに考えてしまうとちゃんとやってとかもうお兄ちゃんでしょとか言って
結局やらせるシステムになっちゃうから大人もイライラしちゃうんじゃないかなと思うんですよね。
でも小さなできたを積み重ねてシールが10個溜まった時
親子でどんな会話が生まれると思います?
多分すごいじゃんできたねとか言って一緒に喜んで
じゃあさ次何やってみるっていう会話が生まれてきそうですよね。
本人から次はこれがやりたいっていう言葉が出てくるかもしれないし
もし出てこなくてもこちらが3つぐらい選択肢を用意しておいて
どれがいいっていう風に聞いたらそこから自分で決めさせることができますよね。
人間って人から言われたことよりも自分で決めたことの方がやるんですよね。
大人がやらせるんじゃなくて本人が決めてやってみるっていうこのシステムに切り替えていく。
これが本当に大事なんです。
イライラを減らすための視点の転換
リスナーさんの中にはホワイトボードとかでやることリストを作って
マグネットを使ってとかそういう風に頑張ってらっしゃる方もいると思うんですけど
私も上のお兄ちゃんの時にはそれをやってみてで割りかしうまくいったんですよね。
でも末っ子のポンちゃんにはそれだけじゃ足りないみたいなんですよ。
なのでもしそのリストを作ってもうまくいかないよっていう方がいたら
今日お話ししたやり方、課題を細かく分けて小さな目標から褒めていく文化教科っていうのをやってみていただけたらなと思います。
結局イライラの原因って100点満点の完成形しか見てないから起こると思うんですよね。
でも課題分析をして今はステップ1ができればOKっていう風に目標を下げておくと
子供の小さな変化に目が向きやすくなってこれができたら次に進めばいい。
この子のベースで大丈夫っていう風に思えるとおそらくイライラも結構減っていくんじゃないかなと思います。
やっぱりこのままでいいのかなとか今手伝ってたらずっとできないんじゃないかなとか
他の子ができてるのに大丈夫かなとかそういうものが私たちの不安を作ってると思うんですよね。
でも最終ゴールがちゃんと見えていて今はそこに向かう最初のステップなんだって思ったらだいぶ心が楽になりません。
できないんじゃなくて今はステップの途中なんだなってできるためのやり方はちゃんとあるっていうことに今回気づいてもらえていたら嬉しいです。
親も子どもも一気には成長できないしでも昨日よりもほんの少し目標に近づけたらそれはもう大成功なんじゃないかなと思います。
100点を求めず今の一歩を面白がってみてはいかがでしょうか。
リスナーへの呼びかけ
皆さんのご家庭でもうちの子今このステップ頑張ってますっていうエピソードがあればぜひお便りで教えてください。
一緒に見守っていきたいと思います。
番組の感想やご質問も概要欄のお便りホームからお待ちしております。
それでは本日も最後までお聞きいただきありがとうございました。
また次回の配信でお会いしましょう。
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