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おはぱんです。3月9日土曜日、素敵な一日が始まりました。
ラジオ【パンジオ】始めるよ〜。
このラジオでは、子育て世代に向けて、育児やお金の話をゆるっと配信するラジオです。
今日もよろしくお願いします。
今日のテーマは、ボイス【素敵な贈り物】についてお話ししたいと思います。
その前に、告知をさせていただきます。
概要欄に、ハムカップのXとTikTokの公式アカウントのリンクを貼っておきますので、ぜひご覧ください。
あと、青パンダの公式アカウントも、概要欄にリンクを貼っておきます。
毎日、面白い、癒される漫画がアップされていますので、ぜひチェックしてみてください。
それでは、本題に入ります。
今日は、ボイス【素敵な贈り物】ということで、ついに小野野さんの作品が手元に届きました。
小野野さん、ありがとうございます。
めっちゃ嬉しい。
以前、小野野さんがチケミーの方で、文章のチケットを販売されていまして、
僕は最後の一文ということで、最後の一文を指定させていただきました。
その指定した一文ですけど、やっぱりスタ友が大好きっていうところの一文を指定させていただいて、
それをもとに、小野野さんが文章を書いてくれました。
早速、朗読をしてみたいと思います。
ボイス、自分の声が大嫌いだ。
できれば誰かと喉ごと取り替えられないかな。
私がそのアプリにはまり出したのは数年前だった。
それまでの私は、いわゆるSNS、不特定多数の登録者とのコミュニケーションを主としていた。
が、いい加減、うぞうむぞうによる誹謗中傷合戦に壁液としていた頃でもあった。
ある時、そのSNS上にスターラジオというアプリで、自分の音声をラジオ放送のように収録した投稿が流れてきた。
BGMが流れ、それはいかにもよく聞くラジオのようで、私は興味をそそられた。
いい声のラジオパーソナリティには強い憧れがあったからだ。
アプリを詳しく覗いてみると、誰でも登録・配信ができるようで、
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たくさんの人が自分のことや興味あることから、雑談など様々なことを音声配信しているようだった。
私は迷ったが、誰かに聞かれるわけでもないので、とりあえず試しに録ってみた。
最初は自己紹介かなと思ったが、いざ話してみると、一人で話すというのはなかなか難しい。
放送を確認するために聞き直してみたが、内容云々の前に相変わらず酷い声だ。
この声だけで録り直したくなるが、それを変えるのはさすがに無理なので。
あれ?このアイコンは何だろう?
わかりづらかったが、メニューボタンの中に人の顔から声が出ているようなマークに、
リサイクルのような矢印が回るマークが重なっていた。
もしやと思い、押してみると、案の定、高い声や低い声、子供の声や老人の声などに音声が変化した。
これを使えば、気に入らない自分の声とは別の声で発信できる。
嬉しくなった私は、すぐにこの機能を使うことを決めた。
私は自分の高い声が嫌だったので、低い声を選んだ。
実際に話した声を聞いてみると、なるほど、悪くない。
とりあえずこの声でやってみることにしよう。
名前はそうだな。
エミナとでもしておこうかな。
初回の反応は上々だった。
どうやら初回はトップ画面に取り上げてもらえるらしく、
いいねもコメントもいくつかもらうことができた。
その中に、いい声ですね、とか、声が素敵で好きです、などのコメントもあった。
嬉しかった。
そう、私はボイスチェンジを使っていることは明言せずに配信を始めていた。
それからの配信は日常的なものがほとんどだったが、
数ヶ月も経つとそれなりに交流する友達も増え、
私はその友達のことをスターラジオでできた友達ということでスタトモと呼んでいた。
やはり音声というものは話し手の感情が塗りやすく、その人の人とのありがよくわかる。
スタトモのみんなの配信は共感できるものも、勉強になるものも多く、
日を追うにつれて私の中でスタトモは大きな存在になっていた。
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そんなある日、あるスタトモからオフ会イベントの開催をするとの告知があった。
もちろん私もとても参加したかったが、大きな問題があった。
そう、声である。
本来の私の声では全く気づかれないところか、むしろ嫌われるまである。
私はそれから人生で一番と言っていいほど悩んだ。
スタトモは大好きなのでオフ会は必ず行きたい。
実際にみんなに会ってみたい。
だけど自分は配信と違う声で、
頭の中に出口のない迷路のような永遠に答えにたどり着かない思考がとぐろを巻いて鎮座していた。
本当の声で配信をしてみようかと思ったが、やはりできなかった。
そしてやはりどうしてもオフ会には行きたい気持ちを捨てきれず、もうどうにでもなれという気持ちで参加表明をした。
ついに当日が来てしまった。
私は今日まで何かこの声がばれないようにする術はないかと必死になって考えたが、
最後までいいアイディアを絞り出すことはできなかった。
スタトモのみんなに会えるという嬉しさと声を偽っていた罪悪感に苛まれながら会場に着くと、
店の入り口に簡易的な受付があり、そこで会費を払うようだった。
もともとかなりの小微笑である私がおどおど挙動不審な動きをしていると、
もしかしてオフ会参加の方ですか?と声をかけられた。
あ、はい、そうです。遠慮がちになる。遠慮がちになるべくギリギリ聞こえるぐらいの小さな声で答えたのだが、
あれ、もしかして、エミナさんですか?
こっちです、こっち。
私は訳もわからず連れてかれて会場に入ると心の準備ができないまま紹介され、
よろしくお願いしますとボソボソ声で挨拶した。
本当にあの声だ。感激。アニメの声優さんみたいな声で本当にうらやましいです。
途端にスタトモから歓喜の声が上がった。
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あの私、配信では声を変えて、それまで言うと私は急いでアプリの設定を見た。
編成機能はオフになっていた。
一度使用した後は録音が終了すると設定が元に戻るのかもしれない。
最初の試し撮りで安心しきっていた。
そういえばその後も自分の放送を聞き直すことを私は一度もしていなかった。
やはりどこかで抵抗があったのだ。
このアニメ声のおかげで私は小さい頃からバカにされてきた。
だから隠したかった。
が、ここにはそれを受け入れてむしろ褒めてくれる友達がいる。
思わず目に涙があふれてしまった。
えっどうしたの泣かないでー。
みんなに励まされながら私は改めて思った。
やっぱりスタトモが大好き。
2024年3月6日斧の柵パンさんへ感謝を込めて。
ということでめちゃくちゃ素敵じゃないですか。
ちょっと朗読が下手くそですいません。
自分のコンプレックスこういったものが今まですごくバカにされたりとか
そういった経験を通じてかなり嫌な思いをしてきたのにもかかわらず
こうやって音声配信っていうプラットフォームに出会えたことで
みんなが認めてくれる。
それが一気に強みとして変わるっていうのがすごく感動しましたね。
実際に僕自身の話でいくと
僕が6歳から、もともとブラジルで生まれて6歳から日本に来ました。
その当時はもちろん日本語っていうのはしゃべれなくて
この日本に来た時にありがたいことにすごい熱心な先生がいまして
すごく一生懸命日本語を教えてくれた記憶があります。
その時に思ったのがね、僕自身名前がミドルネームがあるんですね。
だからパッと来た時やっぱ外人だみたいな扱いをされてね。
一気に人が集まるというか。
ただ僕としてはね、周りの人が何を言ってるかわからない。
すごくね、なんか嫌だったなぁって改めてね、今考えると思いますね。
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周りが何言ってるかわかんないですからね。
周りが何言ってるかわかんないですからね。
なのに人が周りにいたっていうのがすごく苦痛でしたね。
ただ、それも時を重ねるごとにね、僕の名前っていうのが僕の強みになりましたし
僕自身もね、この声っていうのが結構ね、ゆっくりした喋り方、おっとりした喋り方っていうのは
実はね、あんまり好きじゃなかったですね。
もっとハキハキとね、ピシピシみたいな人に憧れてたりとか、そういうのはもちろんありましたし
今ではどうしようもないと思ってね、開き直ってこんな感じでやってますけど
まあいろいろね、人はコンプレックスがね、ありますけど
やっぱりそういったものがね、逆に言えば自分の強みだなっていうのはね
小野野さんのね、この作品を見て改めて感じました。
本当にね、天才。天才だわ、すごい。
皆さんもね、ぜひ小野野さんのね、このチケミーのやつはもう完売してないんですけども
たくさんの方がね、小野野さんの作品ということで発表というか朗読しています。
ぜひね、チェックしてみてください。
あとね、できる、なんとかやってみますけど、概要欄にリンク貼っておきます。
いろんな配信のね、朗読された方の。だからぜひチェックしてみてください。
それでは、今日も最後まで聞いていただきありがとうございました。
皆さんのいいねやコメントが配信の励みになっています。ありがとうございます。
今日は小野野さんの作品にいいねやコメントっていう形で付けていただけるとめちゃくちゃ嬉しいです。
よろしくお願いします。
それでは、今日という日が皆さんにとって素敵な一日になりますように
今日も頑張っていきましょい。
じゃあねー。