卒業アルバムとディープフェイクの問題
こんばんは、おやこITノートのハルです。このラジオでは、おやこで知っておきたいIT・リテラシー情報をお届けしています。
新年も明けたんですけれども、この後はまた卒業式シーズンに入ってくるのかなと思っています。
卒業式というふうに聞いて、ちょっと思い出す事件があったんですけれども、昨年夏ごろですね、大きな衝撃的な事例があったんですが、
卒業アルバムの友達の写真を使って、ディープフェイク画像や動画を作って、SNSなどで投稿を拡散したというような事件がありました。
ディープフェイクというのがどういうものかというと、実在する人の顔写真を使って、本人がやっていないことをしているように見せるAI加工のことです。
これまでもSNSの投資詐欺などで有名人の顔写真を使って、あたかもその人が喋っているような形で、投資とかで儲けますよという話をしたり、
本当に動いている映像ですね、喋っているような動画などが投稿されて問題になっていました。
以前からディープフェイクというのは国際問題とかにも発展しやすかったり、政治的な問題にも発展しやすいので問題視されているのですが、
日本でも性的ディープフェイク、子どもたちの間で非常に広がっていたりして問題になっています。
最近はAI加工もスマホだけだったり、特別な知識がなかったり、数分で作れたり、子どもたちでも知識がなくてもできるというところで、
本当に冗談のつもりで、悪ふざけのつもりで、友達の画像を使って何か生成してしまうということがあると思います。
もちろん、本当にすごい技術で面白いので、やってしまいたくなる気持ちというのはすごくわかるんですね。
私も自分の子どもとか自分の顔写真を使って楽しんだりとかはしているのですが、
作ること自体は問題ではなくて、やはりその内容ですね、どう使うかというところで、子どもたちにはそういう部分を教えていかないといけないのかなと思っています。
まず、性的ディープフェイクというのは犯罪ですね。犯罪行為なので絶対やめましょう。
卒業アルバムの写真というのは一番悪用しやすいですよね。正面を向いてしっかり顔が写っていて笑っていたりする、きれいに写った写真なので悪用しやすくて、
一番問題なのが、作るのも広めるのも知らない人というわけではなくて、同じ学校の生徒や知り合いということになりますよね、多くはですね。
なので、被害者の気持ちというか、心の傷というのはすごく大きくなるのかなと思います。
性的ディープフェイクですね。実在する人の顔を使って性的な画像、動画を作ったり、それを保存したり、友達に送ったり、SNSで共有したり拡散したり、全部アウトです。
これは未成年だから大丈夫とか、悪意はない、ふざけていただけと言ったり、AIが使ったから自分が作ったわけではない、AIが作ったと言ってもどれも通用しません。
ここら辺ですね。やはり警察が関わってくるケース、学校だけでは解決できなくなるケースに大きく発展しますので、こういう話ですね。
ちょうど卒業式のシーズンで、卒業アルバムの話をしたりすると思うので、事例を挙げて、こういうことがあったんだよというのを伝えてあげないといけないのかなと思います。
影響と対処法
やはり被害に遭った人はこんな思いをします。自分の顔が勝手に使われた恐怖であったり、誰が見たのかわからない不安ですね。
あとは、やってもないのに誤解を受けてしまうということで、学校に行けなくなる、人を信じられなくなるということになります。
画像を消したとしても、やはり心の傷は消えませんよね。そして作った側も一生残るリスクというのがあります。
今の時代、SNSとかに投稿してしまうと、まず個人を特定されたりして炎上しますよね。
データとして残りますので、加害者自身もデータとして残りますので、今後の進学就職は必ず影響してきます。
一生影響してくる可能性がありますので、知らなかったでは済まされない事態になってしまいます。
もう一度の行為が将来を変えてしまう可能性が非常に高いですので、しっかり伝えていただきたいなと思います。
本人たちに楽しむのは良いけど、一線を越えないというところと、そういうことを見聞きしたら、すぐに大人に相談してほしいというのも伝えておいたほうが良いですよね。
SNSのネットの時代、一度広まるとバーッと広まるので、早く対処するというのがとても大切になってきます。
必ず言ってねということも伝えておきましょう。
それでは、ディープ・フェイクの問題、卒業アルバムというところで、昨年すごく大きな事件として思い出したので、お話しさせていただきました。
ぜひ参考にしてください。
それでは本日は以上です。
今日、明日も良い一日を。ありがとうございました。