1. 新型オトナウィルス
  2. #48 流血独白録
2021-02-12 38:28

#48 流血独白録

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今回の樋口はコミックに基づいています。

ここで、一度止める必要がある人もいるようです。

1978年にすでに、先生はゾンビ革から見ていました。

Stormtrooperが集められる場合に見られる悲劇について。

後半、古林によると天皇は金八先生に似ているとしています。

ここでのほとんどの行程が、非常に人間らしいと言えます。

さらに、ここから2つの追加の点があります。

何が日本か?という答えにたどり着いています。

00:06
はい、みなさんこんにちは。今日もあなたにインフェクション、新型オトナウイルス、小林です。
樋口です よろしくお願いしまーす
お願いしまーす
さあさ、樋口さん今回はですね、読書感想コーナーに行きたいと思っております ほい、来たよ
読みました? あのね、読みましたよ
読みましたっていうか、確かね前回の読書コーナーで哲学についての話あったと思うんやけど
ちょっと前回終わりで、この続きまたやりますみたいな話をしてたと思うんですけども
もちろんやるつもりではありますけど、今日ちょっと違うやつを紹介したいと思ってるんですよ
なんで、どうしようかな、もう俺からいいですか?
お願いします
今日どうしても紹介したいのがですね、藤子F藤代先生の漫画なんですよ
のこれね、藤子藤代短編集というのを
あ、ごめんSF短編集だ、藤子藤代SF短編集は見たことある?ちなみに
ないっすけどめっちゃ面白そうですね
そうなのね、この人実はドラえもんとか21エモンとか28人くんとかいろいろあるんやけど
実は短編集って言って1話読み切れのやつをずっと書き読むんですよ
確か1969年から1984年くらいまでで合計112本
112、いってるっすね
書いてるんですよ、結構その時期のライフワークって言っても過言じゃないくらい書き読んで
その中で今日一個紹介したいなと思うやつがあるんでそれを紹介したいなと思ってます
お願いします
タイトルがですね流血鬼っていうタイトルなんですけども
血が流れると書いて流血鬼
そうです、流れる血の鬼って書いて流血鬼っていうやつなんですけども
これがですね1978年の作品のね
週刊少年サンデーで掲載されたやつなんで小学館コミックから出てます
サンデーなんや
この時期すごかったんよ藤子先生
もう本当にねその当時の少年史って呼ばれるものを全部に出しようくらい
マジっすか
もうやばかった時期があって売れっ子中の売れっ子
はあ
そんな時期ですそれくらいすごい
すご、そんなまた書けるみたいなやつねジャンプンプマガジンサンデーガンガンコミックみたいな
そう本当にそんな感じ
すげえ
マジでそんな感じの時代の時に書いたやつ
ちなみにこれ思いっきりネタバレします
まだ読んでない方は
ただ俺がしゃべったの聞いた後に読んでも漫画で見るのだったら全然違うのでそれでも楽しめると思うんですけども
気になる方は一旦止めて龍血記っていう漫画読んでからこれ聞いてください
って感じでじゃあいきますね
お願いします
03:01
まず舞台は現代なんよ
現代って言っても当時やき1978年ぐらいの日本の日常が一応舞台なんやけど
ルーマニアの方でウイルスが発生するんよね
その感染者がどんどん吸血鬼になっていくっていう
吸血鬼ね要はゾンビというか
になっていくっていう噂がバーって広まるわけ
主人公が大体高校生くらいの男の子なんやけど
テレビでまずルーマニアのニュースを見た後にどんどん周りでも異変が起きていくわけ
あれこれテレビで見たやつこれ信じてなかったけどこれマジなんじゃないみたいな
友達の親父さんの葬式で死体が消えるとか
これマジなんじゃないかみたいな時に
主人公とその友達とその友達の兄ちゃんと3人で釣りに行くんよね
車でバーって釣りが終わった後に家まで送るわって送ってもらったら
家の電気が消えちゃうんよ
あれっつってちょっとごめん中見に行きましょうみたいな感じで3人でバーっと行ったら
お父さんとお母さんが吸血鬼になっちゃうよね
でブワーって襲ってきて命からがら3人でガーって逃げるんやけど
なんとか逃げ切ったぐらいのところで友達の兄ちゃんがパッと立ち止まって
やられたと首元見せてここから先はお前たちだけで行けつって
で分かったつってつまりもうすぐ俺はゾンビになると
もう俺の理性があるうちにお前ら行けつって行かせるみたいな
で友達と2人で山の中にある洞窟みたいなところをあじとにして
どうしようかどうしようかみたいな感じで
出しとったら町中がブワーってゾンビだらけになるわけ吸血鬼だらけになって
でもやっぱ食料がいるってことで町に行って食料スーパーとかで取ったりとかするみたいな
そういう感じでなんとか生き延びるよね
要はここまで聞いて分かると思うんやけど
つまりいわゆるゾンビ映画なんや
よくあるウォーキングデッドとかあるあるなんやね
ザ・ゾンビ映画
スーパー行ったりして食料調達したりするみたいな感じの中で
友人が吸血鬼に捕まってしまったりとかして
うわー待って命からがら洞窟に一人で戻るわけバーってして
どうしようかと思いながらパッと洞窟入ったら
幼馴染の同級生の女の子が一人で洞窟のようにこいつ座っちゃう
見たら一発で分かるわけ吸血鬼は目が白くなる
パッと見たら女の子も目が白くなっちゃうわけ
こいつもやられたかみたいな感じで
主人公がお前何してるんだつって言うんや
言ったら違うのみたいな
ちょっと一回私の話を聞いてみたいな女の子が言い出して
私はあなたに食料を持ってきたんだと
味方なの私はみたいな
でも嘘だ信じるかみたいな感じで主人公ブワーってなっちゃうわけ
でも女の子は続けるよね
いつまでこんな生活続けるのみたいな
06:02
違うんだと私はあなたに食料を持ってきたわけであって
みんなと同じようにこっちに来て生活しようよと
もうあなたしか残ってないのよみたいなことで説得を始めるんよね
でも主人公はうるさいうるさいつって言うわけ
じゃあもう分かったつって私を縛ってつって
縄でぐるぐる巻きにわざとされるんよね女の子が
こうやってした状態で話を
中華はお前の目的なんなんやと
お前なんで本当にここに来たんか本当のこと言ってみろつって女の子に聞くわけ
言ったらもうじゃあ本当のこと言うわと
あなたの血が吸いたいのつって言うわけ
でもね違うんよく聞いてと
これはあなたのためなんだと
でこっからいろいろ話がずっとあるんやけど
私たちをあなたたちは吸血鬼と呼ぶと
でも逆にあなたたちは
眠っている私たち吸血鬼の胸に
杭をガーンって刺したりして
殺したりするようなことするようなあなたたちは
吸血鬼じゃなくて流血鬼よ
あなたたちは誤解してるかもしれないけど
違うんだと血を吸ってウイルスに感染すると
新人類に生まれ変わるんだ
そして私たち新人類の方が優れているんだ
説得効果があって
でももちろん主人公もそんな聞かんくてさ
じゃあもうわかったつって
その縄を自分の力でプチッとちぎって
ちぎれることができたんやみたいな感じで
でばーっと襲いかかってきて
最終的にパクッと食われて血を吸われるわけ
で主人公はギャーみたいな感じで
でパッと画面が切り替わって
病院の一室内ね
でパッと目を覚ます主人公が死んだって
なんかすごい穏やかな感じなよ雰囲気が
で主人公の親と医者とかが
息子さん健康ですよみたいな
ありがとうございます
もうこれで明日から学校行きますねみたいな
普通の会話しよって
なんだなんだみたいになって
でパッと主人公が病院に出ると
女の子がおるんよ洞窟でガチ食われた
でマッチョってさ大丈夫?みたいな
治ってよかったよねみたいな感じで
で本当今考えるとバカみたいだよねみたいな感じになって
歩き出すんやけど
で最後のワンシーンが
その女の子と主人公が
パッと外を楽しそうに笑顔で歩きようやけど
ですげえ綺麗な空がバックにあって
こうセリフで
気づかなかった
宇宙がこんなに明るく優しい光に満ちていたなんて
なるほどなるほど
宙話
深いな
これね
伝えたいことをずっと
ほとんどの世にあるゾンビ映画ってさ
09:01
ゾンビが悪
で主人公が善
で善と悪の戦いなんやねやっぱり
でもゾンビはゾンビなりに
思いがあって
で本当はゾンビは幸せやから
旧人類は早く新人類連れてこいと思うけど
旧人類は反発して
でじゃあ行ってみたら
こっちのほうが幸せやみたいな
結局戦争時そういうものっていう話やったりするよね
でなんか藤子不二夫先生の
俺が好きな言葉があって
常識をちょっとずつ斜めに見る
裏から見る
そうするとまるで別のものが見えてきたりして
そういうことが面白いというか怖いというか
SF世界の材料になりますねっていう言葉があって
つまり先生たち
当たり前とされている常識を斜めに見たり
裏から見ることによって
物語のヒントを得たりしようよね
これまさにそうで
普通にそのゾンビ映画とかを見て
先生がこれ裏から見たらどうなるやろうって
多分ゾンビ側から見たんよね
ゾンビ側からの視点でいうと
本当に幸せなんだからこっちに来てっていう
ストーリーにしたらどうやろうって作った
あとはなんかこう
よく言われることなんやけど
正義の反対は悪じゃないと
別の正義だっていう言葉あると思う
なんかそういうメッセージも込められちゃうなって
そんな感じなんです
深井は良い話ですね
これをね1978年にね
漫画で少年誌に書いたっていうのが
俺の中では衝撃的やった
確かにですね
すげえな
結構ね 藤子先生
藤子先生こういう作品結構あって
例えばスターウォーズを
ここはスターウォーズ分かる?
スターウォーズってさ
ルークスカイウォーカーが主人公やん
で敵が帝国なんやね
ダースベイターを率いる帝国なんやけど
ストームトルーパーっていうのが
敵の兵隊なんや
あの白いやつ
あいつをバンバン殺していくやん
でもこれがスターウォーズの
ストームトルーパー
目線で見た時の
話とかもあるわけ
なるほどなるほど
これ面白いよ
それを大日本帝国の特攻隊
にだぶらせて
ストームトルーパーが
赤髪が来てさ
敵帝国に突っ込んでいくみたいな
なるほど
で家族は泣きながら
頑張れって送るみたいな
話があったりとか
結構そういう視点を変えることで物語
あるんですよ
確かにですね
その時代にそれっていうのが
元々そういう
12:01
目線ってあったんですかねその前からも
どうなんかねあったんじゃない
フジコ先生に
関わらずやろ
でも俺がすげえと思ったのは
漫画で
このなんつうんかな
エンタメという服を
着せて
これができてるっていうのがすげえなと思ったよね
道徳の授業をやったら
教えられるはずなんよ
いいかいと
相手に文脈があって
ストーリーがあって立場があって
価値観があって違うんですよっていうのは
道徳の授業で先生が教えることができたとしても
これ別に
親や先生から読めと言われた
教科書じゃないわけよ
漫画だよ
その中で子供たちが自然と
問題提起を受けて
考える材料にさせている
と思うよねこれね
そこがやっぱね漫画家ってすげえなっていうか
藤子先生すげえなっていう
確かに本当っすね
でした いい教育ツールだ
マジでそう思う
でも俺やっぱね教育とか
必要なもんじゃやっぱエンタメと思っちゃう
なるほどなるほど
楊 そうっすね楽しいほうが
響くっすもんね単純に そうなんや
自主性がね
ああいいな
ちょっといろいろ興味出ちゃったっすね
短編集読んでみたいな
なんでね僕が
これ紹介したかというと
俺実はこないだ
違うポッドキャスト番組にゲスト収録で
呼ばれてそこで
全く同じ話させてもらったんよ
少し不思議ナイトっていう
番組があるんですけどそれは藤子先生の
ことをとか
藤子先生の作品を紹介する番組
なんやけどそこにゲストと
呼ばれてこの話したんやけどさ
なんか俺の中ではすごいうまくいかんかって
同じ話
もう一回させてもらいたいなと思って
やり直し
リベンジ
リベンジですね
いいっすね
これは興味持ってくれそうな人も
多いんじゃないですかね
ぜひぜひ見てください
藤林のターンにいってみていいですか
僕はいろいろ読んでみたい
本あった中で
僕が今回
手をつけたやつがですね
昭和天皇独白録と
いうやつ
ごつそうやね
昭和天皇が
独り言とか独白ですね
一人で白い糸書いて独白
自白の独白みたいな感じ
独白録というやつですね
を読んでみましたよと
これですねどんな本か
というと
1995年に初版が出てる
かなと思うんですけど
塩谷さん
という方が
最後編参をしてて
流れ的にはですね
昭和天皇が生きてる
うちに
側近だった人たちとかが
15:01
ぶっちゃけ戦争が起こった
じゃないですか第二次世界大戦の
時ってどんな感じ
だったんですかっていうのを
インタビューしてその記録をまとめた
その記録をまとめたやつが
当時日本の国内では
発表されずに
アメリカにいた
日本大使館かな
の人かなんかに渡されてたらしいですよね
寺崎さんという方
娘さんが
お父さんの遺品を
探してた時
整理してた時に出てきた
ということらしいんですよね
マリコ寺崎ミラーさんという方が
その記録を持ってて
これは貴重なものなんじゃないの
ということになって日本の国内に戻ってきて
その寺崎さんという方が
最終的に1995年に編集して
出したというような
感じでございます
なんでこれ手つけたかっていう
背景だけパパッと喋っていいですか
いつだったかな
ちょっと昔なんですけど
世界で有名な日本人
トップ3みたいな
調べたことあるんですよね
1位か2位くらいに
ヒロヒトって書いてあったんですよ
ヒロヒトってなんだと思って
検索したら昭和天皇のことで
ああなるほどねってなって
そりゃそうだ
なんでって言ったら
どうもですね
ヒトラーと二大巨頭みたいにして
語られてるところがあるっぽいんですよね
えーって思ったんですよ
実際その時ネットで調べた情報なんで
そんなに
まあ要はあれですよ
世界で有名な実は日本人
5000みたいなやつとか
いろいろ見ていた中で出てきたというだけなんで
どんだけ正確な情報かは分からないですけど
えーなんか昭和天皇ってヒトラー
みたいな感じだったのか
ちょっとあるじゃないですか
えーとか思って
それ結構前の話で
なんか色々調べてた時に
なんかふと思ったんですよね
あそうだ
そういう話があったんだ
なんか愛知トリエンナーレあったの
分かります?
ヤンフの事件か
イヤンフ像を展示したりとか
あの昭和天皇の
肖像画が
燃やして踏みつけられるっていう
映像が入ってる映画が
展示されてるってことでなんか問題になった
みたいなところがあったんですね
でやっぱそういうところって
大騒ぎするんだなと思って調べた
みたいなところから入っていってですね
よくよく考えると
昭和天皇って昭和が終わるまで
ずっと生きてたわけじゃないですか
天皇だったわけじゃないですか
よく考えたらヒトラーみたいな人だったら
そんなことさせてもらえんよな
ってまず思ったんですよ
だから
どういう風な認識なんだろうって思って
その愛知トリエンナーレに出してた
昭和天皇の
映画っていうのもこれ結構なんか
めちゃくちゃ物議かもしてたんで
実際に俺見てみたんですよその映画
18:01
確かに
写真を燃やされたりとか
踏みつけられたりしてるんですけど
そんな言うほどか
みたいなのもちょっとあったりとかして
実際これ作った人
どういう思いでこれ作ったのか
そういうのも調べていたんですよね
そしたらその人的には
自分の世代とか
自分の父親世代っていうのが
いわゆる天皇制
みたいな天皇を神とする
そういう
教育に洗脳されてたと
それからの
脱却というところで
その天皇をテーマにした作品を
作り続けてきて
自分の作風から脱却したいから
昭和天皇の写真を燃やしたんだっていうのが
主張なんですね彼の
実際に俺もその人の経歴見てみたんですけど
確かにそんな感じなんですよ
お父さんがバチバチ天皇信者で
みたいな感じでそれが嫌だった
みたいな話なんですよね
そういう話を見ていった時に
あれ昭和天皇って
実際どういう人?
って調べていったところ
この本にたどり着いたみたいな
感じでございます
本人の言葉があるんだと聞くのが一番早いなと思って
昭和天皇の読覚録っていうのは
どういう本かっていうとですね
要は太平洋戦争が起こる前から
終わるまで
ぐらいのことについて
あの時
実際内情どんな感じだったんですか
その時天皇はどういう風に
言ったんですかみたいなやつがかなり
インタビューとしてまとまってて
それをほぼ原文通り
載せてるっていうような本なんですよね
感想としてはですね
最初に感想から言っちゃうんですけど
なんか金髪先生の
見てるみたいな感じだったんですよ
どういうこと?
どういうことってなるでしょ
これ面白くて俺の感想の一個が
金髪先生みたいなっていうのが一個と
もう一個が立憲
君主制ってこういうことかみたいな
のが二つのちょっと大きな感想
なんですよ
全然わからん ですよね
ちょっとパパッと説明していきますね
インタビューがあるんですよね
まずは
対戦の
縁起について尋ねましたみたいな
でしたらあの時
人種差別って結構あったんだよみたいな
だから
アメリカとかアメリカとかに移民
受け入れしてる時に日本人NG
みたいなのがあって
それで日本人結構
イラだってたんよねみたいな話とかから入っていくんですよね
あの事件の時ってどういう風になってたんですか
あの時ね
これやめろって言ったのに
あいつが勝手に爆破したんよみたいな
そういう話があって
爆破したやつをちゃんと処分せろよ
って言ったのに
あいつがせんやったんよ
ずーっと書いてあるんですよね
でめっちゃ面白くて
ただちょっと
言い方あれなんですけど
昭和天皇に俺悪くないよみたいな
その文言にも
21:01
見えなくもないんですよね
俺のせいじゃないよって言ってるようにも見えなくはないんですけど
なんかどうも
昭和天皇に戦争責任があったのかどうかみたいな
その論争って結構
あったっぽいんですよ
もしかしたらその証拠として
書き残したものなのかもしれないんですよね
なるほど
だから
どっち側目線で見るかみたいな
すごい難しいところあると思うんですけど
書いてあったところを見ていくとですね
昭和天皇のオーソドックスな
スタンスとしてはですね
明治天皇から立憲君主制
ということで受け継いでおると
で明治天皇めっちゃ
尊敬してたっぽいんですよね
立憲君主制っていうのは
なんかあった時の拒否権と
承認だけするのが
君主の役目で
あとは議会が決めるんだと
だから天皇っていうのは
オッケーっていうのが
目的
っていうところに結構こだわってるっぽいんですよね
立憲君主制っていうのは結構昭和天皇が
こだわってるっぽくて
議会で決めたことにオッケーって言うだけです
みたいなポジションかなり
序盤からこだわってるっぽいんですよ
でその辺も割と意外で
だから
これはやれとか
それは嫌だとか言ったら
そんなの先生君主制と変わんないじゃないかと
ということで憲法に基づいて議会が決めてください
と議会が決めて
最終違うなって思ったら
いやどうかなって言うけど
基本的にお前らが決めたことにオッケーって言うのが
俺の立場だよっていうのがもう
終始そうなんですよね
その中で
じゃあこの事件なんでこんなことになったんですか
そしたらその時
何々ってやつがおって
中途半端な返答しかせんのよみたいな
一回じゃあそれ聞いたことにしとこう
みたいな返答ばっかするんよみたいな
それを部下が
オッケーって言われたオッケーもらったと
勘違いして突っ込んだよあいつみたいな
話とかがあるんですよ
だからああいう中途半端な
物言いするやつを
役職に添えちゃいかんかったねとか
そんな話がずっと続いていくんですよね
リアルなんか
そうなんですよそうなんですよ
それを見てると
昭和天皇が担任の先生
みたいな感じなんですよ
その議会に生徒たちがいて
議会とか将軍とかもちろんそうなんですけど
とかが
みんなでワーワーワーワー言い合ってる
こうじゃねえとか
やっちまえとか戦争はせんほうがいい
みたいなもちろん色々いるわけじゃないですか
その議論を昭和天皇が後ろから見ながら
分かった
できるだけ穏便に行こうみたいな
そんな感じでずっと
話が進んでいくんですよね
この時どうなったんですか
っていうインタビューに対して
出てくることってほとんど
その時何々っていう人間が
おってさ
こいつこういうやつなんよ
こいつとこいつが仲悪かったんよ
ここの意思疎通取れんかったのが
まずかったねとか
ほとんどそんな話なんですよ
もちろん時系列
おって歴史の
24:01
こういうこの対戦がここで始まって
この戦いがここであって
細かい話ももちろんいっぱいあるんですけど
大まかでいくと
昭和天皇っていうのは明治天皇を尊敬していて
立憲君主制という立場を
重んじていて議会が
決めたことにできるだけ
ノーと言わないとやっぱり
昭和天皇自身も若気の至りで
総理大臣に対してお前やめろとか
言ってしまったことがあるとめっちゃ反省してます
みたいな
総理大臣に対してやめろとか
言っちゃいかんかったとか
それはもう先生君主制のやることやけん
そんなことしちゃいかんかったごめんみたいな
そんな話なんですよずっと
議会が
ここは一発攻め込んじゃろうぜ
みたいな話になってきた時に
一人呼んで
あいつがちょっと後援いいよけん
裏から撫でてやってくれん
学級委員長を呼んでから
みんなによろしく言っとってみたいな
そんなことをずっとしてるんですよね
みたいな本でした
なんか人間やね
はいめっちゃ人間でした
だからそれも
そこですよね
分かるというか人間ですね
人間が動かしてて
やっぱり
もちろん戦争避けたいと思ってた人とか
やっちゃえっていう人がいて
その話し合いがあって
でも結局
最後の最後の意思決定期間が
当時の担当大臣
6人ぐらいで決めてたらしいんですよね
でその6人も
どうするみたいな
戦争したら負けるかもしれんけんやりたくないよね
いややっちまえっていうのと
ワーってなって
話がもうどっちにも転ばんみたいな
ずっとその6人で
ワーワーワーワー言い合って
結局その戦争することになってしまった
そこに対して昭和天皇が
言ってるのがあそこに
大蔵省の大臣入れてなかったのが
やったみたいな
そんな感じなんですよ
それですごくトータルとしては
立憲君主制ってこういうことなんだ
すごくいいなって思ったんですよ
最終的に
戦争責任が
担任の先生にあるのかっていう話ですよね
っていう話になってたんだ
って思いました
これは面白いね
昭和が終わったのが
64年か
俺56年生まれやけど
あんまりリアルタイム知らんわけよね
そんなんもあってかやけど
人間中さ
感覚がないよね
昭和天皇とかに対してさ
天皇陛下に対して
それそうよねって思ったわ
人間やったんやね
27:00
例えば
226事件
いろいろあるじゃないですか
日本の陸軍が
クーデターを起こした
そいつらが何を言ってるかっていうと
政府は腰抜けやから
昭和天皇が
実権握ってくださいみたいな
だから俺らがクーデターを起こして
昭和天皇に軍はつくんで
昭和天皇が
一人でワンマンで実権振るってやってください
昭和天皇がキレるんですねそれに対して
ふざけんなみたいな
備権君主って言いよろうがみたいな
そんな感じやったりとか
あと
じゃあアメリカに対して
真珠湾攻撃仕掛けるってなった時に
なる直前くらいかな
ガンって会議をする前に
昭和天皇が一つの詩を読むんです
その詩は明治天皇が読んだ詩で
海の向こうの人たちも
みんなその兄弟
同じハラハラって言葉を使って
みんな兄弟と思ってるけど
やっぱり波風ってのはどうしても立ってしまうよね
っていうような
どうにかならんのかなその世の中
っていうような詩を読んでる
それを
そろそろ宣戦布告するかみたいな
時に会議の場で
まずそれを読み上げて
お前ら今言ったことをよく肝に銘じて今から会議せろよ
言ったら
戦争したい派の人とかが何も言えなくなるとか
そんな感じ
やったらしいんですよね
金髪先生っぽいでしょ
いやいやいや
金髪先生っぽいかは知らんけど
ちょっと学園者っぽくないですか
普通に言ったらまずいのかな
分かる分かる雰囲気はね
まずくはないよね別に
犯人の先生がいてみんなに決めさせて
俺はそこじゃないと思うけどな
って思ったりとかもしながら
お前らが決めたことは尊重するよ
責任は俺が持つよみたいな
感じで終始やってたような
状態っぽいですね
なるほどね
めっちゃ人間やったっすね
多分意図的にそういう
人間っぽい部分は隠そうとしてきたんやろうな
って感じはするよね
どうなんかな
本当にすべて
正しいことしか言わない
全知全能の人みたいなさ
そういうイメージで
あらなければいけないみたいなことが
たぶん周りがね
たぶんそう仕立てた部分も
あるんじゃないかなと思うような
それに付随して
この本の中には書いてなかったことなんですけど
調べていったら
昭和天皇は確かもともと
海軍かな
軍に一回所属してるんですよね
っていうか
天皇の皇太子って
軍に一回所属する義務
みたいなのが決まりがあったっぽいんです
その時はですね
その時とかに
軍隊で
皇太子を守れみたいな
この絵編みたいなのがいるわけじゃないですか
30:00
それに対して上官が
お前らの夢はなんだみたいな
天皇のために死ぬことです
みたいなのをさせてたらしいんですよね
どっちかっていうと周りが
そういうふうに
軍をまとめ上げるために使ってたっぽい
昭和天皇としては
どうも逆にそれに悩む
青年時代を送ってたっぽいんですよね
俺も人間なんだけど
みたいな
感じっぽいですね
なるほどね
面白いわ
これいろんな
ところであるなと思うよって
例えばね
今だと総理大臣とかさ
今だと
県の知事とか
社長レベル
でもそうと思うけどさ
やっぱこう弱み見せんでよって
思ってしまう人たち
っておるわけで
なんかさ会社の社長とかが
弱み見せれるようになってきたのって
結構ここ数十年の話
と思うよって
つまりなんかこう
天皇陛下以外にも
トップの人はこうあるべき
みたいなものっちすごい強かったんじゃないかな
と思うね
確かにそうかも
例えばさ今やったらさ
普通にツイッターとかでさ
社長の生の意見が
誰でも見れてさ社員どころか
世間全員が見れるわけよ社長とかが
意見地で俺こう思うんやけど
とかさ
全然違うこと言ったりさ
やべマジ無耳とかさ
この辺
経験どうしていいか分からんとかさ
そんなんも言ったら言えちゃうわけや
でもさ多分やけど
それまでの時代
組織の中の人から見ると
社長は
デーンと構えてもらいたいし
迷ったりせんでよみたいなさ
価値観
すげえあったんじゃないかなと思ってて
それの最たるもんなんじゃない
ああそうかも
そうかもな
だけどあの時間違っちゃったとかマジで言わんでほしいみたいな
なるほどっすね
なるほどっすね
確かにな
でもそんな感じのことも
書いてあったっすね
マジ?
結局
多分どっちかっていうと
昭和天皇の書かれてる内容とか
俺が調べたところによると
いやもうちょい人間でいいんじゃない
っていう風に思ってたっぽいんですけど
やっぱりその
俺が言うとみんな100%
したがっちゃうからなかなか言えない
とかそういうのも書いてありましたね
そうね
あとっすね本題ではないんですけど
この本の中でおもろかったな
っていうポイントがあと2つあって
1個が
古い漢字使ってあったりとかするんで
ちょっと面白いことが
いろいろあるんですよ
例えば漢字の勉強になったら
例えば
何々することができるだけの
33:00
力ってあるじゃないですか
あれの何々することができるだけ
っていうのが身の丈の丈の漢字を
使ってあるんですよね
だから
だけってそういう意味なんだとか
なるほど
とか
かなりいい方向に進んだ
とかいうののかなりが
かが可能のか
でなりが
これが成功のせいで
書いてあったんですよ
だから要はかなりっていうのは
できうるっていう意味なんだな
と思って
そんなんが勉強になったな
マジで豆知識やったね
あとっすね
これがなんか
ある意味グッときたところなんですけど
グッときたというか面白かった話でもあるんですけど
ポツダム宣言が出ましたと
もう最後勝てないんで
そろそろ終わりましょうみたいな
ポツダム宣言が出ましたと
その時に
連合軍側は
全面投降しなさいと
じゃなかったらもうひたすらぶっ潰すよ
みたいな感じの最後通知が来ましたと
いやもうこれはもう
降参しましょうっていう話になった時に
国体だけは保持させてくれと
国の形だけは残させてくれ
っていう風に
一応言ったっぽいんですよね
その時に
ちなみに天皇っていうのは
天皇も処刑しろって言われたのかは
わかんないですけど天皇っていうのは
俺らでいうところの
国の成り立ち
みたいなもんだから
それを殺すのやめてって言ったっぽいんですけど
連合軍側でその意味が
わからなかったっぽいんですよね
なんでやみたいなお前らの王様やろ
責任者出せみたいな
責任者とかじゃないんですよみたいなのが
通じなかったっぽくて
そこからだから
話が通じなかったから向こうも意味わからん
みたいなで返事がしばらく返ってこなかった
そのせいでタイムラグがあったと
そのタイムラグがあったせいで
やばいみたいな
許してもらえんかもしれんみたいなので
相当ことが紛糾したらしいんですよね
その中最後
昭和天皇が言ってたのが
これで
もし本当にもう許してもらえん
全面的に本土までボコボコ
ぶっ潰されるって言うんだったら
三種の神器を
伊勢神宮に自分が取りに行って
最後の最後まで
それをご守りする構え
心構えだと
私が最後守るみたいな
話を書いてあったんですよね
国を保持したいっていう話で
最後行き着くと
そこなんだって思ったんですよ
すごいなるほどね
だから昭和天皇と三種の神器が
あるっていうことが
昭和天皇じゃないですよ
天皇がいらっしゃる
三種の神器があるっていうことが
日本のアイデンティティなんだ
っていうのを初めて知ったっていう感じですね
これはすごいね
これはすごいね
日本とは何ぞややね
36:00
そうそうそうなんですよ
最初あそこかってなったんですよ
へえ〜
確かに今から時代が進んで
別に天皇制とか
なくてもいいんじゃないって思ったことも
もちろんあるんですけど
これ読んで
俺らのアイデンティティとして
あったほうがいいなってちょっと思った
みたいな感じですかね
へえ〜なるほどね
はあ〜
別に俺あったほうがいいとか
ないでもいいとか全くないとして
そう捉えちゃう
人がおるんやっていうのが
面白いって感じじゃないですか
なるほどね
だってアメリカとかって
全然ないわけやんそれが
だってエミンの国やしさ
元々ね開拓民しか
おらんところで
国が起きてみたいなところでさ
全然国の怒りが違うなっつう
なんかだっけ
国の実態とか
怒りっていうことをどう捉えるかっつうのが
全然違うんやなって
思ったな
なんか
すげえ面白かった
国ってものに対する概念が多分
各国様々なんでしょうね
やろうねそれで言ったらさ
例えばモンゴルの遊牧民とか
土地じゃないもんね
そうでしたね
国とはなんぞやっつうのが
面白いね
面白かったね最後
壊滅させられるとしても
国体だけは保持したいと
それができないんであれば
最後の最後まで
昭和天皇が三次の仁義を持って
殺される瞬間まで
戦いますよと
守りますよと
それが日本が存続
最後までしてるっていう
とらえてたわけじゃないですか
昭和天皇がもそうだし
当時の国民がなのかな
そうね魂というか実態というか
スタンドの本体というか
一応今の日本もその形で
運営してるってことですよね
っていうことやろ
っていうの初めて知って
怖すげえってなった
知らんかったね
面白かったですね
っていうやつでございました
面白かったです
今回の読書感想のコーナーは
以上という形になります
ちょっと長くなりましたが
ここまでですね
ありがとうございました
38:28

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