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【日本敗退】NetflixはWBCでどれだけ会員数が増えたの?サッカーW杯と徹底比較【推し活未来研究所】
2026-03-23 26:05

【日本敗退】NetflixはWBCでどれだけ会員数が増えたの?サッカーW杯と徹底比較【推し活未来研究所】

『推し活未来研究所』🎧 毎週月曜あさ7時配信!ビジネスとカルチャーをつなぐ「推し活」の世界を、ほっこりトークでお届けする番組へようこそ!Z世代の推し消費トレンド、社員のエンゲージメントを高める「社内推し活」の可能性、ファンに熱烈に”推される”ブランドやサービスの作り方など、身近でちょっと気になる推し活関連のトピックをピックアップ。難しい専門用語は使わず、「ゆるっと深掘り」していきます。聴いていると元気が出て、明日からのちょっとした活力になるような番組を目指しています☀️▼ パーソナリティ矢澤 綾乃株式会社KAZAORI (https://kazaori.co.jp/) 代表取締役ファンやコミュニティの「好き」や「熱量」を起点に、企業のマーケティング支援、ブランドプロデュース、新規事業開発などを手掛ける。推し活の記念日やイベント等を華やかに彩るバルーン事業なども展開し、「好き」を形にするための多様なサポートを提供している。現役ベーシスト様々なアーティストのライブサポートやレコーディングに参加するミュージシャンとして、現在も活動中。推す側・推される側の視点を持つ「現場あがり」の実践者アーティスト/クリエイター側と、それを応援するファン側の両方のリアルな視点と経験を持つユニークな存在。この経験を活かし、“推し活×ビジネス”の新しい可能性を日々探求し、そのインサイトを番組で分かりやすく発信しています。▼ 応援&メッセージはこちら📣あなたの推し活体験やアイデアが、番組をもっと豊かにします!ぜひお気軽にご参加ください。SNSで参加: 番組へのご感想、あなたの「推し」紹介、熱い推し活エピソード、ビジネス活用アイデアなどを、ハッシュタグ #推し活未来研究所 をつけてぜひ投稿してください!Podcastを応援: SpotifyやApple Podcastで番組をフォローし、レビューや星評価(☆☆☆☆☆)をいただけると、制作の大きな励みになります!専用フォーム: 長文のメッセージや、SNSを使わない方はこちらからどうぞ。 https://forms.gle/zSD7LYrAscxYCoh79▼ 視聴・聴取はこちらから▶️ライフスタイルに合わせて、お好きなプラットフォームでお楽しみください!YouTube: 最新エピソードの視聴やアーカイブはこちら!チャンネル登録もお願いします🔔 https://www.youtube.com/ @oshikatsu_laboSpotify: 通勤・通学中やお休み前など、耳で楽しむならこちら! https://x.gd/9kSbnApple Podcasts: iPhoneユーザーの方はこちらも便利です! https://x.gd/lxYcKそれでは、また月曜あさ7時にお耳にかかりましょう!

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サマリー

本エピソードでは、WBCにおけるNetflixの会員数増加について、サッカーワールドカップと比較しながら考察します。NetflixはWBC全試合を独占配信し、大規模なキャンペーンを展開しましたが、日本での具体的な会員数増加は非公開のため断定できません。しかし、調査からは一定数の新規加入が見込まれる一方、敗退による解約や、スポーツの公共性に関する議論も浮上しました。サッカーW杯では地上波放送や無料配信も行われるため、両者の対比から日本のスポーツ配信の未来と、ファン獲得・定着のあり方が探求されます。

はじめに:WBCとNetflix、そしてサッカーW杯
こんにちは。株式会社KAZAORIの矢沢矢乃です。推し活未来研究所へようこそ。
この番組では、ますます盛り上がりを見せる推し活をビジネスの視点から、そして時には私自身の経験も交えながら、楽しくそして深く紐解いていきます。
さて、今日のテーマはこちら。
【WBCでNetflixの会員数はどのくらい増えたのか?】です。
これ気になりませんか?サムライジャパンが敗退したあの日、Xのトレンドに何が上がったかというと、ネトフリ解約だったんですよね。
まあそれはそれでインパクトのある話なんですけど、私が気になったのはむしろ逆の方で、じゃあそもそも今回のWBCで入った人はどれくらいいたの?
ネトフリックスは150億円とも言われる6000配信件の費用を払っているわけですけど、それに見合うだけの会員が増えたのか、今日はそこを掘っていきたいと思います。
そして実はもう一つ、今日どうしても取り上げたい視点があって、3ヶ月後の6月にはサッカーワールドカップが控えてますよね。
サッカー好きなので今からワクワクしてます。
でも同じ国民的スポーツ×配信プラットフォームっていう構図なのに、ザグミがWBCとはまるで違う。
この比較をすると、スポーツビジネスにおけるファンの動かし方がすごくクリアに見えてくるので、今日は後半でそこもしっかりやっていきます。
私は普段、推し活をテーマにしたビジネスをしていまして、例えばファンの皆さんがイベントを一緒に盛り上げられる、フクートというサービスを提供しています。
実はこのフクート、Bリーグの京都ハンナリーズさんにも取り入れていただいたりして、まさにスポーツとファンの接点を作るということを現場でやっているんですね。
また、それと同時にベーシストとしてアーティストさんのバックバンドでベースを弾かせてもらってもいるので、押す側の気持ちも押される側の気持ちもどちらもリアルに感じている立場でもあります。
だからこそ見えてくる視点をこのチャンネルでは発信しています。
今日は確定している数字と、そこから読み取れる未来予測を織り混ぜながら、ビジネスとファン心理の両面からこのテーマを一緒に考えていけたらと思います。
それでは早速始めましょう。
WBCの配信体験とNetflixの独占戦略
さて、今回のWBC、私ももちろんネットフリックスで見ました。
正直最初は地上波で見れないの?って思ったんですよ。
もう野球を観戦している時に、親と一緒にテレビで見るという感覚がないんだなぁという気持ちにもなりました。
そして、これは私の親世代やもっと上の世代からクレームになるんじゃないかな?なんて思うこともありました。
でも実際見始めたら、ネットフリックスで放映する意味がしっかり見えてきました。
ホームベースの真下からの映像、いわゆるダートカメラや、ドローンでスタジアム全体を俯瞰する視点、ボリュメトリックビデオという立体的なリプレイ。
スタッドキャストの導入。
このスタッドキャストは、アメリカのメジャーリーグベースボールで導入されているデータ解析ツールで、スタジオカメラやレーダーを使用して選手やボールの動きを高速・高精度に分析するツールです。
急速や打球速度や飛距離がリアルタイムで表示されるんだそうです。
今回の放映では、この最新システムを駆使して、全部で137台のカメラを使っていたそうです。
それで思ったんです。これは単なる中継ではなくて、イベント体験として設計しているんだなと。
スポーツを流すんじゃなくて体験として売る。これ、押し勝つビジネス的にもすごく面白い視点なんですよね。
さて、2026年のWBCですが、日本ではネットフリックスが全47試合を6000ライブ配信しました。地上波でのフル中継はゼロでした。
地上波のテレビでは、ニュース内でのハイライトは流せるものの、ライブ中継はできないという状況でした。
これは配信の形としては、かなり事件と言える出来事です。
推定される放映件量は約150億円と言われています。数字を並べると、その凄さがよく分かります。
2006年の初回大会が約10億円、2009年には12億円、2013年に16.5億円、そして2023年に30億円と徐々に上がってきたのですが、
2026年には一気に150億円に跳ね上がりました。前回の5倍であり、20年間で15倍という金額です。
しかも今回は、ネットフリックスが従来の仲介社であった読売新聞社を介さず、MLBとMLB選手会が共同運営するWBCの主催団体と直接交渉を行いました。
地上波、BSやCS、Amazonプライムビデオ、ダゾーンなどでは、ライブ配信を一切流せないという完全独占状態です。
ただし、これは日本だけの話で、海外では全然状況が違ったんです。
アメリカや韓国ではどうだったかというと、日本というところの日テレやフジテレビ、NHKのような、みんなが普段見ている普通の地上波のテレビ局で放送されていたんです。
つまり海外のファンは、テレビをつければ誰でも見られる状態だったのに、日本だけがネットフリ独占だったんです。
世界全体としては、173カ国、14言語で放送されたのですが、独占となったのは日本だけの現象でした。
裏を返せば、それだけ日本の市場が大きいということでもあります。
WBCの収益全体の半分以上が、日本の放映権力とスポンサー収入で占められているともされています。
そして大会の結果についてです。
WBCでの日本代表の戦績と熱狂
サムライジャパンは予選ラウンドで4戦全勝を飾りました。
台湾戦では13対0の7回コールド勝ちを収め、高谷翔平選手が満塁ホームランを放ちました。
さらに韓国戦は8対7の激闘を制し、オーストラリア戦は4対3、チェコ戦は9対0と圧倒的な戦力を見せつけました。
ところがマイアミで行われた準々決勝で、ベネズエラに5対8で敗退してしまいました。
1回にアクーニャジュニア選手の先頭打者ホームランで先制されるも、大谷選手のソロホームランで即座に追いつき、3回には森下翔太選手の3ランホームランで一気に5対2とリードを広げました。
ここまでは非常に良かったんです。
しかしそこからリリーフジンが崩壊してしまい、結果は5対8となりました。
WBC史上サムライジャパンが準決勝にすら進めなかったのはこれが初めてのケースになってしまいました。
3連覇を含む輝かしい歴史の中で過去最低の結果となってしまったのです。
決勝戦ではそのベネズエラがアメリカを3対2で敗り、初優勝を果たしました。
優勝を受けてベネズエラはこの記念すべき日を国民の祝日にしたとも報じられています。
総入場者数は162万人となり、2023年の130.6万人から24%増となりました。
東京ドームでは365,272人を動員し、過去最高を更新しました。
実はチケットの二次流通サイトでは、日本対台湾戦のプラチナチケットに2万ドル、日本円にしてなんと約310万円以上の値段が付けられていたなんて話もあったほどなんです。
この熱量自体は本当にすごかったんです。
でもこの熱量が敗退の瞬間に一気に冷めてしまう。これが今日のテーマの核心部分です。
Netflixの会員数増加の不確実性と推定
さてここからが本題です。
ネットフリックスは今回のWBCでどれだけ会員が増えたのでしょうか。
先に結論からお話しすると、ネットフリックスの決算資料だけでは日本での増加分を確定することはできません。
理由は2つあります。
ネットフリックスは国別の会員数を詳細に開示しておらず、さらに2025年から市販機ごとの会員数指標の開示自体を停止しているからです。
ですので今日は確定している情報と推定される情報を分けてお話ししようと思います。
まずネットフリックスの加入動成についてです。
一番強力だったのがWBC応援キャンペーンですね。
2月19日から3月18日までの期間、広告付きスタンダードプランが月額498円になりました。
通常が890円なので約44%オフです。
スタンダードプランが795円で約50%オフ、プレミアムプランが1145円でこちらも約50%オフとワンコインから入れるという価格設計でした。
キャリアとの連携も強力でした。
ドコモユーザーにはDポイントを20%還元し、AUや有給を奪えるユーザーには広告付きプランを無料提供しました。
お金がかからないなら入ってみようという層を確実に取りに行っているのがわかります。
ここで重要なのがライブ配信に関してはプレミアムプランであっても広告が入るという点です。
アーカイブ市長の場合は広告なしですが、ライブ配信は全プランで広告ありとなっていました。
つまりネットフリックスは広告モデルのスポーツ配信に踏み込んだわけです。
会費だけでなく広告費も得るという二重収益の設計ですね。
ビデオリサーチ者が市長人数や広告到達の計測を実施すると発表しているのもその証拠といえます。
また関連番組の同時投入もありました。
渡辺健さんと二宮和成さんがナビゲーターを務めるダイヤモンドトゥルースが配信されたり、
稲葉浩司さんのカバー曲が応援ソングに寄与されたりしました。
解説人には高橋よしのぶさん、原辰則さん、松坂大輔さん、ヌートファー選手が名を連ねており、
これらはすべてイベント体験としての設計の一部と言えるかもしれません。
さあここからは推定に入ります。
最も実務的に使える数字が産業能力大学スポーツマネジメント研究所が行った1万人規模の調査です。
これは47都道府県の20代から60代を対象にしたものです。
この調査によると、WBCに関係なく契約済みという方が17.3%、
WBCが理由で契約または契約予定という方が4.9%でした。
その内訳は独占決定で契約した人が1.5%、開幕に合わせて契約予定の人が3.4%です。
その他盛り上がり次第で検討する人が8.8%、契約予定なしの人が68.0%という結果でした。
この4.9%という数字を日本の世帯数である約5583万世帯に機械的に当てはめると最大で約274万世帯相当になります。
最小ケースとして独占決定で契約したという1.5%だけをとったとしても約84万世帯になります。
一見するとめちゃくちゃ増えているように見えますよね。
ただ調査は20代から60代が対象で、世帯と個人の単位が混在している可能性がありますし、既存会員は割引の対象外でした。
さらにパブリックビューイングが全国の約150会場で開催されており、家族で一つの契約をシェアしているケースも多いでしょう。
そして何より日本が負けたことでWBCだけを見たかった層が解約しやすい状況にあります。
これらを考慮するとWBCを起点とした純増数は数十万から150万人くらいまでで幅広い不確実性があるというのが私の見立てです。
また産経リサーチの調査では、Netflix視聴者の43.6%がWBCのために加入したと答えています。
イベントをきっかけとした加入の比率はかなり高いことがわかります。
でもその人たちがその後も残るかどうかはまた別の問題なんですよね。
就営者オンラインの分析がとても面白かったです。
新規加入者の90%が広告付きプランを選んだと仮定した場合、初月の収入が約26億円、2ヶ月目が約74億円になるそうです。
中程度の解約率を前提とすれば、約6ヶ月で150億円の投資回収が可能だという見方もあります。
ただしこれはあくまで推定です。
Netflix自身は、2026年3月19日の時点で日本の視聴者数も会員数も一切公開していません。
4月の決算発表が最初の判断材料となるでしょう。
WBC敗退後のNetflix解約騒動と推し活の視点
さて3月15日、サムライジャパンがベネツエラに敗れた直後、XではNetflix解約という言葉がトレンド1位になりました。
はいもう終わり、もうNetflix解約するわとか、WBC終わったのでNetflix解約といった声とともに解約画面のスクリーンショットが大量に共有されたんです。
ニュースウィークや韓国のメディアまで、日本のファンがNetflixに解約殺到と報じるほどの規模でした。
さらにLINEプレミアムやキャリアのセットプラン経由で加入していた人たちから、解約のやり方がわからないという二次的な不満も続出しました。
推し勝つの目線で見ると、この現象はすごく興味深いんです。
スポーツにおける推しは、次の試合という明確な続きがあるからこそフォーモ、フィアオブミッシングアウトという見逃すことへの恐怖が強烈に働きます。
でも次の試合がなくなった瞬間にそのフォーモが消え去ってしまうんです。
推しが活動している間は課金するけれど、推しがいなくなったら解約する。これがネットフリ解約の正体だといえます。
また、解約の動きだけでなく独占配信で見られなくなることへの反発も、発表時から大会終了まで一貫して大きかったです。
プレジデントオンラインは、野球だけは日本人にとって特別だったという特集を組み、ブルームバーグに本番は、ネットフリックスの参入を黒船に例えて報じました。
日経新聞は、スポーツの公共性を問う記事を掲載し、さらにはイギリスのように国民的スポーツの無料放送を義務付ける法制度、いわゆるユニバーサルアクセス権の議論まで出てきました。
また、スポーツバーでの上映問題も大きな論争になりました。
ネットフリックスの利用規約では、個人的な非商用利用のみとされています。
そのため、東京の有名な野球場、リリーズ神田スタジアムはネットフリックスに直接確認し、上映不可であると告知しました。
それにも関わらず、多くの飲食店が黙認という形で流していたため、SNSでネットフリ警察やWBC警察といった言葉がトレンドになりました。
推し活における、みんなで見たい、その場にいたいという欲求を独占配信が制限してしまったわけですね。
ライブ中継は一人で見るより、みんなで盛り上がる方が何全楽しいですよね。
その共有体験が難しくなってしまったということが、今回の一番大きな損失だったのかもしれません。
Netflixの戦略:推しの横滑りと継続的なファン獲得
ネットフリックスは、WBCと同じリリース内で、実写版ワンピースのシーズン2や、ジョジョの新作、BTSのライブといった別ジャンルの大型コンテンツを並べて発表しています。
これは決して偶然ではなく、意図的な推しの横滑りを狙った設計なんです。
推し活の観点から整理すると、ステップ1としてフォームを利用して加入させます。
つまり、侍ジャパンを見なきゃという焦燥感を煽るわけです。
続いてステップ2では、ドキュメンタリー番組で推しの物語を補強します。
先ほどお話ししたダイヤモンド・プルースがまさにそれに当たります。
そしてステップ3で、アニメや音楽、ドラマなどの別ジャンルへ推しの横滑りを起こらせるんです。
WBCをきっかけに入った人が、ワンピースにハマったり、BTSのライブを見たりするようになります。
この3つのステップがうまく回ると、スポーツで入って推しが増えるという状態になります。
推し活の世界観においては、これが継続の最も強い理由になるんです。
ここで海外の類似事例を見てみましょう。
実はこれ日本だけの話じゃないんです。
アメリカの調査会社のデータによると、ピーコックというアメリカ版のアベマやユーネクストのような配信サービスが、
パリオリンピックの独占配信でなんと約280万人、アメリカンフットボールの特番で約300万人もの新規会員を一気に獲得したそうです。
300万人というのは、大阪市の全人口がスポーツを見るためだけに一斉に有料サブスクに加入したのと同じような大事件なんです。
しかし、ピーコックはイベント期間終了後の市販期で加入者が減少してしまいました。
イベントをきっかけとした加入は跳ね上がるけれど、純増として定着するかどうかは別問題であるという一般促がここからはっきりと見えてきます。
アメリカでのWBC視聴状況とNetflixの戦略的価値
次に、アメリカ国内でのWBC視聴者数についてです。
FOXで放送された予選4試合の平均視聴者数は317万人で、2023年の112万人から183%も増加しました。
準決勝のアメリカ対ドミニカ共和国戦は737万人を記録し、これはWBC史上最多であり、MLBオールスターの720万人をも超える数字でした。
大会全体を見ても2023年比で142%増となっています。
WBC自体のコンテンツ力は間違いなく証明されました。
問題は日本でその熱量がどのように収益化されるかということです。
実はNetflixのトップも、1年間ずっと続くようなスポーツの配信はコストがかかりすぎて厳しいとはっきり研究しています。
その代わり彼らが今狙っているのは短期間で一気に熱狂が生まれるお祭りイベントです。
例えばアメリカのアメフトのクリスマス特番や、FIFA女子ワールドカップ、F1カナダグランプリのライブ配信など、短期間でかつインパクトが高いイベントを集中的に抑えています。
今回のWBCはまさにこれにぴったりでした。
たった13日間という短期間に日本中のお仕事のエネルギーがぎゅっと凝縮されていますよね。
Netflixからすれば、世界第2位の巨大市場である日本を一気に攻略するための最高にコスパの良いイベントだったというわけです。
さらには、2028年のMLB大型放映権交渉に向けた布石として、戦略的価値が極めて高かったと言えます。
さて、一方で独占配信には露出の総量が減ってしまうというリスクがあります。
独占配信のリスクとスポーツの裾野拡大
地上波であれば何千万人もの人が見ていたものが、Netflixの加入者だけに限定されてしまうからです。
実は日本のプロ野球界のトップ、最高責任者である坂木原貞之氏も警鐘を鳴らしています。
ファンが自由に視聴できる環境を守ることは、日本の野球にとって極めて重要だと。
ネット配信が高額な放映権を買ってくれるのはビジネスとしてはありがたい。
でもそのせいで、お金を払えない子供たちやライトなファンが野球を見られなくなったら、長期的には野球界全体の裾のが狭まって、野球自体が衰退してしまうんじゃないか。
トップ自身がそんな危機感を抱いているんです。ここは難しいところですね。
でも一方で、ドキュメンタリーなどを通じて背景にある物語を深掘りできれば、選手の押され方が変わる可能性もあります。
押し勝つの文脈においては、プレーの切り抜きよりも押したくなる理由の方が強い武器になります。
また、YouTubeの公式ハイライトも見逃せません。
台湾戦は300万回以上、韓国戦は200万回以上再生されています。
この無料の入り口が、押し勝つの裾のを広げてくれます。
しかし同時に、ダイジェストを見るだけで満足してしまう人も出てきます。
この矛盾が、会員増加数の推定を難しくしている要因でもあります。
さて、3ヶ月後の6月11日からは、サッカーワールドカップが始まります。
サッカーW杯の放送体制とWBCとの比較
今回は、アメリカ、カナダ、メキシコの3個国共催で48カ国が参加し、全104試合が行われます。
7月19日の決勝戦は、ニューヨークのメットライフスタジアムで開催される予定です。
ここで、日本での放送体制に注目してください。
これがWBCとは全く逆の形になっているんです。
全104試合のライブ配信を行うのはバゾーンのみです。
しかし、日本代表戦についてはバゾーンで無料ライブ配信されます。
さらに、地上波での放送も予定されています。
NHKが33試合、日本テレビが15試合、富士テレビが10試合を放送し、NHKのBSプレミアム4Kでは全104試合を放送する予定となっています。
WBCは、全部Netflixが独占し、地上波はゼロでした。
それに対してSWCは、バゾーンと地上波、BSの多層構造であり、日本線は無料で見られるという形です。
同じ国民的スポーツと配信プラットフォームの組み合わせなのに、真逆の座組になっています。
この違いはどこから来るのでしょうか。
一つは権利の仲介構造の違いです。
SWCは連通が日本での独占代理店としてFIFAと契約を結び、そこから複数のプレイヤーに配分するという従来型の方式をとっています。
一方WBCは、Netflixが主催団体と直接交渉して全撮りしたという形です。
もう一つは公共性の扱いです。
WBCの際に、お金を払えない人は見るなということかという問題が大きな反発を呼んだことを受けて、
SWCでは日本代表選が地上波でもバゾーンの無料枠でも見られる体制になったのかもしれません。
推し活の視点で言えば、SWCはみんなで見るという体験が維持される設計です。
WBCは見たい人だけが課金して見るという設計でした。
どちらの形がより推し活を育てていくのか、その答えが6月以降に明暗が置かれてくるのかもしれませんね。
スポーツ文化への影響と今後の注目点
私個人としては、やっぱり大勢でワイワイ楽しみたいので、
ワールドカップのように無料で誰でも見れるという体制を続けてくれる方が日本中が盛り上がっていいんじゃないかなと思っています。
日本のスポーツを研究している笹川スポーツ財団という専門機関も、この状況に警鐘を鳴らしています。
彼らは今回のネトフリ独占を、未来に向けた新しいビジネスの実験と評価しつつも、
同時に日本のスポーツ文化にとって大きなリスクだと言っているんです。
これ推し活の言葉に翻訳するとすごくわかりやすいんです。
つまり、無料のテレビ放送がなくなると、たまたま見てファンになってくれるにわかファンが生まれなくなるということなんです。
新規のファンが入ってこないジャンルは長期的には絶対に衰退してしまいますよね。
私が個人的に一番刺さったのはこの視点でした。
野球を無料で見て育つ次世代のファンが消えてしまうリスクです。
数字では測れないことですが、推し活の未来を考えたとき、これが一番大きな問題になるのかもしれません。
今後注目すべきポイントは3つあります。
1つ目は、2028年にNHKのMLB放映契約が満了する際に、ネットフリックスが再び独占を狙ってくる可能性です。
2つ目は、イギリス型のユニバーサルアクセス権の法制化に向けた議論の行方です。
そして3つ目は、WBC限定で加入した人たちの定着率です。
これについては、4月のネットフリックスの決算発表で初めて実態が明らかになるでしょう。
そして6月に開催されるサッカーワールドカップ、地上波とダゾーンという多層構造が、WBCのネットフリックスにより全撮りと比べてどのように機能するのか、
この対比の結果が日本のスポーツ配信の未来を決めることになるのではないでしょうか。
いかがでしたか?
まとめ:WBC、Netflix、サッカーW杯の繋がり
今日はWBCとネットフリックスと推し活という一見バラバラに見える3つが実は深く繋がっているというお話でした。
そして6月のサッカーワールドカップという比較対象があるからこそ、このテーマはこれからも続いていくと思います。
番組を聞いての感想や、私もネットフリックスでWBC見たよーとか、解約したーとか、ワールドカップはどう見る予定とか、
皆さんのリアルな声もぜひハッシュタグ推し活未来研究所でシェアしてくださると嬉しいです。
それでは今日の推し活未来研究所はこの辺で、最後までお聞きいただきありがとうございました。
また次回お会いしましょう。
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