◆#160「信頼獲得は目指さない!? 子どもの気持ちを置き去りにしないために大切にしていること」(ゲスト:チャイルド・ライフ・スペシャリスト佐々木美和)概要
#160のゲストは、前回に引き続きチャイルド・ライフ・スペシャリストの佐々木美和さん。今回も「納得できない」をテーマに、子どもたちが病気や治療と向き合うために、プロとしてどのような支援を行っているのかを伺います。
信頼されることを目的にするのではなく、必要なときに頼れる存在でありたい。そんな姿勢のもと、佐々木さんは子どもの気持ちを尊重し続けています。手術や検査の前には、写真や実際の器具、音などを使いながら、何が起きるのかを子ども目線で説明。馴染みのないMRI検査の音を「宇宙人みたいな声」「おならみたいな音」と表現するなど、不安を少しでも和らげる工夫をしているそうです。
さらに、「手術前夜はどんな動画を見ながら眠る?」「手術後に何を食べたい?」といった作戦会議を一緒に行い、子どもが受け身ではなく、自分自身で医療に向き合える状態をつくっていると話します。また、病院内では中高生同士が交流できる場も設け、人狼や大富豪を通じて、弱音や本音を話せる時間を大切にしているとか。
また佐々木さんは現在、愛知県で「愛知こどもホスピスプロジェクト」を進めています。現在は空き家を活用した小さな子どもホスピスの立ち上げを目指し、クラウドファンディングを実施中とのこと。病院では叶えにくい「家族とバーベキューがしたい」「花火がしたい」といった、子どもたち一人ひとりの願いを支える場所を目指していると語ります。
子どもたちの子どもらしい時間をどう守るのか。医療の現場で寄り添い続ける、佐々木さんの話をぜひゆっくりとお聞きください。
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◆タイムライン
() 佐々木美和さん登場。チャイルド・ライフ・スペシャリストを志した原点
() 医師・看護師とは何が違う?チャイルド・ライフ・スペシャリストの役割
() 子どもたちの手術や検査の不安をどう和らげる?
() 病院のなかでも、子どもらしい時間を。居場所づくりの工夫
() 「信頼される」を目的にしない。自分を主語にしない寄り添い方
() 何をもっていい支援とするのか。評価や成果との向き合い方
() 「なんでも言っていい」と思ってもらうために大切にしていること
() 「愛知こどもホスピスプロジェクト」が目指す未来とは?
() エンディング
【ゲスト】
佐々木美和
名古屋大学医学部附属病院 認定チャイルド・ライフ・スペシャリスト
米国ミルズ大学大学院教育学部チャイルド・ライフ課程を修了し、認定チャイルド・ライフ・スペシャリストとなる。2007年より、名古屋大学医学部附属病院勤務。主に小児内科病棟にて、小児がんの子どもと家族に関わっている。2023年「NHKプロフェッショナル仕事の流儀」出演。NPO法人愛知こどもホスピスプロジェクト副代表。
◆「WEDNESDAY HOLIDAY(ウェンズデイ・ホリデイ)」とは?
週の真ん中にある水曜日は、1週間の折り返し地点。スウェーデンなどの北欧諸国では、この水曜日の夜を「小さな土曜日(Little Saturday)」と呼び、好きなことをしながらリラックスして過ごしているそうです。この北欧の習慣からインスピレーションを受けて生まれたのが、SmartHRがお送りするPodcast番組「WEDNESDAY HOLIDAY(ウェンズデイ・ホリデイ)」です。 水曜日の夜を休日のようにくつろぎながら、「よく働くってなんだろう?」を問いのコンセプトに、個人の働き方はもちろん、組織やチームのあり方、仕事を通じた社会との関わり方に至るまで、これからの“働く”の兆しを筋書きのない対話を通じて探します。
※情報は2026年5月時点のものです
Produce:SmartHR
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