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おはようございます。OKファームのOKです。
このラジオでは、脱サラして農業歴12年を超えた私が、新規就農者やフリーランスの方向けに、
マーケティング情報や気持ちがちょっと楽になる話をお届けしております。
はい、今日は603回目の放送です。
その写真、アップする前に気をつけてというテーマで、
農家さん向けが主になるかなと思うんですけども、
農機具ドロボウとかね、こういう防犯面みたいなところについてお話をしていきます。
最後の3つのポイントです。
ポイント1、場所が特定される情報。
ポイント2、Googleストリートビューで下見される。
ポイント3、ドロボウがいる前提で公開しよう。
この3つでお話をしていきます。
はい、1つ目のポイントが、場所が特定される情報ということなんですけども、
農家が使っている農機具であるとか、写真というのは、
一般の方からすると非日常な光景が広がっているので、
映えやすいみたいな嬉しい要素があります。
昨日、たまたま僕もショベルカーで水路の工事が完了したので、
大きな穴をショベルカーで埋めるみたいなね、
人が入って肩ぐらいまである高さの穴を埋めるという動画を公開したんですけども、
普段よりもコメントが多かったりとか、
こうやってるんですねみたいな感じで嬉しいリアクションが得られました。
ただそうなるとデメリットとして、
僕はこういう農機具、例えばこの色でとかこのメーカーでとか、
その農機具の情報みたいなものが容易に第三者に伝わってしまうわけです。
全部農協にしか出してないよっていう方だったら、
あまり心配しなくていいことなんですけども、
通販をやってらっしゃる農家さんだったら、
自分の通販サイトに僕は本名何々です。
事務所の住所、自宅の住所とかは何市、何町、何番地ですみたいなものを
公開しないといけないようになってます。
多くの方がこれってやっぱりご自宅の近くであるとか、
ズバリその場所に倉庫があったりとかね、
自宅のすぐ横ですみたいな住所だったりすることがほとんどなんですよね。
そうなると自分では機械の場所しか上げてないつもり、
機械の写真しか上げてないつもりなんですけども、
その機械の後ろに近くのお店屋さんの看板が映り込んでいたとか、
特徴的な目印になるものが映っていたということになると、
簡単にGoogleマップみたいなものとか、地図情報アプリみたいなものを使えば、
その写真を撮った場所というものが特定されています。
知っていて、これでバレたら仕方ないなというふうな判断になったら、
それは仕方ないかなと思うんですけども、
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まさかこの写真1枚で自分の畑が特定されるとは思わなかったとかね、
自分のこんなプライベートな情報がバレると思わなかったということにならないように、
まず自分の場所が特定される情報が含んでいないのかとかね、
そういったところはチェックしてみてください。
これが1つ目のポイント、場所が特定される情報というお話でした。
2つ目のポイントが、Googleストリートビューで下見されるというお話です。
これは農家に限ったことではないんですけども、
やっぱり近年、日本国内でも怖いなというような、
思うようなニュースがどんどん増えてきています。
押し込み強盗なんかに至っては、
本当に空き椅子として人がいないところを狙っているのではなくて、
その人がいるタイミングを狙って強盗しているという節もあるので、
本当に今までと違った防犯をしなければいけないなとかね、
本当に身の回りの防犯意識を高めないといけないなというふうに思うんですけども、
難しいなと思うのが、自分の家の周りの下見っていうのが、
そこに現場に行かなくてもパソコンとインターネット環境さえあれば、
余裕でチェックできるという時代にもなってきています。
Googleストリートビューという便利な機能があるので、
まずGoogleの航空写真で、上から見たら道路がどうなっているのかというのを見る中で、
ここに何色の屋根の家があるんだなとかね、
それこそ空から見て屋根のない場所に車を停めている人なら、
この人の家は多分車が何台あるんだなとかね、
農家でいうとトラクターがここに何台あるなというのが、
航空写真で一発でわかるような状態になっています。
それに加えて、よっぽど田舎道の奥の奥、
もう本当軽自動車1台しか通れませんよみたいな狭いところでなければ、
大体の道はGoogleの車が通って360度カメラというのかな、
全方向撮影しているカメラがあるので、
その人の家の前の玄関の様子みたいなものも、
インターネットがあればスマホとかパソコンだけで簡単に下見ができるんですね。
なのでこれは一つ目のポイントで紹介した、
多分このOKファームはここら辺に住んでるんだろうなとかね、
そういえばOKファームはこんな色のショベルカーを持っていたな、
みたいな情報が頭にあった上でそこら辺をチェックすれば、
航空写真でここにショベルカーがあるぞとかね、
Googleストリートビューで見たらここにトラクターがあるぞというのがわかってしまうわけです。
これはもう僕らとしては防ぎようがないことだと思います。
Googleの方に言えば、
モザイクをかけてもらえるとかいうぐらいの配慮はあるかもしれないんですけども、
見るからに車とかトラクターとかショベルカーとか、
そういうのはモザイクをかけても意味をなさないので、
そこはもう見られている前提で行動するしかないわけですよね。
なので、先ほどの話にも戻るんですけども、
自分としては何の気なしに上げた1枚がその情報をもとに、
道とか周りの雰囲気とかでストリートビューと航空写真の情報を使えば、
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簡単に場所が特定されてしまう。
最悪というかトラブルにあいやすいのは無人の倉庫みたいな感じですね。
夜になったらここ人がいなさそうだなみたいなところに置いているものというのは、
本当になかなか防犯が難しいかなと思うので、
そういったものはなるべくバレないように、
情報をさらさらないようにみたいなことは本当に意識した方がいいと思います。
これが2つ目のポイント。
Googleストリートビューで下見されるというお話でした。
3つ目のポイントが泥棒がいる前提で公開しようというお話ですね。
今回のまとめみたいな感じになるんですけども、
やっぱりこの便利なツールというのはもう諸刃の剣です。
自分の思いがとかね、自分の好きな風景がとかね、
大切にしている畑ですみたいなものをスマホ1つあれば全世界に公開することができて、
それによってファン作りみたいなものが進むのは間違いないです。
ただその公開しているということは悪意を持った人がその写真を見れば、
ここは泥棒がしやすそうだな、しにくそうだなとかね、
この人無防備だけどもうこいつの住所を特定しちゃったぞとかね、
倉庫も全部把握しちゃったぞということがあれば、
多分こいつが出かけている時間とかいない時間に上手いこと、
トラクターとかが運べるような機械を深夜に持って行ったら運べるぞみたいなことを考える人がいたらですね、
それは高確率で成功されてしまうんですね。
そうならないように難しいところなんですけども、
倉庫の場所をばらさないようにするとか、
お金がかけられる方はその倉庫が盗まれにくい仕様に鍵をかけるとかシャッターをつけるとか、
アルソックみたいな防犯サービスみたいなものをつけるとか、
無防備で言ったら本当に危ないですよということは知っておいていただきたいかなというふうに思います。
もう本当最近は太陽光パネル、ソーラーパネルの中にある線が盗まれたりとか、
地下に埋めていた送電用の銅線みたいなものが盗まれたりとか、
神社物価の中にある貴重な資材みたいなものが盗まれたりとかね、
なんでそんなことするんだよっていうような事件が相次いでいますので、
本当身の回りお気をつけくださいみたいなね、自戒を込めてなんですけども、
皆さんも情報公開する際にはいろいろと悪い人が見ていても大丈夫という情報になるべくするようにね、
お気をつけくださいというお話でした。
ということで今日は防犯意識高めましょうとかね、
農機具泥棒を気をつけましょうみたいな農家の方向けの情報を発信させてもらいました。
言われてみればこれはね、自宅特定されたらやばいとかね、
職場特定されたらやばいみたいな方も同じかもしれませんので、
いろいろとお気をつけください。
はいそれでは最後になりますが、
皆様腰痛にならないように肩を上げ下げしたり、
腰を回したりしながら体をリラックスさせてあげつつ、
今日やるべきことに向かって頑張っていってみてください。
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ここまでのお相手はOKファームのOKでした。
また遊びにきんさい。
ほいじゃまたのー。