拙著『50歳からの美食入門』で、食べ手に向けて「いい店を見分ける4つのポイント」を書きました。生ビール、トイレ、スタッフの仲、空いた皿の扱い。ところが本を出してから、飲食店の方に「あれは店側が読むべき話ですね」と何度も言われたのです。
今回は、客が無意識に見抜くこの4つの場所を、あえて店主・経営者の側から語り直します。最初の一杯に込めるもてなしの心、トイレが命取りになる理由、トップの姿勢が映るスタッフの空気、そして「グラスが空いたら僕らの負け」というロッツォ・シチリア阿部さんの言葉。
突き詰めれば、いい店とは「何のために店をやっているのか」に立ち戻れる店です。26年、東京の店を見てきた立場から、繁盛店の分かれ目をお話しします。
📕 著書『50歳からの美食入門』(中央公論新社)📝 note記事はこちら → https://x.gd/JpESY
オープニング|本に書いた「4つの見極め」が、実は店側の話だった
① 最初の一杯・一品 ── つかみにもてなしが出る
② トイレ ── 「生ものは頼みたくない」老舗スナックの逸話
③ スタッフの空気 ── すべてはトップ次第
④ 空いた皿・グラス ──「グラスが空いたら負け」
結び ── 何のために店をやっているのか
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