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看護学生のみなさんお疲れ様です。今回は、呼吸運動のメカニズムから超頻出の25問を出題します。何度も聞き流して確実に覚えましょう。それでは第1問。
安静時の休憩で主に収縮する筋はどれか。
1.内肋間筋 2.副直筋 3.横隔膜 4.強作乳突筋
正解は3.横隔膜です。
安静時の休憩は主に横隔膜と外肋間筋の収縮によって行われます。肺を広げるための主役となる筋肉です。
第2問。安静時の呼吸について正しいのはどれか。
1.外肋間筋が収縮する 2.内肋間筋が収縮する 3.横隔膜が収縮する 4.吸気筋が歯間して受動的に行われる
正解は4.吸気筋が歯間して受動的に行われるです。
安静時の呼吸では特別な筋肉の収縮は必要なく、肺や胸隔のゴムのような縮む力で行われます。
第3問。努力呼吸時に収縮する筋はどれか。
1.外肋間筋 2.内肋間筋 3.大胸筋 4.横隔膜
正解は2.内肋間筋です。
ふーっと強く息を吐くときは内肋間筋が収縮して肋骨を引き下げます。
第4問。努力吸気時に補助的に働く呼吸補助筋はどれか。
1.腹直筋 2.胸鎖乳突筋 3.内腹斜筋 4.内肋間筋
正解は2.胸鎖乳突筋です。
肩で息をするような苦しい呼吸の時には首の筋肉である胸鎖乳突筋などが相動員されます。
第5問。横隔膜の運動を支配する神経はどれか。
1.瞑想神経 2.横隔神経 3.六感神経 4.副神経
正解は2.横隔神経です。
横隔膜は第3から第5経髄から出る横隔神経の指令で動いています。
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第6問。安静吸気時における横隔膜の動きで正しいのはどれか。
1.歯間して上昇する 2.歯間して下降する 3.収縮して上昇する 4.収縮して下降する
正解は4.収縮して下降するです。
ドーム状の横隔膜が収縮することで下に引っ張られ、肺が膨らむスペースを作ります。
第7問。外六感筋の働きで正しいのはどれか。
1.肋骨を引き下げ胸隔を狭める 2.肋骨を引き上げ胸隔を広げる 3.横隔膜を押し上げる 4.腹空内圧を上昇させる
正解は2.肋骨を引き上げ胸隔を広げるです。
外六感筋はバケツの取っ手を持ち上げるように肋骨を動かし、息を吸うのを助けます。
第8問。正常な呼吸における胸空内圧で正しいのはどれか。
1.常に大気圧より腰圧である 2.常に大気圧より陰圧である 3.吸気時は腰圧になる 4.呼気時は腰圧になる
正解は2.常に大気圧より陰圧であるです。
胸空内圧は常にマイナスであるため、肺は膨らんだ状態を維持できます。
第9問。肺包内圧について正しいのはどれか。
1.吸気時に陰圧となる 2.吸気時に腰圧となる 3.呼気時に陰圧となる 4.常に大気圧と等しい
正解は1.吸気時に陰圧となるです。
肺の中の圧力が外の空気より低くなるからこそ、息を吸い込むことができます。
第10問。横隔神経の基地となる脊髄のレベルはどれか。
1.頸髄 2.胸髄 3.腰髄 4.仙髄
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正解は1.頸髄です。
横隔膜を動かす大事な神経は首の骨、つまり頸髄の高さから出発しています。
第11問。努力呼気時に働く腹壁の筋肉の役割はどれか。
1.胸隔を押し広げる 2.腹圧を下げて横隔膜を下げる 3.腹圧を上げて横隔膜を押し上げる 4.肋骨を外側へ引き上げる
正解は3.腹圧を上げて横隔膜を押し上げるです。
お腹にグッと力を入れると横隔膜が上に押し上げられ、肺の空気を絞り出せます。
第12問。腹式呼吸で主として働くのはどれか。
1.外肋環筋 2.内肋環筋 3.横隔膜 4.腹直筋
正解は3.横隔膜です。
お腹が膨らんだりへこんだりする腹式呼吸は横隔膜の働きが主役となっています。
第13問。吸気時、胸空内圧はどのように変化するか。
1.陰圧が強まる 2.陰圧が弱まる 3.腰圧に転じる 4.変化しない
正解は1.陰圧が強まるです。
胸が広がると胸空内のマイナスの圧力がさらに強くなり、肺が引っ張られて膨らみます。
第14問。第4経髄の完全損傷で生じる呼吸状態の危険性はどれか。
1.自発呼吸は正常に保たれる 2.腹式呼吸が更新する
3.胸式呼吸が更新する 4.自発呼吸が停止する恐れがある
正解は4.自発呼吸が停止する恐れがあるです。
第4経髄が損傷すると、横隔膜を動かす指令が届かなくなり、呼吸ができなくなります。
第15問。安静呼吸時に胸空内圧はどうなるか。
1.余圧になる 2.待機圧と等しくなる 3.陰圧が弱まる 4.陰圧が強まる
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正解は3.陰圧が弱まるです。
息を吐くときは胸が元に戻るので、マイナスの力は弱まりますが、決してプラスにはなりません。
第16問。胸式呼吸で主として働く筋はどれか。
1.内六感筋 2.外六感筋 3.横隔膜 4.強さ乳突筋
正解は2.外六感筋です。
胸が膨らむ胸式呼吸は、肋骨の間にある外六感筋が主役です。
女性に多い呼吸法とも言われています。
第17問。呼吸運動において肺が自ら膨らんだり縮んだりしない理由は何か。
1.肺に筋肉がないため 2.肺が硬い組織でできているため 3.胸膜が癒着しているため 4.軌道抵抗が大きいため
正解は1.肺に筋肉がないためです。
肺は風船のようなもので、周りの筋肉が胸を広げたり狭めたりすることで受け身で動いています。
第18問。次の筋肉のうち、吸気筋に分類されるのはどれか。
1.副奥筋 2.副射筋 3.外六感筋 4.内六感筋
正解は3.外六感筋です。
外六感筋は息を吸うための筋肉、内六感筋は息を強く吐くための筋肉とセットで覚えましょう。
第19問。成人の安成時における1回換気量はおよそいくらか。
1.150ml 2.350ml 3.500ml 4.1000ml
正解は3.500mlです。
私たちが普段無意識にしている1回の呼吸で、ペットボトル1本分くらいの空気を出し入れしています。
第20問。呼吸運動の際、胸隔の前後系と左右系を増大させるのはどの筋の働きか。
1.外六感筋 2.内六感筋 3.副直筋 4.横隔膜
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正解は1.外六感筋です。
外六感筋の働きで肋骨が持ち上がり、胸の空間が横にも前にも広がる仕組みです。
第21問。COPDの患者が行う口すぼめ呼吸の目的はどれか。
1.吸気時の軌道抵抗を減らす。
2.呼気時の軌道内圧を上げ、軌道の拒奪を防ぐ。
3.胸口内圧を陰圧に保つ。
4.横隔膜の収縮を促す。
正解は2.呼気時の軌道内圧を上げ、軌道の拒奪を防ぐです。
口をすぼめると空気の出口が狭くなり、軌道の中がパンパンに保たれるため、気管支がぺちゃんこに潰れるのを防げます。
第22問。横隔膜の解剖学的な位置について正しいのはどれか。
1.左側が右側より高い。
2.右側が左側より高い。
3.左右の高さは同じである。
4.心臓の直上にある。
正解は2.右側が左側より高いです。
右のお腹には大きな肝臓がドーンとあるので、右の横隔膜は下から押し上げられて高くなっています。
第23問。努力呼吸時に収縮する筋肉の組み合わせで正しいのはどれか。
1.外六感筋と横隔膜。
2.内六感筋と副直筋。
3.強さ乳突筋と射角筋。
4.大胸筋と副奥筋。
正解は2.内六感筋と副直筋です。
努力呼吸は内六感筋で胸を縮め、副直筋などでお腹をへこませて行います。
第24問。横隔膜が歯間した時の状態はどれか。
1.ドーム状に居上する。
2.平坦に下降する。
3.胸隔を前後左右に広げる。
4.肺胞内圧を陰圧にする。
正解は1.ドーム状に居上するです。
筋肉の力が抜けると横隔膜はお腕を伏せたような丸いドーム型に戻り、肺を下から押し上げます。
最後の問題です。
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第25問。呼吸運動を調節する呼吸中枢が存在する部位はどれか。
1.大脳皮質。
2.肝脳。
3.小脳。
4.塩水。
正解は4.塩水です。
私たちが寝ていても呼吸が止まらないのは塩水にある呼吸中枢が常に指令を出してくれているからです。
全25問お疲れ様でした。
解剖整理は酷使の土台です。何度も聞き流して確実に定着させてくださいね。応援しています。