球筋の違いを把握する
ティーチングプロの野山佳治です。それでは、今日もゴルフ上達に役立つヒントやコツをお伝えいたします。
昨日はですね、私が住んでいる千葉県はですね、夜雪が降りまして、夜私ちょっと出かけていたんですけども、帰りはですね、結構雪が降っていて、芝生とかはですね、うっすら雪が積もっていたので、
今日はですね、もしかしたらですね、クローズのゴルフ場があるかもしれません。
朝起きてですね、窓から外をチラッと見たらですね、それほど残っていないので、影響がないといいなというふうに思っております。
でですね、今日のテーマなんですけれども、コースに行くといつもと違う球が出たらどうしたらいいのかについてお話しいたします。
コースに行ったらですね、練習場では見たこともないような球が出ることがよくあります。
これはですね、どうしてもよく起こってしまうことなんですけれども、そういった場合にどうしたらいいかということなんですけれども、
まずは何が違うのかというのは把握するということですね。
球筋が違うのか。
いつもはドローボールなんだけれども、コースに行ったらスライスしているのか。
もしくは、いつもよりも大きく曲がるのか。
とか、もしくは当たらないのか。練習場ではうまく当たっているんだけれども、コースではミートできないのか。
とかですね、何が違うのかをまずは把握するということです。
で、把握していただいて、次はですね、原因を考えていただくということです。
例えば風が影響して球筋が変わってしまっている場合もありますし、
傾斜から打っているので傾斜の影響を受けて球筋が変わってしまっている場合もあります。
あとはスイングが当然変わっている場合もありますけれども、スイングが変わっている原因がメンタルによるところなのか。
とかですね、例えばコースに行ってスイングのテンポが速くなってしまって、球筋が変わってしまっているのか。
という感じでですね、何が原因なのかというのを考えていただくと良いです。
これもですね、あまり考えすぎてしまうのも良くありません。
すぐにですね、その原因が分かるようであれば、まず考えていただくということです。
なかなか分からないようだったら、あまり深く考えないほうが良いです。
原因を考えていただいて、対応できるところは対応して、これはスイングを変えるということよりも、
例えば、傾斜だったりとか風が影響しているのであれば、対応できるところは対応していただくと良いです。
スイングは基本変えない方が良いです。
いつもと違う球筋であれば、基本的にはスイングは変えないで、狙う方向を変えていただくということです。
スイングを変えてですね、球筋を変えようとするとですね、結構はまってしまうケースが多いので、なるべくスイングは変えないようにしていただいたほうが良いです。
これですね、私も結構やってしまうことが多いんですけども、
私、もともとドロー系の球筋なんですけども、コースに行ってですね、スライスが出るとですね、どうもやっぱり気持ちが悪くてですね、
ここを変えたらドローが出るんじゃないかとかですね、ここを直せばいつもの球筋に戻るんじゃないかと思って、
いろいろある頃やってしまうことがあるんですけども、そうするとですね、結構はまってしまって、うまくいかないでスコアを崩してしまうということが結構ありますので、
コースに行ったらですね、あまりスイングは変えすぎない方が良いです。
出る球筋をですね、活かしていただくということですね。
球筋がこう、いつもはドローだけれどもスライスが出たら左を向いてショットするとかですね、
球が飛ばないのであれば一番手大きいクラブを持つとかですね、
うまくミートできないのであれば一番手大きいクラブでスイングを小さくしてミート率を上げるようにしていただくとかですね、
そういった感じで対応の方法を考えていただくと良いです。
あとですね、コースでいつもと違う球筋が出ている時にはですね、今後のためにスイングを撮影しておくというのが良いです。
ラウンド中はですね、なかなか分からないかもしれないですけれども、
後で撮影したスイングを見てですね、ここが練習場の時のスイングと違うんだな、
というのをですね、把握するために撮影しておいていただくと良いです。
撮影してですね、スイング撮影して、ラウンド終わったらですね、そのスイングを見てですね、
練習場のスイングと見比べるようにしていただくとですね、今後の参考になりますので是非撮影しておいていただきたいなというふうに思っております。
コースを想定した練習
あとですね、対応できることとしては、当日はできないですけれども、今後対策するとしてはですね、
対策する方法としては、練習場の練習の仕方をコースを想定したものに変えるということですね。
例えば1球ずつクラブを変えるとか、狙う方向を変えるとか、ボールの位置を変えてみるとか、
毎回毎回同じバンテで同じ方向を狙って何回も何回も打つ練習。
これも大事なんです。スイングを作る上でそういった練習ももちろん大事ではあるんですけれども、
そういう練習の他にですね、1球1球何かクラブだったりとか狙う方向だったりとか、ボールの位置を変える練習、こういうことをやっていただくといいです。
あとはそのコースを想定してですね、そのコースの景色をイメージして、
例えば右に池があるとかですね、ここはバンカー越えだとかですね、いろいろそういったのを想定してですね、練習するようにしていただくといいです。
そうすることによってですね、コースでも練習場と同じようなスイングをしやすくなります。
ということでですね、今日はコースでいつもと違う球筋が出たらどうしたらいいのかについてお話しましたけれども、
まずは何が違うかを把握していただき、その原因を軽く考えていただき、基本的にはスイングは変えずに球筋を活かしたコースマネージをしていただく。
そして今後のためにスイングを撮影しておいて、後で見比べていただく。
そして練習場ではコースを想定した練習をしていただくようにしていただければと思っております。
なかなかですね、練習場のいつもの球筋がコースでも出るということは少ないかもしれないですけども、
ほとんどのケースではですね、コースに行くと何かしらですね、球筋が変わってしまうということは起こりやすいです。
ですけれども、ぜひですね、今日お話をしたことをですね、参考にしていただいて、スコアアップに役立てていただきたいなというふうに思っております。
ということで、今日の音声はこの辺で失礼いたします。