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ティーチングプロの野山佳治です。 それでは今日もゴルフ上達に役立つヒントやコツをお伝えいたします。
今日のテーマなんですけれども、ご質問をいただきましたので返答いたします。 ご質問は、プロになる過程での日々の練習メニューを教えてくださいってことでご質問いただきました。
まずですね、私が持っている資格についてご説明するとですね、 日本プロゴルフ協会のティーチングプロという資格です。
あと、
JGTOのツアーメンバーになった年もありました。 まず、日本プロゴルフ協会のティーチングプロというのはですね、
レッスンをするための資格なんですけども、日本プロゴルフ協会には トーナメントプロとティーチングプロという資格があります。
トーナメントプロというのは技術が認められて
与えられる資格で、 ティーチングプロというのはもちろんある程度の技術も必要ですけれども、
講習等を受けてですね、レッスンをする技術を身につけた人に与えられる資格です。
私はそのレッスンをする方の資格を持っております。 あとですね、JGTOと言いまして、これはですね日本ゴルフツアー機構と言いまして
トーナメントの資格です。 JGTOの方にはQTと言ったりしますけども、
ファースト、セカンド、サード、ファイナルとあって、 ファイナルで上位に行くとトーナメントに出ることができます。
ファーストを通ってセカンドに出場すると、その年のツアーメンバーとして認められて、 マンデーを通ったりとか何か推薦があったりするとトーナメントに出ることができます。
なかなかマンデーに出るだけでも大変ですし、 セカンドをやっと出たぐらいだと、なかなかですね推薦もらえてトーナメントに出るのは難しいんですけども、
資格はあるということです。 私はですね、JGTOの方はファーストを通ってセカンドに出場したことまではあります。
ですので、ツアーメンバーになった年もあるということです。 JGTOの方は1年の資格なので、
毎年のQTにどこまで行ったかということで、その次のツアーメンバーかどうかというのが決まります。
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という感じで、ちょっと説明が長くなりましたけども、私が持っている資格というのは、 今持っているものは日本プロゴルフ協会のティーチングプロという資格です。
JGTOのツアーメンバーだったことも、だった年もあるということです。
話に戻りますと、日々の練習メニューについてですね。 私はですね、ゴルフ場で静岡県の足高600クラブというゴルフ場でプロを目指して研修生していたんですけども、
研修生というのは、ゴルフ場の敷地の中にある寮に住んで、 ゴルフ場のキャディ業務とか、いろんな仕事を手伝いながら空いている時間は練習させてもらえるという程度なんですけども、
私はそこでですね、研修生として10年間やっておりました。 練習していたメニューとしてはですね、初め、研修生になった頃にはとにかくショットの練習をたくさんしていて、
1日600球から800球ボールを打っていました。 あとアプローチはだいたい300球ぐらいやって、パターンの練習は1時間ぐらいやっていました。
1日の流れをご説明するとですね、 朝7時から10時ぐらいまで、朝の玄関板をやってですね、ポーターですね。
10時から、仕事がない時はその後ハーフ回らせてもらったりすることもあるんですけども、 だいたい練習場で3時ぐらいまで練習して、
3時からコースをハーフ回らせてもらう。 夜はアプローチとパターンを練習するという1日の流れでした。
夏場はですね、朝、ドライバーの練習したりすることもありましたけども、 だいたいそういった流れでした。
この流れでですね、だいたいゴルフ場で研修生になってから何年か過ごしていました。
私がいたゴルフ場というのはですね、 結構ですね、冬でも雪があまり降らなくてですね、静岡県の沼津っていうところなんですけども、
隣の御殿場とかですね、 結構雪が、あと伊豆の山の方は雪が降るんですけども、私がいた沼津っていうところはほとんど雪が降らないので、
結構プロがですね、冬に合宿したり
しているゴルフ場でした。
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プロが結構こう来て合宿してたんですけども、 その中でもですね、
あの青木さんがですね、結構合宿に来てくることがあってですね、
で、 たまたま運良くですね、一緒に回らせてもらうことがあって、その時に言われたのが
ショットはもういいから、もっとパターの練習をするようにというふうに言われまして、
ゴルフはもうパッティングコンテストだから、 パターの練習をもっとやるようにっていうふうに言われました。
で、1日の流れとして
10時間練習するのであれば、 半分以上はパターをやるように言われました。5時間以上。
だいたい比率としては、 半分以上パターの練習して、アプローチパターの練習をして、
時間があったらショットの練習するぐらいで いいよっていうふうに教えてもらいました。
だいたい比率とすれば、パターの練習を6割、 アプローチとバンカーを3割、
ショットの練習1割ぐらいでいいっていう感じで教えてもらったので、 それからは練習内容を変えまして、
パターの練習をだいたい3時間、 1日練習しました。
内容としては1メートルのショートパッドをぐるっと1週、 1時間ぐらいやって、ロングパッドの練習を1時間やって、
1.5メートルから3メートルぐらいのパッドの練習を1時間ぐらい、 合計パターの練習3時間やりました。
このパターの練習も一番条件のいい時間、 日中に練習するようにしました。
それまでは夜、電灯をつけて練習していたんですけども、 パターが一番大事だってことで、
条件の一番いい日中に3時間練習するようにしました。
それからアプローチなんですけども、 1ヤードから5ヤードのキャリーのアプローチを150球ぐらいやって、
1ヤード刻みでですね。 5ヤードから10ヤードのキャリーの練習を150球ぐらい、
合計300球ぐらい練習していました。 バンカーはだいたい3日に1回ぐらいでしたけれども、
150球から300球練習していました。 あとショットの練習は
1日300球から400球ぐらい打っていました。 1日の流れとしては10時からパターの練習
3時間して、 その後3時ぐらいからコースハーフ回らせてもらって、
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その後に近くの練習場で 練習させてもらって、10時ぐらいに帰ってきて、
10時半ぐらいから12時ぐらいまでアプローチとバンカーを練習するというような流れで練習をしていました。
ということでですね、 今日はですね、私の
研修生時代の練習面についてお話ししましたけれども、 ぜひですね、参考にしていただいてですね、
上達に役立てていただければと思います。 ということで、
今日の音声はこの辺で失礼いたします。