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おはようございます。 オサナイ和志です。青森で中小企業診断士として経営コンサルをしたり、「オサナイだけど、背中は押します。」を合言葉に、全国の中小企業社長さんや社員さんを応援しています。
ということで、新しいね、また1週間が始まりましたけども、今週が終わるともう9月になっちゃうかなという感じですよね。
あっという間に8月もね、もう終わりに近づいていますけども、はい、皆さんどんな夏だったでしょうか。
僕はね、夏休み1週間いただきましたんで、かなり充実していたかなというふうに思いますけども、またね、月末、月始めにまた振り返りをさせていただければなというふうに思っています。
さて今日はですね、最近皆さんね、ニーサ貧乏という言葉を耳にしたことがあるでしょうか。
将来、不安だから投資にお金を回すっていうね、ところがですね、回しすぎて今の暮らしがカツカツになってしまうっていう、そんな状態を指す言葉をニーサ貧乏というふうに言うんですけども。
この話をするとね、ニーサ自体が個人で皆さんやられていますから、中小企業に関係ないんじゃないかなというふうに思うんですけども、
実はですね、僕はこの言葉を知った時にですね、ちょっと正直ドキッとしたんですよ。これで実は経営の現場でも全く同じことが起きているんです。
将来がね、不安だからとかね、あと周りがやっているからとか、今のうちに動かないと乗り遅れるからみたいなね、そうやってですね、始めた、例えば設備投資であったりとか、あと借り入れであったりとかね、
それから新規事業であったりとかっていう、その一歩っていうのが、商産から出た一歩だったでしょうか。それとも不安から出た一歩だったでしょうか。
今日はですね、この不安から始まる投資というテーマをですね、僕が数え切れないほど計算書をたくさん見てきておりますので、そういった僕がですね、向き合ってきたその経験からちょっとお話しさせていただければなというふうに思っております。
本題に入る前に少しお知らせをさせてください。
ノートメンバーシップを募集中です。
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それからもう一つお知らせです。
10月29日になりますが、西巻博さんの講演会が青森県弘前市で行われます。
こちらは弘前市民文化交流館ホールで行われます。
JR弘前駅から徒歩3分の所の商業施設、ひろろの4階にございます。
チケットの方ですけどもちむち系で販売しております。
今回はPTXではないのでご注意いただければなと思いますが、ちむち系の方で販売しています。
詳しくはこの放送の概要欄の方にリンクを貼っておきます。
そちらからご購入することができますので、皆さんのご参加お待ちしております。
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ということで今日はですね、その投資不安から始めていませんか?というテーマでお送りいたします。
まず今日の放送の企画になった記事をご紹介したいんですけども、
朝日新聞のポッドキャストでゆるっと経済っていうのがあるんですけども、
その中でですね、二位差貧乏に陥らないためにというふうな回がね、配信されてまして、
その内容が記事にちょっとまとめられていたんですけども、僕この記事見ましたですね。
なるほどと思ったんですが、朝日新聞の経済部の記者さんと、それから暮らし科学医療部の記者さんがですね、語り合うという形式だったんですね。
その中でですね、僕印象に残った一節がありまして、それ何かというと、20代の自分に何を伝えるかというふうに聞かれた記者の方の答えだったんですよ。
なんて答えだったかというと、何より大事なのは現状把握だというふうに答えたんですね。
投資のテクニックとかではなくて、まず自分の収入がいくらで、そして固定金どれだけ消えて、余裕資金がどれくらいあるのかを調べてみることだというふうにですね。
僕はここを読んで思わずうなずいたんですよ。
これ本当にまさしく、そっくりそのまま中小企業の経営に当てはまるんですね。
僕は27年間信用保証協会というところにいて、審査の現場もたくさんいました。
有志の申し込みも受けて、そして決算書を読んでですね、この会社に返していけるだろうかというふうなことを考えていくお仕事なわけですよ。
ですから本当にですね、もう何千という会社を見てきました。
その中で危ないなというふうに感じる申し込みにはですね、ある共通点があったんですね。
それは何かというと借りる理由が不安だったというケースなんですよ。
意味わかりますか。借りる理由は不安だから借りるってことなんですよ。
もちろん書類上の理由はきちんと書いてありますよ。
設備投資だとか運転資金だとか新規事業だとかね。
でも社長さんといろいろお話ししていると本音が出てくるんですよ。
いや周りの同業者はみんな入れてるからうちも入れないとまずいと思ってとかね。
いや今借りれるうちに借りておかないと後で借りれなくなるかもしれないからとか
何かしないと不安だからみたいなね。
これですね、投資の話に置き換えるとまさにニーサ貧乏と同じ構造なわけですよ。
将来が不安だからとりあえず動く、動くこと自体が目的になってしまうということですよね。
一方で強い会社の社長さんは全く違うんですね。
何が違うかやっぱり数字持っているんですよ。
うちの月の固定費がだいたい丸々万円で今の手元資金で何ヶ月持つ。
この設備を入れると月々の返済がこれだけ増えるけど
稼働率がここまで上がれば何ヶ月で回収できるよねみたいなですね。
こういう話がすらすら出てくるわけですよ。
数字が完璧かどうかじゃないんですね。
自分の会社の現状を自分の言葉で説明できるかどうかっていうここがね
やっぱり決定的な差だと僕は思いますね。
そしてこれは金融機関の側から見ても大きいんですよ。
やっぱり数字を語れる社長さんという信用されるんですね。
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逆に何とかなると思いますしか出てこないと審査する側は不安になるわけですよ。
当たり前ですよね。
自分の会社のことがわからない人にお金預けられるかというと
やっぱりここは慎重にならざるを得ないかなというふうに思うんです。
じゃあ僕たちは何故不安になるのかということなんですけども
さっきの記事の中でも若い世代が
将来の年金不安に感じるっていうのは
仕組みがよくわからないからではないかというふうな指摘があったんです。
例えば定期的に送られてくる年金定期便ってあるじゃないですか。
あれ見ても何書いてるかよくわからない。
だから不安だけが膨らんでいくみたいなね。
これ経営も全く僕同じだと思ってるんです。
不安の正体って大抵わからないことなんですよ。
売り上げ落ちてるのは知っている。
でもどこがどう落ちてあといくら手元に残って
いつまで持ちこたえられるのかがわからない。
だから漠然と怖い。
そして怖いから何かしなきゃいけないというふうに焦って
勢いで動いてしまうという。
逆に言うと分かった瞬間に不安はかなりの部分消えるんですね。
僕やっぱり現場でよく感じるのは社長さんが一番ホッとする瞬間って
良い数字が出た時じゃないんですよ。
今自分の会社がどういう状態にあるのかがはっきり見えた時なんですね。
たとえ状況が厳しくても見えていれば手が打てるわけですよ。
見えないから怖いんですよ。
じゃあ今日から何をすればいいかということなんですけども
僕からのご提案はたった3つの数字を紙に書き足してみることです。
難しい分析はいりません。いいですか。
1つ目毎月出ていく固定費はいくらか。
毎月出ていく固定費はいくらか。
家賃であったり人件費それからリースとか仮入れの返済。
売上ゼロでも出ていくお金ですね。
これが毎月出ていく固定費いくらかということです。
これを把握してみてください。
2つ目今自由に使える手元のお金はいくらか。
今自由に使える手元のお金はいくらかですね。
そしてそれは固定費の何ヶ月分に当たるか。
1つ目の固定費が分かれば今自由に使える手元のお金で割ると
何ヶ月固定費をそれで賄えるかというのが分かるわけですよね。
これが2つ目です。
3つ目この先1年で返さなければいけない金額はいくらか。
この先1年で返さなければいけない金額はいくらか。
ここも大事です。
この3つが分かるとうちは何ヶ月分の余裕があるのかが見えてきます。
そしてこの投資をしても大丈夫なのかの判断が
勘ではなく数字でできるようになります。
いいですか。この3つ大事ですからね。
さっきの記事でも余裕資金に決まった金額はないけれど
多少損が出ても何とかやっていけるというふうに思える範囲を
自分で見極めることが大切だというふうな話があったんですね。
これ会社も同じです。
その線を引けるのはもう従業員さんでもないんですよ。
奥様でもないんですよ。旦那さんでもないんですよ。
社長さんご自身しかいないんですよ。これは僕の考えですけども
経営における一番の投資判断というのは
やるかやらないかではないというふうに思っているんです。
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自分は今どこに立っているかということを知ってから決めているか
というここだと思うんですね。
不安から始めた投資っていうのは
うまくいかなかった時にさらに不安を呼ぶわけですよ。
でも現状を把握した上で決めた投資っていうのは
たとえ思うようにいかなくても
じゃあ次はこうしようっていうふうに次の手が打てるんです。
ここが決定的に違うところなんです。
ですから紙とペンだけで今日から今さっき言った3つできますので
ちょっと是非お試ししてみてはいかんかなというふうに思います。
はいということで今日も聞いていただきましてありがとうございました。
今日はニーサ貧乏という言葉をきっかけに
不安から始まる投資についてちょっと考えてみました。
正直に言うと僕自身も昔は何とかしなきゃって焦って
動いてしまうタイプだったんですね。
でもたくさんいろんな会社を見てきて思うのは
やっぱり強い会社の社長さんほど
動く前に立ち止まってちゃんと数字を見ているということなんです。
ですから焦らなくて大丈夫です。
まずはご自身の会社の足元を照らすところから始めてみてはいかがでしょうか。
ということで今日はその投資不安から始めていませんか?
というテーマでお送りいたしました。
挑戦が人生だ。Don't worry, be happy.
それではまた明日この時間にお会いしましょう。
今日も元気にいってらっしゃい。