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映画「オデュッセイア」
2026-09-23 15:54

映画「オデュッセイア」

今ひとつ乗れなかったので理由を考察します。ネタバレあり

#映画

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サマリー

ninjinkunは、映画「オデュッセイア」を2回、池袋のグランドシネマサンシャインのフルサイズIMAXで鑑賞した。小型化と専用ケースで静粛性を高めたIMAXカメラにより全編をフルサイズで撮影した作品で、嵐の船上や一つ目の巨人など、縦長の画角を生かした映像には大満足している。一方、ギリシャ神話の世界に馴染みがなく、オデュッセウスがトロイの木馬によって文明を破壊したことを悔いるというテーマも、木馬の計略を考える過程が描かれないため唐突に感じ、物語には乗れなかった。初回は隣席の傘と端の席によるスクリーンの歪みで没入感を損ねたため再鑑賞したが、細部は見えたものの感想は変わらず、個人的には今年のトップ10に入らないという結論になった。

満席続きの映画館と「オデュッセイア」
こんにちは、ninjinkunです。
今日は、映画のバックルームってやつを見に行こうと思ったんですが、朝確認したら、東京劇場モノキナミ満席ということで、1日の予定が崩れてしまいました。
この映画がそこそこ人気だというのもあると思うんですけど、今日は連休の最終日というのがあって、他にもいろんな映画が結構満席になっていて、
例えば映画のオディスセアとかね、そういうものも売り切れていて、映画ファンとしては映画館に人が足を運ぶのは嬉しいことではあるんですが、
好きなタイミングで映画が見れないというのは、それはそれで結構もどかしいというか、困ったなというところもあります。
それで今日は、さっき名前が出た映画オディスセアの話をしていこうと思います。
たぶんね、ネタバレを含むと思うので、2000年以上前に書かれたギリシャ神話が元になっているので、書かれたというかあれですかね、歌い継がれてきたというのが正しいのかな。
今更ネタバレも何もないと思うんですが、おそらくこの映画で新しく追加された要素に言及するんじゃないかなと思うので、そのあたりのネタバレが嫌な人はこのあたりで聞いてくださいという感じです。
で、私はこの映画2回見ておりまして、映画が公開される1週間前にアイマックス先行上映というのがあって1回、それと先週の金曜かな、第9話があったんでその時に1回見てきまして、どちらも池袋にあるグランドシネマサンシャイン池袋で見てきました。
このスクリーンはフルサイズアイマックスというですね、私はいろいろなところでフルサイズアイマックス、フルサイズ、フルサイズと言い続けてうざがられているんですが、通常のアイマックスよりも縦長のスクリーンで面積が広いと。
全編フルサイズIMAX撮影の技術
さらにこのウースセイヤーは史上初めて全編フルサイズアイマックスで撮影された作品ということになっております。
これがどういうことかというと、アイマックスの特にフィルムアイマックスですね、クリストファー・ノーラン監督が好んで使うアナログフィルムを使うアイマックスカメラはめちゃくちゃ作動音がうるさいらしくて、会話とか静かなシーンの撮影には全然向かないと。
これを使って俳優によって撮っていると、カメラの動作音がうるさいせいで、俳優のセリフにノイズがめちゃくちゃ乗ってしまうということで、会話とかも同時の録音ができないという欠点があって、後から音声をかぶせたりすれば一応使えなくはないけど、結構昔の映画みたいなね、口パクにセリフが乗っているみたいな感じになってしまうので、
リアリティを追求したければできれば同時録音したいということで、このオデッセアの前までの作品、オッペンハイマーまではこういう会話のシーンとかは通常のパナビジョンの横長のカメラが使われていて、そのせいでフルサイズアイマックスの画面で見ていてもフルサイズのシーンと通常横長のシーンがパッパッと切り替わるというね、
それはそれで演出と捉えることもできるんですけど、単純に見た目が変わるのでノイズになる部分もあったかなと思うんですが、今回このアイマックスカメラの小型化と、あとは専用ケースを開発してこれを入れることで静粛性を高めて会話のシーンとかでも使えるようになりましたと。
ケースに入れたらその音を抑えれるようになったということで、これによって全編フルサイズアイマックス撮影が始動を始めてできましたという振れ込みなので、これは何が何でもフルサイズアイマックスで見なければという、私と同じようなアイマックスのオタクがこの池袋のスクリーンと大阪のエキスコシティの方に殺到しているのかなと思います。
縦の画角が生む圧倒的な映像
それによって今非常にこのスクリーンはチケットが取りづらくて、私の周りの人たちもフルサイズで見たかったんだけど全然チケットが取れなかったという声をよく聞きますね。
私はこのスクリーンでいろんな映画を見てきたので、どんなタイミングでチケットを買えばいいかなんとなく知っているので、とりあえずチケットをゲットできまして見てきました。
感想としては、映像としては凄まじい映像の連続で、ここまでの強度を持った映像作品というのは今後そんな簡単に出てこないんじゃないかなというぐらい、いろんな作品のベンチマークになるような凄まじい映像が見れたなという感想になりますね。
特にこのオディスセウスの中では、オディスセウスがトロイア戦争から自分の故郷であるイタケに帰るところが一番メインのストーリーなんですけど、船に乗っていくんですけど途中でいろんな大嵐とかに巻き込まれて散々な目に遭うんですが、嵐に荒れ狂う中の船のシーンとかを上下に入れたりするので、
ここで非常にアイマックスの縦の画角が効いてきて、本当に自分が船に乗ってナンパしているような感じになって凄まじい迫力になってましたね。
あとは一つ目の巨人のヒノックスとか、なんか違う用意方してるのかな?とかも縦長のキャラなので、こういうシーンでも非常に縦の画角が効きますし、いろいろ縦の構図を上手く活かしたシーンがたくさんあって、なるほどこれがフルサイザーアイマックスの力かという作品になっておりましたね。
ギリシャ神話への距離と物語への没入
という感じで、映像好きとしての自分は大満足なんですが、一方でストーリーとしてはそんなに乗れなかったなというか、今までのノーラン作品のテネットとかインターステラーの方が自分は思い入れがあったなという感想になっていて、
なんかね、いまいち感情移にできなかったなと思うんですけど、これなんでかなと考えていくと、まず舞台がギリシャ神話の時代というね、自分とだいぶ馴染みがない文明、SFの世界だって本来馴染みがないんですけど、言うても自分の生活の延長にいろんな未来要素が入ったものがだいたいSFなんで、
なんでしょうね、自分の生活が拡張されているから想像がつきやすいんですけど、昔のギリシャ時代の方が結構イメージしづらいなというのがあって、あとやっぱりあれですね、多分西洋文明の人たちはこのギリシャ神話ある程度親しみがあったり、学校であったりするらしいんですが、全然知らん話であると。
はい、さすがに部分的な要素は多分聞いたことがある、例えばなんだろう、ギル系の魔女とか、そのさっきのヒノックスとか、はい、まあなんだろう、セイレンとかね、そういうものなんとなく知ってるけど、えーと、またトロイの木馬とか、そこまでなんですかね、ベース知識として知ってるわけじゃないんで、まあなかなか馴染みがない世界の馴染みがない話をやってるなというのがありました。
で、最後は一番でかい要素なんですけど、これが一番核心部分のネタバレになるかなと思うんですが、この映画の裏テーマというか、実は一本貫いているテーマとしては、これはですね、ノーラン監督の前作のオッペンハイマーと同じで、自分が文明を破壊してしまったことを悔いる人間の話になっていると。
文明破壊への後悔というテーマ
たぶんこれ、原作にはない要素だと思うんで、ノーラン監督が自分のテーマを勝手に付け加えてきていると思うんですけど、えーと、この作品の中では、オデッセウスはトロイの木馬を考案して、非常に強固な鬼のトロイの城壁の中に木馬をミツリモとしてね、迎え入れることによって、そして木馬の中に潜んで、
木馬が来て、戦争が終わった後、ハッピーになっているトロイの市民たちをぶっ殺しまくるということがあって、結果的に戦争に勝てたんですけど、このことをですね、最後に悔いているというシーンが出てきます。
どういうことかというと、そのミツリモの送って、それをね、喜ぶ、しかもそのアテナの神に対するミツリモだということで、お互いが持っている信仰心とか、贈り物習慣、こういうある程度のコモンローというか、コモンセンスみたいな、そういう文明として持つべき倫理観とか、あとはゼウスの掟と呼ばれる、
共通の倫理観を悪用して戦争に勝ってしまったので、これによって自分はそのギリシャ文明を崩壊させる引き金になってしまったんじゃないかというのを食いるシーンが出てきます。
これがその後から振り返ってみると、オディオスゼウスがなぜ途中で記憶をなくしているのかとか、断片的に思い出す中で、例えば何だろう、アテネ像の頭が落ちるシーンを思い出すとかね、そういうふうにして、
ところどころ断片的にこういう文明を破壊してしまった主体としてのオディオスゼウスというのが想起されるような仕掛けが入っているんですが、いかんせんね、見てる方としては私は最後の最後でこれが出てきて、そういう話だったのかというふうに思ってしまって、
重いテーマが唐突に見えた理由
なんでこう思ったのかなと考えていくと、例えば映画オッペンハイマーだと原爆を開発するにあたって、もちろんこれに反対する人とかも出てくるんですよね。
けど、ナチシル先に開発しなければという使命感でオッペンハイマーは開発を完工していくわけなんですけど、このオディオスゼウスに関してはトロイの木場の計略を考えているシーンが全くないんですよね。
いきなり木場が現れますと、そういう導入の仕方をしているので、このトロイの木場を考えるときに何かしら俊潤があったとか、それに反対する人がいたという、そういうシーンがないと、これを食えるときの予備動作がないなと思ったんですよね。
なので、事前にネガティブな面も検討しました。結果ネガティブでした、はわかるんだけど、後からやっちまったなって思うだけっていうのは、こちらとしては結構唐突に出てきたなっていう、さっき言ったように予備動作無しでいきなり動きが行われたように見えて、
結構ね、準備ができていなかったところにいきなり重いテーマがぶっこまれたんで、なかなか乗れなかったなというのが自分の分析ですね。
このテーマ自体は私は非常に好きなテーマではあって、何らか世界を破壊するような大きなことを起こしてしまった人がどうやってそれを償うのかとか、どう責任を取るのかという非常に重いテーマは私も好きなところではあるんですけど、
それだけに好きなテーマなのに乗れなかったっていうのがね、結構この映画と自分に距離を作ってしまったなと思いますね。
再鑑賞しても変わらなかった評価
はい、という感じで、結論としては映像には大満足したけど、ストーリーとかテーマ設定、そしてその語り方には乗れなかった。
それによって自分としてはこの映画オデッセイヤは、多分正直今年のトップ10にも入らないんじゃないかなという、そういう自分の中のレーティングになってしまったかなと思います。
これを見てかなり動員数が伸びてるみたいですし、最高だったっていう人がいるのも分かるので、そういう人たちでいい感想だなと思うんですが、個人的にはそういうふうに距離を作ってしまったなという結論になりました。
じゃあなんで2回も見てるんだという話なんですけど、これは理由がありまして、1回目見に行ったときはちょうど大雨が降ってる日で、みんな傘を持ったんですけど、私のちょうど右にいた人かな、が傘を自分の席の前に立てておいてて、これが普通に席から傘がニョキって飛び出てるんですよね。
これとアニマックスで視界いっぱいに広がるスクリーンが合わさるとですね、結構視界の端で傘がチラチラするっていうことになって、相当没入感が削がれまして、何度もこの隣の人に傘が視界に入るんで下に置いてくださいって言おうかなと思ったんですけど、絶対この人は悪気があってやってるわけがないのは分かるので、言い出せないまま3時間がたってしまって、もやもやしたままスクリーンを後にしてですね。
自分がその傘によって没入できなかった、あと結構ね、初回はスクリーンの端っこの方しか撮れなかったんで、もうね、でかいスクリーンを端っこで見るとスクリーンがすごい歪むんですよ。
それによって、傘とスクリーンの歪みの二重の原因で没入感が得られなかったから自分の距離を使ってしまったのかなというのがどうしても気になって、それを確かめるためにもう一回ちゃんと真ん中の遺跡を撮っていったんですが、結論としては感想は一緒でしたね。
2回見たことによって前に見れなかった細部が見えて面白かったというのもあったんですけど、最初の感想はだいたい2回目も同じだったんで、自分にとってオデッセアはそういう作品なのかなと思いました。
というわけで、映画オデッセアについて話しました。ありがとうございました。
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