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ラジオエリーツ
こんばんは、エリーツではギターを担当している小説家の海猫沢めろんです。
この番組は文学系ロックバンドエリーツのメンバーがお届けするラジオプログラム。
日々メンバーが考えていることや、あらゆるカルチャーについての話をコンパクトにお届けします。
最近はコロナで世間が大変ですよね。
皆さんはお体の調子などいかがでしょうか?
私はですね、毎日基本的に体調が悪いのであまり変わりません。
そんなことより。
さて、先週ラジオエリーツへのお便りを募集したところ、早速届いております。
ご紹介しましょう。
ラジオネーム、テソットさん。
質問は、メロン先生が今気になっているゲームが何か聞いてみたいです。
自分は今度スイッチで配信されるグノーシアが気になります。
ということなんですけれども。
僕も今気になっているソフトはこのグノーシアです。
簡単にこのソフトはどんなものか説明するとですね、
これは元々PS Vitaというハードでダウンロード用のソフトとして発売されたゲームで、
ゲームのジャンルとしては一人人狼。
人狼って何人かの人間とやるんですけれども、
これはですね、AIが他のプレイヤーをやって、主人公は自分がやるわけですね。
結構画期的で、一人で人狼ができるというのはかなりすごいことなんじゃないかな。
それだけですごいと僕は思っています。
開発のインタビューなどを見ますとですね、かなり面白いことをしていて、
どうもね、僕が見る限り、いわゆるメタAIというのを使っているんじゃないかなと思います。
メタAIというのは何かと言いますと、
まず普通は各キャラクターにAIを搭載するわけですね。
そうするとAIというのは勝手に自動的に判断して行動するプログラムですね。
動きもあるんですが、
その全体の行動、AIたちの行動を制御するAIというのをもう一個上に作るんです。
そうするとですね、そのAIが下のレベルのAIたちの動きを見て、
その下のレベルのAIを制御するっていうAIですね。
そのメタAIが何体かあるっていう話をしてまして、
これ非常に面白いなと。
以前僕はスクエアエニックスのAI開発者の三宅陽一郎さんとお話したことがあるんですけど、
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スクエニーの方でもやっぱりこのメタAIというのを使っていて、
そんなに珍しいものではないらしいですね。
オープンワールドなんかで動き回るキャラクターに関しては、
やっぱりメタAIというものが非常に重要になってくるそうで、
これがなかなか面白いなと。
それがうまく働いているんじゃないかなと。
こんな風に使えるんだなというので感心しましたね。
このゲームはですね、IGN JAPANという、
僕が以前やってた夜のラジオの中でもゲームコーナーがありまして、
そこでIGN JAPANの今井さんという副編集長の立場の方に出ていただいたんですね。
そのIGN JAPANの中のレビューで10点を獲得したという、
すごいゲームですよこれは。
ただ、前までPS VITAだったんですごくやりづらかったんですね。
なかなかできなかったんですが、今回スイッチで出るということで、
これ非常に僕も注目しているゲームです。楽しみですよね。
確か4月30日ぐらいかな、発売が。
というわけで、初のお便りはゲームについての話でした。
他にも僕たちの私生活であったりとか、
他のメンバーに対する質問、何でも答えますので、
ぜひお便りを送ってください。
今日は2回目ということで、ちょっと前回より長めに話してみましたが、
これからどんどん慣れていくと、もっと長くなっていくと思うので、
皆さん引き続き毎日ラジオエリスをチェックしてください。よろしくお願いします。
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ではまた明日。
お相手はウミネゴザーメロンでした。
