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クローゼットの中からこんばんは。 今日は2020年2月19日水曜日、時刻は21時6分を過ぎました。
夕張の外の気温はマイナス5度、お天気は雪。 チラチラと雪が降っています。
今夜お話しするのは、映画フランシス派。 2012年アメリカ製作の映画のお話をします。
監督は、ノア・バームバックさん。 出演は、グレタ・カーウィグさん、ミッキー・サムナーさん、アダム・ドライバーさん、マイケル・ゼゲンさん、ほかです。
監督のノア・バームバックさん。 アメリカの監督さんです。
1995年、「彼女と僕のいた場所」という作品で監督デビューして、最新作は2019年マリッジストーリーです。
この監督、ノア・バームバックさんの作品を見るのは、私はこのフランシス派が初めてです。
それでは、映画フランシス派のお話をします。
主人公、ヒロイン、フランシスさん。 27歳女性、プロのダンサーになるのが夢で、バレー団の研究生として所属をしています。
住んでいるところはニューヨーク。 ニューヨークって家賃高いでしょ?だからルームメイトがいます。
ルームメイトはソフィーという女友達で、親友同士って感じです。
子犬のようにじゃれ合ったりして、かなり仲が良さそうです。
そうそう、この映画、舞台は現代なのに、白黒の映画です。
見始めた時に、あれ?オープニングだけ白黒なのかな?と思ったら、前編、白黒。白黒映画です。
なんで白黒映画なのか、意味があるのでしょうが、私は意図が分かりませんでした。
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想像するに、ヒロイン、フランシスさん。
ちゃんと言うには、アラサーなのでサンと呼びます。
フランシスさんの内面をよく見てね、ということなのかなぁと思いました。
プロのダンサーを夢見て、ダンという名前の彼氏もいるし、
ニューヨークで親友と暮らしているし、なんだか素敵じゃーんという生活をしているけれど、
ヒロイン、フランシスさん。
いちいち間が悪くって、タイミング悪くって、
住んでるところも、ルームメイトも、恋人も、そして夢も仕事も、がけっぷちに見栄を張りたいのか、それとも会話の気まずさに耐えられないからなのか、
嘘をついたりと、等身大といえばそうなのかもしれないけれど、なんだかもっとどうにかならないものかと、映画を見ている間ずっともやもや、映画の4分の3までは私ずっともやもやしていました。
ルームメイトのソフィーさんとヒロイン、フランシスさんの関係がギクシャクし始めた時に、私はこの言葉を思い出します。
君子の交わりは淡きこと水の如し、とか、親しき仲にも礼儀あり、とか、君子の交わりは淡きこと水の如しっていうのは、中国の宗師が出典です。
よくできた人物の交際は、あまり他人の実情に深入りすることなく、良好な人間関係を長くしているものだ、ってなことを表している言葉です。
親しき仲にも礼儀ありっていうのは、ことわざとか格言とかそういう類のものです。
たとえ仲が良くても、どうすぎて礼を失するようなことはするな、という戒めです。
親しすぎて遠慮がなくなると、それが元で仲が悪くなる、とまあ昔の人はいいこと言うわけです。
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これらの言葉、君子の交わりは淡きこと水の如し、と、親しき仲にも礼儀あり、これ、この言葉をヒロインフランシスさんに教えてあげたい、ぜひ、と、4分の3まで思っていました。
まあ最後まで見たら、ただの老婆心だったな、と私は思うわけです。これはこれでいいのかな、なんて思ったわけです。
がけっぷちのフランシスさんはどうなったのか、そしてこの映画の題名、フランシス派の意味は何なのか、最後の最後にわかるので、何々と興味がわいたあなた、見てみてください。
私のように4分の3、もやもやするかもしれませんが、4分の4まで見ると気持ちが変わるので、どうか最後まで見てみてください。
さらにもう一言言いたい、老婆心ながらヒロインフランシスさんは、バレー一座のコリーンという女性マネージャーに、もっとちゃんとお礼を言うべきだと思うの。
あなたもこの映画フランシス派を見た後で、そうだそうだと思ってくれたら嬉しいです。
今夜は映画フランシス派のお話をしました。
それでは夜のゆいろく、聞いていただきありがとうございます。
北海道ゆうばりからお話はゆいまるでした。
おやすみなさい。
どうもネコのしっぽポッドキャストパーソナリティの猫好きです。
どうもガンちゃんでーす。
もうまたガンちゃん酔っ払ってる。
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毎週日曜日と月曜日。
ちょっとガンちゃんしっかりしてよ。
大丈夫大丈夫。全然酔ってないからね。