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クローゼットの中から、こんばんは、ゆいまるです。
今日は、2022年1月12日、水曜日に収録をしています。
時刻は19時34分を過ぎました。
夕張の外の気温はマイナス2度、お天気は雪。
今日は、風も雪も強いです。
今夜、お話しするのは、本です。
翻訳できない世界の言葉。
著者、エラ・フランシス・サンダースさん。
翻訳、前田真由美さん。
出版社は、草原社。
2016年です。
あなたは、言葉は好きですか?
私は好きです。
言葉は、文化・習慣に根差したもので、興味がつきません。
翻訳できない世界の言葉。
私は、年末年始のお休みに読もうと、夕張市の図書館で借りました。
絵本のような想定です。
翻訳できないとは、例えば、ローズはバラとか、ブックは本のように、一言で訳すことができないという意味です。
見開きで、一語を紹介していくページ構成です。
見開き、左側に、英語での綴りと、どこの言語かの紹介が書いてあって、
見開き、右側は、エラ・フランシス・サンダースさんのイラストと、下の方に、現地語の綴りと読み方がカタカナで振ってあります。
著者のエラ・フランシス・サンダースさんは、イギリスのイラストレーターさんです。
日本語もいくつか紹介されていました。
例えば、木漏れ日とか、つんどくとかです。
私がこの本、翻訳できない世界の言葉の中で、一番気に入った言葉は、イヌイットの言葉、いくつあるぽくです。
意味は、誰かが来ているのではないかと期待して、何度も何度も外に出て見てみること、とあります。
ああ、日本語にも一言で、この現象を表す言葉はないよな。
来たかな、来たかな、今来たかも、なんて来る人を待ちわびながら、家と外を往復する姿が想像できます。
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あの道の向こうから来るかも、それともあのバス停から降りてくるかも、などと、そわそわしながら待つ時間ありますよね。
いくつあるぽく、そわそわしながらも温かみのある言葉に思えて、素敵な言葉だなと印象に残りました。
もう一つ、くすっとしたのがドイツ語、ドラヘンフッター。
直訳すると、龍ドラゴンの餌、意味は夫が悪い振る舞いを妻に許してもらうために贈るプレゼントのことです。
何をしでかしたか知らないけれど、激凛に触れると火をぼーっと吹かれて全身やけどしそうですね。
ここはおんびんにドラゴンさんの好きな食べ物を、というところでしょうか。
世界の文化とか習慣が垣間見える面白い本だと思いました。
あなたも言葉が好きだったらこの本、翻訳できない世界の言葉、書棚に見かけたら手に取って読んでみてください。きっと気に入ると思います。
次回は、2019年公開映画リチャードジュエルのお話をしようかなと考えています。
それでは、夜の遊戯録、聞いていただきありがとうございます。
北海道、夕張からお話はゆいまるでした。
おやすみなさい。
オールデイズアレポンはオールネポで原作。