1. 夜のゆいろく YUIROKU of the night
  2. クリスマス特別編 僕とサンタ..
2021-12-25 05:00

クリスマス特別編 僕とサンタと幸せと

Podcast番組 電器屋Walkerのパーソナリティ、コーヒーさんのnote記事を読みました

聴いてください

僕とサンタと幸せと

https://note.com/instweb/n/n97e1cc840d56


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聴いてくれてありがとう😊

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クローゼットの中からおはようございます、ゆいまるです。 今日は2021年12月25日土曜日に収録をしています。
時刻は朝6時18分を過ぎました。 夕張の外の気温はマイナス14度
お天気は晴れ、寒いです。 今回は
クリスマス特別編として コーヒーさんの企画
コーヒー作 僕とサンタと幸せと
というノートのエントリーを読みます サンタさんは本当にいるの?
と尋ねている子供を見かけた そう今日はクリスマスイブ
僕にとって32回目のクリスマスイブ
子供の頃の僕はサンタを信じていただろうか そんなことを考えているうちに
ある年のクリスマスを思い出した 土管からヒゲのおじさんが顔を出し
日本中の子供たちがキノコやカメを踏みつけていたその年 小学校低学年だった僕は必死に願っていた
クリスマスプレゼントとお年玉と誕生日プレゼントを全部合わせていいから ファミコンをください
数日に及ぶ必死な交渉に親もようやくファミコンを買うことを了承した 当時我が家が裕福だったのかあるいは貧しかったのかはわからない
でもこの年のクリスマスプレゼントは高価な買い物だったに違いない 雪が降る街を
父の車に乗り知り合いのおもちゃへ ファミコンを受け取りに行ったのを今でも覚えている
友働きで帰りも遅かった両親 だからおもちゃへ行くのも結構遅かったように思う
すっかり暗くなった街 おもちゃ屋さんの自宅から漏れる
光に照らし出され 雪が舞っていた
当時の僕には少し大きめの銀色の箱を受け取り 心の底から喜んだものだ
そこにはクリスマス的なおごそかさもなければ サンタを信じる少年の純粋さもなかった
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他人から見たら無粋な光景に見えたかもしれない でもそれから長い年月が流れて今僕はこう思う
悲願のファミコンを手に入れた僕の心から喜ぶ姿を見て 両親はきっと幸せだったに違いないと
僕は心から両親に感謝していたし それから何年も使うたびに箱にしまって
箱がボロボロになるまで大切にしていた僕や姉貴の姿を見て きっと幸せだったに違いないと
今はそう思う もしクリスマスが聖なる夜に大事な人との絆を確かめ合う日なら
幸せであることに感謝をする日なら その年の我が家にはサンタがやってきて
家族みんなが幸せを感じられるというプレゼントを置いていってくれたのだ そして今夜あれから何十年も経った今の僕が
この家に生まれたこと この家族と共に生きてきた32年を振り返り
悪くなかったなぁと思えたことも 土管からひょっくり顔を出した赤色のヒゲ親父が運んでくれた
クリスマスプレゼントなのかもしれない これまではサンタなんていないと思っていた
次にどこかの子供に聞かれたら僕は答えられるはずだ サンタはいるよって
それは幸せを感じる夜なのだから ここに一つのメリークリスマス
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