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みなさん、こんにちは。日日これ編集ラジオのお時間です。 今日はですね、
魅力的なキャラクターということについて、お話をしていきたいというふうに思っています。 これまでに、
面白い物語を作ろうと、面白い物語を作るためには、面白いシーンを描いていくんだと。
その面白いシーンを描くには、そのキャラクターたちのアクションがあって、リアクションがあって、ここが面白いかどうかなんだというようなお話をしてきました。
で、そのアクションとかリアクションが面白かったりとか、魅力的になるのって、つまり何から生み出されるのかということなんですけど、
それが、登場人物のキャラクターということですね。 キャラクターが魅力的かどうかというところが、これらの行動の魅力を引き出す
厳選であるということです。
人生とかキャリアを物語に捉えた時に、そのプロットという設計図を作って、ぜひ日常の中でそれを実践するという行為をもって、
物語を描き上げていくということを、より多くの人にやっていただきたいなというふうに思っているんですけど、それを生み出していくキャラクター、
例えばまずはその主人公ですよね。 主人公というのは
自分自身だったりするんですけど、じゃあこの自分自身がどんなキャラクターなのかということですね。
どんなキャラクターに魅力があるのかということです。 これは自分のことを普段主人公で捉えてみるっていうことをしなかったりとかね、
自分のことだからいろんな感情が入ってしまって、あんまり自分のことを客観的に捉えることができてなかったりとか、
そういう人ってすごく多いなというふうに思っています。 物語作りとかプロット作りというふうに少し
自分の人生と少し距離を置いて客観的に捉えてみることで、改めて主人公としての自分というキャラクターを見てみたら
意外な発見があるんじゃないかなというふうに思っているので、 ぜひ恥ずかしがらずにプロット作りということと、
その中での主人公としての自分っていうのを再認識してみていただけるといいんじゃないかなというふうに思っています。
魅力的なキャラクターっていうのはどんな要素を兼ね備えているのかということなんですけど、
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簡単に言うとですね、平らなキャラクターよりも凸凹がより強いキャラクターの方が魅力的に感じるというのが一つの本質です。
いいところもあれば悪いところもあるっていうことだったりとか、強みもあれば弱みもある。
ここの差が凸凹していればしているほど魅力的な人物になるんじゃないかなというふうに思っています。
ただ私たちは普段ですね、引っ込んでいるところとか弱みの部分を何とか克服しよう克服しようというふうにすることによって、
どちらかというと普段この凸凹をね、いかに小さくしていくかというね、角のない、当たり障りのない自分でいようとする。
そんなふうに無意識でね、そういうふうにこうしていこうという力学が結構働いているんじゃないかなというふうに思っています。
今一度ね、この物語っていう観点に立った時に、魅力的なキャラクターっていうのはやっぱりその自分らしさっていうのを最大限発揮していくということで出っ張っている部分、
引っ込んでいる部分というのをそのまま発揮していくということがすごく大事なんじゃないかなというふうに思っています。
プロット作りとかキャラクター作りの中では、アセスメントのツールとかを使って、
ひょっとしたら自分はこういう特徴を持っているんじゃないかとか、こういう特徴を持っていると強みとしてはこういうことが発揮できて、弱みとしてはこういうのが出てくるかもしれないっていうね、
そういったテンプレートみたいなものっていうのは実は結構たくさんあるので、そういったツールを活用してね、
主人公である自分の特徴っていうのをたくさん見つけてみていただけるといいんじゃないかなというふうに思っていますし、
山と谷っていうね、出っ込みと引っ込みっていう観点で、その出っ込みと引っ込みがねしっかりあるから魅力的なキャラクターになり、
その魅力的なキャラクターが動くことによって魅力的なアクションとリアクションが生まれて、
物語が面白くなっていくということです。 なので魅力的なキャラクター、面白いキャラクターであるために自分の弱みも
そのままね、まずは受け止めていくと。 その分ね、自分の強みっていうものも
はっきり出てくるということをぜひ楽しんでね、捉えてみていただけるといいなというふうに思っています。
そして多くの場合ね、物語っていうのはその主人公がポジティブな変化、成長していくということがね、
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物語の醍醐味だったりしてきます。 そういう意味では物語が始まる時、今この瞬間というのは弱みは弱みとして
捉えてしまっていると思うんですけど、物語が進んでいくにつれ、そして物語の最後になるにつれてその弱みの部分っていうのが
実は弱みじゃなくてね、その人の特徴であり魅力だったと。 その使い方によってはね、引っ込んでいることこそが価値がある。
弱みこそが価値がある。そんな風な捉え方、生かし方ができるようになっていくというのが一つ
物語の中での特徴としてのね ポイントなんじゃないかなというふうに思っています。
そんな風に捉えてみていただくと、今自分自身がすごく嫌いな弱みだったりとか
自分が見にくいと思っていることだったりとか、嫌だなというふうに思っている特徴も物語の時間とともにですね、自分にとって
かけがえのないもの、そんな風に思えていける
ということかなと思っています。 なので積極的にね、ぜひプロットというものをね、設計図というものを作ってもらって、今そのように思えていない自分が
どんな風にこう変遷していくのかということをあらかじめデザインしていただいて楽しんでいただければなと思っています。