日経平均はベッセント財務長官と日本の交渉団によるトランプ関税をめぐる交渉を前にしてやや疲れ気味の状態。イベントを前に売り買いともに膠着状態。本日未明にワシントンに到着し、日本時間の17日朝から交渉開始。9時の寄り付き前に情報が出るか否かが注目。この膠着状態をカバード・タイム戦略で乗るか。

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The Nikkei 225 appears somewhat fatigued ahead of the upcoming negotiations between Treasury Secretary Bessent and the Japanese delegation regarding the Trump-era tariffs. Both buyers and sellers are in a standoff as the event draws near. The delegation arrived in Washington early this morning, and negotiations are set to begin on the morning of the 17th Japan time. The key point to watch is whether any information will be released before the market opens at AM. This state of stagnation might be an opportunity to employ the Covered Time strategy.

Summary

赤澤大臣が率いる交渉団がワシントンに到着し、トランプ関税の撤廃を目指した交渉が始まります。日経平均は膠着状態にあり、市場の反応が注目されています。

市場の現状
はい、今日は2025年4月16日、日本時間の19時16分になります。
今日の日経平均の割には33,920円ということで、前日比-1%の大下落というところになりました。
ポラティリティインデックスも35,2%ということで、昨日の34,45%よりは若干上昇したという形になりまして、
PRが13,69%なので、EPSも2477円と、ちょっと昨日より7円ほど下がってしまったという状況であります。
相場もですね、ちょっと今日下がっちゃいましたけど、今の時間でいうと34,120円ということで、日経後に戻してきてはいるような状況でございますね。
明日の朝ですかね、日本時間の朝に赤澤大臣とベンセンと財務長官の交渉の場が設けられるということなので、
それに向けてですね、市場は完全に様子見という状況なのかなと思います。
もう嵐の前の静けさというか、若干買いても売りても相場に疲れているというか、ちょっと疲れて無関心になっているぐらいな環境なのかなと思います。
ただそういう時にはある意味ミスプライスも起きやすいので、チャンスはチャンスかなと思うんですけど、相場がちょっと無関心というか疲れている感覚は、売りも買いも両方あるかなと思いますね。
そういう意味では割とポジティブに考えれば好着状態なので、どっちかにいずれ動いてくるかなと思いますけど、そういう状況です。
今日の朝ですね、今日の朝に赤澤大臣が午前にワシントンに飛び立ったということなので、残分13時間ぐらいかかるんですかね。
13時間ぐらいかかるので、例えば11時に飛行機に乗ったとしたらですね、日本時間の朝の11時に、今日の24時とか23時ぐらいにワシントンに着くんですかね。
なのでそこから飛行機の間多分睡眠をされると思いますので、明日の午前に着いたら、それでもう一回寝るんですかね。
寝ることもない気もしますけどね。朝なので、いつ早朝なのかそうじゃないのかって気もするんですけど、
アメリカでいうと夕方ぐらいなんですかね。夕方ぐらいからミーティング、ミーティングというかベンセントさんとの交渉をすると仮定した場合には、その前の6時間前ぐらいに到着するわけですから、
多少の休憩はあれど、やっぱり多分事前の準備というか、どういうふうに話していこうかというのが交渉団の中で打ち合わせがされるんじゃないかなと思いますので、
多分飛行機の中で寝て着いたら色々議論をして、さあ準備だという感じなのかなと思います。
そういう意味でいうと、今日の深夜帯ですね。4時、5時、日本時間の4時、5時とかに何かニュースが出るかというと、それはない気もしています。
さすがに日本時間の朝って言っているので、さすがに6時以降かなと思うので、4時、5時何にもなくて、9時の寄りつき前に何か情報が出ているみたいな状況なのかなと想像をしながら考えていますけど、
赤田大臣は行く前に、このトランプ関税の撤廃というものを目標に掲げていくと言っていますので、本当にいい結果が出るとすれば、このトランプ関税、日本に関して撤廃しますよ。
ただし、ドル安にしてくださいね、みたいなことがあるのか、それとも全然話がまとまらないのかというところではありますけど、非常に要注目なのかなと思います。
オプション戦略の提案
ただ、市場の感覚で言うと何にも決まらないが折り込まれている気がしているので、サプライズがあれば非常に大きく反発すると思いますし、逆に何にもありませんでした、だったら失望にあるかなという気もしていますね。
むしろ何にもありませんでした、みたいなのがコンセンサスな気もするので、その辺りがどうなってくるか、今の日経営金株価に何の価格が折り込まれているのかというのは、ちょっと素直に見ないと結果的にどうだったかわからないですけど、
個人的にはポジティブな日はまだ折り込まれている、株価ではないような気がしているので、その辺りに注視していく必要がありますけれども、結構イベントとしては良いイベントというか、ボラティリティが発生し得るイベントかなと思いますので、その前の好着状態という状況が今なのかなと思っています。
日経平均以外でいうと金がかなり好調というか、3300ドル超えたということなので、非常に伸びがすごいというところで、昨日僕が話したあと3、4%ぐらい伸びしろあるかなと言っていたんですけど、そこも超え得るような勢いですよね。
なのでちょっとここはどうなるかわからないですね、金は。
さすがにヒストリカルに見ると、まだEPSが下がり込みの時期でない中でこうなってくると結構強いなと思いますけど、もう上げ切るとこまで上がれるのかなという気がしますけどね。
ただ米国株も冴えないですし日本株も冴えない中で、じゃあ何買うのというと金しかないよねというのが今の動きなのかなと思いますね。
ドルも下がっているので、ドルはドル安の方をいっているし、ビットコインも十分高いよね。
株は全然モメンタム出てこないし、硬着状態だから金買うしかないかみたいなそんな感じですかね。
そういう意味でやっぱり全体的に相場は疲れているというか、株式市場自体はみなさん疲れて、とりあえずベンセントさんの結果出るまで様子見かなみたいなそんな雰囲気さえ漂っているような気がしますね。
その通りだろうなと思いますけど、ただ個人的に今このタイミングというのはオプショントレーダーにとってチャンスがあるとは思うんですよね。
僕自身はこういう時は結局今って5月のSQに向けてまあまあ時間があるんですよね。
まあまあ時間があるのでオプションの価値というと時間価値って結構残されちゃっていますよね。
マンスリーの方のオプションにおいては。
なのでここで買ってもタイムディケイ激しいし、かといってインザマネーに近いオプションは十分まあまあプレミアムに乗っちゃっているので高いよねっていう感覚もあるので多分結構買いづらいのかなと思います。
コールに関して。
プットはプットで直近の暴落でボラティティインデックスが上がっちゃっているのでそもそも高いよねっていうのがあるので、
相場が非常に硬着している状況において大きく動きそうな気もするんだけどもそもそもオプション高いですねっていうのが買いづらい、何もしづらい状況を作り出しているのかなと思っていますので、
そういうときどうするかなーっていろいろ考えたんですけど、
僕基本的に買いしかしないのでオプションの売りはしないので、それは裸買いって書いているだけあってそうなんですけど、
そういったときにいろいろコミュニケーションをAIとかしているとこういう戦略あるんじゃないかなって僕が作った戦略なんです。
単純に買っているだけなんですけど、カバードタイム戦略みたいな名前を名付けたんですよ。
これがカバードコールとかカバードプットとかっていうのは元々有名な戦略としてありますけど、僕はカバードタイムっていうのを作ったんですね。
これ何かっていうと、基本的に僕マンスリーのオプション以外は邪道だと思っているんですよ。
基本的にはウィークリーオプションはルール上買わないっていうルールを自分の中で設けていて、原則ですけどね、原則ウィークリーオプションは買わないっていう考え方なんですけど、
ただこういう目星イベントがあるときっていうのはそういう邪道のオプションを買ってもいいのかなと思ってまして、
それがこのカバードタイム戦略っていう感じなんですけど、要はですね、例えば今日4月の16日ですよね、
明日ベンセントさんとの会談があるときに、今日水曜日なんで、ウィークリーオプションで言ったらもうね、残すところ明日の木曜日と木曜日の夜間ぐらいしかないと。
なのでそういう意味で言うとウィークリーオプションの時間価値ってほぼないと思います。
そのときに相場が急激に変動した場合には安いオプションでガッと上がれば大きなリターンを得られますから、
そういう意味でインザマネーに近いオプションっていうのが安く放置されている。
ただウィークリーなんでそんなに売り手もいないのでポジション作るのって結構大変だと思うんですけど、まあまあそういう状況ですと。
一方で、それはある意味捨て金でやるしかないと思うんですけど、
ただ自分の中で今回のベンセントさんとの会合の中で方向性が上なのか下なのかっていうのは自分の中で決めているのであれば、
両方同じ方向でマンスリーオプションとウィークリーオプションを両方買うっていうのが僕の中でカバードタイム戦略としてあるんじゃないかなと思ってまして、
要は相互が急激にこのイベントでしっかりと変動すれば、このウィークリーオプションでも十分に利益が出ますし、
ちょっと時間時期がずれちゃったんだけど方向性はあってましたみたいな時はマンスリーオプションの方でももしかしたら利益が取れるかもしれない。
ただちょっとインザマネーから遠いオプションになっちゃいますけど、
ということでそういう意味で言うとこのカバードタイム戦略っていうのが、
要はウィークリーとマンスリーのオプションを両方ちょっと価格は違いますけど買うというのが、
このタイムディゲインに頑張って抗う、抗えてないんですけどちょっと抗えるような戦略としてはあるのかなと思ってまして、
それがちょっとカバードタイム戦略って名前としてどうかなと思って考えてましたというところなので、
ちょっとその場合は今後着状態ですけど、いろいろオプションのやり方っていろいろあるので、
その辺も考えながらやっていければいいのかなと思ってます。
今日は以上になります。それではまた明日。
12:24

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