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時刻は8時15分を回っています。この時間は日替わりコメンテーターによる解説で日々のニュースを掘り下げるブラッシュアップ。毎週木曜日はRKB報道部の記者が週替わりで担当いたします。
今日は報道部金子総裁記者です。金子さん、おはようございます。おはようございます。
今週ちょっとびっくりしたニュースでしたよ。佐賀県警科学捜査研究所の職員がDNA型鑑定の偽装を行っていたと。
これ、そもそもどのくらいに渡って行われていたものですかね。
今回処分された男性職員なんですけども、2017年から2024年までの7年4ヶ月の間に渡ってDNA型鑑定の作業中に不正な処理をしていたということで。
今回、書類送検、そして懲戒免職の処分になっています。
7年以上も。まずそこですよね。驚きですよね。
この期間、わからなかったっていうことですよね。
そうですね。この期間、男性、仮想件の職員なんですけども、632件の鑑定を行っていて、佐賀県警は発覚してからですね、実際全てを調査し直しています。
ただ、もちろん一部資料などはないものもありますので、仕切れないところもあるんですけども、書類などのデータを確認したということで、問題はなかったということにしています。
今、そこに問題があるように感じてしまったんですけども。
まず、今もDNA型鑑定というのは、操作して有力な証拠になる、決定的なものにもなるものなんですよね。
そうですね。事件であったり事故であったり、被害者、被疑者、現場に落ちていたものであったり、遺体についていたものであったりというものを実際に検査をして、誰なのかを特定していくというものになるので、
これまで未解決事件と言われていたものも、DNA型鑑定のおかげで解決したものもあるというふうに。
そういう有力な手がかりになるもので、しかも客観的な証拠として示せるものということで、とても重視されているものでもありますけど、それを一人で行っていたんですか?これだけ見抜けなかったというのは。
佐賀県警によると、鑑定のときは基本一人で行って、都度都度作業の途中に上司の決裁、チェックを行って鑑定をしていくという手法をとっていたということです。
なるほど。だからその一人でやる時間も長いっていうことになると、そこで不正もしやすいと言ったらなんですけど、不正を働こうと思えばできる環境ではあったっていうことなんですかね?
そうですね。具体的な不正なんですけど、632件、先ほど言った鑑定の中で130件実際に不正があったというふうに報告が上がっておりまして、
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例えばDNA型検査を実施しないといけないのに、全く別の事件の資料を使って検査をして提出をしていたりであったりとか、
あとは本来返さなければいけないDNA型鑑定の余りの資料ですね。それを返さずに失くしてしまったり捨ててしまったりして、手元にないので別の捜査に使う新品のガーゼであったりを警察署であったり依頼元に返していたっていうことも行っている。
ちょっとそのずさんぶりには、開いた口が塞がらないというような状況になっちゃいますけれど、となると、まずそうだな、いろいろ聞きたいことあるんですけど、資料自体も残ってないものがあるとすると、再鑑定、もう一回調べ直しましたって言っても、調べられないものもいっぱいあるってことですよね。
そうですね、今回632件のうち、資料が残っていたのは124件だけで、508件はもう資料が残っていないので、124件はすべて再鑑定をして、ただ一部鑑定に誤り、男性が出していたものとは8件誤りがあったという報告も上がっています。
508件、残りの資料がない508件に関しては、これまで鑑定のデータであったり書類であったり、そもそもその男性が不正している可能性があるものも含まれているんですが、それをチェックしているという状態ですね。
それが果たして本当に再鑑定やり直してこうなりましたという結果として見せて信じ得るものなのかどうかというところもちょっと疑問が残りますけども、あとその有力な証拠として当時出されていたもので、それがその後の判決に関わって影響を与えたというケースもあるわけですよね。
そうですね、中には今回男性が担当した中のうち16件が実際に検察庁に送られて、証拠として送られているものでして、中には殺人未遂事件であったり、不同意性行動事件であったりという重大な事件も含まれているということで、検察庁とも共に確認をしたということで、今回全てにおいてはその後半への影響はないということで。
判決を左右するようなものではなかったということなんですかね。
後半への影響はないと。
佐賀県警と検察庁は判断をしているというような状態です。
本当にそうなのかなという疑問はずっと残りますね。
佐賀県警としてもこういうことが不正が発覚して驚いたとは思いますけど、ただこういうことが内部で起きてしまったときに、内部だけの調査でこうでしたっていう報告を、あ、そうですかって受け止められるのかどうかっていうところで、やっぱり外部の目が必要なんじゃないかと思うんですけど、こう取材して有識者の方とかのコメントってどうだったんですかね。
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そうですね。今回、九州大学の田淵先生という法学部の先生にお話を伺ったんですけども、今回その一人で実験や鑑定をしているというところで、なかなか不正が起きてしまう状態になっているということで、ルール作りが大事なんじゃないかということで。
再発防止っていうところではそうですよね。
そうですね。どうしても不正が起きてしまうという前提のもとに、再鑑定がしっかりできる環境を整えておかなければならないというふうに話をされていて、現在警察庁のルールでは明確にこの実際に鑑定した資料は必ず残しておかなければいけないというルールはないんです。
できるだけ残しておきましょうということで、残っている場合は適切に管理をしましょうというところまでに留まっていて、となると、もしその鑑定自体怪しいときは、もう一回再鑑定しようとしたところ、今回みたいに再鑑定できないということが起きてしまうので、検証の場が奪われてしまうということにつながる。
なので、今回の佐賀県警だけの問題というか、もしかしたら他にも起きている可能性もあるんじゃないかという指摘もありましたし、今後このルール整備をしっかりしていかないと、過ちが繰り返されてしまうのではないかというふうに聞くされていました。
そもそも動機はなんだ?動機というか。
なぜこういうことをやったのか。
男性は。
不正を働いたのか。
例えば一人では抱えきれないくらいの案件があって、でも雑にやってしまったのか、あえて何かそういう不正を。
意図してやったのか。
なんでだったのか。
コメントしてるんですかね。
男性はですね、鑑定の日時を操作したり、通常操作したっていうのは、自分の評価を上げるためということで応えていると話しています。
実際にこの早く鑑定を終わらせたであったりとか、上司の決裁を早く通すために、いわゆる決裁が通りやすい数字を上げたというふうに話をしています。
じゃあ、例えばそこに組織として操作に当たっている上では、見立てっていうのがありますよね。その見立てに合わないと困るから、合うようにとかそういうことは。
まさしく不正ですね。
そういう組織的な不正っていうことに関してはどうなんですか。
今回記者レクの中でもですね、そこはツッコミがあったんですけども、佐賀県警としては、実際に上司からそういったような圧力、通しやすいような数字を上げろって言ったことはないということでしているんですけども、
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ただまあ一般的に考えて決裁が通りやすいようにっていうその雰囲気はあったんじゃないのかなとちょっと感じてしまうところはあるんですけども。
なんかその完全に払拭できてない、不審に関して払拭できてない状態でこういううやむやにしているようなところがあるので、やっぱり第三者の期間を入れてきちっと今回の再鑑定の行き立てになり、しっかり調べる必要があるのかなと思うんですけどね。
原因をしっかりしないと対策も考えられませんよね。原因が何かっていうのをきちんと明らかにしないと。
そうですね今回あの実際に処分された、処理送検された職員についても実名公表でなく匿名で公表されていたりとか、今回の記者レクト先ほど申しましたけども、
カメラを最初は入れること禁止されていた発表方式でして、記者側からもそれはちょっと県民であったり市民に対して謝罪の念がないのではないかというところで、
交渉してようやく1時間遅れでカメラを冒頭だけ入れることを許されて、というような対応だったので、個人の今回の過疎検の職員の問題だけでなくて、
佐賀県警は組織として改善していくっていう姿勢が薄いのではないかというふうに感じました。
そうですね。
今週入った驚きのニュースの一つでもありました。佐賀県警のDNA型鑑定で偽装が行われていたというニュースについて解説してもらいました。
RKB報道部金子記者でした。ありがとうございました。
ありがとうございました。
このDNA型鑑定の捏造の記事に関しては今後もまたニュースリーグに上げていくんですかね。
この週末の詳細は。
出る予定だということですので、こちらの方も是非チェックしてください。
この時間ブラッシュアップをお送りしました。