アメリカ独立記念日とトランプ氏の演説
今朝、入っているニュースをお伝えします。
九州北部豪雨から9年。各地で追悼式。継承が課題。
さて、まずはアメリカ7月4日、建国250周年を迎えまして、 記念の式典が行われました。
各市一面で触れられておりますけれども、朝日新聞からです。
アメリカの独立宣言から250周年の節目となる独立記念日の4日、 トランプ大統領が首都ワシントンで演説しました。
大役軍人や宇宙飛行士らを招き、 アメリカの勝利と自由の歴史を讃える一方、
国内の対抗勢力を共産主義者と攻撃するなど、 祝賀の場にも政治色を持ち込んだということでね。
国全体でその党派とか関係なく、 250年を祝う場になればいいんですけど、
そこにも中間選挙を見据えてなのか、 自分の色、そして政治色というものを持ち込んでしまったというね。
ちょっとその辺は残念だなと思いますけど。
演説でトランプ大統領は、アメリカ人はこの美しい地球上で、 英雄的な精神と目的を持つ英雄的な国民であることを決して忘れてはならないなどと強調したと。
第2次世界大戦のノルマンディ上陸作戦やイオウ島の戦い、 朝鮮戦争などに参加した大益軍人を紹介しました。
今年4月半世紀ぶりに月を周回しました、 アルテミスⅡの宇宙船の乗組員4人も登場したと。
さらにトランプ大統領は、アメリカの共和性は人類史上最高の偉業であり、
アメリカ国民ほど多くの善行をし、勇気を示し、進歩を遂げ、不正に立ち向かい、 偉業を成し遂げた集団は他にないと断言したと。
さらに現在は黄金時代の幕開けに過ぎないとし、 自由の大義のためにこの国をかつてない高みへと導いていくと宣言したということですね。
さらに私たちは一つの国民であり一つの家族だと語ったんですね。
ただその一方でこの国に共産主義者はいらない、 アメリカが共産主義国家になることは決してないとも繰り返し、
民主党側などを念頭に対立構図を強調したということですね。
ということで一つの国家であり一つの家族だって言うんだったら文壇をあおるようなことを言わなければいいのになと思うところもありますけどもね。
この日アメリカはかなり熱波に見舞われていたということで、 ワシントンの最高気温は40度近くに達していたそうですね。
トランプ大統領の演説の後史上最大と歌った花火の打ち上げが30分以上続いたということですけど、
普通でも花火大会って日本でも1時間半とか2時間とかね。
で多くて1万とか1万5千とかありますけど80万ぐらい上がってますからね。
それ30分でって相当な迫力だったとは思いますけれどもね。
ただ今回のこの250周年式典っていうのがだんだんこうどういう形で行うのかっていうことがね。
分かるにつれて本来出る予定だったオファーしていたミュージシャンとかね。
そういうゲストの方々からはことごとく断られていってしまっていたっていうところもあって。
ちょっとこう独自色が強すぎて全体のアメリカ全体を祝うっていうムードじゃなかったってところちょっとね。
色は見えましたね。
ちょっと水をさすような形になってしまいました。
でトランプ氏はこの演説の中で黄金時代の幕開けを宣言ということでしたけども。
予備入り新聞の総合面からですが、国民の多くはインフレによる生活苦に直面していて、
政権の主張と国民の実態にはズレが生じているというふうに出てるんですね。
調査会社によるアンケートで、建国250年に合わせて行った調査で、
回答者の59%が黄金時代は過ぎ去ったと回答したと。
6割が黄金時代は過去の話。
これから迎えると答えた人が40%。4割ということで。
黄金時代だというふうに持参はしていたトランプ政権ですけども、
国民の方々が感じているところとの意識の乖離がどうやらあるようです。
NATO首脳会議と欧米の結束
そんなアメリカをつなぎ止めたいのがNATOですけれども。
西日本新聞の国際面からですが、北大西洋条約機構NATOは7日から8日にかけて
首脳会議をトルコの首都アンカラで開きます。
トランプ政権はNATOへの関与を縮小しようというふうにしているわけですけども、
ロシアの侵攻を受けるウクライナへの支援などで、
アメリカヨーロッパの結束を打ち出せるかどうかが課題。
トランプ政権はこのウクライナに限らずですね、
あまり周りの国際的な枠組みでどこかに関与しよう、サポートしようというところからは
ちょっと後ろ向き交代しようとしているところがありますので、
なんとかここはNATOとしての枠組みには残ってもらおうというヨーロッパの国々の
ここはどれだけアピールできるか、そして連携できるか。
特に今、このヨーロッパ、対ヨーロッパというところでは
関係性が良好かと言われたらなかなか言いにくいので、どうなるんだろうかという注目ですね。
グリーンランドの件もそうですしね、ウクライナへの支援についてもちょっと温度差が出てきているというところがあります。
NATOは昨年の首脳会議で防衛関連支出を2035年までに国内総生産費、GDP費5%に引き上げることで合意しました。
ヨーロッパの防衛に向け各国の負担増を求めるアメリカの要求に従った形ですけれども、
達成には防衛産業の拡充や軍の要員確保など課題も多く、
今回の首脳会議は進展状況を確認する機会となるということですね。
今回このNATOの加盟国以外からもウクライナのゼレンスキー大統領や韓国のイジェミョン大統領、
日本からはモテギ外務大臣と小泉防衛大臣が現地入りする予定ということです。
イラン最高指導者の後継者問題と国葬
さて、アメリカと軍事作戦によって戦ってきたイランですけれども、
そのイランの前最高指導者アリ・ハメネイ氏に祈りを捧げる儀式が5日、
首都テヘランの追悼式会場で行われました。
国葬がしばらく続いているような状況ですけれども、その中で祈りを捧げる儀式が5日に行われました。
一連のこの葬々行事でも葬儀にあたる重要な儀式ということなんですが、
来るか来ないかで注目されていたのが後継者であり、現在の最高指導者の次男の文字束氏ですね。
ただ文字束氏の姿は確認されなかったということで、
戦闘による負傷というふうに報じられていたので、
その怪我の状況が思わしくないということなのかどうか、
その負傷の程度をめぐる憶測が広がっていきそうだということですね。
今回の儀式には、ペゼシキアン大統領ら三賢の長と革命防衛隊の司令官、
そしてアリ・ハメネイ氏の息子4人のうち文字束氏を除く3人が参列したということです。
この国葬は9日まで行われるということですね。
ハヤブサ2の快挙とプラネタリーディフェンス
さて、ハヤブサ2ですね。
読売新聞の一面からです。
JAXA宇宙航空研究開発機構の探査機ハヤブサ2は、
5日、地球からおよそ1億キロ離れた小惑星トリフネの側を
高速で通過しながら観測するフライバイという作業を行ったということなんですね。
ハヤブサ2は小惑星に再接近し、無事に通過することに成功したということです。
この機体の精密な誘導技術が試される非常に難易度の高いミッションだったということなんですけれども、
このハヤブサ2の成果としては、
小惑星リュウグーの資料を地球に届けたのが2020年12月でしたけれども、
それ以来の成果ということになります。
ハヤブサ2は2014年に種ヶ島宇宙センターから打ち上げられて、
リュウグーで採取した資料を地球に届けるというミッションに成功しましたね。
その後も余った燃料で飛行を続けて、今回の観測はおよそ5年半ぶりの本格ミッションだったということですね。
ハヤブサ2の今回のミッションですけど、
その小惑星トリフネ、直径およそ500メートルほどの小惑星なんだそうです。
そのトリフネから見て、秒速およそ5キロ。
1秒に5キロ進むってかなり早いですよね。
超高速で接近していって、小惑星の中心から800メートルを通過しながら地表を観測すると。
そのトリフネの表面を中心から800メートルぐらい離れた距離を維持しながら表面を観測していくというミッションに成功したということなんですね。
これが何につながるか。
その距離感をずっと保ちながら誘導するという技術が非常に難しいわけですけど、この実証に成功したんですけど、
これがプラネタリーディフェンス。地球を守る技術。
今後、小惑星が例えば地球にぶつかりそうになった。
この軌道のままだと地球にぶつかるかもしれない。
その時に無人探査機をその小惑星にぶつけて軌道を変えて地球への衝突を防ぐという。
そういう時の技術に役立つそうです。
結構物理的な要因ですね。
かなり速いスピードでコントロールしていくというのは非常に難しいということですが、それに成功したということです。
九州北部豪雨から9年、防災への継承
さて最後に西日本新聞社会面からですが、福岡大分両県で災害関連者を含めて40人の死者、そして2人の行方不明者を出した九州北部豪雨から、
昨日で9年ということになりました。
数百年に一度とされる大雨を経験した福岡県浅倉市。
24時間の雨量が500ミリを超えたわけですけども、
その浅倉市ハード整備による強靭化が進んだ今も想定外に備えて早めの避難を促す姿勢を維持しているということですね。
当時2017年7月5日、福岡大分両県を巨大な雨雲の帯が襲って何度もね、
正常降水帯が覆うような形だったわけですけど、浅倉市では1時間に最大129.5ミリの猛烈な雨を観測しまして、
筑後川の支流の中小河川が相次いで氾濫し、山は崩れ、押し流された流木が集落を襲ったということですね。
そういった被害を受けて、山間部でも砂防ダムが作られていって対策をしたりとか、
その水の流れというものも直線的ではなくて、階段上に段差をつけることでクッションにして、
スピードを少しでも遅めるような対策をしたりとか、様々な対策が施されています。
この教訓を忘れずにつないでいくということがいかに大事かということで、
今日は1日を通して、RKBラジオではこの防災について考えていきたいと思います。