はじめに:目薬の問題とその背景
こんにちは。横浜で15年以上、犬の保育園N1クラブを運営している、なおちゃん先生と申します。
20年以上、1000組を超える飼い主さんとワンコさんに向き合ってきた経験から、コントロールよりコミュニケーションをテーマに、愛犬と心が通い合う関係づくりのお手伝いをしています。
さて今回は、メンバーシップの方から寄せられたご質問にお答えしたいと思います。
こちらは、一般配信とメンバーシップ配信、2つに分けて回答をさせていただきたいと思います。
一般配信の方では、皆様に広く聞いていただけるように、少し一般的な内容になりますが、ぜひお家で活用できる内容にもなっていますので、聞いていただければと思います。
メンバーシップ配信の方は、さらに内容を突っ込んだ形で、具体例を示しながらお話をさせていただきたいと思います。
番組では、お迎えからお見送りまで、愛犬の一生を7つのフェーズに分けて、それぞれの時期に寄り添った学びとヒントをお届けしています。
さて、今回のご質問内容なんですけれども、目薬の問題になります。
目薬が刺すのがなかなかできないという方からのご質問です。
お家で目薬が刺さない方、多いんじゃないかなと思います。
意外なことに聞こえるかもしれませんが、今、花粉症の時期で、人間も目が痒いという方がいらっしゃると思うんですけれども、
ワンちゃんでも花粉症ってあるんですよね。
そのために、この時期になると、お医者さんから目薬を処方されるというワンちゃんは少なくないんです。
そういった場合に、お家で目薬を刺すことになるんですけれども、
この目薬、かなりの確率で刺そうとすると、ワンちゃんが怒るとか逃げるとか、避けてしまうとか、怖くて刺さないという方もいらっしゃいます。
ご質問者さんは、お家でできるコツはありますか?ということでご質問をいただきました。
こちらですね、今回は一般配信という風になりますので、お家でこれだけは気をつけてやってくださいというお話をしていきたいと思います。
目薬を嫌がる犬の心理と飼い主のNG行動
まず目薬なんですけれども、皆さんはワンちゃんの目薬を刺す時にどんな風にしていますか?
もしね、うちの子は目薬を刺すの嫌がるんだよとか、目薬を刺そうとすると顔を背けたり逃げたり唸ったり噛みつこうとするんだという方がいらっしゃったら、
まず立ち位置、これを見直していただきたいなと思います。
立ち位置ってどういうこと?と言いますと、
多くの飼い主さんが目薬を刺す時にワンちゃんのお顔の正面に立って、お顔を持って目薬を刺すという形が多いんじゃないでしょうか。
これ歯磨きの時もそうなんですけれども、ワンちゃんの正面に立ったり座ったりして、目と目を合わせるようにして顔をしっかり掴んで目に異物がぐーっと近づいてくる。
こういう状況、これね、人間はこの目薬を刺すことで目が痒いとかゴロゴロするとか違和感っていうのがなくなる、緩和される、軽減されるのがわかっているから受け入れることができるわけなんですよね。
ただワンちゃんというのはそういうわけにはいかないんです。
何かが迫ってくる、この恐怖感、これを避けたいというのはわからないものを避けたい。
わからないものが目に近づいてくる、怖い、嫌だっていうのは本能的な恐怖なんですよね。
ですので目薬を刺すのを嫌がるというのはある意味正当な反応なんです。
とはいえ目薬刺さなきゃいけないんだよという場合、じゃあどうしたらいいのか。
まずおすすめは、私はですね、飼い主さんにワンちゃんのお顔の正面に座るということを避けていただいています。
これは皆さんもわかると思うんですけれども、自分の知らない人がですね、知っている人でもいいでしょう。
目の前に立って顔をね、顎とかね、耳とかね、その辺をつかんでグーッと手に持っているものを目に近づいてきたら、なんかやばい、逃げたいというふうに思いません?
特に逃げ場のない状態というのは犬は恐怖を感じやすいんですよね。
そして目の中に何かが入ってくるかもしれない恐怖感というのは、やはりかなり強い気持ちになってしまいますので、
これが1回でも例えばうなったりとか噛みついたことで、飼い主さんがそれを目薬を刺そうとするのをやめてくれる。
この経験というのは学習として積み上がってしまうことで、目薬を刺そうとするとうなる、噛むということが起きやすくなってしまうんですね。
目薬をスムーズに点すための具体的な方法
私のおすすめはワンちゃんを膝の上に、後ろ向きに背中と飼い主さんに背中を向ける感じ。
お腹とワンちゃんの背中が向かい合わせになるような感じで、まずは膝の上に乗せて軽くマッサージをしてあげてください。
お膝の上にリラックスして撫でたりマッサージをしたり、
目薬今から刺すよ、刺すよ、刺すよという感じで圧をかけながら迫っていくんじゃなくて、
まず膝の上でリラックスをしてもらう。横になってくれたら一番いいですよね。
その上で目薬をポケットの中とかにそっと忍ばせておいたし、目薬を取り出して、
顔の周りのマッサージ、耳のマッサージ、顔の周りのマッサージ、眉間の間を人差し指で撫で撫で撫で撫で、
そこからなんとなく目のところまで行って、目周りもくるくる優しくマッサージをしていきます。
目をちょっと開いたり閉じたり開いたり閉じたりしていただいて、
それでもある程度抵抗がなくなったなぁと思ったら、思ったら、
目をそーっと優しくね、まぶたを少しだけ、ほんの少しでいいです。
開いてあげて、目頭の方に目薬を落とすようなイメージで、ちょんと刺してみてください。
これで終わりです。
決して力を入れる必要はありません。
その時にワンちゃんがびっくりして起きてしまったりとか、
そういう風にならないように、いい子だね、目薬さすよとか、そういう感じで声はかけ続けてあげてください。
あとはね、先ほど目薬をポケットの中に入れといてくださいという風にお話ししましたけど、
これには理由があります。
それは何かというと、いきなり冷たいものが目の中に入ってきたらびっくりしちゃいますよね。
なので、人肌でちょうどいい温度ぐらいに温めておいてあげる。
そうすると、目の中に入ってきた時の違和感が多少緩和されます。
涙と同じぐらいの温度になるという形ですね。
そんな感じでやってみてはいかがでしょうか。
目薬を点す際の心構えとメンバーシップ配信の案内
目薬、刺すよ、刺すよ、今からいくからねという感じで、正面から圧をかけてしまうとワンちゃんも嫌になってしまいますので、
あくまでも目薬なんて刺す気はありません、私はという状況を作ってから目薬を刺すということをやってみてはいかがでしょうか。
はい、これでぜひお家でもトライをしていただければと思います。
やってみたよ、うまくできたよという方はぜひ教えてください。
それでは今回はここまで。
次はね、メンバーシップ配信の方でもうちょっと裏技とかね、これでもうまくいかないよという方のために、
第2、第3の策をお話ししていきたいと思います。
メンバーシップは月額600円。
いろいろな上、業界の裏話ですとか、私がトップトレーニング業界に疑問に思っていること、
そしてね、飼い主さんからの質問回答にかなり突っ込んだ内容としてお答えをさせていただいています。
興味のある方はぜひ1ヶ月からでもお試しできますので聞いてみてください。
今月は別の媒体、別のね、インターネットお悩み投稿室みたいな感じで、
ワンちゃんに対して寄せられたご質問に勝手に私が回答していくということをメンバーシップの中ではしています。
それでは今回も最後まで聞いていただきありがとうございました。