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横浜で15年以上、犬の保育園N1クラブを運営している、なおちゃん先生と申します。
20年以上、1000組を超える飼い主さんとワンコさんに向き合ってきた経験から、コントロールよりコミュニケーションをテーマに、愛犬と心が通い合う関係づくりのお手伝いをしています。
さて、先日一個前の配信では、この都市部にもネズミさんが結構最近走り回っていて、人畜共通感染症でもあり、ワンちゃんにとっては害を及ぼすレプトスピラ症という感染症についてお話をさせていただきました。
そもそも、私のクライアントさんのお友達のワンコちゃんが茂みの中に顔を突っ込んで、ネズミさんを飼えてしまった。それもご隣住されているネズミさんを飼えてしまったというところから、このお話はスタートしたわけなんですけれども、
本日はその後半戦のお話をしたいと思います。後半戦のお話では、飼えてはいけないものをワンちゃんが飼えてしまったとき、どうしたらいいのか。そして、こういった動物の亡骸とかを飼えてしまった場合の、その後気をつけたいことについてちょっとお話をしていこうと思います。
この番組では、お迎えからお見送りまで、愛犬の一生を7つのフェーズに分けて、それぞれの時期に寄り添った学びとヒントをお届けしています。
明日、あさっては土日になりますので、雑談配信または配信お休みという形になると思います。
それでは、本日のテーマに入っていきましょう。
さて、昨日もお話ししたように、今回のケースではワンちゃんがネズミさんの亡骸を飼えてしまったということで、飼い主さんは相当焦ったと思います。
私も前回の配信でもお話しましたけれども、一番最初にイギリスで師匠のところに住み込み修行をしていたときに、
師匠のワンちゃんたちが森の中でネズミさんの亡骸を拾ってきて、持って帰ってきたのを見て、もう半狂乱になったことを覚えています。
ですので、非常に半狂乱になってしまう、パニックになってしまうということはよくわかります。
そのほか、こういった動物の亡骸でなくても、何か口に入れて欲しくないものであったりとか、大切にしているもの、
そんなものを口に入れてしまったときにはどうやって取り出したらいいのか、これを今日はお話ししていこうと思います。
まず、一番最初にこれだけはやって欲しくないなということを挙げるとすると、
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それは、捕まえて口を無理やりこじ開けるということになります。
捕まえて、口を押さえて、無理やり口をこじ開ける。
これね、やっている方多いですよね。とてもわかります。
ただしね、ただし本当に緊急性が高い場合、本当にそれを今口に入れてしまったら命が危ないよっていうような状態の場合であれば、
まあしょうがない、やむを得ないかな、どうしてもそれ以外に方法が見当たらない、
そしてこれを食べてしまったらもう死んでしまうというぐらい緊急事態であれば、やむを得ない措置かなとも思います。
ですが、もう最終手段ですね。
これだけは本当は絶対やって欲しくないというのが捕まえて口をこじ開ける、これなんですね。
これなんでやめていただきたいかっていうと、ワンちゃんには防衛本能がありますので、
そしてワンちゃんは興味があるから、関心があるから、口の中に入れてみたいから、口の中にそのものを入れるわけですよね。
そこは人間の常識とワンちゃんの常識というのは違いますので、草むらにある動物の亡骸を加えたいなんて人間は絶対に思わないですよね。
ですけど、それを加えたいと思うのが犬なんですよね。そこは生物学的な違いがありますので、ワンちゃんたちにとってはそれが魅力的なものなんです。
ですから口に加えてしまう。その他の落ちている唐揚げ棒の串だったりとか、いろいろあるじゃないですか。ゴミですもん、なんでもいいです。
もしくはママがとっても大切にしているシルクの手袋とか、わかんないですけど、そういったものを口に入れてしまったとき、
それは興味があって関心があって口に入れたいと思ったもの、つまり犬の口に入っているものは犬が守りたいものなんですよね。
ですからこれを取り上げるということは、この飼い主は自分から大切なものを口をこじ開けて無理やり奪い取るやつというレッテルを貼らせてしまうことになるわけです。
これが緊急事態のただの1回だけ、一生に1回とか、一生に1回とは言わなくても3年に1回とか、2年に1回とか、そのぐらいの頻度だったらまあまあいいとしましょう。
ただし、これが日常茶飯事になったり常習的になったりするとワンちゃんは今度は守る方に入っていっちゃうんですよね。
つまり口の中に入ったものを取られないとして飼い主さんの手が近づいてくる。
口の中にものが入っているときに飼い主さんが近づいてくるとうなるようになる、怒るようになる。
なんならその口の中に入っているものを1回置いて噛みつくようになってくる。
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これを常習的に行っていると予想されるワンちゃんの当然の反応なんですよね。
だって好きに口に入れているものを取られたくないですからね。
ですので、これを防ぐためにやっぱり口をこじ開ける、中のものを取るということは本当に気をつけていただきたいなと思います。
こういうのは若い時には出ないんですね。2、3歳までは出ない。
ただ5歳以上ぐらいになってくると今まで散々取られてきたけどもう取られないぞということで怒るようになってくるっていうのが出てくる。
そんなケースを私は何度も見ています。
ですので、口の中からものを無理やり取り出すというのは最終手段として応急処置ですね。
そしてやっていただくということを覚えておいてほしいなと思います。
そもそも口の中に入った動物さんの鳴きがらを飼い主さんは無理やり口をこじ開けて、
じゃあそのネズミさんを取り出したいかと言ったら取り出したくないじゃないですか。
できれば、やめて出してって言った時に自主的に出してほしいですよね。
これね、そうなんですよ。ただ、ここに至った場合には非常に難しいと思います。
では、なるべくこのケースでなるべく手を触れないでどうやって口から取り出したらいいか。
そのケースをここからお話しします。
この場合にはお外で口の中に何か物が入っているわけですよね。
であればリードがつながっているわけです。
私であればまずリードを短くします。
リードを短くして手で持つのではなくて足の裏でリードを踏みます。
この時、踏んでいるリードがスルスルと逃げてしまわないように
足の甲の部分にリードを2、3回ぐるぐるっと巻きつけてリードをその上から踏みます。
これでワンちゃん自身は身動きが取れない、つまり飼い主さんから逃げることができないという形になります。
その上でおやつを持っていればワンちゃんの顔面、鼻の前におやつを見せて床にバラバラバラバラと
こんな1、2個とかケチなこと言わないでできれば持っている全財産を出すぐらいの感じでバラバラとその辺に置きます。
最初はもしかしたら口の中に食われているものとおやつを天秤にかけて離さないワンちゃんもいるかもしれません。
この時には早く出して、ほら早く出して、ダメよそんなもの口に入れちゃダメよとか言わないで
ちょっとだけ冷静な気分になって、そしてワンちゃんの様子を見ていてください。
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この時にワンちゃんの顔をじーっと見てしまうとワンちゃん自身は見られているということで緊張してしまいます。
そして過去何か口の中から物を取り上げられた経験がある子であればあるほどなおさら離さなくなりますので
この時に飼い主さんは目の端でワンちゃんの姿を捉えつつ、視線は違うところを見てあげてください。
そうすると床に置いてあるおやつ、そして自分が今食われているものどっちがいいかなと天秤にかけて
ワンちゃんはもし口の中にあるものよりおやつの方がいいなと思った場合には
そっと口の中にあるものを置いておやつを食べ始めると思います。
ここまで多分3分ぐらいかかる場合もあります。
けれどワンちゃんは飼い主さんが大声を上げたりバタバタしたりチタバタしたりすればするほど
何だかいつもと違う様子だからワンちゃん自身も興奮したりパニックになったり
口の中に入っているものを取り上げられた経験のある子は
特に早く取られないうちに飲み込んでしまおうという気持ちが働きます。
そうは言ってもおやつ持ってないしすぐに取り出したいけど口をこじ開ける以外に他に方法はないのという方もいらっしゃると思うので
こちらはメンバーシップの方でまた違う方法についていくつかご提案させていただきたいと思います。
こういったケースも考えて私自身はおやつは何かしらとびっきり好きなものをいつもお散歩の時に持ち歩くといいと私自身は思っています。
そして最後になりますが特に動物の亡骸であったり何か薬物がかかっている疑いのあるものは後から急性症状が出る可能性がありますので
お家に帰ったらとにかくよくワンちゃんの観察をしてください。
観察するポイントとしては時間、そして飲み水の量、食欲、排尿、排便の様子、回数、時間、そしてワンちゃん自身の動き方
これはよく観察をしていただいて何かしら異常があるなと思ったら記録を取った上で、できれば様子がおかしいというようであれば
例えば便の様子が弱い、ゆるいとか凹凸したとかそういった形であればそのものも少しだけ採取して動物病院に持っていくということをしたほうがいいと思います。
ワンちゃん自身の動き方の様子がおかしいという場合には、ぜひ動物病院の方に持っていけるように動画を作成しておくといいと思います。
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そういった記録がないと病院に着いた時には症状が収まってしまっていたりする場合もありますので
ぜひ病院に行かれる際には、時間、回数、様子、状態、頻度、動画、現物などをきちんと保管した上で、記録した上でお持ちになるといいと思います。
すごく心配な場合では、動物病院にお電話をして、こういったものを口にしてしまったんですけれども
今からすぐに病院に行っていいでしょうか、お家でできることはありますでしょうか、そういったことを指示を仰ぐほうがいいと思います。
それでは今回はここまで。最後まで聞いていただいてありがとうございました。