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2021-08-27 13:21

第190回「なくなった店の名前をぼくたちはもう知らない」

概要

『残像に口紅を』について話します

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なんちゃらアイドルのなんちゃラジオ
はい、始まりました。なんちゃらアイドルのなんちゃラジオを自己紹介します。
ミサイマミです。皆様いかがお過ごしでしょうか?
今週は、今金曜日なんですけど、
今週はとても暑かったり涼しかったりっていう日があって、
なんか体調崩そうですけど、皆様元気ですか?私は元気です。
先々週の私の担当の会でですね、無人島について話したんですけど、
これもしかしたら、無人島のことを考えたんだよって話を
アオハルにしたら何言ってんだったか忘れたんですけど、
お店の方の無人島だと思っちゃったんですけど、
ラジオを聞いてた人もそういう風に思っちゃった人もいるんじゃないかなと思ったんで言うんですけど、
私が言ってたのは、本当の無人島の人がいない島に着いちゃったらどうするって話をしたかったです。
これをちょっと言うには時すぎなんですけど、
本当の無人島の人がいない島に着いちゃったらどうするって話をしたかったです。
これを言うには時すでに遅しな感じもしなくもないですが、
伝えることは無駄ではないと思うので伝えます。
で、その無人島の話をした時に、
パッて名前出した
辻屋坂さんの残像に口紅よっていう本について今日はちょっと話したいなと思ったんですけど、
そうですね、この話自体がですね、
少しずつ
音が消えていく、
あいうえおの50音の音が消えていって、
それに伴って、
音が入っている言葉も使えなくなっていくっていう制限が増えていく
終わりに近づけば近づくほど言える言葉が少なくなっていくっていう話なんですけど、
まず出だしであがなくなるんですけど、
それにまず気づかなかったんですよね私。
そう、なんかこの感覚その、
あ、そういえば確かにないかもみたいな
あの、
もともとその、
なんていうか、
なんかこれ、私普通の番組見なかったんですけど、
アメトークの読書芸人の回で紹介されてたみたいで、
その、尾身にもアメトークに紹介されましたみたいな回だったんですけど、
なんか、
やっぱそれで手に取る方が多い作品のようで、
03:04
そう、なんか、
なんか、
で、この物語の主人公は小説家なんですけど、
その、まあ小説家って言葉を操る職業のわけじゃないですか、
その作品の中で、
その、
その、
その、
その、
その、
その、
その、
その、
その、
その、
その、
その、
で、
こう、物語の中でも言ってるんですけど、
虚構と現実の曖昧さ?
何が現実なの?みたいな。
残像に口紅をっていう物語の今より空港と
今私が読んでいる私の現実の
境目が曖昧になっていく言葉選びというか
合っているのかなこれ感想として合っているか分からないけど
とにかくこう
この
この
没入感があることによって
現実が虚構に変化していく
なんか不思議な感覚の本なんですよね
あの
一個ずつ音がなくなっていって
例えば
パンが言えないから
あの
あもなくなっていって
あもなくなっていって
あの
あもなくなってるかあさって言えないんですよね
起きた
起きたのち
つかせた腹を満たす
ふわふわの食感のものみたいな
そんなような書き方をするんですよね
そういう風に伝えられるものだったらいいんですけど
そうはいかないものもあるじゃないですか
この
形容できなかったら
もう伝えることができない
ものってやっぱりあって
それがどんどん消えていくんですよ
やっぱりその主人公は無自覚的にやっているわけだから
物悲しくはあるけど楽しんでもいいって
ただその楽しんでいるっていう気持ちは
本当は叫び出したいほど
寂しいし苦しいのを
その楽しいという気持ちで殺しているだけなんじゃないか
っていう葛藤もあったりして
ただもう
小説家という職業のね
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プライドもありますから
これは最後まで楽しもうとやりきろうと
進んでいくわけなんですが
この
あったものがなくなっていくけど
何かわからないみたいな
何がなくなっているかわからないんですよ
確かにでもなくなっているし
言えなくなるし
進めば進むほど
これがなくなったな
これがなくなったな
この言葉が言えないから
こういうふうな形容をしているんだみたいな
読者の方も
わかっていくっていう
だからどうなるかがわからない
どうなるかだけがわからないというか
なんていうんですかね
言葉にできないものが
完全になくなるか
って言ったらそうじゃなくて
例えば名前を知らない
けど存在は知っている人
に関しては
例えば名前に
その消えた音が含まれていたとしても
名前は知らないから
自分の中で
その人自身を形作るものっていうものは
顔は知ってるけど
特に仲いいわけではないみたいな
あとは
他人だとか
知人とか
いろんな言い方があるわけですよね
この音がなくなることによって
どんどんと自分の大切なものが失われていくんです
自分が意識しているもの
取るに足らない
いわゆるモブキャラクターたちは
こんなにも雑対に残っているのに
雑な人たちがどんどん消えていくっていう恐怖心もあって
うわーって思うんですけど
このモホモホを読んでいて
あの感覚に似てるなって思うんですよね
ここなんか潰れてるけど
何があったっけみたいな
毎日通る道に
何があったっけなーみたいな
ことってあるじゃないですか
あの感覚にすごく似ていますね
この独感というか
読んでいる漢字は
まだまだ途中でね
ちょうどその
まだ名前がなくなったのに
親友というか友達の
教えごと
エッチなことができるのかっていう
だいぶ恩は失われているんですけど
その中でこう
エッチなことってか
エッチなことをしようとしているのかなと私は思っているけど
エッチなことをしようとしているわけじゃないのか
だったらちょっと恥ずかしいので
これ以上言いませんけど
なんかすごいなー
って思いますよね
一応その冒頭でですね
その友達の
えーと名前なんだったかな
サジと
主人公が
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サジ
サジ
なんとか
カツオ
カツオだと思うんだけど
読み方わかんないや
ツダトクジっていう2人がですね
サジが書いた本について
話をしているときに
メタフィクションとか超虚構とか
いう話をしているんですけど
メタっていうのは
いわゆる
なんていうんですか
登場人物
小説の登場人物と作者が話をする
っていうのがメタ表現の一つだと思うんですけど
例えば
漫画の中のキャラクターが
この漫画ももうすぐ終わるしね
っていう最終回直前に言ったりとかするのは
メタ表現なわけなんですよね
じゃのわけじゃないですか
なんかこれもすごくメタっぽい
ところがところどころにあって
その
だから虚構
物語という虚構と
現実が
リンクはしてる
してくるんですよとても
なんか不安な
気持ちにちょっと私は塗ったんですが
なんかうまく感想は
まとめられませんがとにかく
そのちゃんと終わりまで
きちんと読み切りたいな
とは思いますね
でもねだんだん
音が失われていっているから
マジで漢字が難しい漢字が
出てくるんですよね
セリフっていう言葉が言えなくなってくる
セリフって
漢字にすると大詩って書くじゃないですか
あれって
読みも大詩らしくて
大詩になったりとかそれは読めるけど
この漢字は何?みたいな漢字が
増えてくるんですよ
だから一般的には
使う常用漢字ではなくなっていく
っていうわけなんですけど音がなくなって
言葉が消えてしまうので
だからこの本を読むのに
私すごい
書いて
辞書あるじゃないですか
電子辞書
電子辞書にある機能と同じなんですけど
簡易テストの漢字を調べるっていう
アプリがあってそれを使って
ちょっとずつ読んでいってます
すごい
しかもこの本の
いいところは
なくなった言葉の
含まれる動物とかが
書いてあって
その動物のなくなった音
文字になっているんですよ
意味わかるこの言っていること
例えば一番最初に
なくなるアだとしたら
アルパカが
書かれていてアルパカの
顔のところが切り取られて
いるんですけどその切り取られている
顔のところがカタカナのアになって
いるんですよ
これしばらく
気づかなくてアルパカの一部が
12:00
なくなっているから
アルパカのアが
なくなっているから
頭の部分を
取っているのかなと思ったらその頭の部分が
アの形になっていて
それに気づいて
だんだん
アーアーだって
すごい
いいですよ
その絵に気づいたときは
アーって思いますね
ちなみに私これ気づいたのアじゃなくて
絵が
あれだめ
取られていっているとき
気づいたの
アルパカのパあたりなんですけど
気づくのちょっと遅い
しかも位置がともなっている
位置と同じ同期している
すごいと思った
デザインのセンスがめちゃくちゃいいな
みたいな
ずいぶんちょっと
地説な地説というか
あんまりうまくない
しゃべりではございますが
近づくにつれどうなっていくんだろうな
っていう
私ケツから
読むとさ
ネタバレになっちゃうから読めない
頭からずっと読んでいるんですけど
早くケツが読みたくて仕方がないですね
ちょっとずつ読んでいるから
なかなか進まないんですけど
読み終わったら
わーってなるんだろうな
結構この人
遊び系の
本を書いている
人みたいで
すごいね
なんて言ったかな
結構その
有名なやつが
プリカってこの人の
巨人たち巨像たち
そんなような
巨人たちかな
違うかな
でもすごい面白いんだよね
これも実際の
自分自身の
時をかける少女もこの人だ
知らなかった
えーすごい
なんか
この本を読んでて
知らないことが多いなと思ったんですよ自分が
一般的な
一般的な常識とか教養とか
あると思ってたんですけど
あまりにも語彙が少ないのかな
15:01
私はと思ったんですよね
あとなんか
例えば
自分が好きなアニメの
元はここだよ
みたいな
そういうのも見てた方がいいよってずっと言われてたんだけど
好きなものとことは見ちゃうタイプなんで
別にと思ってたんですけど
やっぱね知っといた方がいい
本当に
知らないよりは
知ってる方が強い
し多分
知っていることが多い方が
その
世界の解像度が高い方が
やっぱり
本は読みやすくなりますね
すごい当然のことを
言ったような気もするけど
なんだか
これ読み終わったら
パプリカ読んでみようかな
精神の深淵に迫る
禁断長編小説
いいですね
これと
パプリカは違うのかな
違うっぽいな
でもアニメ映画を視聴したかっていう
感想があるな
あの映画と一緒なのかな
あの映画と一緒
あの映画と一緒っぽいな
名前聞いたことあるな
と思ったんですよねこの人
どこからなのかな
はい
筒井康隆さんの
写真
近縁見たときに
あれこの人って俳優さんじゃなかったっけ
って思ったんですよね
なんかそういうことが多いわ
あの
こないだ
あれ
えっと
えっとなんだっけ
ちょっと待ってね
水の星へ愛を込めて
っていう
歌をカバーさせてもらったんですけど
森口ひろこさんの曲ですね
ガンダムの曲なんですけど
森口ひろこさん
バラエティの方だと思ってたんですよ
なんか
っていう話をしたら
元々はガンダムでデビューしたけど
バラエティに転校したんだよ
みたいな話をしてもらって
そうだったんだと思って
知らなかった
なんか知らないことが多いな人生
なんかいっぱい知った方がいいね
なんか
いっぱい知っといた方が
自分が
18:10
安高だ
あわかんないな
安高って言ったかな
ひろたかって言った気がするな
筒井安高
わかんないけど
筒井安高
さんは俳優さんだと思ってました
俳優
本当に私安高って言った?
ひろたかって言った気がする
わかんない
高しかあってない
渋いよね
なんか俳優さんのイメージだな
俳優さん
俳優さんあるいは
あの
作詞家
でね
私は何も知らないんだなって思いますね
本当に
まあともかく
あの読み
ちゃんと読み切りたいと思います
今んとこね
あの
三島由紀夫の金閣じゃまだ読み切ってないですね
もう一回
あとね
あれも読み切ってないわ
限りなく
遠い短い文
あとちょっとで終わるところで
しおり取れちゃって
どこまで読んだかわからなかった
これそんなに長くない話だし
まあなんか
絶対読み切れるはずなんだけど
なんか
一回ダメだってなると
しばらく手つけたくなくなっちゃうんですよね
限りなく遠めに近いブルーの
カバーどこやったんだろう私
無くしちゃったなあ
まあいいわ
これは限りなく遠めに近い
遠めに近いブルーは
なんか
セックス
ドラッグ暴力みたいな感じでちょっと読んでて
しんどいんってなっちゃうシーンが
割と多かったですね
多いですね
あれ私村上隆つった?
村上龍つった?
村上龍のやつです
はい
なんか上手いことまとめられなかったですけど
あの
私今頑張って読み切る
とりあえずまずね
残像に口紅を読み切って
限りなく遠めに近いブルー読んで
金閣寺に手を出そうかな
って感じです
というわけで
そろそろお別れの時間が近づいてまいりました
ここまでの相手はミサイマミでした
バイバイ
バイバイ
13:21

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