植物から学ぶ生きる力
みなさんこんにちは、七波令翠です。
今日は、水と光と風、植物から学ぶ生きる力をテーマにお話ししたいと思います。
実は私、大量の他肉植物を長いこと育てていて、
この週末の台風に備えて、というか台風の旅に大移動させています。
何事もなく、取り越し苦労だったなーって言いながら戻せるといいなと思ってますが、
みなさんの地域もお気をつけくださいね。
育てる上で大切なのが、水と光と風なんです。
栄養素で言うと、他肉植物の場合、葉っぱや茎の成長に必要な窒素、
花と果実のための磷酸、根っこの成長と水分維持にはカリウムで、
今、この子には何が足りてないか、または何が多いのか、
これを観察しながら足したり引いたりして与えています。
植物育てたいけどサボテンさえ枯らす、ってよく言うし、私も言ってました。
なんならもう多分12年以上やってても、毎年変化に順応させてあげられなくて、
これまた繰り返しです。
ただ、本来大自然の雨もあんまり降らないところで、自分の水分で生きてきた植物なので、
本当にこの子たちの強さには感動するんですね。
この夏の猛暑でさえ、うちの庭でただひたすら、本当にただひたすらそこにあるサボテンとか他肉植物を見ると、
人が生きていることの意味って、行き着くところはここかなぁと思ったりします。
冷房の利いた部屋で庭のサボテンを眺めながら、そんな風に思う夏でした。
またね、光を求めて体を伸ばして自由に吹き立ちする子もいるし、
単独だと弱いけど、寄生植にすることによって、集めることによって力を分け合う子もいたりね。
深いなって。
これからまた太陽の光の射す角度が変わってくる時期なんです。
なので、私たちタニラーにとっては品種に見合った場所に移動させたり、
必要なら光を遮断させて守る準備に入るんですね。
今ワンちゃんが隣に来ました。
水やりと光はもちろん大切なんですけど、
室内で育てている寛容植物ね、
それは一番大事なのっていうのは、風を送ること。
風の強さもソヨソヨソヨぐらいの弱さでいいと思います。
ソヨソヨソヨのソヨ風を意識すると多分喜んでくれるんじゃないかな、今の時期は。
自分に必要なものや足りないものを与えてくれる人に感謝して、
今もどんな環境に移ろうともしっかりどっしり根を下ろした子は強いなって。
これもまた人と同じだなってね、学べますね。
癒しとなる植物や人にはそこしれぬ強さがあるんですね。
優しいだけじゃないんですよね。
七海冷水でした。またねー。バイバイ。