がん災害・がん防災
2025-09-04 14:30

がん災害・がん防災

毎日新聞客員編集委員 元村有希子
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この時間はZoom Up、毎週木曜日は科学です。
今日は、ちょっとあまり聞き慣れないかな、がん災害とかがん防災、そういったことに注目したいと思います。
毎日新聞客員編集委員の元村有希子さんです。
元村さん、おはようございます。
おはようございます。
さて、今日はがん防災。
あまり聞き慣れない言葉だな、と私は思ったんですが。
毎日新聞の医療サイト、毎日メディカルに、いろんな専門家のお医者さんたちが連載をしてくださっているんですけど、
その中に、押川翔太郎先生が、がん防災というキーワードで寄稿しておられて、
それにちょっと私も、え、がん防災?って思って、読み込んでしまいました。
聞き慣れない言葉ですよね。防災ということはがんは災害なんですか?
そういうふうに考えられるなと思って、ちょっと面白いので紹介しましょう。
今日の防災は主に女性にフォーカスした防災なんですけれども、
30代から40代のがん患者さんというのは、女性が男性の3倍いるんだそうです。
結構多いですね。
これはね、女性ならではのがんが、比較的若い20代から50代ぐらいに離間することが多いということが原因だそうです。
例えば乳がんとかね、それから子宮経がんとか、男性はほとんど患者さんいない。
子宮はもとより男性は持っていないんだけれども、
女性はそれが原因のがんに、ちょうど働き盛りだったり、
お子さんを産んだり育てたりっていう年齢でかかりやすいということなんです。
確かに降って湧いた災難という意味では、がんも災害とみなすこともできてですね。
なので災害が災害だったら防災を考えようというのが、押川先生の提言なんですね。
備えておくっていうことですか。
これからちょっとご紹介しますが、
とりわけ子宮経がんというのは、これは一定程度備えることができます。
このがんって原因がほとんど95%以上がウイルス感染がきっかけになってるんですね。
HPV、ヒトパピローマウイルスって呼ばれているウイルスなんですけれども、
これ実は女性の8割は一生のうちに一度はかかるんですよ。
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ただそれが直結する人ばかりではなくて、
多くの人は免疫がそれをやっつけたりして回避してるんですけども、
それが時々がんに成長するというか発展してしまうわけですね。
それを防災、防ぐためにはワクチンがあるんですね。
だからワクチンを打っておくと、
そのウイルスに感染すること自体を防げるということで、
打ってなければ感染して、運が悪ければがんになるっていうことなので、
子宮経がんの防災としてはワクチンが隣になります。
日本は子宮経がんの発生率がG7の中ではワーッと、
だから一番悪い、一番高いっていうのかな。
毎年今3000人の方が子宮経がんで亡くなっているそうで、
ワクチンが有効ということが分かっていながらなぜかっていうのは、
ご存知のように一時期、接種が控えられていた時期があるんですね。
これも厚生労働省などが、
今は一定程度、副反応があるにせよ、
打つことへのメリットのほうが大きいという結論で、
また接種を進めているので、
これは有効な防災対策の一つになると思います。
もう一つ災害ということでいうと、
災害そのものよりもその後に引き続いて起きる二次災害ですね。
例えば避難所に行ってエコノミークラス症候群になるとかね。
普通の潜在でもありますよね。
がん災害で言えば、
これは例えば仕事がなくなるとか、
収入が減るとか。
治療費かかるのに。
3人に1人が仕事を辞める、あるいは解雇されているという現状がある。
特に20代から40代ぐらいの世代だと、
どうしても職場で弱い立場に陥りがちだったり、
やめてしまうようなこともある。
つまりがん災害の二次災害は経済的なものですよね。
これも、例えば保険に入っていれば一定程度収入の減少が防げたり、
それから手術の後の入院治療の時に、
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お金が心配しなくてよくなったりするというのがありますよね。
もう一つの二次災害、女性で言えば、
例えば放射線治療とか抗がん剤治療をすることで、
妊娠しづらくなったり、男僧がダメージを受けるということもありますよね。
これも二次災害と言っていいと思うんですけれども、
これに関しても防災というか、手立てがあるんですよね。
例えばお医者さんと相談しながら、
あらかじめ卵子を取って冷凍保存しておくみたいなことも、
がん治療に関してはOKなんですね。
そういうことを知っているかどうかということも含めて、
やっぱり備えがあれば、最初は災害を軽くできるということです。
押川先生はもう一つ災害を指摘していて、デマ情報。
例えば地震や水害のときにいろんな偽情報が出回って、
混乱するということがありますよね。
例えばがんに関しても、標準治療という治療が
ちゃんと確立されているがんがほとんどなんですが、
ネットにはいろんな情報が貼られていて、
推定そっちの方に引き寄せられて、標準治療がオルフになるとか、
余計な効果の少ない、あるいは否定されている治療法に
たくさんのお金を使ってしまうとか、
そういうこともありません?よく聞きません?
そうですね。聞きますよね。
そういう意味では、がんという降りかかった災害に、
知識とか、降りかからないための備えとか、
情報、経済的なこと、
こういったようなことを、あることを知っておくだけでも、
多少の防災にはなるというのが、
この押川先生のがん防災の考え方なんですよね。
なるほどね。
確かにがんって、今、2人に1人は一生のうちにかかる時代。
ということは、この3人いれば1.5人はかかるということになります。
2人はかかるってことですね。
なのに、やっぱりかかるまでは、自分はないなって思ってるっていうところでも、
災害と似てませんか?
そうですね。大体、まさか自分がって被災された方をおっしゃいますもんね。
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かかって診断されて、なんで自分だけとか、かかるとは思ってなかった、
みたいなことになりがちなので、
それは防災っていうふうになぞらえてみると、
怖さもわかるし、あと一言でないっていうこととか、
じゃあ何に備えるかっていうことを考えるきっかけになるなって私は思いました。
おっしゃるとおりですね。
私自身がね、2回がんをやってるんですよ。
そうだったんですか?
そうなんです。20代から40代にはちょっと外れるんですけど、
50歳の時と51歳の時に、2年連続でがんが見つかりまして、
今もう59歳だから、一応感慨ということで切り抜けてるんですけども、
これもやっぱり献身でした。きっかけが。
早い段階で気づけたってことですか?
そうですね。自覚症状全くない段階で、
これも一つの備え。
献身は大事ですよね。
もちろん献身で見つからない場合もあるし、
献身で手遅れになってるってこともあるんですけども、
私の場合はこの2回とも献身で見つかって、
そして職業からがんに対する基礎知識があったり、
それから頼れるお医者さんの友人がいたりして、
心の中、上でもサポートを受けられたんですね。
もう一つはやっぱりがん保険でした。
なんか絶対にならないと思ってかけ金かけてたんですけども、
なってみると、あ、かけてたよと思って、
診断されれば一時期が出たり、
それからいろんなサポートがあって、
心理的に安心して治療に求めるっていう意味でも、
助かりましたし、当時幹事職だったんですけれども、
職場の理解っていうことがあって、
失業もせずに済んだっていうところで、今の私があるんですね。
やっぱり早く見つけて対処するとか、
いろんなやり方があるから、日頃から頭の体操をしておく、
備えられるものは備えておくっていうことの大切さは、
他の人よりは実感してるかもしれません。
そうですね。これだけしとけばいいってものもないので、
やっぱり複数で備えておくことが大事ですね。
何かしてますか?お二人は。
先ほどの経済的なところで言うと、やっぱりがん保険は入ってますし、
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しかも、この間見直しもしました。
なるほどね。
アップデートしていくことも大事ですよね。
そうですよね。
あとは普段の職生活も含めて考えなきゃいけないところがいっぱいありますね。
そうですね。
手ももないになりますね。
ですね。やっぱり人ごとってなりがちな防災の部分ってありますけど、
がんも災害と捉えて、いつ何度か襲ってくるかわからないので、
そこに備える。自分ごととして考えるって、本当に何事も大事ですね。
押川先生は、働く女性のためのがん防災マニュアルっていう本も出してるそうですよ。
気になる方は手に取ってみたらいいんじゃないでしょうかね。
そうですね。
ご自身の経験も踏まえて、きょうは貴重なお話を、
本村さん、していただいてありがとうございました。
はい。ありがとうございました。
この時間は、毎日新聞客員編集委員の本村幸子さんでした。
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