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この時間はZoomUp、毎週木曜日は科学です。 毎日新聞論説員の元村有希子さんです。
元村さん、おはようございます。おはようございます。 さて、
梅雨がようやく九州北部地方も明けまして、 暑い日が続いていますけれども、関東の方も連日暑いでしょう。
35℃が普通というか、 毛暑日が普通になってきちゃいましたよね。
本当にクラクラする暑さですよね。
なんとかこの毛暑をしのいでいかなきゃっていう季節になってきましたね。
本当に生き延びるっていう。
今、太平洋高気圧と大陸からの高気圧の二重の高気圧が日本の上に乗っかっていて、
二つ布団、ダブル崖みたいになってるんですよね。
だからこそ暑くなってるわけですね。
ただ、これ世界もそうで、 今、広範球が大変なことになってますよね。
雨、火事なども発生してますもんね。
そうなんですよ。
あと40℃、軽く超えるような気温になっていて、
世界気象機関、WNOという機関があるんですけども、
この事務局長さんが声明を発表しましたね。
残念ながら異常気象は新しい日常になりつつある。
ニューノーマルですか。
ニューノーマルですよ、どこかで聞きましたね。
私たちも暑いねっていうのをだんだん体感してきていて、
亡くなる方も出てきたりしているので、
本当に新しい日常ということに適応していくっていう、
そういう考え方の切り替えをね、
そろそろやらないといけないのかなとも思っています。
ちょうど国際的な研究グループがおとといぐらいに論文を発表していますけれども、
今月のこの北半球を覆っている熱波、
これは明らかに地球温暖化がなければ起こり得ない現象だと言っていますので、
地球温暖化っていうのは今日明日止められるものじゃないですよね。
ということは、それを何とか克服するまではこの調子が続くと考えた方がいいので、
やはりライフスタイルを変えていくということを少し考えましょうというのが今日の内容なんです。
ライフスタイルどこから変えていけばいいんでしょうか。
本当にニュースなどでもね、たびたび呼びかけていますけれども、
熱い日は屋外での作業、部活動とか体育、それからイベントなども含めてですね、
炎天下で長時間何か作業をするようなことはもう政府の例えば禁止令を出すとかですね、
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ヨーロッパなどではスペインなどではもうそれ始まっているようなんですけれども、
そういったようないわゆる規制をかけていくというような考え方とか、
それからテレワークというのがコロナ禍で普及したので、
これできる範囲でやるということもまたね、コロナ禍ちょっとピークが過ぎて戻りつつありますけれども、
改めてその家から出ないで仕事をするというような仕事や勉強をするというようなことを、
真剣に広げていってもいいのかもしれないですよね。
どうしてもやっぱり外出しようとしなければならないというときにですね、
着るもの、持ち物、ここで工夫するというのは一番明日からでもできる工夫なので、
よく黒い服は熱を吸収しやすいからといいますね。
この仮説を国立環境研究所の市野瀬さんという人が検証したという実験がありまして、
実験をしたのは旧色のポロシャツを5分間日向に置いて表面の温度を計測しました。
ということはどの色が一番熱が高いか調べたということですよね。
表面温度が高かった順に見ますと、黒、そりゃそうだよね。
やっぱり黒が一番熱が高いですよね。
黒は45度ぐらいになった。
黒の次は深緑、モスグリーン。
その次が緑。
そして青。
紫。
赤。
グレー。
黄色。
最後が白。
白が一番市野国には良い色ってことですね。
ただ緑が意外と高いっていうのが驚きですね。
白が涼しいっていうのは反射してるからなんですよね。
太陽からの来る放射エネルギーをどれだけ跳ね返せるかっていう。
だから黒とか深緑は色の性質上跳ね返せない。
その跳ね返せないエネルギーが洋服のところで熱に変身して体を温めてしまうということなんですね。
だから黒とか深緑、緑色の服というのは夏炎天下にはあまり向いていないということになりますね。
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ただ本村さん、緑今年のトレンドカラーなんですよ。
結構着てる方多いですよね。
だから明るいグリーン、緑だったらいいとかそういう問題。
ピスタチオグリーンとかね。
でもその緑も3番目でしょ。
そう、3番目。
青より高いんでしょ。
ファッションはそういうところ我慢しない。
おしゃれは我慢って聞くけど、ちょっとこの暑さも我慢が限界を迎えそうですからね。
緑が気をつけないといけないのは、この実験はもう一つ、私たちが見てる光だけじゃなくて、
目に見えない近赤外線の影響も加味して実験してるんですけども、
近赤外線の影響も含めて一番暑さを感じるのは深緑でした。
黒じゃない。
深緑要注意です。
じゃあ夏場、逆に言うと冬はいいのかもしれないですね。
そうですね。
黒とか深緑がね。
この夏場はちょっとなるべくこのね、暑さに気をつけるっていう点では避けたほうがいい色かもしれないですね。
そうですよね。
あと最近ね、もうちょっとずつ増えてきてますけども、日傘は効果的だと思いますよ。
そうですよね。
田畑さん日傘さしてます?
いえ。
最近でも男性もさっそく増えてきましたよね。
そうなんです。男性も女性も暑さの感じる度合いっていうのは一緒ですし。
そうですよね。人間なんだから。
男性はね、スーツ着てる方多いでしょ。
まだそうですね、夏場でも。
あれちょっと我慢大会じゃないんだからもういいんじゃないですか、着なくて。
なんか一応クールビズとかはあるけど、それはあくまで内向きで、外に行くと大概的にはやっぱりなんか失礼に当たるんじゃないかみたいな思考が働いちゃうんですよね。
でもそこもお互い様でね、両方がそうすれば、カジュアルな格好にすれば。
夏はもうみんなポルサツとかね、ジャケットはいらないとかっていう風に国もしてくれればいいんですよね。
そうですよね。
シャツの裾をね、出していいとかね。
そうそうそうそう。
あの東南アジアみたいにね。
あの日傘の実験もあるんですけれども、日傘って一番確実な効果は遮光効果ですよね。
光を物理的に遮るっていうことで、これによってやっぱり頭の部分、頭部の体幹温度が4度から9度下がるっていうんですね。
10度下がったらかなりいいですよ。
随分違いますね。
体全体でも2度ぐらい低下するということですし、これはもう使わない手はないということで、関東ではですね、東京とか1都6県の9都県市がタグを組んで、日傘使いましょうキャンペーンっていうのをやってるんですよ。
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主に市役所の職員などを中心に、男性中心にモニターを募って使ってもらって、その使用感とかデザインとかを男女共用にできるような感じに、メーカーが改良するとか、そんな取り組みもしているんですね。
やっぱり日傘を恥ずかしがらずにさしていくということだけでも、だいぶ負担も減りますし、熱中症なども減るので、医療経済的にも絶対いいですし、そういう形で適応していくというのも、やっぱり考え方としては正しい方向だと私は思いますよ。
そうですね。でも本当に適応していかないといけないぐらい危険な熱さが続いていますからね。
命を守ることを考えましょう。
あと一方でやっぱり温暖化を止めるってことも、5年後10年後もっと先を見据えて、それもやっていかないといけないしね、合わせて。
その通りでございます。
はい、本村さんありがとうございました。
はい、ありがとうございました。
熱中症十分お気を付けください。
はい、ありがとうございます。
毎日新聞論説委員の本村幸子さんでした。
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