起立性調節障害
2024-07-11 11:38

起立性調節障害

毎日新聞客員編集委員 元村有希子
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この時間はZoom Up、毎週木曜日は科学です。毎日新聞客員編集委員の元村有希子さんです。
元村さん、おはようございます。おはようございます。 こうやっておはようございますって言って、すぐ起きて来られればいいんですけれども、
なかなかその体が動かず、おはようっていうふうに、起き上がれないことで悩んでいる方も、特に若い世代って多いみたいですね。
そうですね。思春期特有の病気、起立性調節障害について今日はご説明したいと思います。
起立性調節障害ってあんまり聞いたことないですよね。 やっぱりそこまでなじみはまだないですよね。
近年、子どもの不登校が年々咲いた咲いたを更新しているんですけれども、この背景にあるんじゃないかという病気として注目されているんです。
ちょうど発症がですね、小学校、高学年から中学生というところがボリュームゾーンなんですね。
ある統計では、中学生の時点で、不登校というか、中学生の1割ぐらいが、重さ軽さはあるにせよ、これに該当すると言われてるんですね。
中学生の10人に1人が起立性調節障害。
だからクラスに3人いたらおかしくないぐらいですかね。
おかしくないってことですね。
朝起きれない、起きられないっていう症状が、遅刻とか血跡につながりますよね。
それが重なると、例えば不登校になっちゃったり、なんとなく学校に行けなくなる、それからいじめとか友達との関係が悪くなるというような他のいろんな作用も出てくるということで、
この病気を本当に意識しましょうと、大人が意識してあげないといけないと思うんです。
原因は自立神経です。
いわゆる自立神経失調症ってよく聞きますけど、多様なその症状が現れますよね。
この起立性調節障害というのは、寝てるときはいいんですけども、起き上がると、つまり頭が上、足が下になりますよね。
そうすると重力で体の血液が一旦下に下がるんですよね。
自立神経が正常に働いていれば、その働きでちゃんと脳にも血流が回るようになるんですけれど、
この起立性調節障害になると、それができなくなるんですね。
なので軽い貧血というか立ちくらみというか、脳に血流がいかなくなるということで、
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朝がつらいということが症状として出てきます。
自立神経というのは、私たちよく知ってますけど、アクセル薬の交換神経、それからブレーキ薬の副交換神経。
これが1日のリズムの中で上手にバランスよく働くことで、いろんな内臓の動きから血流のコントロールから全部できてるんですけれど、
残念なことにこの自立神経だけは自分の意思ではコントロールできない。
なのでバランスが崩れてしまうと、即体に不調が出るということになってしまいます。
周囲からは怠けてるとかですね、何グズグズしてるのとかつい親は言っちゃいますよね。
そう言ってね、誤解されてしまいますよね。
そう、頑張って起きなさいとか、学校に行かないとダメでしょっていう感じで励ましたりしがちなんですけれども。
本人も行きたいと思っててもですね。
そうなんですよね。
まずそこの病気があるということを知っておくと、こういった症状が出始めた時に適切な対処ができるのではないかと思います。
例えばですね、朝起きられない、それからお腹が痛い。
頭を起こすと頭が痛くなったりする。
午後になると元気が出てきて、今度は夜寝つけない。
悪循環では悪循環なんですけれども。
まずはこういった症状がお子さんに見られたら、小児科あるいは小児科が併設している、
この規律性調節障害の専門外来がある病院もありますので、そこを受診していただけたらと思います。
発症してこれは治るんですか?
まずは診断されることですよね。
それから診断がつけば治療ということになります。
具体的には例えば血圧をコントロールできる薬を飲むとかですね、
そういった病院でできる投薬治療っていうのもあるんですけれども、
やっぱり生活習慣を親子で立て直すっていうんでしょうかね。
家庭での治療の取り組みというのがとても重要なんだそうです。
例えば水分を1日2リットルぐらい多めに取るとか、
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それから頭を急に上げたり、血圧に変化が出るような動作をしないとかですね。
それから適切に運動する、元気になっている間は30分以上歩くとかですね、
早めに寝るよう心がけるとか、
そういう具体的な生活習慣を立て直すっていうことももちろんですが、
この発症のきっかけというか引き金になっている出来事をもう一回振り返って、
ひょっとしてこれで発症しちゃったんじゃないかなっていうところ、
心理面のサポートっていうんでしょうかね。
やっぱり何かしらのストレスみたいなものが要因としてあるってことですかね。
それで人権のバランスが崩れてしまって。
そうですよね。大人でもそういうことありますよね。
発症するお子さんに共通して見られがちなのが、
真面目で活発で周囲の期待に応えて頑張ろうとしてきた子どもに割と目立つんだそうです。
自分が前向きでも、例えば部活動や受験や習い事など、
頑張りすぎて燃え尽き状態になると、
それが知らないうちにストレスになっていて発症することがあったり、
あとは友人関係の悩みとか軽いいじめとか、
あと親の期待が過度に感じすぎてプレッシャーになっているとか、
そういうこともありますし、
あとはコロナ禍は結構急行になったりして、
1日の生活のリズムが崩れた時期があったりしたと思うんですけども、
そういった夏休みとかもそうかもしれませんね。
生活のリズムが狂うっていうところが引き金になったりもするんだそうです。
なかなかこれ気づきにくいし、
それから心理的なサポートって言っても結構難しいと思うんですけれど、
ちょっと希望はほとんどは高校生の2年生ぐらいになると、
自然に治ってくるんだそうです。
なので過度に心配することはないけれども、
ただその間一番思春期の揺れ動く時期に、
やっぱり学校行けないとか、
いろいろ諦めないといけないものもあったりするので、
ここはやっぱり社会が意識を変える時かなと思っているんですね。
福岡で畜種学科高校の高校生が映像を作ったのご存知ですか?
はい、私も取材しまして。
そうですか。題名は今日も明日も負け犬っていう題名なんですけど、
やはり当事者の女子高生がメガホンを取って監督をして、
お友達が脚本を作って主演を務めてみたいなね。
あれがまさに規律性調節障害になって、
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辛い時期を克服した西村夏美さんっていう人のリアルな実話。
西山夏美さんですね。
そうです。
21年の高校生のための映画ワールドカップで、
核傷をそうなめにしたという映画です。
やはり当事者が、これ病気なんだっていうことをね、
きっといつか治る、頑張らない時は理由があるんだっていうことを言い始めるっていうのは、
一番社会が変わるきっかけになりやすいと思うんですよね。
家族会とか患者会の小さな単位でできてきてますので、
そういったところに意見とかアドバイスを求めるのもいいかもしれません。
なるほど、そうですね。
理解が広がっていけば、ちょっと生きづらいというか、
そういうのも少なくなってくるかもしれませんのでね。
はい。
わかりました。本村さんありがとうございました。
ありがとうございました。
毎日新聞客員編集員の本村幸子さんでした。
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