たぶんね、 ゼップ名古屋とかって言われてたら、ちょっとね、怖くて行けなかったかもしれないです。
自分にとって未知の場所すぎて。 で、まぁそんな感じでね、心のどこかで、
なんか人生のうちで1回サンボマスターのライブ行ってみたいなっていう気持ちが心のどっかにあったのと、
名古屋市公会堂だったら、 なんか怖くないかもっていう思いがあって、
生まれてこの方、ライブとかコンサート行ったこともない人間なのに、 なぜかね、一人で
行ってしまいました。 で、思い切ってね、チケットの抽選に申し込んで、
まぁ落ちたら落ちたで、そうかっていう感じだし、 当選したら当選した時に考えようと思って、
そんな感じで申し込んでみたら、数日後当選しましたっていうメールが届いてて、
これがみんなが言う到楽かーみたいな。 本当にね、今までライブとかコンサートとか行ったことがないから、
そういうとこから新鮮というか、 あーこれが何々かっていう連続で、そういうのも含め、ライブってコンサートって楽しいんだなっていうのも、
今回知ることができました。 ライブ当日とかライブの時間だけじゃなくて、
当選を待つワクワクだったりとか、 席がどこになるかとか、全席指定だったので、
どの席になるかって、 1週間前にチケットをファミマで発見してきて、
で、そこに席の番号が書いてあって、自分の席がわかるんですけど、 なんと私の席どこだったかっていうと、
3階席の後ろから2列目。 もうほぼほぼ最高列ですよ。
本当にね、私は運がないんですよね。
前過ぎてもちょっとどうしようかなと、 初めてだし、ちょっとどうしようかなって思ってたんですけど、
まさかこんな後ろとはっていう感じ。
でも当日いざ3階席に座ってみると、 結構ちゃんと見えました。
しっかりサンボマスターのお三方の顔も見えるし、 全然遠いとは思わなかった。
こんな豆粒じゃんとかじゃなくて、 なんか近いなって思いました。
で、キャパとしては1500人、 1500人ソールドアウトで、もうパンパンの状態だったんですけど、
サンボマスター3人の顔しっかり見えて、 で、死っていうなら全体の雰囲気、ネッキーみたいなのがもうちょっと見れたかなっていう。
1階席とか全く見えなかったんですよ。
2階席もなんかちょっと出っ張ってるところ、 横に席があったんですけど、そこのちょっとが見えるぐらいで、
3階席はねほぼ3階席とステージっていう感じ。 で、その3階席は多分ね結構サンボマスターのライブ行ってるよ知ってるよっていう人が前ら辺にいて、
中央の真ん中ら辺にいて、で、私みたいな新規、 今回多分初めてっぽい人は後ろにいて、
で、私周辺は本当に私含め最初結構おとなしかったんですよ。
なんかどうやってライブ、このライブを楽しんでいいのか、 みたいなちょっと伺ってる感じで、
私の列、本当に誰も手を挙げたりしないとか、 誰も声とか上げたりしない感じ。
で、私も最初、今まで生まれてこの方、手とか挙げたことないから、音楽聴くときに。
なんかちょっと恥ずかしいというか抵抗があるというか、
それに私みたいなのがちょっと手挙げちゃって、なんか変じゃないかなみたいな、 そういう野暮なことをいろいろ考えちゃって、
ちょっとね最初、ちょっとおおって様子見ちゃいました。
で、そういうこうしているうちに1曲目2曲目って進んでいって、 2曲目か3曲目の途中で、
ボーカルの山口さんが、 お前ら恥ずかしがってんじゃねーよ!みたいな感じで、
恥ずかしがってねーよな!みたいな感じで煽られて、 お前ら今日何しに来たんだよ!全員優勝しに来たんだろ!
全員優勝できるやつ!みたいな感じで煽られて、 その時になんか吹っ切れましたね。
サンボマスターのライブは全員優勝っていう、 何て説明するんですかね。
全員優勝っていうのを掲げているんですけど、 それまで私はサンボマスターのライブに行きさえすれば優勝できるというか、
サンボマスターのライブに行けばサンボマスターに優勝させてもらえる、 みたいな気持ちで多分いて、
でも1曲目2曲目始まって、なんかちょっとこう、 おおーっていう、ちょっと乗り切れない雰囲気のところに取り残されちゃって、
あれちょっと、優勝できない私、このままじゃ優勝して帰れない!みたいな気持ちになって、
で、違うじゃん!優勝させてもらうんじゃなくて、 私が優勝するんじゃん!みたいな。
そう、私の中でスイッチが入りまして、 もうね、恥ずかしさとか、
周りから見られて変じゃないかなとか気にせず、 自分で全力でこのライブを楽しもうって思って、
その2曲目3曲目あたりから意を消して、スッと手を挙げました。
なんかね、覚悟をしました。 チケット代払ってタオル買って、一人でここまで来て、何をもじもじしてるんだと思って、
楽しもう!自分なりに楽しもう!っていう気持ちになってからは、 結構音楽に身を委ねられたかなと思います。
なんだかんだね、結構ちゃんと曲も予習していったので、 全体の8割9割ぐらい、ほとんどの曲はしっかり予習済みでした。
やっぱり定番の、世界はそれを愛と呼ぶんだぜ、 あの電車男の、あの世代がバレますけど、の曲と、出来っ子ないをやらなくちゃ、がすごく盛り上がりましたね。
私はyoutubeで、世界はそれを愛と呼ぶんだぜのライブ映像を見て、サンボマスターのライブに行きたいなって思ってたので、
実際に生で聴けて、なんかその雰囲気を味わえて、 おーって、これが聴きたかったなーって嬉しくなりました。
あとは、ラビットの曲も盛り上がってましたね。 サンボマスターの山口さんも言ってたんですけど、
ラビットで自分たちを最近新しく好きになってくれた人も多いっていう風に言ってた通り、
ラビットのテーマソングHumanityも結構、 会場全体が待ってましたっていう雰囲気で盛り上がりました。
なんかね、ほんとサンボマスターって、 私の中でちょっと失礼ながら、おじさんの応援歌みたいな、
おじさんが聴くホーロックみたいなイメージがあったんですよ。
でもライブに行ってみると、本当に若いカップルとかもいるし、 若い女の子2人組とかもいるし、
私みたいに一人で来てる30代とか40代みたいな女の人もいるし、 小学生とか子供を連れて家族で来てる人もいるし、
若い男の子のグループもいるし、 ほんとに全年齢いました。
いろんな人がいて、 私みたいに一人でいる人も全然いて、
一人で行くっていうのも変な感じがなく、 すごく居心地のいい空間でしたし、
みんないろんな境遇でサンボマスターの曲聴きながら、 頑張ってるんだろうなぁと思って、
そこに結構陣ときましたね。 私の近くに20歳ぐらいの金髪の女の子と、
そのお父さん、親子2人組が来てて、 すごく仲良さそうに楽しんでらっしゃったんですけど、
サンボマスターの曲って、 世界はそれを愛と呼ぶんだぜみたいに、
なんか愛を歌うような歌詞とか、 何だろう、君が大事だみたいな、
そんな感じの歌詞が多いんですけど、 そういうね、何だろう、
愛とか大事だみたいな歌詞の時に、 お父さんが娘さんの方にこう、
何だろうな、にっこり笑いかけたり、 何かこう、アイコンタクト取ったり、
お前が大事みたいな、そういう感じをすごく感じる、 なんかすごい微笑ましい親子だったんですけど、
そういうね、すごく私から見て理想というか、 めっちゃ愛されて育ったような子でも、
社会に出て、意味わからん上司とか、 意地悪な客に出会ったりとか、
変な男に泣かされたりして、 サンボマスターの曲聴いて踏ん張るのかなとか、
思ったりして、
わかんない、サンボマスターの曲が響くって、 そういうことなんじゃないかなと思って、
結構ね、子供とか、親と一緒に来てる人も多くて、
兄弟で、 3兄弟で、たぶんグッズを一人一つだよっていう風に買ってもらったのか、
3人ね、それぞれ違うTシャツだったりタオリだったり、 思い思いのグッズを身につけて、
お母さんと見に来てる3兄弟とかもいたんですけど、
なんかね、ああいいなーって、自分の幼少期を思い返すと、 正直めちゃくちゃ良い家族だな、
良い家庭で育ってるんだなとかって思うんですけど、
でもなんか、そういう人もサンボマスターの曲に支えられる日があるんだよなーって、
みんなそれぞれサンボマスターの曲で元気をもらって生きてるんだなっていうのをすごく感じました。
なんかね、ちょっと上手く言えてるか伝えられてるかわかんないんですけど、
すごい、なんかそれぞれの人生を感じました。
みんなそれぞれの生活でいろいろありつつ、サンボマスターのライブに来て、
熱く、お前絶対にできるからなーみたいな風に言ってもらったり、
生きててくれてありがとうっていうのをね、言われたり、絶対死ぬなよまたみんなでライブ見に来てなーみたいな感じで言われたりして、
パワーをもらって、またサンボマスターの曲を聴いて踏ん張る日が来るんだろうなーっていうところになんか、
思いを馳せて、私はそれに勝手に感動して、私もそうやって生きていこうって思いました。
私はね最初ちょっと、様子を伺いながら、前にいる人の振り上げた手を腕を見ながら間違いないようにってライブを見てたんですけど、
なんか途中から自然と、なんか自分も音楽に揺れる感じで、
気づいたら私の列、誰も手を挙げたりとか声を上げたりとかしなかったんですけど、気づいたら両隣の人も手を挙げてたり、自然と揺れてたり、
なんか本当全員優勝できたのかなっていう気持ちでライブを楽しむことができました。優勝できましたね。
最初は不安だったんですけど、本当にこうやってね、ライブっていうものを楽しむことができてよかったです。
本当に私にとっては全部初めての経験だったし、 ライブに行くっていうこと自体もそうなんですけど、
なんか初めてこう、心を開いて、というか音楽を楽しめたような感じがして、
殻を破った感じがしました。 火とかは向けましたね。
いい経験ができたかなと思います。 また行きたいです。
そしたら、次はね、ちょっと3列目より前に行きたいですね。
あの、熱気みたいなのをもっと感じに行きたいなと思います。 次はいい席になるように日頃の行いを良くしていきたいと思います。
ゴミ拾いとかすればいいですかね。
次はね、私がいい席を引けるように、 皆さんも応援していてください。