恋人がいるわけでもない。結婚の予定もない。子どももいない。でも明日は来る。
第1回は「自由なのに不安です」をテーマに、恋愛・家族・将来の“地図のなさ”について話しました。
【タイムスタンプ
冒頭フック
オープニング|番組紹介
自由なのに不安って何なんだろう?
標準ルートから外れると説明書が急に雑になる
30代半ばで「なんとかなる」が揺らぐ
自由が怖いんじゃなくて、地図がないのが怖い
だから「未定で結構」をやりたかった
この番組で話していきたいこと
締め|おたより募集
おたよりはこちら
→ https://forms.gle/YcwnK8PE3sJh2dUa9
番組の感想・更新情報
→ https://x.com/Wolf_Tofutei
東風亭ウルフのnote
その他リンク集
感想
まだ感想はありません。最初の1件を書きましょう!
サマリー
この番組は、恋愛、家族、将来について明確な答えがないまま、漠然とした不安を抱える人々に向けて、未定のままでも良いと語りかけるラジオです。パーソナリティの東風亭ウルフは、自由が増えた現代社会で、かえって安心感を得にくくなっている現状に触れ、人生の「地図のなさ」が不安の原因だと分析します。この番組を通じて、一人で抱えがちなモヤモヤを言葉にし、共有することで、少しでも安心感を見出せる場所を目指します。
オープニング|番組紹介
恋人がいるわけでもない。 結婚の予定もない。
子供もいない。 でも、明日は普通に来る。
この当たり前、たまにちょっと怖くならないですか? 別に、人生終わった!みたいな話がしたいわけじゃないんです。
普通に働いてるし、笑う日もあるし、ご飯も美味しい。 でも、夜、ふと静かになった時に、
あれ?この先のこと、そろそろちゃんと考えていかなあかんちゃう? って、急に現実が近づいてくる感じがする。
前より自由なはずなんですよ。 生き方も、働き方も、恋愛も、昔より選べる。
やのに、安心はあんまり増えてない。 今日は、その自由やのに安心できへん感じの話をしたいと思います。
ハオー! あなただけのゲイ友、豆腐手ウルフです。
この番組は、中途半端なままが苦手で、何でもかんでも白黒つけては、完璧を求めすぎて自分を追い込んできた僕が、
恋愛、家族、将来のまだ答えが出ていないことや、名前のつかないモヤモヤを、
皆さんからのお便りや反応と一緒に、未定のまま少しずつ言葉にしていくラジオ、未定で結構。
うまくまとまってなくて大丈夫。結論が出てなくても大丈夫。 未定のままで結構です。
自由なのに安心できない理由
というわけで、第1回です。始まりました。始まっちゃいました。 このタイトルを思いついた時、自分でもちょっと笑ったんですよ。
未定で結構って。 何その受け入れてるんか開き直ってるんか微妙にわからへんようなタイトルって自分で思ったんですね。
でも同時に、今の僕には一番必要な言葉かもしれへんなぁというふうに思ったんです。 恋愛も家族も将来もちゃんと考えた方がいい気はする。
でもちゃんと考えようとすると固まる。 だから一旦見えひんふりをする。
でも夜になるとまた気になる。 最悪なんですけど、多分これ僕だけじゃないと思うんですよね。
この番組は答えを出す番組というより、答えが出る前の気持ちをちゃんと置いていく番組にしたいと思っています。
で、今日のテーマは自由なのに不安です。
これ最近の僕の気分をかなり正確に表している言葉なんですよね。 自由ではあるんです。少なくとも昔よりは。
生き方も働き方も恋愛も人間関係も前よりは選べる。
でも選べることと安心できることって全然別なんですよ。 前は自由になれば楽になると思ってたんです。
でも実際は自由って思ってたより親切じゃない。
なんていうの? 自由って人生が急にセルフレジカする感じに近いんですよね。
自分で選ぶ。自分で進める。自分で袋に詰める。
ほんで、エラーが出たときはちょっと急に心細い。
いや、店員さん呼びたいなって思うんですけど、人生にはだいたい店員さん常駐してないんですよ。そこがつらい。
選べるのはありがたい。でも選んだ後に、これで良かったのかな?って思う場面も増える。
どこで暮らすか。一人で生きる前提でお金をどう考えるのか。
親との距離はどうするのか。恋愛をどこまで自分の人生に取り入れるのか。
自由って気楽なことでもあるねんけど、自分で決める場面が増えることでもあるんやなと思います。
多分、人が安心しやすいのって正解があるときというより、お手本が多いときなんですよね。
就職をして、結婚をして、家を買って、子供がおって、みたいな。
もちろん、それが唯一の正解だと言いたいわけじゃないです。
そのルートにおる人たちだって普通にしんどいと思う。
でも、社会ってそのルートの説明は割と多いんですよ。
前例もある。相談もしやすい。周りの人たちもイメージしやすい。
で、そこから少し外れると急に雑になる。急にここから先は各自で工夫してください、みたいな風になる。
いや、文化祭の出し物じゃないんですけど、っていう。
ゲイとして生きてると、それを感じる瞬間がやっぱり少し多い気がします。
好きな人ができたとして、その先どういう関係が自分に合うのか。
親に言うのか、言わへんのか。このまま一人で生きる可能性をどこまで現実として考えるのか。
友達は家族の代わりになれるのか。老後って何歳から考え始めれば遅くないのか。
誰かが、「はい、これが正解です。」とは言うてくれへん。
だから毎回自分で考えて自分で決めることになる。
悪いことじゃないんです。でも楽でもない。
そこがね、地味に効くんですよね。
「なんとかなる」が揺らぐ年齢と不安の本質
若い頃って勢いで押せたんですよ。
まあ、なんとかなるっしょ!で。
で、実際なんとかなったこともある。
若さって雑な見積もりでも通してくる謎の突破力があるじゃないですか。
でも30代も半ばになるとそのなんとかの中身が気になってくる。
なんとかって何?何を準備したいの?誰が助けてくれんの?
僕?僕がなんとかするんか?みたいな。
この年齢ってまだ若いとも言えるし、
いや、もうそろそろ具体で考えようとも言える一番コメントに困る時期じゃないですか。
若者ぶるには少し生活感が滲み出すぎてるし、
択感するにはまだ全然ジタバタしてる。
人生の中間管理職みたいな時期なんですよね。
で、この辺から未来が急に遠い話じゃなくなる。
住まい、お金、健康、親のこと、一人で生きる可能性、
誰かと生きたい気持ち、孤独。
今すぐ全部どうにかなる話じゃない。
でも、もうそのうち考えようだけでも済まされへん。
この感じが静かに落ち着かないんですよね。
で、最近ようやくわかってきたんです。
僕は自由そのものが怖いわけじゃない。
自由はありがたい。
選ばれへんより選べる方がいいに決まってる。
でも、自由ってそれだけで安心の材料にはならない。
安心って多分、こういう生き方もあるとか、
こういう人もいるとか、
迷った時はここで一回休めばいいとか、
そういう見通しが少しある時に出てくるものなんではないでしょうか。
逆に言うと、自由がしんどい時って、
どこに向かえばいいかわからへん時やんと思うんです。
だから僕は自由が怖かったんじゃなくって、
地図を持ってない感じが怖かったんやと思います。
どう進めばいいのかわからへん。
どこまで考えれば十分なのかわからへん。
自分みたいな人がどんな風に年を重ねていくのかもあんまり見えへん。
それがずっとうっすーら不安やったんですよね。
番組で話したいこととリスナーへの問いかけ
しかも厄介なのが、この不安ってそんなに派手じゃないんですよ。
今すぐ泣き崩れるほどでもない。
生活できへんほどでもない。
誰かに大丈夫?って言われるほどでもない。
だから余計に言いにくい。
でも不安がないわけでもない。
ずっと少しだけある。
これね、アラームみたいな不安じゃないんですよね。
どっちかというと通知みたいな感じなんですよ。
普段は気にしてない。
でも友達の結婚とか、親の老いとか、体調を崩した日とか、
そういうタイミングでピコンって出てくるんです。
あ、将来どうしよう。
あ、自分ここまだ考えてない。
で、通知閉じてもまた出てくる。
大事件じゃない。
でも既読無視しても定期的に来る。
この感じが多分しんどいんですよね。
この番組を始めた理由もそこにあります。
恋愛も家族も将来もすぐに答えが出る話じゃない。
でもなかったことにもできへん。
だったらせめてここでは未定のまま話していいことにしたい。
立派な意見じゃなくていい。
整理された答えじゃなくていい。
よくわからへんけどずっと引っかかってる。
それで十分。
僕は別に人生アドバイザーになりたいわけじゃないんですよ。
そんな光属性のMP、僕にはないし、
どっちかというと僕もこれどう考えればいいんですかねって言いながら生きてる側なんで。
でも話す意味はあると思っていて、
頭の中だけで考えてると不安って全部一塊になるんですよね。
ただなんかわからへんけど漠然と不安で終わる。
でも言葉にすると少し分かれる。
あ、僕が不安なんは一人で老後を迎えることかもしれへん。
とか、恋愛そのものより将来を一人で決めるのが怖いんかもしれへん。
とか、こうやって少し分かれると全部は解決せへんくても
どこが気になってるのかぐらいは見えてくる。
で、それが見えてくると今度は前より向き合いやすくなる。
誰かの言葉を聞いて僕だけじゃないんやって思えるだけでもちょっと楽になる。
この番組はそういうふうに一人で抱えていたものを
少しだけ一人だけのものじゃなくする場所にしたいと思っています。
この番組ではこれから例えば恋人がいない前提で将来を考えるのは悲観なのか。
とか、親にカミングアウトをした後に残ったものの話だとか。
友達は家族の代わりになれるのか。
とか、一人で生きる前提のお金や住まいってどういうふうに考えればいいのか。
とか、自由に生きてていいねとかって言われるたびに少しだけ困るのはなぜなのか。
そういうちゃんと大事なのについ後回しにされがちな話をしていきたいなと思っています。
で、この番組はゲイの番組ではあるんですけど
ゲイやクヤの人だけ聞いてくださいみたいな閉じ方もあんまりしたくないんですね。
もちろん当事者の方には深く刺さってほしい。
でも同時に当事者じゃなくても結婚しててもしてなくても
子供がいてもいなくても仕事しててもしてなくても
若くてももう若くないなと思ってても
自分もちゃんと生きたいのにちゃんとの形がわからへんって感じてる人は
ぜひ届いてほしいと思っています。
たぶんそこはいろんな属性が違ったとしても
みんなそれぞれ重なるところがあると思うからです。
というわけで第1回は自由なのに不安ですというテーマでお話ししてみました。
自由って悪いものじゃない。
ありがたいものでもある。
でも自由ってそれだけで人を安心させてくれるものではない。
安心ってたぶん選択肢の多さだけじゃなくて
話せることとか想像できることとか
自分だけじゃないと思えることから
少しずつできていくんやろうなというふうに思います。
なので今日は最後に皆さんに一つだけ聞かせてください。
あなたは恋人がいない前提で将来を考えることを悲観だと思いますか?
それとも準備やと思いますか?
あるいはまだ自分でもよくわからないですか?
Spotifyのコメントでも投票でもフォームでもDMでも何でも大丈夫です。
長文じゃなくて大丈夫。一言で大丈夫です。
むしろこの番組っぽいのはきれいにまとまった答えよりも
わからんけどなんかわかるみたいな声かもしれません。
そして少しでもこれもうちょっと聞いてみたいなと思ってもらえたら
フォローしておいてもらえると嬉しいです。
この番組は未定のままでも生きている人の話を
これから少しずつ集めていきたいと思っています。
次回は恋人がいない前提で将来を考えるのは悲観ですか?
という話をする予定です。
未定のままでも考えることができる。
ちゃんと決まってなくても人生は進む。
だったらせめてその途中の声を置いていけたらいい。
その続きをまた次回。
今回のお相手はあなただけの芸人も東風手ウルフでした。
さいちぇーん!
15:14
コメント
スクロール