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2024-10-20 10:00

#みんラジ 39 肝臓の話、数値の意味

肝臓って分かります?

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今回は、肝臓についての話をしていこうと思います。
よく、検診とかで、肝臓の数値がひっかかっていますという話は聞いたことあると思いますし、
それに当てはまる方もいらっしゃるんじゃないかなと思います。
肝臓の数値が悪くても別になんともないじゃないですか。
それでなんでひっかかるのかなって皆さん思うと思うので、ちょっとその辺の話をします。
まず、肝臓、そもそも何してるかって言ったら、すごいいろんな役割があって、
一つは、有名なのは毒素を下毒する、毒素を分解して体の無害なものに変えてくれるっていうところが、
一つ肝臓の働きとして有名なところです。
お酒飲んでアルコールが体の中に入ってきたのを分解してくれるのとかも肝臓らしいです。
肝臓で色々とそういう毒素を分解してくれるっていうのが一つ。
あとは、もう一つ大切な働きとしては、
栄養を蓄える働きがあって、脂肪肝って言うじゃないですか。
あれ結局なんで起こってるかって言ったら、
肝臓って栄養を蓄える機能があるせいで、そこに栄養が集まりすぎちゃって脂肪が溜まるのかなと僕は思ってるんですけど、
栄養ってずっと必要なんですよ。
生きるために必要なので、寝てる間も栄養がないと体ってちゃんと働かなくって、
なんなら栄養がなくなったら死んでしまうので、
なのでずっと栄養って体の中に一定量回り続けてる必要があって、
だからご飯食べた時だけ栄養が入ってきて、
時間が経ったら栄養なくなります。
じゃあ困るわけですよ。
なので保存しておくところが必要で、食べた栄養をね。
なのでそれが肝臓がその役割を果たしてて、栄養を保存しといてくれる。
一旦溜めといて、必要になったらそこからちょっとずつ栄養を出し続けてくれるから、
体の中の栄養バランスがずっと一定で保たれるようになってるっていうのがもう一つ肝臓の働きです。
あとはですね、血を止める成分も一部肝臓で作られてるので、
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別に普通に生きてて肝臓が普通だったら気にすることなんて何もないんですけど、
ちょっと悪くなった時に血を止める成分が作られなくなっちゃうよっていうところもあったりします。
もう一回最初の一つ目に戻ると、下毒作用についてですね。
具体的に肝臓が悪くなったら今言った機能が失われるんですよ。
だから肝臓の下毒機能が失われちゃうし、肝臓の栄養を蓄える機能が失われちゃうし、
あとは血を止める成分ですね、ごめんなさい。
あとはですね、栄養を蓄える機能っていうのは、肝臓ってですね、腸で吸収した栄養が全部含まれているんですよ。
だから肝臓の栄養を蓄える機能が失われちゃうんですね。
もう一個、栄養を蓄える機能っていうのは、肝臓ってですね、腸で吸収した栄養が全部一旦肝臓に入るようになっていて、
血圧の話とか血管の話のところでちょっとしましたけれど、
基本的に血液っていうのは心臓から出て行って、いろんな核臓器に行ったのは、核臓器から心臓にまっすぐ帰ってくるっていうのが基本的な流れなんですけれど、
腸に行く栄養を吸収した血液っていうのは、一旦心臓から出てきて、そこの腸に血液が届いて、
そこの腸からの血液は心臓に直接帰るんじゃなくて、一旦肝臓に全部集まるようになってます。
なので一旦肝臓に集まって、肝臓から心臓に帰るっていう、ちょっと経由してるんですよ、肝臓をね。
なんでかって言ったら、結局栄養を蓄えるためにそこで一回吸収する必要があるから多分経由してると思うんですけど、
そこの経由する道があるので、結構ですね、肝臓って血液がいっぱい通ってくる場所なんですよね。
なので血液の通り道としても重要なんですけど、肝臓が悪くなってくると肝甲変って言いますよね、固くなるって言いますけど、
肝臓が固くなると血液が通れなくなってしまうんですよ。
だんだんいっぱい血液が流れてたところが通りが悪くなってしまって通れなくなるから、
だからどうなってくるかって言うと、肝臓を通らないで心臓に帰ろうとする血管がだんだんだんだん増えてくるんですね。
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だから普通の流れじゃないところがいっぱいできてくるんですよ。
そういう血管の流れができてくるから、血液の流れとしてはとりあえずなんとかなるんですけど、
血圧とかを保つためにはね、なんとかなるんですけど、
ただやっぱりそこで毒素が吸収されなくなっちゃう。
違う道を通っているから、肝臓通らなくなっちゃうから毒素が吸収されなくなったりとか、
あるいは違う道が悪いところにできると、結構な確率で食道のあたりとか胃のあたりとかを経由して出ていくんですけど、
その通り道がですね、結構大量出血に繋がってしまう場合があって、
血の流れが変なところにできちゃうので、そこから大量出血しちゃうと即死、命に関わるっていう風なことにもなるので、
血の通り道としてもすごい大切なんです。そこが固くなってしまうと変な通り道ができちゃうから、そうならないようにしておいてほしい。
っていうのが肝臓の働きですね。
あと、肝臓の数値どれぐらいだったらやばいですかっていう話をよくされます。
実際数値って正直なんぼだからダメですとかっていう感じじゃなくて、結局総合判断っていう言い方になっちゃいます。
肝臓がめちゃめちゃ悪くなったから肝臓の数値がどんどん上がるっていうものでも実はなくて、
肝臓の数値悪い、いわゆる肝臓の数値ってASTとかALT、別の言い方だとGOTとかGPTっていう表示になってたりもしますけど、
そこで大体検診には引っかかるんですけど、それって肝臓の機能を反映してないんですよ。
いろんな別の理由でも上がったりするので、そこだけじゃ肝臓の機能って本当はわからなくて、あくまで入り口にしか過ぎないんです。
一応目安として言っておくと、2桁ぐらいだったらまあまあ多分大丈夫かなっていう感じ。
それが3桁になってくると、これちょっとこのままほっといたら肝臓どんどん悪くなって肝交変になってくるよねっていうことで治療した方がいいっていう感覚で
私はいますけど、実際それがどれくらい大丈夫かって言われると、その数値だけじゃないのでわかんないっていうところ。
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あとは肝臓って一回悪くなったらそこから生活習慣めちゃめちゃ改善しても治りませんので、肝移植するしかないんだけど、肝移植なんてそんな簡単にできるもんじゃないので、
なので基本的に肝臓悪くなったら良くならないものと思った方がいいです。
大切なこととしては、いかに肝臓をそういう肝交変に持っていかないかっていうことがめちゃめちゃ大切なので、
何本までだったら大丈夫ですかとかっていうことはちょっとギリギリ攻めてるのでね、悪くなっても仕方ないですよっていう感じになるので、
私のお勧めとしてはできる限り最善を尽くすのがいいと思います。
ということで今日はありがとうございました。
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