2021年にライターのショーン・モナハンが、「Vibe Shift」と題した論考において、ポップカルチャーにおいて「バイブス(vibes)」が重要に概念になりつつあるという考えを展開しました。それから4年が経過し、現代社会においては、ポップカルチャーの文脈をはるかに超えて、文化全般、政治や経済に至るまで、事実よりも感情や雰囲気などのバイブスが重視されるようになりつつあります。
権威やメディアが中心となっているトレンドと異なり、バイブスは良くも悪くもボトムアップ的、予測不可能でノスタルジーや気まぐれに左右されやすいという特徴があります。また、バイブスは、AIやアルゴリズムが私たちを見るように、私たちが自分自身を見る方法のことでもあり「アルゴリズムの言語化」とも表現されます。
2024年のブラットサマーや、MIU MIUがバイブスをどうブランドに取り込んでいったのかについても触れつつ、バイブスがどう重要な役割を果たすようになったかについてLobsterrの二人が話しています。
参考記事
https://www.8ball.report/p/vibe-shift
https://www.voguebusiness.com/story/fashion/micro-trends-are-dead-long-live-the-vibe
23:52
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