「Feeling of Awe(畏敬の念)」を抱くことが心身のウェルビーイングにポジティブな影響を与えることが、色々な研究からわかっています。カリフォルニア大学バークレー校のGreater Good Science Centerの共同設立者である心理学教授ダシャー・ケルトナーは、畏敬の念は「脳を研ぎ澄ます」と語っています。畏敬の念を経験することが慢性炎症のマーカーの減少やうつ病のリスク要因である反芻思考の減少につながることがわかったり、畏敬の念を持つことで時間の認識を広がり、焦りを感じにくくなる可能性も示唆されています。
畏敬の念と聞くと、グランドキャニオンなどの大自然を想像する人も多いかもしれませんが、日常生活で身近な人の親切心に触れたときや新しい音楽を聞いたときにも経験しているとのこと。他にも「The Overview Effect(概観効果)」「Small Self Effect(「小さな自分」効果)」など類似する概念に触れながら、この神秘めいた概念について話しました。
Oh wow! How getting more awe can improve your life – and even make you a nicer person The Guardian
The ‘Small Self’ Effect The Atlantic
25:26
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