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夕焼けひとりきり始まりました。
パーソナリティ、ミッキーロンリーが進行させていただきます。
昭和を超えなく愛し、昭和二桁生まれの男がご案内します。
今日は、学校の思い出、私がお世話になった先生の中で
4年生、5年生、6年生と同じ担任の先生にお世話になりました。
昨年お亡くなりになったのですが、褒められたこと、叱られたこと、
本当に温かく優しい先生でした。
その中でも、特に私が忘れられない、叱られた記憶がございます。
このお話を今日はしたいと思います。
今でいう美術、図画工作の時間に、彫刻刀を使って石を削って、
友人の顔を彫るという課題がございました。
和やかに工作室で、私とペアを組んだ友人、本当に仲の良い友達だったんです。
その後、彼とは高校まで同じ学校になるのですが、楽しくやっていたのですが、
私もちょっぴりやんちゃでしたので、冗談まじりに先生に、
その友人がちょっとふっくらしていたんですね。
で、面白く、先生、この材料の石を横形に使ってもいいですかって、
冗談まじりに言ったら、急に先生の様子が変わってしまったんです。
私も一瞬何が起こったか分からなくなったんですが、先生が涙目でわなわな震えて、
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俺は人のことを努力しても治らない体のこと、そういったことをバカにする奴は許さん、
涙目で震えているんですね、私に向かって。
初めてその時、今では考えられませんが、本当に優しい先生だったんですが、一度だけ頬を叩かれました。
私も先生と一緒に涙がポロポロ出たのを覚えています。
この時に先生が温かく教えていただいたこと、
自分がされて嫌なことは人にしない、相手の立場になって物事を考える、
この二つの大事なことは今でも不十分かもしれませんが、守り続けているつもりです。
昨今、時折いじめのお話、世の中でも弱い人が我慢していても、
強い人からどうしてもいじめられてしまう。
でも強い人だって弱い人になるかもしれないし、立場が逆になることもあると思うのです。
自分がその立場になって平気でいられる人なんていないのかな、なんて考えています。
私も非常に小さな存在の人間なのですが、世の中、社会が、みんなが相手の立場になって思いやりを持って接して、
自分がされては嫌なことはしない、そういう人が増えたなら少しは良い社会になるかもしれません。
何度も重ねて話してしまうのですが、自分もまだまだ不十分です。
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でもこういうことを知って行動されている方はたくさんいると思います。
自分も一緒にそういう正義を信じて生きていきたいと思います。
今日は私の小学生の恩師のお話、一度だけ叩かれた、本当に温かく優しい方が本気で起こってくれたこと、今でもとても感謝しています。
手前見そうなお話になりましたが、ここまでお聞きになってくださいまして、本当にありがとうございます。
今日はこのあたりで話を終わりたいと思います。
ご視聴ありがとうございました。
次回の番組をお楽しみに。