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夕焼けひとりきり、始まりました。
パーソナリティ、ミッキーロンリーがご案内します。
昭和レトロを超えなく愛し、昭和二桁生まれの男が進行させていただきます。
どうぞお付き合いください。
今日は、昭和レトロのお話。
私の小学生・中学生時分、毎週テレビではプロレスが放映されて、
ジャイアントワーバーさん、アントニオ・イノキさん、
ブッチャーさん、タイガー・ジェットシーンさん、
個性的なレスラーが人気を博しておりました。
今日は、そんな私の尊敬するあるプロレスラーのお話。
ティラー・カーンこと小澤正さんが、この12月29日にお亡くなりになられました。
ご自身が経営されている人情酒屋・居酒屋、
こちらでお仕事中に倒れられてお亡くなりになられました。
とっても悲しいニュースが飛び込んできました。
ティラー・カーンさんは、モンゴル防止にケガはそんな入れ立ちで登場して、
日本・アメリカで活躍して、悪役なんですけども、
いかつくごっつい顔してるんですけど、私も子供自分に
この人絶対本当はいい人だなぁ、なんて感じてました。
温かくて優しい顔してるんですよ。
いかに怖そうにしてても、なんかみんなのためにやってるって感じがするんですよね。
試合を盛り上げてるような。
私が見てる中でティラー・カーンさんが綺麗に勝った試合見たことないんです。
でも、いつもみんなが試合を見て喜んでるんです。楽しんでるんです。
なんか覚えてますね。
ティラー・カーンさんはスムーカイ出身で、ケガをされてからプロレスに入門して、
活躍されましたけども、有名なアンドレ・ザ・ジャイアントさんの
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足の骨を折ったことでも有名で、
少人ハルク・ホーガンさんとの試合、著名なレスラーとのタッグの試合、
本当人気を博しておりました。
でも、引退後は、僕は体を動かすことや仕事するの好きなんだよ、
って言って、居酒屋、海洋酒場、ちゃんこ鍋のお店など、
いろんなお店を経営されて携わってました。
コロナの状況下、やむなく閉店の時には、お客さんに涙流してお詫びしたそうです。
時には居酒屋で一人寂しく飲んでるお客さんがいると、
優しく声をかけて寄り添ってくれたり、
生前の尾崎豊さんがカーンさんの昭和のカレーライス大好きだったそうです。
フルーティーなゴトゴトしたカレーライス。
お客さんにおいしいんだよって言って勧めたそうなんですね。
奥さんは米国人で帰国中そうです。
人にわからない悲しみや苦労を背負ってたそうです。
そんな人生だったかもしれませんが、
人前ではニコニコして温かく優しく接していたのでしょうかね。
人柄が滲み出ています。
レスラー仲間もみんなキラカンさんのことが好きなようで、
お店にも多く訪れていたそうです。
そんな中での、ひとり寂しさが、
そんな中での秘宝、とっても残念です。
私は、ひとりのレスラーと言っても、
私の昭和時分の教室で、
後ろのほうで友人と技を掛け役をして、
モンゴリアンチョップとか言って、
キラカンさんの必殺技ですよね。
ひぇーって言って叫び声をあげて、
結構、友人の中でもキラカンさんはいつも登場していて、
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なんか忘れることのできない人なんです。
思い出深くて、心よりご冥福をお祈り申し上げます。
キラカンさんありがとうございました。
今日は昭和レトンのお話ということで、
あるプロレスラーの生涯という、
キラカンさんのお話をさせていただきました。
夕焼けひとりきり、
今日で今年最後の番組なのですけれども、
人情、今の時代、
人前で人情とか話をするのは恥ずかしくなるような、
空気感がありますけれども、
人にはこの人情によって、
みんなから自分を励ましてもらったり、
自分もみんなを励ましたいと、
そんなことを心の中で願っていて、
みんなもそんな気持ちをお持ちですかね。
忙しい空気感で、
ついつい人情なんて言うのもはばかれますけれども、
大事にしたいです。
今日はおみそかの中、
今年最後の夕焼けひとりきり、
聞いてくださいまして、本当にありがとうございます。
今年も残りわずかとなりました。
皆様にとっても、
良いお年をお迎えできますように、
次回の番組、お楽しみに。
