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夕焼けひとりきり、始まりました。昭和二桁生まれのパーソナリティー。ミッキーロンリーがご案内します。昭和レトロ。今は懐かしい思い出。明日の心配もせず駆け抜けた昭和の時代。どこか温かく優しい昭和の情景。心を揉むままにお話しできればと思っております。
どうぞお付き合いください。
今日は、昭和レトロのお話。
テーマは、昭和の恋人たち。
このタイトルは、語るには皆様のそれぞれの思い出。形が大きすぎて、私ミッキーが表現する中ではこと足りるものとなれるかどうかはわかりません。
ただ、自分の10代、20代の時、昭和の時代に重なる時に、人並みのデートも経験することができました。そんなエピソードをまず得て、私ミッキーが回想したいと思います。
どうぞお付き合いください。
皆さんは、それこそ、喫茶店でデート、公園で散歩、遊園地で遊具に乗ったり、ボートに乗ったり、映画館に観賞に出かけたり、コンサート見たり、
どれもきらめく輝くものとなって、心の中に大切な思い出があると思います。
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それを現在に叶えた人、胸の内にしまっている人、人それぞれかもしれませんね。
その時は昭和60年代、ある喫茶店の物語。駅前から商店街を抜けたあたりにあるお店。名前はホワイトムーン。
息づけに慣れた喫茶店の初めてのお店。恋人と言える素敵な彼女ができて、それは年上の彼女。楽譜を持っている。訪れたある日の情景。
マスター、こんにちは。
今日は二人で来たんだ。こんにちは。
彼女はお辞儀をして、ランチも頼むことになるけれども、ドリンクはアイスコーヒーにホイップをのせてウィンナースタイル。
彼女はストロベリーのフリングソーダだ。
オーダーを入れて、先に食事を頂く。
マスター自家製のカレーライスだ。とろけるお肉が美味しい。
今日は封じん漬けがある。甘辛く美味しい。
マスター、美味しい。
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彼女は鉄板のナポリタンスパゲティだ。下に熱々の鉄板の上に卵が半熟状態でひかれてある。
上下に控えめに巻きながら頬張っている。少々のタバスコとパルメザンをかけて。
僕はマスターに生卵をください。少し辛口だけれども、生卵を溶いて食べるのも好きなんだよね。
子供の時からの習慣だ。実家を少し思い出したな。
彼女はスパゲティを巻きながら食べて、にっこり微笑みあって。
そしてマスターがドリンクを持ってくる。グッドタイミング。
ずっとマスターは見てたんだろう。タイミングをね。
カウンターにはマスターの友達のジェシーがいる。
前、僕の後輩とネッシーと4人でドライブに行った中だ。
ジェシーは僕たちの状況を分かって見てみぬふりして。
その配慮がホワイトモールのマスターもジェシーも見てみぬふり。
優しさが感じられる。
あれ?目が合ったらマスターがウィンクしてるような。
かっこいいね、マスター。
僕はカップル。そんな状況を今、自分が主人公になっている。
これは子供の時に見た映画のワンシーンというか、
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自分が演じていることにご満足だ。
彼女とドリンクも飲み終わって、2人とも満足に。
マスター、クリームソーダ美味しかったです。
鉄板ナポリタンスパゲティ美味しかったです。
彼女はペコリとお辞儀をした。
僕はいつものように、ごちそうさま。
そんな風に言って、2人を辞儀してお店を出た。
話は変わります。
これはある昭和の時代、喫茶店ホワイトムーンを舞台にした
ある恋人たちの情景。そんな一つのシーンです。
皆さんも思い出の中にデートを楽しんだ記憶があって、
大事にしたい思い出だと思います。
そんな昭和の時代の恋人たち、思い出していただけましたか。
夕焼け一人きり、このあたりでお話を終わりたいと思います。
お付き合いしていただき、本当にありがとうございます。
次回の番組、お楽しみに。